JPS60240908A - 液化ガスを用いた熱ごて - Google Patents

液化ガスを用いた熱ごて

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JPS60240908A
JPS60240908A JP59096150A JP9615084A JPS60240908A JP S60240908 A JPS60240908 A JP S60240908A JP 59096150 A JP59096150 A JP 59096150A JP 9615084 A JP9615084 A JP 9615084A JP S60240908 A JPS60240908 A JP S60240908A
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gas
combustion chamber
tip
combustion exhaust
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Masahiko Nakajima
正彦 中島
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Nakajima Dokosho Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K3/00Tools, devices, or special appurtenances for soldering, e.g. brazing, or unsoldering, not specially adapted for particular methods
    • B23K3/02Soldering irons; Bits
    • B23K3/021Flame-heated soldering irons
    • B23K3/023Flame-heated soldering irons using a liquid fuel

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gas Burners (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えばブタンガス等の液化ガスの燃焼熱によ
りこて先を加熱する熱ごてに係り、特にこて光温度を容
易に目視確認できる液化ガスを用いた熱ごてに関する。
〔従来技術〕
従来この種の熱ごてとしては、例えば実公昭39−33
40号等に示されているように炎で直接こて先を加熱す
る。いわゆるトーチランプ方式のもの、あるいは例えば
特公昭55−6033号。
特公昭55−29789号等に示されているように燃焼
触媒を用いガスを無炎で燃焼させる。いわゆる触媒方式
のものが一般に知られている。そして触媒を用いる後者
は、触媒を用いない前者に比較して必要とする高温を容
易に得ることができ、しかも安定したこて光温度が得ら
れる等種種の利点を有している。
ところで、触媒を用いた従来の熱ごては、燃焼室の周面
に多数の排気口と設けるとともに、この燃焼室内に燃焼
触媒を充填する構造になっているため、混合ガス中の空
気が不足し、また触媒との接触も不充分であるので完全
燃焼させ) ることかできないとともに、こて光温度も
安定しないという欠点がある。
〔発明の目的〕 本発明はかかる現況に鑑みなされたもので、混合ガスと
完全燃焼させてこて光温度を安定させることができると
ともに、特別な機器を用いることなく燃焼状態およびこ
て光温度を外部から確認することができる液化ガスを用
いた熱ごてを提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、燃焼排気を燃焼室先端側から排出させ燃焼触
媒と混合ガスとの接触を充分なものとして完全燃焼を図
り、かつ燃焼室外面に、燃焼触媒先端部の燃焼時の色を
確認する燃焼Wi認孔を設けて燃焼状態こて光温度?外
部から容易に確認できるようにしたことと特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下本発明の第1実施例を第1図ないし第19図を参照
して説明する。
第1図は液化ガスを用いた半田ごての一例に示すもので
、図において1けこて先である。このこて先10基端部
には燃焼室2が一体に設けられ、この燃焼室2の基端部
には、支持パイプ3′J−3よび連結ナツト4を介して
把手5の先端側が連結されている。
前記燃焼室2は、第2FAに示すようにこて先1の基端
に連続する先端閉塞の筒状をなしており、その内部には
ブタンガス等の液化ガスと空気との混合ガスを完全燃焼
させるための燃焼触媒6が配置され、燃焼室2に設けた
絞り部2aにより燃焼室2内に固定されている。この燃
焼室2にはまた、第1図ないし第3図に示すようにその
先端上面に燃焼触媒6の先端が見える状態で丸孔状の燃
焼排気ロアが、また基端に外7ラング部2bがそれぞれ
設けられ、外7ラング部心は、前記支持パイプ3の先端
に設けた内7ラング部3aに内側から係止されるように
なっている。
前記燃焼触媒6け、第3図および第4図に示すように円
柱材の内部に例えば13個の方形状貫通孔6aを設ける
とともに、周縁に例えば8個のU字状溝6bを設けた形
状となしており、軸方向に設けられたこれら雨空間5a
 、 (ibにより、燃焼室2の基端から前記燃焼排気
ロアに向かって直線的に連続する燃焼ガス流路が形成さ
れている。そしてこの燃焼ガス流路により、燃焼ガスの
燃焼室2内での流れが良好になり、燃焼室2内の圧力上
昇が有効に防止されるようになっている。この燃焼触媒
6と燃焼室2内周面との間には、第3図および第4図に
示すようにステンレス鋼等の耐蝕性金属板を筒状に屈曲
成形して形成される保護筒8が介装され、通常純銅で形
成される燃焼室2内面の銅金属が置換現象により燃焼触
媒6に付着して触媒反応が低下するのを防止している。
この保護筒8の前記燃焼排気ロアに対応する部分には切
欠きが設けられている。
また前記支持パイプ3け、第2図および第3図に示すよ
うに例えばステンレス鋼等の耐蝕性金属材料で形成され
ており、その基端部には前記連結ナツト4の抜は止めを
行なう外フランジ部3bが、また基端寄りの局面には複
数の長孔からなる空気口9が、さらに先端寄りの周面に
は着火口1oがそれぞれ設けられている。そしてこの着
火口10は、第5図に示すように周方向に等間隔で4何
段けられ、後に詳述する火口部材11の着火口11aと
ともに混合ガスに着火するための開口部を構成している
前記火口部材11は、第3図に示すように軸心部に基端
側の小径孔部12と先端側の大径孔部13とを有する筒
状に形成されており、前記大径孔部13の先端周面部に
は、第3図および第5図に示すように周方向に等間隔で
切欠き状の4個の着火口11aが設けられているととも
に、前記小径孔部12の基端部には、第2図に示すステ
ンレス鋼製の連結パイプ15の先端が螺装される雌ねじ
部11bがテーパ部14を介して連設されている。
なお前記着火口11aけ、図示のように切欠き状とせず
前記着火口10と同様礼状に形成してもよい。
また前記小径孔部12の内部には、第3図に示すように
先端を大径孔部13側に突出させた状態で火口ノズル1
6が圧入固定されている。この火口ノズル16は、第3
図、第5図および第6図に示すように円筒部16aと、
この円筒部16aの先端側の外周面に一体的に設けられ
た歯車状部16bとから構成されており、これら両部1
6a 、 16bの先端部分は、小径孔部12先端から
大径孔部13側に突出している。そして前記雌ねじ部1
1bに取付けた連結パイプ15を介して火口部材11ま
で送られてきた液化ガスと空気との混合ガスは、その一
部が円筒部16a内を通って噴射されるとともに、残部
が歯車状部16bから噴射されるようになっており、こ
れにより、安定したガス噴射が得られるようになってい
る。また前記小径孔部12の基端に設けられたテーパ部
14により、混合ガスの一部がよりスムースに歯車状部
16b側に流入するようになっている。さらに、前記火
口ノズル16の先端を大径孔部13m!lに突出させる
ことにより、第3図に鎖線Fで示すように着火による炎
をより大きな安定したものとすることができるようにな
っている。
前記連結パイプ15の基端部には、第2図に示すように
混合ガス生成部材17が螺装連結されており、この混合
ガス生成部材17内には、ノズル板18およびフィルタ
部材19等がそれぞれ組込まれている。前記ノズル板1
8は、50〜100μ、好ましくは80〜90μの真円
度の高いノズル孔を中心に有する円板状をなしており、
このノズル板18は、混合ガス生成部材17内に基端側
から螺入された筒状の押え部材20との間で挾持固定さ
れ、この押え部材加内には、例えば10μ程度の多孔質
の焼結合金等で形成されるフィルタ部材19が挿入され
て加絞め固定されている。また前記混合ガス生成部材1
70基端部には、第2図に示すように連結部材21が0
リング22を介して気密に螺装連結されており、この連
結部材Zおよび前記混合ガス生成部材170基端部分は
、第2図に示すように前記支持パイプ3の基端から突出
し、後に詳述する把手5内に組込まれている。
また前記混合ガス生成部材17のノズル板18出側位置
には、第2図に示すようにノズル板18から噴射される
液化ガスのエゼクタ作用により前記空気口9を介し外部
から空気を吸引して混合ガスを生成するための空気導入
孔nが穿設されている。
また前記支持パイプ3と火口部材11との間には、第2
図、第3図および第5図に示すように支持パイプ3の着
火口10および火口部材110着火口11aを介して火
口ノズル16からの混合ガスに着火した後これら雨着火
口10 、118を閉止する筒状のシャッタ部材24が
軸方向にスライド可能に組込まれており、このシャッタ
部材24は、第2図および第7図に示すように操作杆3
および操作釦26を介して把手5上で操作できるように
なっている。前記操作杆δは、第7図ないし第9図に示
すように先端がシャッタ部材24の基端にスポット溶接
等で連結された樋状の連結部25aとこの連結部25a
の基端部に一体的に設けられた操作釦26取付用の方形
板状の取付部25bとから形成され、連結部25aの基
端部分には、切起こしによりばね部25Cが設けられて
いる。
一方前記把手5は、第1図および第10図に示すように
前記操作釦26等の各種操作部材が組込まれた先端部材
Iと、透明または半透明の排出弁保持部材囚を介して前
記先端部材27の基端に連続するガスタンク29とから
全体として棒状に形成されており、ガスタンク29の基
端部には、液化ガスの注入弁別が取付けられている。そ
してガスタンク29内の液化ガス量は、前記排出弁保持
部材3を介して外部から目視可能となっている。
前記先端部材27は、第11図に示すように下半部材2
7aと上半部材27bとから二つ割状に構成されており
、前記排出弁保持部材28の前端部け、前記両部材27
a 、 27b間に廻り止めおよび抜は止めされた状態
で挾持固定されている。
すなわち、排出弁保持部材28は、第10図ないし第1
2図に示すように前記ガスタンク29の先端が螺装され
る雄ねじ部28aと、ガスタンク29と先端部材27と
の間に位置してガスタンク器内の(液化ガスの鼠を外部
から目視可能とする確認部28bと、段付状をなす外周
面の両側をカットした外面形状をなすナツト部28Cと
から構成されており、ナツト部28Cは、先端部材27
の各部材27a 、 27bの基端部にそれぞれ設けた
固定部31により上下から挾持され廻り止めおよび抜は
止めがなされている。そしてこの排出弁保持部材n内に
は、第1O図に示すように排出弁32が貫通固定され、
前記先端部材I内に組込んだ流量調節部材33およびス
プリング35によって基端側に常時押圧付勢される開閉
部材34により吐出ガス流量の制御および弁開閉制御が
なされるようになっている。
この排出弁32は、第13図に示すように前記排出弁保
持部材nのナツト部28CK Oリング36bを介して
螺装固定される筒状の弁ケース36を備えており、この
弁ケース36の基端部には、ポリスチレン、ポリ塩化ビ
ニル、ボリアリレート。
ポリメチルメタアクリレート、ポリエチレン。
ポリプロピレン等の連続気泡発砲体あるいはセルロース
繊維等で形成され前記ガスタンク29内に延在して液化
ガスを弁ケース36内に導びく微孔性ホース37が螺入
固定されている。また弁ケース36の先端側からは、第
13図に示すように先端に流量調節部材33を取付ける
ためのローレット加工部38aを有する流量可変部材3
8が螺進調節可能に螺入されており、この流量可変部材
38の基端部には、流量可変部材38との間が面接触に
よりシールされるとともに、弁ケース36との間が0リ
ング39によりスライド可能にシールされる筒状の押え
部材40が取付けられ、またこの押え部材40と弁ケー
ス36に設けた縮径部36aとの間には、円板状のガス
制限材41a 、 41bが介装されている。
前記ガス制限材41aは、例えば発泡密度の高い連続気
泡発泡ポリウレタン等比較的軟質で多数の微細通路を有
する材料で形成され、またガス制限材41bは、例えば
ポリプロピレン繊維。
アセチルセルロース繊維、あるいはポリアミド繊維等比
較的硬質で稍少なめの微細通路と有する材料で形成され
ている。そして前記微孔性ホース37を介して弁ケース
36内に導びかれた液化ガスは、これら両ガス制限材4
1a 、 41bを通過する間に気化するようになって
いる。また前記流量可変部材38を回動操作して押え部
材40による両ガス制限材41a 、 41bへの押王
力を調節することにより、主としてガス制限材41aが
押しつぶされてその気孔率が変化し、流量可変部材3B
の螺進操作量に比例して通過ガス量が制御されるように
なっている。
このように構成された流量可変部材38および押え部材
40の内部には、第13図に示すように先端を突出させ
た状態で基端閉塞の筒状をなす弁体42が軸方向にスラ
イド可能に組込まれており、この弁体42は、流量可変
部材38との間が0リング43によりシールされている
とともに、スプリング44により常時基端側に押圧付勢
されている。
そしてこの状態では、第13図に示すように弁体42の
基端部が押え部材40の内周面に接触していてその間が
シールされ、ガス制限材41a 、 41bからのガス
が弁体42に設けた連通孔42aを介して弁体42内に
供給されないようになっているとともに、スプリング4
4の付勢力に抗して弁体42を先端側にスライドさせる
ことにより、弁体42と押え部材40との接触が解除さ
れガス制限材41a。
41bからのガスが連通孔42aを介して弁体42内に
導びかれるようになっている。この弁体42の先端外面
には、第10図、第11図および第13図に示すように
開閉部材34の回動操作により弁体42を作動させるた
めのEリング45が装着され、またこの弁体42から吐
出されたガスは、可撓性チューブ46を介して前記連結
部材21に供給されるようになっている。
一方、流量可変部材38のローレット加工部38aに装
着された流量調節部材33は、第10図、第11図およ
び第14図に示すように概略円板状をなしており、その
周面に突設した操作片33aは、先端部材27の−L半
部材27bに穿設したガイド孔47内に挿入配置されて
いる。このガイド孔47は、第11図、第14図ないし
第16図に示すように周方向に所要長さで切欠かれ、前
記操作片33aは、このガイド孔47にそって例えば1
40度の範囲で回動操作できるようになっている。また
ガイド孔47の外面側には皿欠き部47aが形成され、
前記操作片33aの先端は、この皿欠き部47a内に位
置している。これにより、通常のこて使用時には邪魔に
ならず、不用意に流量調節部材33と操作してしまうこ
とが有効に防止され、しかも必要時には容易に流量調節
部材33を操作することができる。
また弁体42の先端部に装着された開閉部材34は、第
17図に示すように下部に概略V形状の切欠き34aを
有する略円板状に形成されており、その局面に突設しン
乞操作片34bは、先端部付方の上半部材27bに穿設
したガイド孔48に貫通配置されている。このガイド孔
4Bは、第11図、第15図ないし第17図に示すよう
に周方向に所要長さで切欠かれ、前記操作片34bは、
このガイド孔48にそって例えば100度の範囲で回動
操作できるようになっている。またガイド孔48の周方
向両端部位置には、第15図ないし第17図に示すよう
に軸方向に所要長さ切り込まれて操作片34bを係止す
る弁閉止用ポケット48aおよび弁開放用ポケット48
bがそれぞれ設けられている。そして、前記スプリング
35により押圧付勢される開閉部材34の操作片34b
は、回動両側において各ボケツ) 48a l 48b
にそれぞれ嵌入係止されるようになっている。
一方、この開閉部材34に対応する下半部材27a内部
位置には、第10図、第11図、第17図および第18
図に示すように開閉部材34の下端を軸方向基端側から
支持するスライドガイド片49が設けられ、開閉部材3
40回動操作に伴ないその下端部を軸方向に進退させる
ように構成されている。
すなわち、スライドガイド片49は、第17図および第
18図に示すように軸方向基端側に位置し軸線に対して
直角な全閉位置保持面49aと、軸方向先端側に位置し
軸線に対して直角な全開位置保持面49bと、これら両
保持面49a 、 49b間に位置し軸線に直角な面に
対して一定の傾きを有する傾斜面49Cとを備えており
、開閉部材34の下端部分は、第17図に示すように操
作片34bがガイド孔48の弁閉止用ボケッ) 43a
に係止されている際には全閉位置保持面49aに接触し
ている。そして操作片34bを弁開放用ポケッ)413
b側に回動させることにより、開閉部材34の下端部分
は傾斜面49C上を滑動して全開位置保持面49bに接
触するようになっている。なおこのスライドガイド片4
9は、下半部材27aとは別体としこれを下半部材27
a内面に固定するようにしてもよい。
しかして開閉部材34は、その回動操作により操作片3
4b位置を支点として下端側が軸方向に進退し、これに
よりFリング45を介し開閉部材34の軸心部分に連動
連結された弁体42も軸方向にスライドして弁の開閉が
なされる。
前記先端部材Iの両部材27a 、 27bにはまた、
第10図および第11図に示すように前記連結ナツト4
(第2図参照)が螺装される雄ねじ部50および膨出部
51がそれぞれ設けられ、下半部材27aの膨出部51
下端部は、第19図に示すように作業台(図示せず)上
に載置した際に安定するように平坦にカットされている
。また前記雄ねじ部50の軸心部には、第1O図、第1
1図、第15図、第18図および第19図に示すように
前記混合ガス生成部材17の基端部を上下から挾持する
円形部52および連結部材21を上下から挾持する六角
部53がそれぞれ設けられている。
また上半部材27bには、第10図、第11図、第15
図および第19図に示すように前記操作杆25の連結部
2saをスライドガイドするとともにばね部25Cが圧
接摺動するガイド溝54および軸方向に長軸を有し内部
を貫通する操作釦26のスライド範囲を規制するガイド
孔55がそれぞれ設けられている。また下半部材27a
には、第10図、第11図、第18図および第19図に
示すように操作杆すの取付部25bのスライドを両側か
らガイドする一対のガイド片56が設けられている。
次に作用について説明する。
使用に際しては、まず操作釦26をガイド孔55(の基
端位置までスライドさせ、これに連動するシャッタ部材
24を第3図に実線で示す位置まで移動させて雨着火口
10,118を開にする。この際、操作杆すのばね部2
5Cは上半部材27bのガイド溝54に常時圧接してい
るので、例えばこて先1と下方に傾けて振った場合でも
シャッタ部材24により雨着火口10,118が閉止さ
れるおそれはない。また操作杆25がガイド溝54およ
びガイド片56に、また操作釦26がガイド孔55にガ
イドされているので、シャッタ部材24の開閉が極めて
スムースである。
シャッタ部材24を開にした後、流量調節部材33を適
当に回動操作して排出弁32からのガス吐出流量を所定
値に設定する。この際、ガイド孔47にそって周方向に
目盛を設けておけば、こて先1の温度設定が極めて容易
である。
次いで、ガイド孔4Bの弁閉止用ポケツ) 43a内に
嵌入係止されている操作片34bをガイド孔48にそっ
て弁開放用ボケツ) 43b位置まで回動させる。する
と、開閉部′材34が例えば100度回動し、第18図
に示す下半部材27aのスライドガイド片49により開
閉部材34の下端部が軸方向先端側に所要量移動する。
これにより、排出弁32の弁体42もスプリング44の
付勢力に抗して先端側にスライドし、弁体42基端部と
押え部材40との面接触が解除される。
この面接触が解除されると、ガスタンク29内の液化ガ
スは微孔性ホース37?介して弁ケース36内に導びか
れ、第13図に示すガス制限材41a。
41bで流量が制御されかつ気化ガスとして送り出され
る。送り出された気化ガスは、連通孔42aを介して弁
体42内に導びかれ、さらに可撓性チューブ46を介し
て第2図に示す連結部材21に導びかれる。この気化ガ
スはさらに、混合ガス生成部材17内に組込まれたフィ
ルタ部材19を介してノズル板18から噴射される。こ
の際、ノズル板18の入側にフィルタ部材19が設けら
れているので、万一ガス中の異物を微孔性ホース37あ
るいはガス制限材41a 、 41bで除去できなかっ
た場合でも、フィルタ部材19で完全に除去しノズル板
18の目詰まりを防止することができる。また大粒の液
化ガスが気化ガス中に混入している場合でも、フィルタ
部材19と通過する間に微細な粒子となりノズル板18
に到った時点では完全な気化ガスとすることができる。
このようにしてノズル板18から気化ガスが高圧噴射さ
れると、その噴射に伴なうエゼクタ作用により空気口9
および空気導入孔23針介して外部空気が混合ガス生成
部材17内に吸引され、気化ガスと空気との混合ガスが
生成される。
この混合ガスは、第2図に示すように比較的長い連結パ
イプ15内と流れる間に混合性状が均一化され、その径
大口部材11内に導びかれる。
この混合ガスは、第3図に示すようにその一部が火口ノ
ズル16の円筒部16a内を通って噴射されるとともに
、残部が歯車状部16bから噴射される。これにより、
噴射ガスを均一で安定したものとすることができる。ま
た前記連結パイプ15は、熱伝導率の悪いステンレス鋼
製でしかも比較的長尺に形成されているので、後述する
着火により火口部材11が35000以上に昇温しても
、この熱を把手5側に伝えにくくする効果がある。
火口ノズル16からガスが噴射されなならば、図示しな
い着火手段を用い雨着火口10 、113を介して外部
から着火する。この際、火口ノズル16の先端部が第3
図に示すように大径孔部13側に突出しているので、炎
FTh大きな安定したものとすることができ、これによ
り燃焼室2内の燃焼触媒6が迅速に加熱され、着火後1
〜2秒で酸化反応と開始する。
燃焼触媒6が酸化反応を開始したならば、第3図に示す
ように実線位置にあるシャッタ部材24を鎖線位置まで
先端側に移動させ、雨着火口10 、113を閉止する
。すると、炎Fが消えて火口ノズル16からはガスが噴
射される。このガスは、燃焼触媒6の方形状貫通孔6a
およびU字状溝6bを通って燃焼排気ロアから排出され
るが、燃焼触媒6を通過する間に無炎の完全燃焼が行な
われる。
この際、燃焼室2内にはその基端から先端の燃焼排気ロ
アに向かって直線的にガス流路が形成されているので、
混合ガスの燃焼室2内での滞留がなく燃焼室2内が常に
低圧に維持されてノズル板18部分でのエゼクタ作用を
低下させることがない。このため、混合ガス中に充分な
空気量が確保され、従来不可能であった無炎の完全燃焼
が期待できる。また、燃焼は火口ノズル16部分では行
なわれずすべて燃焼室2内で行なわれ、しかも着火時は
火口ノズル16部分で燃焼を行なうので、完全燃焼まで
の時間を大幅に短縮し、しかも安定した高温のこて先1
濡度が得られる。
また、ガスタンク29内の液化ガスは、燃焼室2に至る
間に気化することになるが、その気化熱に伴なう冷却作
用により、長時間連続使用してもこて先1側の熱により
把手5側が昇温するのと有効に防止できるとともに、吸
熱により液化ガスの気化をより促進させることができる
また、燃焼排気口Iは燃焼室2の先端上面に設けられて
いるので、燃焼排気は上方に向かって排出されることに
なる。このため、作業中に燃焼排気の熱によって、こて
先1の下面側に位置する回路基板上の素子が損傷したり
あるいは半田付は部分が接触不良となる等の不具合が全
くない。
オた、この燃焼排気ロアを介して外部により燃焼触媒6
の先端部を目視できるので、燃焼触媒6先端部の色から
燃焼状態およびこて先1の温度を確認することができる
すなわち、火口ノズル16から噴射されたガスは、燃焼
触媒6の孔6aおよび溝6bを通過する間に燃焼触媒6
と接触して無炎の完全燃焼が行なわれることになるが、
燃焼触媒6の先端に行くに従って燃焼によりガス量が次
第に減少するので、燃焼触媒6の色も基端は真赤になる
が先端に行くに従って次第に黒ずんでいくことになる。
そしてその黒ずむ程度は供給ガス量に比例する。
このため、燃焼触媒6の先端部の色を見れば燃焼状態を
容易に判断することができる。また一定の燃焼状態にお
けるこて先1の温度は常に一定しているので、燃焼触媒
6の先端部の燃焼時の色からこて先1の温度を知ること
ができ、特別な機器を用いることなく最適なこて先1の
温度が容易に得られる。
第加図は本発明の第2実施例を示すもので、前記実施例
における丸孔状の燃焼排気ロアに代え周方向に切込まれ
る方形の燃焼排気口107を設け、かつ保護筒8の両端
に加絞め加工8a、8bを施して燃焼触媒6の抜は止め
を行なうようにしたものである。この場合、加絞め加工
8a 、 3bと施した保護筒8を燃焼触媒6に巻設し
、これを燃焼室2内に挿入するようにすれば、保護筒8
のスプリングバックと加絞め加工8a、8bとにより保
護筒8燃焼触媒6を安定して固定することができ、しか
も加工が容易である。また燃焼排気口107が大形であ
るので、排気効率がよく燃焼触媒6の確認も容易である
なお、先端側の加絞め加工8bは、これと省略しても特
に問題はない。
第21図は本発明の第3実施例を示すもので、燃焼室2
の先端部に斜め前方に向かって開口する燃焼排気口11
7を設けたものであり、他の点については第加図の場合
と同様である。
しかしてこのように構成することにより、排気効率が良
好になって燃焼室2内の圧力上昇をより有効に抑えるこ
とができる。
第n図は本発明の第4実施例を示すもので、燃焼排気ロ
アとは別に燃焼室2の外面に燃焼確認孔200と設け、
この燃焼r4詔孔200を介して燃焼触媒6先端部の燃
焼時の色を確認できるようにしたものである。なお保護
筒8先端の燃焼確認孔200に対応する部分には切欠き
が設けられている。
しかしてこのように構成しても同様の効果が期待できる
第る図は本発明の第5実施例を示すもので、燃焼排気口
1を周方向に等間隔で4箇所設け、かつ熱ごて使用時に
燃焼排気の熱によって回路基板を損傷させないようにす
るため、燃焼排気ロアの外周面を着脱可能なカバー20
1で覆うよ、 ′K L′ft ′(’) ”C’jh
 h 。
このように構成することにより、燃焼排気ロアの開口面
積が増大して排気効率がよくなるとともに、燃焼排気ロ
アを燃焼室2の先端上面にのみ設けた場合と同様回路基
板に悪影響を及ぼすおそれがない。
第々図は本発明の第6実施例を示すもので、燃焼排気ロ
アを周方向に等間隔で4箇所設けるとともに、その底面
を傾斜面として排気効率をよりよくし、かつカバー20
1の上面に切欠き201aと設けてカバー201を装着
したままで燃焼触媒6先端部の燃焼時の色を確認できる
ようにしたものである。
このように構成することにより、カバー201を着脱し
なくてもよいので作業がより容易となる。なおこの場合
、カバー201は必ずしも着脱できる構造である必要は
ない。
第5図および第26図は本発明の第7実施例を示すもの
で、燃焼排気ロアを周方向に等間隔で4箇所設けるとと
もに、ビス202を介しこて先1分燃焼室部2人に対し
て着脱交換できる構造としたものである。第5図および
第あ図に示すこて先1け、例えば差し込み形のICパッ
ケージの半田付けあるいは抜き取りが1回の操作ででき
るようにピン位置に合わせて板状のこて先部材1aが突
出しており、このこて先1はICパッケージの大きさに
合わせて着脱交換される。
しかしてこのように構成しても同様の効果が期待できる
。なおこの場合、燃焼排気ロアが周方向に4筒所設けら
れているが、こては垂直に立てて用いられるので第n図
および第24図に示すようなカバー201は特に必要と
しない。
第n図は本発明の第8実施例を示すもので、筒状の燃焼
室部2人の先端に、連結筒1bを一体に有するこて先1
を着脱可能に取付け、燃焼排気ロアを連結筒1bを設け
るとともに、燃焼室2の燃焼触媒6先端に対応する部位
に燃焼確認孔200を設けるようにしたものである。
このように構成することにより、こて先11I′i連結
筒1bを介した伝熱によって加熱されるとともに、燃焼
排気によっても直接加熱され、所望の温度が短時間で得
られる。またこて先1およびこれと一体の連結筒1bを
取外せば、燃焼排気と熱風として用い、この熱風により
半田付け。
半田の吸取り9合成樹脂の溶着2合成樹脂材の熱収縮、
あるいは接着剤の溶融等を行なう熱風タイプの熱とてと
して使用することもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、燃焼触媒が内装された燃
焼室外面に、燃焼触媒先端部の燃焼時の色を確認する燃
焼確認孔?設けるようにしているので、混合ガスを完全
燃焼させてこて先温度を安定させることができるととも
に、特別な機器を用いることなく燃焼状態およびこて先
温度を外部から容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例と示す半田とての全体外観
図、第2図は第1図の先端部を拡大して示す部分断面図
、第3図は第2図の要部拡大図、第4図は第3図のIV
−IV線断面図、第5図は第3図のv−v線断面図、第
6図は燃焼触媒の外観図、第7図はシャッタ部材および
その操作部材の部分断面図、第8図は操作杆の平面図、
第9図は第8図のIX−IX線拡大断面図、第10図は
第1図の基端部分を拡大して示す部分断面図、第11図
は第10図の要部分解図、第12図は第10図のX1l
−Xll線断面図、第13図は排出弁の拡大断面図、第
14図は第10図のX[V −XIV線断面図、第15
図は第11図のxv−xv線矢視図、第16図は第15
図の背面図、第17図は第10図の■一層線断面図、第
18図は第11図の潤一層線矢視図、第19図は第11
図のX■−XIX線断面図、第加図は本発明の第2実施
例と示すこて先部分の断面図、第21図は本発明の第3
実施例を示すこて先部分の断面図、第22図は本発明の
第4実施例を示すこて先部分の断面図、第す図は本発明
の第5実施例を示すこて先部分の断面図、第々図は本発
明の第6実施例を示すこて先部分の断面図、第5図は本
発明の第7実施例と示すこて先部分の断面図、第が図は
第5図の左側面図、第n図は本発明の第8実施例を示す
こて先部分の部分断面図である。 1・・・こて先、1b・・・連結筒、 2・・・燃焼室
、2A・・・燃焼室部、 6・・・燃焼触媒、 6a・
・・方形状貫通孔、 6b ・U 字状溝、 7 、1
07 、117−・・燃焼排気口、 8・・・保護筒、
 8a、8b・・・加絞め加工、 9・・・空気口、1
0 、 lla・・・着火口、15・・・連結パイプ、
 17・・・混合ガス生成部材、18・・・ノズル板、
23・・・空気導入孔、 24・・・シャッタ部材、2
9・・・ガスタンク、200・・・燃焼確認孔、201
・・・カバー、2旧a・・・切欠き、202・・・ビス
。 特許出願人 株式会社中島銅工所 第4図 6a 第6図 6 6b 第5図 第9図 5 第19図 特開昭GO−240908(14) 第 20図 第 21 図 第22図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ガスタンクからの燃焼ガスを噴出するノズルと、ノ
    ズルの出側位置に設けられノズルから噴射される燃焼ガ
    スのエゼクタ作用により外部から空気と吸引して混合ガ
    スを生成する空気導入部と、混合ガスを燃焼室まで導び
    く混合ガス供給部と、燃焼室内に配置され酸化反応によ
    り前記混合ガスを完全燃焼させる燃焼触媒と、燃焼室内
    の燃焼排気と燃焼室の先端側から外部に排出する燃焼排
    気口と、燃焼室からの熱により加熱されるこて先とを備
    え、前記燃焼室外面に、燃焼触媒先端部の燃焼時の色を
    確認する燃焼確認孔を設けたことを特徴とする液化ガス
    を用いた熱ごて。 2)燃焼排気口を燃焼触媒の先端部位置に設けて燃焼i
    詔孔と兼用としたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の液化ガスを用いた熱ごて。 3)燃焼排気口は、熱ごて使用時に燃焼排気を下方に向
    かって噴出させない手段を有していることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の液化ガスを用
    いた熱ごて。 4)燃焼排気を下方に向かって噴出させない手段として
    、燃焼排気口を燃焼室の上面に開目したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項記載の液化ガスを用いた熱ごて
    。 5)燃焼排気を下方に向かって噴出させない手段として
    、燃焼排気口を燃焼室の局面に複数設け、かつその外周
    を覆う熱風カバーを設けたことと特徴とする特許請求の
    範囲第3項記載の液化ガスを用いた熱ごて。
JP59096150A 1984-05-14 1984-05-14 液化ガスを用いた熱ごて Granted JPS60240908A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315244A (en) * 1976-07-29 1978-02-10 Fujiwara Rika Kk Gas soldering iron

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5315244A (en) * 1976-07-29 1978-02-10 Fujiwara Rika Kk Gas soldering iron

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