JPS6024120B2 - 新規なソマスタチン同族体 - Google Patents
新規なソマスタチン同族体Info
- Publication number
- JPS6024120B2 JPS6024120B2 JP51032499A JP3249976A JPS6024120B2 JP S6024120 B2 JPS6024120 B2 JP S6024120B2 JP 51032499 A JP51032499 A JP 51032499A JP 3249976 A JP3249976 A JP 3249976A JP S6024120 B2 JPS6024120 B2 JP S6024120B2
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- Japan
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- phe
- cys
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Description
本発明は新規なべプチド及びその製造方法に関し、さら
に詳しくは、生長ホルモン分泌抑制作用を有する新規な
ソマトスタチン同族体及びその合成法に関する。 ソマトスタチン(somaのstatin)は脳下垂体
視床下部抽出物中に発見されたポリベプチドで、下記式
で示される構造を有し、生長ホルモン及びグルカゴン等
の分泌を抑制する作用をもち、末端肥大症、糖尿病等の
治療に有効であることが知られている。 本発明者らは、上記式(0)のソマトスタチンの同族体
及び合成法につき種々研究を行なっている間に、11位
ぬフェニルァラニル基(Phe)をチロシル基(Tyr
)と入れ替えたポリベプチドも同様に優れた生長ホルモ
ン、グルカゴン及び胃酸の分泌抑制作用を有しており、
しかもラジオィムノアッセイ用の標識された抗原として
適していることを見し、出し、本発明に到達したのであ
る。 かくして、本発明によれば構造式〔式中、Yは水素原子
、アミノ保護基又はアシル基を表わし:Cysはシステ
ィニル基、L$はリジル基、Asnはアスパラギニル基
、Pheはフェニルアラニル基、Trpはトリプトフィ
ル基、Thてはスレオニル基、Tyrはチロシル基、S
er‘まセリル基をそれぞれ表わし;bは水素原子又は
S−保護基を表わし;pは水素原子又は側鎖N−保護基
を表わし;qは水素原子又はアルコール性水酸基の保護
基を表わし;rは水素原子又はフェノール性水酸基の保
護基を表わし;分子中の2個のC鱗基中のメルカプト基
は相互に結合してジスルフィド結合を形成していてもよ
く;Rは水素原子、樹脂支持体又はェステル結合を形成
する炭化水素基を表わす〕の新規べプチド化合物が提供
される。 上記式(1)において、「アミノ保護基」としては、ァ
ミノ基の保護基として通常使用されるものはいずれも使
用可能であり、例えばt−プチルオキシカルボニル基、
t−アシルオキシカルボニル基、p−メトキシベンジル
オキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基の如
きウレタン型の保護基;トリフェニルメチル基の如きト
リアリールメチル基;及びo−ニトロフェニルスルフェ
ニル基の如き置換ァリールスルフェニル基を挙げること
ができる。 また「アシル基」は有機酸の残基、特に有機力ルボン酸
残基ただし、Rは有機力 ルボン酸からカルボキシル基1個を除いた残員を表わし
、例えばアルキル、アルケニル等の脂肪族基、シクロア
ルキルの如き脂環式基、又はアリ−ル、ァラルキル、ア
ルキルアリール等の芳香族基が含まれ、これら基は例え
ばアミノ基、ハロゲン、等の置換基を有していてもよく
、或いは異種原子が介在していてもよい)を意味し、例
えば、アセチル、プロピオニル、ブチリル、ベンゾイル
等の通常の有機カルボン酸機基;或いはCIy−、8一
Na一、AIa一G1y−、GIy一AIa一またはこ
れらのN−アシル誘導体の基の如きアミノ基務基が包含
される。 また、「S−保護基」としては、第三級アルキル基、例
えばtーブチル基;及び瞳換又は未置換のペンジル基、
例えば、ベンジル基、p−メトキシベンジル基等を挙げ
ることができる。 また「側鎖N−保護基」としては、ウレタン型の保護基
が好適に使用され、例えばペンジルオキシカルボニル基
、oークロロベンジルオキシカルボニル基、ジィソプロ
ピルメチルオキシカルボニル基等を挙げることができ、
「アルコール性水酸基の保護基」としては、第三級アル
キル基、好適にはtーブチル基:置換又は禾置換のペン
ジル基、例えばペンジル基、pーニトロベンジル基等を
挙げることができ、さらに、「フェノール性水酸基の保
護基」としては、第三級アルキル基、好適にはt−ブチ
ル基;置換又は未置換のペンジル基、例えばペンジル基
、p−ニトロベンジル基;置換ペンジルオキシカルボニ
ル基、例えばoープロモベンジルオキシカルポニル基等
を挙げることができる。 さらに「樹脂支持体」は後述するように、固相合成法に
よって形成された樹脂結合ポリベプチドの分子を該樹脂
支持体から離脱せしめる際に、システインの末端カルボ
キシル基が−COO日の形で遊離し得るェステル形成性
の活性部位を有する樹脂であり、好適には式〔式中、D
はC比又はCQCOを表わし、■はスチレンージビニル
ベンゼン共重合体の主鎖を表わす〕で表わされるタイプ
のものである。 「ェステル結合を形成する保護基」としては、アルキル
基、例えばメチル、エチル、プロピル等;置換又は未置
換のアラールキル、例えばペンジル基、pーニトリロベ
ンジル基等を挙げることができる。 かくして、本発明により提供される好適な一群のポリベ
プチド化合物は、構造式Y′−Cys一Lys−ASn
−Phe−Phe−Trp−Lys−Thr−Tyて−
Tm一Ser−Cys−OH(1一1)〔式中、Y′は
水素原子又はアシル基を表わし;C$、L$、Asn、
Phe、Trp、Thr、Tyr、及びSerは前述の
意味を有し;分子中の2個のC$基中のメルカプト基は
相互に結合してジスルフイド結合を形成していてもよい
〕のポリベプチドである。 また、本発明により提供される他の好適な一群のポリベ
プチド化合物は、構造式〔式中、Y″はアミノ保護基又
はアシル基を表わし;Cys、Lys、Asn、Phe
、Trp、Thr、Tの及びSerは前記の意味を有し
;b″は置換又は未置換のペンジル基を表わし;p″は
ジイソプロピルメチルオキシカルボニル基又は置換又は
禾置換のペンジルオキシカルボニル基を表わし;q″は
置換又は未置換のペンジル基を表わし;r′‘ま置換又
は未置換のペンジル基又は置換又は未置換のペンジルオ
キシかレボニル基を表わし;D及び■は前述の意味を有
する〕のポリベプチド化合物である。 上記式(1−2)の化合物は、例えば後述する方法によ
り、前記式(1一1)の化合物に変えることができる。 かくして前記式(1)、または式(1−1)もし〈は(
1−2)のポリベプチド化合物の代表例を示せば次の通
りである。H‐C侭一L災−Asn−Phe‐Phe−
Trp一Lys−Thr一Tの一Thr−Ser一Cy
s一OH(Des一〔Nal一GIy2〕一〔Tyrl
l〕−ソマトスタチン)日一GIy一CyS一L$−A
Sn一Phe一Phe一Trp一L$一Thr−−TM
−Thr−Seて一CyS一。 日(Des−〔Ndl〕一〔Tyr11〕ーソマトスタ
チン)H−Na−Cys−L$−Asn−Phe−Ph
e−T
に詳しくは、生長ホルモン分泌抑制作用を有する新規な
ソマトスタチン同族体及びその合成法に関する。 ソマトスタチン(somaのstatin)は脳下垂体
視床下部抽出物中に発見されたポリベプチドで、下記式
で示される構造を有し、生長ホルモン及びグルカゴン等
の分泌を抑制する作用をもち、末端肥大症、糖尿病等の
治療に有効であることが知られている。 本発明者らは、上記式(0)のソマトスタチンの同族体
及び合成法につき種々研究を行なっている間に、11位
ぬフェニルァラニル基(Phe)をチロシル基(Tyr
)と入れ替えたポリベプチドも同様に優れた生長ホルモ
ン、グルカゴン及び胃酸の分泌抑制作用を有しており、
しかもラジオィムノアッセイ用の標識された抗原として
適していることを見し、出し、本発明に到達したのであ
る。 かくして、本発明によれば構造式〔式中、Yは水素原子
、アミノ保護基又はアシル基を表わし:Cysはシステ
ィニル基、L$はリジル基、Asnはアスパラギニル基
、Pheはフェニルアラニル基、Trpはトリプトフィ
ル基、Thてはスレオニル基、Tyrはチロシル基、S
er‘まセリル基をそれぞれ表わし;bは水素原子又は
S−保護基を表わし;pは水素原子又は側鎖N−保護基
を表わし;qは水素原子又はアルコール性水酸基の保護
基を表わし;rは水素原子又はフェノール性水酸基の保
護基を表わし;分子中の2個のC鱗基中のメルカプト基
は相互に結合してジスルフィド結合を形成していてもよ
く;Rは水素原子、樹脂支持体又はェステル結合を形成
する炭化水素基を表わす〕の新規べプチド化合物が提供
される。 上記式(1)において、「アミノ保護基」としては、ァ
ミノ基の保護基として通常使用されるものはいずれも使
用可能であり、例えばt−プチルオキシカルボニル基、
t−アシルオキシカルボニル基、p−メトキシベンジル
オキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基の如
きウレタン型の保護基;トリフェニルメチル基の如きト
リアリールメチル基;及びo−ニトロフェニルスルフェ
ニル基の如き置換ァリールスルフェニル基を挙げること
ができる。 また「アシル基」は有機酸の残基、特に有機力ルボン酸
残基ただし、Rは有機力 ルボン酸からカルボキシル基1個を除いた残員を表わし
、例えばアルキル、アルケニル等の脂肪族基、シクロア
ルキルの如き脂環式基、又はアリ−ル、ァラルキル、ア
ルキルアリール等の芳香族基が含まれ、これら基は例え
ばアミノ基、ハロゲン、等の置換基を有していてもよく
、或いは異種原子が介在していてもよい)を意味し、例
えば、アセチル、プロピオニル、ブチリル、ベンゾイル
等の通常の有機カルボン酸機基;或いはCIy−、8一
Na一、AIa一G1y−、GIy一AIa一またはこ
れらのN−アシル誘導体の基の如きアミノ基務基が包含
される。 また、「S−保護基」としては、第三級アルキル基、例
えばtーブチル基;及び瞳換又は未置換のペンジル基、
例えば、ベンジル基、p−メトキシベンジル基等を挙げ
ることができる。 また「側鎖N−保護基」としては、ウレタン型の保護基
が好適に使用され、例えばペンジルオキシカルボニル基
、oークロロベンジルオキシカルボニル基、ジィソプロ
ピルメチルオキシカルボニル基等を挙げることができ、
「アルコール性水酸基の保護基」としては、第三級アル
キル基、好適にはtーブチル基:置換又は禾置換のペン
ジル基、例えばペンジル基、pーニトロベンジル基等を
挙げることができ、さらに、「フェノール性水酸基の保
護基」としては、第三級アルキル基、好適にはt−ブチ
ル基;置換又は未置換のペンジル基、例えばペンジル基
、p−ニトロベンジル基;置換ペンジルオキシカルボニ
ル基、例えばoープロモベンジルオキシカルポニル基等
を挙げることができる。 さらに「樹脂支持体」は後述するように、固相合成法に
よって形成された樹脂結合ポリベプチドの分子を該樹脂
支持体から離脱せしめる際に、システインの末端カルボ
キシル基が−COO日の形で遊離し得るェステル形成性
の活性部位を有する樹脂であり、好適には式〔式中、D
はC比又はCQCOを表わし、■はスチレンージビニル
ベンゼン共重合体の主鎖を表わす〕で表わされるタイプ
のものである。 「ェステル結合を形成する保護基」としては、アルキル
基、例えばメチル、エチル、プロピル等;置換又は未置
換のアラールキル、例えばペンジル基、pーニトリロベ
ンジル基等を挙げることができる。 かくして、本発明により提供される好適な一群のポリベ
プチド化合物は、構造式Y′−Cys一Lys−ASn
−Phe−Phe−Trp−Lys−Thr−Tyて−
Tm一Ser−Cys−OH(1一1)〔式中、Y′は
水素原子又はアシル基を表わし;C$、L$、Asn、
Phe、Trp、Thr、Tyr、及びSerは前述の
意味を有し;分子中の2個のC$基中のメルカプト基は
相互に結合してジスルフイド結合を形成していてもよい
〕のポリベプチドである。 また、本発明により提供される他の好適な一群のポリベ
プチド化合物は、構造式〔式中、Y″はアミノ保護基又
はアシル基を表わし;Cys、Lys、Asn、Phe
、Trp、Thr、Tの及びSerは前記の意味を有し
;b″は置換又は未置換のペンジル基を表わし;p″は
ジイソプロピルメチルオキシカルボニル基又は置換又は
禾置換のペンジルオキシカルボニル基を表わし;q″は
置換又は未置換のペンジル基を表わし;r′‘ま置換又
は未置換のペンジル基又は置換又は未置換のペンジルオ
キシかレボニル基を表わし;D及び■は前述の意味を有
する〕のポリベプチド化合物である。 上記式(1−2)の化合物は、例えば後述する方法によ
り、前記式(1一1)の化合物に変えることができる。 かくして前記式(1)、または式(1−1)もし〈は(
1−2)のポリベプチド化合物の代表例を示せば次の通
りである。H‐C侭一L災−Asn−Phe‐Phe−
Trp一Lys−Thr一Tの一Thr−Ser一Cy
s一OH(Des一〔Nal一GIy2〕一〔Tyrl
l〕−ソマトスタチン)日一GIy一CyS一L$−A
Sn一Phe一Phe一Trp一L$一Thr−−TM
−Thr−Seて一CyS一。 日(Des−〔Ndl〕一〔Tyr11〕ーソマトスタ
チン)H−Na−Cys−L$−Asn−Phe−Ph
e−T
のトリプトフアン誘導体を結合せしめ、しかる後このO
R川をQと置換することにより合成するのが好ましい。 また式(刈)のべプチドフラグメントは式〔式中、p′
、q′、r、b′及びR′′′は前述の意味を有する〕
のべプチドフラグメントとN端を保護したトリプトフア
ンのC様活性体とを結合せしめ、しかる後N端保護基を
選択的に脱離することにより合成することが望ましい。 本発明によって提供される前記式(1−1)の新規なボ
リベプチド、特にジスルフィド結合を有するものは、下
記に述べるように優れた生物活性、免疫活性等を示し、
各種病気の予防、治療又は措置薬として、或いは診断薬
等として有用である。{11生物活性 ソマトスタチン及びその同族体は、GH(生長ホルモン
)放出を抑制するとともにTSH(甲状腺刺激ホルモン
)の放出も抑制する効果を有している。 しかしGH抑制効果には用量反応関係が成立せず、定性
的にしか判定できないのでTSH抑制活性を指標として
比活性を測定するのが一般的である。〔測定法〕 測定はBrazeau、P.、etal、Scjeme
.179、77(1973)及びBrazeau、P.
、et al、EndMrinolo鋤、94、184
(1974)に記載の方法に準じて行なう。 体重200〜220夕のウスター系ラットを−晩絶食さ
せたものを実験に用いる。 50皿gノ100タ体重の甲状腺刺激ホルモン放出ホル
モン(TRH)を0.1奴‘の生理食塩水に溶解した溶
液をウレタン麻酔した上訪うットの左の頚静脈に、ツベ
ルクリンシリンジを用いて静注する。 静注終了後、直ちに供試ポリベプチドを20ng/mi
n及び200ng/minの二つの割合で10分間連続
静脈注射を行ない、注入終了後遠かに採血し、血清中の
甲状腺刺激ホルモン(TSH)を二重抗体法によるラジ
オィムノアッセィにより測定する。 その結果、本発明のポリベプチドの比活性は、ソマトス
タチンを1とした場合、 〔TMII〕−ソマトスタチンは1.086であり、d
es〔AIal−GIy2〕一〔TMII〕−ソマトス
タチンは0.34であった。 また、前述の甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH
)に代えて、生長ホルモン(GH)の放出物質であるネ
ンブタールを用いて上記と同様の実験を行ない、ネンプ
タール2.5のo/100タ体重の投与による生長ホル
モン(GH)の放出の抑制効果を測定した結果、〔TM
II〕ーソマトスタチン及びdes〔AIa1一01〆
〕一〔Ty【11〕ーソマトスタチンの双方共その最少
有効量は4略/min以下で、これはソマトスタチンと
同様であることが認められた。 このように本発明により提供される前記式(1−1)の
ポリベプチドは、ソマトスタチンと同等乃至それ以上の
高い活性を示し、末端肥大症、巨人症などの疾患の治療
、更にはインシュリンとの併用による糖尿病の治療に有
用である。 このポリベブチドを治療に用いる場合、医薬上許容され
る通常の液体又は固体担体と混合して、好ましくは非経
口的に投与する。投与形態としては、本ポリベプチドを
凍結乾燥剤とし、その溶解液と別個にしておき、使用時
に溶液例えば注射溶液とすることが好ましい。用量は、
投与形態及び治療する人間又は動物の症状、必要性によ
り異なるが、通常体重lk9当り1〜300仏タ、好ま
しくは5〜30ムタの範囲である。活性持続型の投与形
態を用いることにより、長期に亘る継続的な治療も可能
であり、例えば体液に対して溶解度の低い塩の形態とす
るか、或いは放出を遅らせる保叢担体で処理して配合剤
とすることにより、目的を達することができる。 塩としては、特に亜鉛との塩が好ましい。■ 免疫活性
本発明の前記式(1一1)のポリベプチドのある種のも
のは、公知のソマトスタチンと同様に優れた免疫活性を
有し、ソマトスタチンの抗体と特異的且つ鋭敏に反応す
る標識抗原の調製用として極めて高い価値を有し、ラジ
オィムノアッセイ(RIA)の分野で利用することがで
きる。 すなわち、公知のソマトスタチンは、放射性ヨード化に
必要なチロシン又はヒスチジン残基をもたず、そのまま
ではRIAに利用することが不可能なため、従来はソマ
トスタチンのN端にチロシンを導入したり或は1−位の
アラニンをチロシンに置換したものを用いてRIAを行
なっていた。 しかしこれらの改変はソマトスタチン分子に非常に大き
な変化をもたらすものであり、その結果として免疫反応
の特異性が低下し、ひいては測定精度にも大きく影響す
ることが指摘できる。これに対し、本発明で提供される
〔Tyrll〕ーソマトスタチンは、ソマトスタチンの
11位のフェニルアラニンがチロシンで置換された構造
のもの、すなわちソマトスタチンの11位のフェニルア
ラニンのベンゼン環に水酸基が一箇加わっただけの極め
て小さい改変がなされたものであり、上述した悪影響は
全く無視できる。 しかも、本ポリベプチドは放射注ヨード化も容易である
等の利点がある。かくして、本発明に従えば、構造式 のポリベプチド(〔TMII〕ーソマトスタチン)を放
射性ヨードで標識することから成る構造式*〔式中、T
;yrは放射性ヨードで標識されたチロシン基を表わす
〕の標識されたポリベプチドの製造方法が提供される。 放射性ヨードでの標識はそれ自体公知の方法で行なうこ
とができ、例えばW、M.H側にr、F.C.Gree
nwooa、 Nature Vol.194、 p4
95(1962)に記載された方法に従って行なうこと
ができる。 例えば、上記式(Xm)のポリベプチドを水中に溶解せ
しめ、酸化剤例えばクロラミンTを加え、アルカリ金属
の放射性ョゥ化物の水溶液で処理することにより、上言
己式(XW)の標識されたポリベプチドが得られる。反
応は室温で速やかに進行し、通常2〜3秒で終了する。
使用し得るアルカリ金属の放射性ョウ化物としては、N
al濁1、KIる1、Na1311、K1311等が使
用される。実に実施例により本発明をさらに説明する。 実施例 1Des−〔AIa1一GIy2〕一〔TYI
I〕ーソマトスタチン‘a} クロルメチル樹脂(前記
式(m)においてX=CIのもの)〔CI含量1.34
肌Mol′夕〕3夕、N一8X−S−pーメトキシベン
ジルシステイン1.30夕、トリェチルアミン(Et3
N)0.5の【及びジメチルホルムアミド(DMF)3
0の‘を振濠式反応容器に入れ、35q0の定温にて4
加時間おだやかにふりまぜる。 反応後樹脂をDMF、エタノール(EtOH)「C比C
I2の順で洗浄する。樹脂に導入された保護システィン
の量は0.54mMol/夕であった。この樹脂を前述
の容器中で下記表1に示す一般操作に従って反応を進め
、保護アミノ酸を所定の順序に従い順次導入した。反応
中温度は23℃に保った。表1 *I Trp 導入後はェタンソチオールを1%含有さ
せる。 *2 Cys に対し2.5当量使用する。FFA=ト
リフルォロ酢酸DCC=ンソクロヘキシルカルボジイミ
ドAC20=無水酢酸 ただし、公nの導入に際しては活性ェステル(パラニト
ロフェニルェステル)法を用いたが、この場合の一般操
作は上記表1のNo.8以後を表ロのように変更したも
のである。 かくして保護ドデカベプチド樹脂(前記式(W)におい
てY=Bocのもの)6.12夕(収率67.5%)を
得た。 本化合物が生成したことの確認は以下の操作によった。
{bー 上記保護ドデカベプチド樹脂300の9、アニ
ソール0.3叫、ェタンジオ−ル0.1の【及び無水フ
ッ化水素7の‘の混合物を0℃にて60分かきまぜたの
ちHFを溜去し、残る樹脂をエーテルにて洗い、ついで
樹脂を2M酢酸20叫で抽出する。 抽出液を直ちに分子ふるい(Phanhacia社、S
ep舷dexG一25)の力ラム(1.8×95の)に
負荷して同じ溶媒で溶出し、OD280の仏の主ピーク
部分を分取し、凍結乾燥して粗べプチド35Mを得た。
この粗べプチド30の9を0.01M酢酸アンモニウム
(pH=7.4)300のとに溶かし、開放容器中で2
0℃に数日間放置して空気酸化する。 SH基の定量値が最初の5%以下になったら、反応液を
凍結乾燥し、銭澄を分子ふるい(Sep舷dexG−2
5)のカラム(1.8×115仇)に負荷して、0.2
M酢酸で溶出し、OD280の山の主ピーク部分を凍結
乾燥して、目的とする環状ドデカベプチド、Des−〔
AIa1一GI〆〕−〔Tyrll〕−ソマトスタチン
の純品136雌を得た。〔Q〕色4−43.30(C二
1、1%AcOH)アミノ酸分析(1%フェノール含有
州HC1、1100、2水r加水分解)(Phe土 ・‐00) 本品は高速液体クロマトグラフィー〔装置:日立63隻
型:担体:東洋ソーダ300にW(0.8×6比1):
溶媒:15%酢酸水溶液(90の【/hr);RT:2
0.8min〕により完全に単一であることが確認され
た。 実施例 2 〔Tyr,.〕−ソマトスタチン ‘a} 実施例1{a}で得た保護ドデカベプチド樹脂
1.0夕を振顔式反応容器中に入れ、前記表1に示した
一般操作に作って、別に合成した保護ジべプチド、B比
・山a・GIy・OHを一段階で導入した。 かくして保護テトラデカベプチド樹脂(前記式(肌)に
おいてY=B比・Na・01yのもの)1.1夕を得た
。本化合物が生成したことの確認は以下の操作によった
。【b} 上記保護テトラデカベプチド樹脂300の9
、アニソール0.3M、ェタンジオール0.1舵【及び
無水フツ化水素5の‘の混合物を、実施例1と全く同様
に反応処理して粗テトラデカベプチド61のoを得た。 この粗べプチドを実施例1‘bーと同様に空気酸化して
塚化せしめ、分子ふるい(SephadexG−25)
のゲル炉週で精製した。 この精製した〔Tyr11〕ソマトスタチンを更に分配
クロマトグラフィ‐で純化した。すなわち、n・BのH
−AcOH−日20(4:1:5)の下層を固定相とし
て分子ふるい(SephadexG−25)のカラム(
1.5×8比九)を平衡化し、ベプチド3物9を負荷し
たのち、上層を移動相として溶出する。OD280m〃
の主ピーク部分を凍結乾燥し目的とする純粋な〔Tの1
1〕ーソマトスタチン19の9を得た。 〔Q〕容一36.1(c=0.501%AcOH)アミ
ノ酸分析(1%フェノール含有州一日CI、1100、
24rs加水分解)(GIyF 1‐00) 本品は実施例1と同一条件の高速液体クロマトグラフィ
ー〔RT:18.5min〕により完全に単一であるこ
とが確認された。 実施例 3 〔Tyr11〕ーソマトスタチン10ムタを10仏〆の
0.1規定酢酸に溶解し、0.9Mのリン酸綾衡液25
ムクを加えてpHを7.4に調整する。
R川をQと置換することにより合成するのが好ましい。 また式(刈)のべプチドフラグメントは式〔式中、p′
、q′、r、b′及びR′′′は前述の意味を有する〕
のべプチドフラグメントとN端を保護したトリプトフア
ンのC様活性体とを結合せしめ、しかる後N端保護基を
選択的に脱離することにより合成することが望ましい。 本発明によって提供される前記式(1−1)の新規なボ
リベプチド、特にジスルフィド結合を有するものは、下
記に述べるように優れた生物活性、免疫活性等を示し、
各種病気の予防、治療又は措置薬として、或いは診断薬
等として有用である。{11生物活性 ソマトスタチン及びその同族体は、GH(生長ホルモン
)放出を抑制するとともにTSH(甲状腺刺激ホルモン
)の放出も抑制する効果を有している。 しかしGH抑制効果には用量反応関係が成立せず、定性
的にしか判定できないのでTSH抑制活性を指標として
比活性を測定するのが一般的である。〔測定法〕 測定はBrazeau、P.、etal、Scjeme
.179、77(1973)及びBrazeau、P.
、et al、EndMrinolo鋤、94、184
(1974)に記載の方法に準じて行なう。 体重200〜220夕のウスター系ラットを−晩絶食さ
せたものを実験に用いる。 50皿gノ100タ体重の甲状腺刺激ホルモン放出ホル
モン(TRH)を0.1奴‘の生理食塩水に溶解した溶
液をウレタン麻酔した上訪うットの左の頚静脈に、ツベ
ルクリンシリンジを用いて静注する。 静注終了後、直ちに供試ポリベプチドを20ng/mi
n及び200ng/minの二つの割合で10分間連続
静脈注射を行ない、注入終了後遠かに採血し、血清中の
甲状腺刺激ホルモン(TSH)を二重抗体法によるラジ
オィムノアッセィにより測定する。 その結果、本発明のポリベプチドの比活性は、ソマトス
タチンを1とした場合、 〔TMII〕−ソマトスタチンは1.086であり、d
es〔AIal−GIy2〕一〔TMII〕−ソマトス
タチンは0.34であった。 また、前述の甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH
)に代えて、生長ホルモン(GH)の放出物質であるネ
ンブタールを用いて上記と同様の実験を行ない、ネンプ
タール2.5のo/100タ体重の投与による生長ホル
モン(GH)の放出の抑制効果を測定した結果、〔TM
II〕ーソマトスタチン及びdes〔AIa1一01〆
〕一〔Ty【11〕ーソマトスタチンの双方共その最少
有効量は4略/min以下で、これはソマトスタチンと
同様であることが認められた。 このように本発明により提供される前記式(1−1)の
ポリベプチドは、ソマトスタチンと同等乃至それ以上の
高い活性を示し、末端肥大症、巨人症などの疾患の治療
、更にはインシュリンとの併用による糖尿病の治療に有
用である。 このポリベブチドを治療に用いる場合、医薬上許容され
る通常の液体又は固体担体と混合して、好ましくは非経
口的に投与する。投与形態としては、本ポリベプチドを
凍結乾燥剤とし、その溶解液と別個にしておき、使用時
に溶液例えば注射溶液とすることが好ましい。用量は、
投与形態及び治療する人間又は動物の症状、必要性によ
り異なるが、通常体重lk9当り1〜300仏タ、好ま
しくは5〜30ムタの範囲である。活性持続型の投与形
態を用いることにより、長期に亘る継続的な治療も可能
であり、例えば体液に対して溶解度の低い塩の形態とす
るか、或いは放出を遅らせる保叢担体で処理して配合剤
とすることにより、目的を達することができる。 塩としては、特に亜鉛との塩が好ましい。■ 免疫活性
本発明の前記式(1一1)のポリベプチドのある種のも
のは、公知のソマトスタチンと同様に優れた免疫活性を
有し、ソマトスタチンの抗体と特異的且つ鋭敏に反応す
る標識抗原の調製用として極めて高い価値を有し、ラジ
オィムノアッセイ(RIA)の分野で利用することがで
きる。 すなわち、公知のソマトスタチンは、放射性ヨード化に
必要なチロシン又はヒスチジン残基をもたず、そのまま
ではRIAに利用することが不可能なため、従来はソマ
トスタチンのN端にチロシンを導入したり或は1−位の
アラニンをチロシンに置換したものを用いてRIAを行
なっていた。 しかしこれらの改変はソマトスタチン分子に非常に大き
な変化をもたらすものであり、その結果として免疫反応
の特異性が低下し、ひいては測定精度にも大きく影響す
ることが指摘できる。これに対し、本発明で提供される
〔Tyrll〕ーソマトスタチンは、ソマトスタチンの
11位のフェニルアラニンがチロシンで置換された構造
のもの、すなわちソマトスタチンの11位のフェニルア
ラニンのベンゼン環に水酸基が一箇加わっただけの極め
て小さい改変がなされたものであり、上述した悪影響は
全く無視できる。 しかも、本ポリベプチドは放射注ヨード化も容易である
等の利点がある。かくして、本発明に従えば、構造式 のポリベプチド(〔TMII〕ーソマトスタチン)を放
射性ヨードで標識することから成る構造式*〔式中、T
;yrは放射性ヨードで標識されたチロシン基を表わす
〕の標識されたポリベプチドの製造方法が提供される。 放射性ヨードでの標識はそれ自体公知の方法で行なうこ
とができ、例えばW、M.H側にr、F.C.Gree
nwooa、 Nature Vol.194、 p4
95(1962)に記載された方法に従って行なうこと
ができる。 例えば、上記式(Xm)のポリベプチドを水中に溶解せ
しめ、酸化剤例えばクロラミンTを加え、アルカリ金属
の放射性ョゥ化物の水溶液で処理することにより、上言
己式(XW)の標識されたポリベプチドが得られる。反
応は室温で速やかに進行し、通常2〜3秒で終了する。
使用し得るアルカリ金属の放射性ョウ化物としては、N
al濁1、KIる1、Na1311、K1311等が使
用される。実に実施例により本発明をさらに説明する。 実施例 1Des−〔AIa1一GIy2〕一〔TYI
I〕ーソマトスタチン‘a} クロルメチル樹脂(前記
式(m)においてX=CIのもの)〔CI含量1.34
肌Mol′夕〕3夕、N一8X−S−pーメトキシベン
ジルシステイン1.30夕、トリェチルアミン(Et3
N)0.5の【及びジメチルホルムアミド(DMF)3
0の‘を振濠式反応容器に入れ、35q0の定温にて4
加時間おだやかにふりまぜる。 反応後樹脂をDMF、エタノール(EtOH)「C比C
I2の順で洗浄する。樹脂に導入された保護システィン
の量は0.54mMol/夕であった。この樹脂を前述
の容器中で下記表1に示す一般操作に従って反応を進め
、保護アミノ酸を所定の順序に従い順次導入した。反応
中温度は23℃に保った。表1 *I Trp 導入後はェタンソチオールを1%含有さ
せる。 *2 Cys に対し2.5当量使用する。FFA=ト
リフルォロ酢酸DCC=ンソクロヘキシルカルボジイミ
ドAC20=無水酢酸 ただし、公nの導入に際しては活性ェステル(パラニト
ロフェニルェステル)法を用いたが、この場合の一般操
作は上記表1のNo.8以後を表ロのように変更したも
のである。 かくして保護ドデカベプチド樹脂(前記式(W)におい
てY=Bocのもの)6.12夕(収率67.5%)を
得た。 本化合物が生成したことの確認は以下の操作によった。
{bー 上記保護ドデカベプチド樹脂300の9、アニ
ソール0.3叫、ェタンジオ−ル0.1の【及び無水フ
ッ化水素7の‘の混合物を0℃にて60分かきまぜたの
ちHFを溜去し、残る樹脂をエーテルにて洗い、ついで
樹脂を2M酢酸20叫で抽出する。 抽出液を直ちに分子ふるい(Phanhacia社、S
ep舷dexG一25)の力ラム(1.8×95の)に
負荷して同じ溶媒で溶出し、OD280の仏の主ピーク
部分を分取し、凍結乾燥して粗べプチド35Mを得た。
この粗べプチド30の9を0.01M酢酸アンモニウム
(pH=7.4)300のとに溶かし、開放容器中で2
0℃に数日間放置して空気酸化する。 SH基の定量値が最初の5%以下になったら、反応液を
凍結乾燥し、銭澄を分子ふるい(Sep舷dexG−2
5)のカラム(1.8×115仇)に負荷して、0.2
M酢酸で溶出し、OD280の山の主ピーク部分を凍結
乾燥して、目的とする環状ドデカベプチド、Des−〔
AIa1一GI〆〕−〔Tyrll〕−ソマトスタチン
の純品136雌を得た。〔Q〕色4−43.30(C二
1、1%AcOH)アミノ酸分析(1%フェノール含有
州HC1、1100、2水r加水分解)(Phe土 ・‐00) 本品は高速液体クロマトグラフィー〔装置:日立63隻
型:担体:東洋ソーダ300にW(0.8×6比1):
溶媒:15%酢酸水溶液(90の【/hr);RT:2
0.8min〕により完全に単一であることが確認され
た。 実施例 2 〔Tyr,.〕−ソマトスタチン ‘a} 実施例1{a}で得た保護ドデカベプチド樹脂
1.0夕を振顔式反応容器中に入れ、前記表1に示した
一般操作に作って、別に合成した保護ジべプチド、B比
・山a・GIy・OHを一段階で導入した。 かくして保護テトラデカベプチド樹脂(前記式(肌)に
おいてY=B比・Na・01yのもの)1.1夕を得た
。本化合物が生成したことの確認は以下の操作によった
。【b} 上記保護テトラデカベプチド樹脂300の9
、アニソール0.3M、ェタンジオール0.1舵【及び
無水フツ化水素5の‘の混合物を、実施例1と全く同様
に反応処理して粗テトラデカベプチド61のoを得た。 この粗べプチドを実施例1‘bーと同様に空気酸化して
塚化せしめ、分子ふるい(SephadexG−25)
のゲル炉週で精製した。 この精製した〔Tyr11〕ソマトスタチンを更に分配
クロマトグラフィ‐で純化した。すなわち、n・BのH
−AcOH−日20(4:1:5)の下層を固定相とし
て分子ふるい(SephadexG−25)のカラム(
1.5×8比九)を平衡化し、ベプチド3物9を負荷し
たのち、上層を移動相として溶出する。OD280m〃
の主ピーク部分を凍結乾燥し目的とする純粋な〔Tの1
1〕ーソマトスタチン19の9を得た。 〔Q〕容一36.1(c=0.501%AcOH)アミ
ノ酸分析(1%フェノール含有州一日CI、1100、
24rs加水分解)(GIyF 1‐00) 本品は実施例1と同一条件の高速液体クロマトグラフィ
ー〔RT:18.5min〕により完全に単一であるこ
とが確認された。 実施例 3 〔Tyr11〕ーソマトスタチン10ムタを10仏〆の
0.1規定酢酸に溶解し、0.9Mのリン酸綾衡液25
ムクを加えてpHを7.4に調整する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 構造式 Y′″−Cys−Lys−Asn−Phe−Phe−T
rp−Lys−Thr−Tyr−Thr−Ser−Ay
s−OH〔式中、Y′″は水素原子又はAla−Gly
−基を表わし、Cysはシステイニル基、Lysはリジ
ル基、Asnはアスパラギニル基、Pheはフエニルア
ラニル基、Trpはトリプトフイル基、Thrはスレオ
ニル基、Tyrは放射性ヨードで標識されていてもよい
チロシル基、Serはセリル基をそれぞれ表わし、分子
中の2個のCys基中のメルカプト基は相互に結合して
ジスルフイド結合を形成していてもよい〕のポリペプチ
ド化合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51032499A JPS6024120B2 (ja) | 1976-03-26 | 1976-03-26 | 新規なソマスタチン同族体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51032499A JPS6024120B2 (ja) | 1976-03-26 | 1976-03-26 | 新規なソマスタチン同族体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52116466A JPS52116466A (en) | 1977-09-29 |
JPS6024120B2 true JPS6024120B2 (ja) | 1985-06-11 |
Family
ID=12360675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51032499A Expired JPS6024120B2 (ja) | 1976-03-26 | 1976-03-26 | 新規なソマスタチン同族体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024120B2 (ja) |
-
1976
- 1976-03-26 JP JP51032499A patent/JPS6024120B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52116466A (en) | 1977-09-29 |
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