JPS60241437A - 運搬台車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、特に患者を横臥状態に支持し゛Ｃ運搬する運
搬台車に関する。

〔発明の目的〕

本発明は、患者を運搬台車からベッドへ、移す際、或い
は逆にベッドから運搬台車に移す際に、運搬台車を容易
に移動できないように床面上に固定的に安定配置できる
ようにし、しかも、ベッドの高さに応じて運搬台車の上
部の支持台を上下に移動調節できるようにして、患者を
容易かつ安全に移すことができるようにすることを目的
とする。

〔構成〕

本発明は、前記目的を達成するために、特に、基体の上
部に、床面上に接地して車輪が床面から上方に離隔する
ように基体を上方に持上げ支持する支持位置と、床面か
ら上方に離隔して車輪の床面への接地を許容させる非支
持位置との間に移動可能な補助支持体を設けると共に、
その補助支持体には、これを前記支持位置と非支持位置
との間に移動させる第１作動体を関連させる一方、前記
支持台を基体に対して上下動可能に装置すると共に、そ
の支持台には、これを上下動させる第２作動体を関連さ
せたことを特徴とするものである。

〔実施例〕

以下に、本発明を具体化した一実施例を添付図面につい
て詳細に説明する。

第１図に於いて１で示される運搬台車の基体２の下部の
前後各部分には、それぞれ床面３上を転動する各一対の
小車輪４が垂面軸線の周りに回動可能に支持されると共
に、前後中間部には、前記前後小車輪４よりもやや外側
に配置されしかも直径が大なる大車輪５が垂直軸線の周
りに回動可能に支持され、それ等大小各車幅５．４によ
って運搬台車１け水平面内のあらゆる方向に移動するこ
とが可能である。

第１図乃至第３図及び第５区に於いてｉｉＪ記基体２の
下部の前後及び中間部左右には第６図に示されるような
構成の補助支持体６が設けられる。その各補助支持体６
は、前記床面３に接地してｌｉｔ！　ｉ己各車輪４．５
が床面３から上方に離隔するように基体２を上方に持上
げ支持して運搬台車ｌを床面上に不動状態に固定配置す
る支持位置と、床面３から上方に離隔して前記各車輪４
．５の床面３への接地を許容させる非支持位置との間に
移動可能とされる。

そこで。その各補助支持体６の構成について特に第６図
を参照して説明すると、前記基体２の下部に筒状の案内
筒７が固着され、その案内筒７の下面にキャンプ８が螺
合固定される。９は前記案内筒７の内面とキャップ８の
案内孔８ＡとＫよって上下に移動可能に支持された支持
柱で、その下端部には滑り止め用の輪ゴム１０を有する
脚１１が固着され、その上端のつば１２とキャップ８の
内面との間に配置されたコイルばね１３の作用によって
常には上方に付勢される。１４は上端部が前記案内筒７
に回動可能に支持された一対のストッパ一部材で、その
下側には左右方向に突出する上昇ストッパー１５と下降
ストッパー１６とが設けられる。、１７は一対の回動片
で、その上端部が前記上昇、下降者ストッパー１５．１
６の間に於いてストッパ一部材１４に枢着され、かつ下
端部が前記支持柱９に枢着される。１８け略コ字状の連
結片で、その各開放端部が前記各回動片１７の上端部の
枢軸に連結される。

それ等４個の補助支持体６は同時に上昇及び下降するよ
うに連結されると共に、足によって操作されるよう釦な
っている。即ち、第５図に示されるようＫ、前後の補助
支持体６の各連結片１８が前後方向に長い連結棒１９に
よって連結されると共に、中間部左右の補助支持体６の
各連結片１８が左右方向に長い連結棒２０によって連結
され、その連結棒１９と連結棒２０とはそれ等の中間部
で十字架状に固定連結される。２１は足で操作可能な下
降用操作部材で、前記基体２に垂下固定された左右一対
の垂下片２２に回動可能に架設された回動軸２３の一端
に固定連結される。２４は足で操作可能な上昇用操作部
材で、前記回動軸２３の他端側に於いて他方の前記垂下
片２２に回動可能に支持される。その上昇用操作部材２
４け前記回動軸２３の他端に固定された突片２５の開放
端部に回動可能罠連結される。又、前記下降用操作部材
２１の開放端部は一方の前記垂下片２２に回動可能に枢
支された中間回動片２６に中間連結片２７を介して可動
連結され、更に、前記中間回動片２６の下部開放端部と
前記連結棒１９とは連結片２８によって可動連結される
。以上によって第１作動体Ａが構成される。

次に、前記基体２の上部に設けられる支持台に関して説
明すると、図中２９．３０は基体２の前後中間部の左右
と後側部の左右とに起立固定された各一対の起立片であ
る。３１．３２は各左右−ぐ１の１１字状の支持レバー
で、それぞれその中間部が前記起立片２９．３０に回動
可能に支持され、その左側同志及び右側同志の各一対の
ものの下端部が連結棒３３によって可動連結される。又
、前側の一対の支持レバー３１は連結軸３４によって一
体的に回動可能に連結さバる。

図中３５は人体３６を横臥状態に支持可能な前後に長い
支持台で、その下面には前記各支持レバー３１．３２の
上端部に可動連結される前後各１対宛の垂下連結片３７
．３８が設けられ、父、−囲には全周にわだ、）てパイ
プ３９が水平に固定される。前記パーイブ３９の左右直
線部分には夫々合計６個宛のストノパ−ビ／４０が左右
に貫通突出状態に固定さね、又、その前側及び後側の各
２個のストノバ−ビ／４０の間のパイプ３９上には規制
片４１がそれぞれ固定され、更に、後側端部のストノパ
−ビ／４０の後方のパイプ３９上に欠保持片４２が固定
される。

図中４３は前記パイプ３９の左右直線部分に起伏回動可
能に装置される前後に長い補助台で、略コ字状の枠棒４
４と、芯板４５と、その芯板４５を覆う布等の覆い部材
４６とによって構成される、７前記枠棒４４の開放端部
には、前記パイプ３９に対して回動可能及びパイプ３９
に沿ってスライド可能に嵌合する嵌合片４７が固定され
、その各嵌合片４７には、それぞれ最端部のストノパー
ピ／４０に歌合して補助台４３を起立位１凌に保持する
嵌合溝４７Ａと、前記ストノバービ７４０の外側突出部
下面に係合して補助台４３の起立位置から内側への回動
を阻止すると共に同ストノパービ／４０の内側突出部下
面に係合して補助台４３の略水平な倒伏位置から下方へ
の回動を阻止する係１１−８突片４７１３とが設けられ
る。又、前記前後各嵌合片４７の間に於いて補助台４３
には、４個のストッパーピン４０に対してそれぞれ前記
係止突片４７Ｂと全く同様に係合することによりこの係
止突片４７と協働して補助台４３を起立位置と倒伏位置
とに係止するための係止片４８が取付けられる。

４９は前記保持片４２と後方の前記嵌合片４７の間に於
いてパイプ３９に挿通支持されたコイル状の圧縮ばねで
、前記補助台４３を常には前方に付勢して前記嵌合片４
７の係止突片４７Ｂが前記規制片４１に当接する前方移
動位置に配置させる。

次に、前記支持台３５を上昇及び下降させるだめの第２
作動体１３について説明すると、図中５０は前記基体２
の前側左右中央部（て装置された油圧装置で、基体２に
枢支された操作部材５１の上下回動操作によって後端か
ら出入運動するピストン５２が設けられる。５３は一端
が前記基体２に枢着されかつ前記ピストン５２に連結さ
れた伝動し・バーである。５４は左右一対の作動レバー
で、それぞれその下端部が前記伝動し・・・−５３の下
端軸部に連結されかつ−Ｌ端部が前側の各支持レバー３
１の中間部に連結される。

本実施例は以上に説明した如く構成される。以下に作用
に一ついて説明する。

支持台３５上に患者を横臥状態に支持して運搬する場合
は、第１図及び第３図に示されるように車輪４．５のみ
を接地させると共に、左右の補助台４３を起立させてお
く。この状態で補助台４３のパイプ３９をつかんで運搬
台車１を押したり、引張ったりしてその運搬台車１を床
面３Ｆであらゆる方向に自由自在に移動させることがで
きる。

而して、患者を運搬台車１からベッドや診察台に移す場
合は、ベッド等のわきにその長手方向と平行に運搬台車
１を配置し、しかも、その支持台３５の左右−側部がベ
ッドの土面の上方に対応するように配置する。この際、
もし、も、支持台３５がベッドよりも低い場合には、操
作部材５１を下方に抑圧操作して油圧によりビストノ５
２を後方に突出させることにより、伝動レバー５３及び
作動レバー５４を介して前側の左右一対の支持レバー３
１が起立回動され、これと同時に連結棒３３を介して後
側の左右一対の支持レバー３２も同一量起立回動され、
これによって、支持台３５がＬ力に水平状態で上昇し、
前記ベッドのヒ面よりも上方に配置される。この上昇量
は前記操作部材５１の押バー加減で目で確めながら容易
に実施できる。

次に、下降用操作部材２１を第１図に示される状態から
第２図に示される状態に踏み込むことにより、回動軸２
３が第２図の時計方向に回動されて上昇用操作部材２４
が第１図の状態から第２図の状態に上昇配置さｔする一
方、中間回動片２６が第２図の反時計方向に回動されて
連結棒１９及び連結棒２０が一体的に前方に移動され、
これによって、４個の補助支持体６の各回動ｊニー　１
７及びストッパ一部材１４の連結部が一斉に…］方に移
動され、第２図及び第６１・Ｚ［に示さｔするように支
持ｕ９が一斉に下降してその脚ＩＩが床面３に接地し１
、し、かも基体２が少しく持上げられ、全部の市軸４．
５が第２図に示されるように床面３から１一方に離れる
。これによって運搬台車１が床面３−Ｆに安定配置され
る。

続いて、操作部材５１を前記と逆に上方に移動操作して
油圧によりピストン５２を前方に引込めることにより、
伝動レバー　５３及び作動レバー５４を介して前側の左
右一対の支持レバー３１を倒伏回動させると同時に連結
棒３３を介して後側の左右一対の支持レバー３２も同一
量倒伏回動させ、これによって、支持台３５を水子状態
に下降させ、その支持台３５の下面をベッドの一ヒ向に
当接させる。

次に、ベッド側に位置する補助台４３を片線ばね４９の
作用に抗して後方に移動させることにより、その前後の
各嵌合片４７の嵌合溝４７Ａをそれぞれストッパーピノ
４０から後方に離隔させてその保合保持作用を解除し、
而して、その補助台４３をベッド側に回動させてベノ］
のト＋ｉｉに水モ装置し、この状態で支持台３５−■−
に横臥された患者を補助台４３−トを経てベン１上に円
滑かつ容易に、しかも極めて安全に移すことができる。

患者を移し終えれば、補助台４３を前記と逆に起立回動
させることにより、その前後の各嵌合片４７の嵌合溝４
７Ａがストッパー　ピ／４０と対応した時、これ等が圧
縮ばね４９の作用によって自動的に嵌合し、補助台４３
を起立位置に保持することができる。

父、運搬台車ｌをベッドから離すには、上昇用操作部材
２４を第２図から第１図に丞される下方位置に踏み込む
ことにより、下降用操作部材２１が第１図に示されるよ
うに上方位置に上昇し、又、連結棒１９及び連結棒２０
が一体的に後方に移動され、これによって、４個の補助
支持体６の各回動片１７及びストッパ一部材１４の連結
部が一斉に死点を経て後方に移動しコイルばね１３の作
用によって各支持柱９が一斉に上昇してその各脚１１が
床面３から上方に離隔し、これによって、各車輪４．５
が第１図に示されるように床面３に接地する。これによ
って、運搬台車ｌを自由自在に移動させることができる
。

〔発明の効果〕

本発明は以上に詳述したように構成したものであるため
、患者を運搬台車からベッドへ移す際、或いは逆にベッ
ドかも運搬台車に移す際に、第１作動体によって運搬台
車をベッドに対する最も適当な位置に容易に移動できな
いように床面上に略固定的（安定配置させることができ
る。しかも、その際、第２作動体により、−＜ノドの高
さに１仁、じて運搬台車の支持台の高さを最も理想的な
ところに容易かつ迅速に調節することができ、これによ
って患者を運搬台車とベッドとの間で極めて容易かつ安
全に、しかも、迅速に移すことができる優れた効果を奏
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は車輪を床面上に接地させだ状態の運搬台車（つ
側面図、第２図は補助支持体によって車輪を床面から上
方に離隔させた状態の運搬台車の側面図、第３図は運搬
台車の正面図、第４図は支持台の−Ｆ面図、第５図は補
助支持体及びその連結機構の斜面図、第６図は一部を切
欠し７て示す補助支持体の拡大側面図である。 ｌ　運搬台車 ２　基　体 ３　床　面 ４、５　車　輪 ６　補助支持体 Ａ　第１作動体 Ｂ　第２作動体 特許出願人　６２．・・ 手続補正薔（方式） 昭和５９年８月２８日 １、事件の表示 昭和５９年特許願第９７８５３号 ２　発明の名称 運搬台車 ３　補正をする者 事件との関係：特許出願人 住所　名古屋市中用区辻畑町４８の１番地住所　名古屋
市中区千代田５丁目５番１５号住所　名古屋市千種区萱
場町２丁目１２番地昭和５９年７月３１日（発送日） ５、補正の対象 （１）願書 （２）明細書 （３）図面 ６、補正の内容 （１）願書を別紙の通り補正致します。 （２）明細書を別紙の通り浄書致します（内容に変更な
し）。 （３）図面を別紙の通り浄書致します（内容に変更なし
）。 以−Ｌ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　基体の上部に、人体を横臥状態に支持することが可
   能な支持台を設けると共に、前記基体の下部に、床面上
   を転動する複数の車輪を設けた運搬台に於いて、 前記基体の下部に、＠記法面−Ｆに接地して前記車輪が
   床面から上方に離隔するように基体を上方に持上は支持
   する支持位置と、床面から上方に離隔して前記車輪の床
   面への接地を許容させぬ非支持位置との間に移動可能な
   補助支持体を設けると共に、その補助支持体には、これ
   を前記支持位置と非支持位置との間に移動させる第１作
   動体を関連させる一方、 前記支持台を基体に対して上下動可能に装置すると共に
   、その支持台には、これを上下動させる第２作動体を関
   連させたことを特徴とする運搬ム車。 ２　前記第１作動体及び第２作動体には、それぞれこれ
   等を手若しくは足によって作動可能な操作部材を設けた
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項の記載の運搬台
   車。 ３　前記補助支持体を複数個設けて、その各補助支持体
   に前記第１作動体を関連させたことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載の運搬台車３．４　前記第２作動
   体を油圧装置によって構成したことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項（で記載の運搬台車。