JPS60239433A - アレンオキシドの酸化によるキノンの製法 - Google Patents

アレンオキシドの酸化によるキノンの製法

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JPS60239433A
JPS60239433A JP59094537A JP9453784A JPS60239433A JP S60239433 A JPS60239433 A JP S60239433A JP 59094537 A JP59094537 A JP 59094537A JP 9453784 A JP9453784 A JP 9453784A JP S60239433 A JPS60239433 A JP S60239433A
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acid
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアレンオキシドの酸化によるキノンの製法に関
する。詳しく述べるとアレンオキシ1 ドを過酸化水素
もしくはアルキルヒドロペルオキシドと反応させる際に
触媒としてモリブデン含有化合物を使用してキノンを製
造する方法に関する。
キノン、特にに−領域キノン例えばフェナンスレン−9
,10−キノンは医薬、農薬、染料及びその他種々の工
業薬品の中間原料として有用であり、広汎な用途を有す
るものである。
〔従来の技術〕
キノン、特にに−領域キノン例えばフェナンスレン−9
,10−キノンの製造方法としてはいくつか知られてい
るが、フェナンスレンを出発原料とするものが殆んどで
ある。
ドイツ特許第1.166.176号明細書では7エナン
スレンの含水メタノール溶媒中での分子状塩素酸化によ
るフェナンスレン−9,10−キノンの製法が提案され
ているが、この方法は収率が48チと低いだけでなく多
量の塩素化フェナンスレンを副生ずるうえにメタノール
の使用による爆発の危険性を持つこと及びメタノールと
塩素の反応により毒性物質が生成されることより工業的
な方法とはいい難い。
ドイツ特許第1.240.065号明細書ではフェナン
スレンの硫酸水溶液中での重クロム酸酸化によるフェナ
ンスレン−9,10−キノンの製法が提案されているが
、この方法は収率社85チと高いけれども多量のクロム
化合物を併産するために環境保全の見地より工業的な方
法とはいい難い。
英国特許第1,133,570号明細書ではフェナンス
レンのバナジウム触媒使用の気相酸化によるフェナンス
レン−9,lO−キノンの製法が提案されているが、こ
の方法は収率が低く工業的な方法とはいい難い。
米国特許第3,541.115号明細書ではフェナンス
レン及びアンスラセンの水媒体中での分子状塩素酸化に
よるフェナンスレン−9,10−dPノン及びアンスラ
セン−9,10−キノンの製法が提案されているが、こ
の方法は収率が61%であるが数千7という極端な高速
撹拌を必要とするもので工業的な方法とはいい難い。
学術文献ではフェナンスレンのオゾン酸化、過マンガン
酸酸化、硝酸アンモニウムセリウム(CAM)酸化、酪
酸中での液相酸素酸化などが報告されているが、これら
の方法はいずれも経済的または技術的に難点があり工業
的な方法とはなり難い。
本出願人による特開昭56−12,335号明細書では
フェナンスレン−9,10−オキシドの特定条件下での
塩素酸化または次亜塩素酸酸化によルフエナンスレンー
9,10−キノンの製法が提案されている。この方法は
収率も75〜80チであり、これまでの方法と比較して
工業的な製法としてかなりの改善がみられるが、塩素化
物の副生及び収率にまだ不利な点が認められる。
〔発明の目的〕
これまでに述べたように従来の方法には幾多の問題点が
あり、それぞれ一長一短がある。本発明はこのような問
題点を解決して工業的に有利にキノンをえる方法を提供
するものであり、とくに環境保全の見地からも好ましい
酸化剤を使用して、高収率でキノンをえる方法を提供す
るものである。
〔問題点の解決手段〕
本発明者らは、発明の目的を達成すべく鋭意研究した結
果、アレンオキシドから過酸化水素酸化もしくはアルキ
ルヒト四ペルオキシド酸化でキノンを高収率でえる方法
をはじめて見い出したのである。つまり、本発明はアレ
ンオキシドを過酸化水素もしくはアルキルヒドロペルオ
キシドと反応させてキノンを製造する際に触媒としてモ
リブデン含有化合物を使用することを特徴とするアレン
オキシドの酸化によるキノンの製造方法である。
〔発明の作用J アレンオキシドは公知の方法で合成される物質でちゃ、
例えばに−領域アレンオキシドであるフェナンスレン−
9,10−オキシドハ、J、 Am。
Chem Soc誌1977年第99巻24号8121
〜3頁の報文に記されているとおり、フェナンスレンの
ノ クロロホルムと水の液々不均一系において次亜塩素酸ナ
トリウム、テトラールーブチルアンモニウムビサルフエ
ートを用い室温でPHを8〜9に保ちつつ酸化反応せし
めて容易にえることができる。この化合物は上記報文に
もあるとおり、フェナンスレンから90モルチ程度の高
収率でえることのできる比較的安定な化合物であり、工
業的にも容易に製造しうる化合物である。このようにに
−領域アレンオキシドは比較的容易に高収率でえられる
化合物であり、本発明方法における好ましい出発原料で
ある。K−領域アレンオキシドとしてはフェナンスレン
−9,1〇−オキシド以外にピレン−4,5−オキシド
、ベンゾ(、)ピレン−4,5−オキシド、ベンズ(、
)アンスラセン−5,6−オキシド、ジベンズ〔a。
b)7ンスラセンー5.6−オキシド、クリセン−5,
6−オキシドなどがあげられる。
また他のアレンオキシドとしてアセナフチレフ −1、
2−オキシ)”、4.5−7エナンスロリンー9.10
−オキシドなどがあげられる。
アレンオキシドは一般に固体の場合が多いので本発明の
方法においてそれらを反応に不活性な有機溶媒に溶解さ
せて使用するのが好ましい。
アレンオキシドを過酸化水素の水溶液と反応させる場合
には水可溶性有機溶媒を使用するのが特に好ましいが、
水不溶性有機溶媒を使用することもできる。つまシ本発
明の方法において、反応は均−系もしくは不均一系の如
何を問わないが、均−系で遂行するのがより好ましい。
水可溶性有機溶媒としてはメタノール、エタノール、t
−ブタノール、アセトン、アセトニトリル、ジメチルホ
ルムアミド、スルホ2ン、ジオキサン、メチルセロノル
プ、グライム、ジグライムなどがあげられるがt−ブタ
ノールが特に好ましい。水不溶性有機溶媒としてはベン
ゼン、クロロベンゼン、塩化メチレン、クロロホルム、
ニトロメタン、ニトロベンゼン、シクロヘキサン、ルー
オクタンなどがあげられるがベンゼン、クロロベンゼン
が特に好ましい。
本発明の方法は触媒としてモリブデン含有化合物を使用
することを必須条件とするものである。無触媒の場合、
たとえばt−ブタノール中でのフェナンスレン−9,1
0−オキシドと過酸化水素の水溶液とのi、j−系反応
においても反応は殆んど進行しない。またベンゼン中で
のフェナンスレン−9,10−オキシトドt−7”チル
ヒドロペルオキシドの場合も同様である。しかしながら
、本発明者らはモリブデン含有化合物の予期しない素晴
しい触媒作用をはじめて見い出し、本発明の方法を完成
したものである。
本発明の方法における触媒は反応系にわずかでも溶解度
を有するモリブデン含有化合物であればよく、それらの
うちの1種または2種以上の混合物でもよい。モリブデ
ン含有化合物としてはオルソモリブデン酸、その塩、イ
ソポリモリブデン酸、その塩、ヘテロポリモリブデン酸
、その塩、モリブデンの錯化合物などがあげられるが具
体例としてはモリブデン酸、メタモリブデン酸、パラモ
リブデン酸、リンモリブデン酸、ラム塩、モリブデニル
アセチルアセトナート、モリブデニウムヘキサカルボニ
ルなどが特に好ましい。
モリブデン含有化合物の使用量は反応条件によって異な
るがアレンオキシドに対し0.01〜50重量%、好ま
しくは0.1〜10重量%、さらに好ましくは0.5〜
5重量%の範囲である。0.01重tチより少量では反
応が遅く、また50重量−を越える量では経済上いずれ
も好ましくない。
本発明の方法における過酸化水素は水溶液の形で用いら
れ、1〜70重量%、好ましくは10〜60重fチ、さ
らに好ましくは20〜40重量%水溶液で使用される。
1重量%より低濃度では反応の装置効率が低く、70重
量%を越える濃度では取扱上いずれも好ましくない。
過酸化水素の使用量はアレンオキシド1モル当り1.5
〜5.0モル、好ましくは1.6〜3.0モル、さらに
好ましくは17〜2.2モルである。モル比1.5未満
では転化率が低く、収率も低い。モル比5.0を越えて
も経済1益にならない。
本発明の方法におけるアルキルヒドロペルオキシドとし
てはt−ブチルヒドロペルオキシド、t−7ミルヒドロ
ペルオキシド、クミルヒドロペルオキシド、α−フェネ
チルヒドロペルオキシドなどがあげられ、これらは公知
の方法により70〜80重量%の濃度の溶液として合成
でき、とくにt−ブチルヒドロペルオキシドおよびクミ
ルヒドロペルオキシドは市販品としても容易に入手でき
るので好適に使用される。
アルキルヒドロペルオキシドの使用量は前述の過酸化水
素の場合と同様の範囲である。
このように本発明の方法における酸化剤は種々のものを
適用できるが、価格、安定性、環境保全の見地から過酸
化水素の水溶液を使用する方法が工業的に最も好ましい
本発明の方法における反応温度は10〜100℃、好ま
しくは30〜90℃、さらに好ましくは40〜80℃で
ある。103未満では反応が遅く、また100℃を越え
ることは安全性のためいずれも好ましくない。反応は好
ましくは還流下で行なわれる。
本発明の方法における反応時間は反応条件によって異な
るが1〜100分であシ′、主として触媒の使用量に依
存する。
反応の遂行様式は均−系もしくは不均一系のいずれにお
いても触媒を含むアレンオキシドもしくはその溶液を過
酸化水素の水溶液もしくはアルキルヒドロペルオキシド
の溶液に供給するか、またはその逆で過酸化水素の水溶
液もしくはフルキルヒドロペルオキシドの溶液を触媒ヲ
含むアレンオキシドもしくはそれらを含む溶液に供給し
て回分式で行なわれるが、他方触媒を含むアレンオキシ
ドもしくはそれらを含む溶液と過酸化水素の水溶液もし
くはアルキルヒドロペルオキシドの溶液とをそれぞれ同
時に所定量供給しながら回分式ないしは連続式に反応さ
せることもできる。
本発明の反応を行なったあとは副生物もきわめて少なく
、精製が容易であるので液々分離、濃縮、濾過、水洗、
乾燥などの常法の単位操作により容易に高純度でアレン
オキシドをえることができる。
〔発明の効果〕
かくして本発明の方法によれば試薬酸化剤として環境保
全の見地から好ましいヒドロペルオキシドとりわけ最つ
とも好ましい過酸化水素の水溶液を使用してアレンオキ
シドよりキノンを高収率(殆んど定量的)かつ高純度で
、しかも経済的にも工業的にも有利に製造しうるもので
ある。よってこの技術分野および利用分野に大きな進歩
をもたらすものである。
〔実施例〕
次に本発明の方法を実施例によってさらに具体的に説明
する。しかし、以下の実施例は本発 5明の方法を限定
するものではない。
実施例1 還流冷却器、温度計、滴下ロート、バッフルおよび撹拌
器をそなえた内容積500*/の円筒型フラスコに、7
エナンスレンー9,10−オキシド9.7グラム(50
ミリモル)、リンそリブデン酸の50チ水溶液0.2グ
ラム、 t−ブタノール200グラムを加えて40℃で
撹拌し均−液とした。ついで撹拌下に同温度で滴下ロー
トより過酸化水素の35%水溶液10゜0グラム(10
3ミ+)モルの過酸化水素含有、以下同様)を1分間で
滴下したのち昇温し、80℃で20分間還流させて反応
を行なった。ガスクロマトグラフィーによる内部標準法
で測定したところフェナンスレン−9,10−オキシド
の転化率は100−でフェナンスレン−9,10−キノ
ンが95モルチの収率で生成していた。
実施例2 実施例1におけるのと同様の実験装置に、フェナンスレ
ン−9,10−オキシド9.7クラム(50ミリモル)
、モリプデニルアセチルアセトナート0.5グラム、ベ
ンゼン200グラムを加えて30℃で撹拌し均−液とし
た。ついで撹拌下に同温度で滴下ロートよりt−ブチル
ヒドロペルオキシドの70チ水溶液20.0グラム(1
55ミ17モル)を1分間で滴下したのち昇温し、80
℃で20分間還流させて反応を行なった。ガスクロマト
グラフィーによる内部標準法で測定したところフェナン
スレン−9,10−オキシドの転化率は100%で7エ
ナンスレンー9.10−キノンが93モルチの収率で生
成していた。
実施例3 実施例1におけるのと同様の実験装置に、フェナンスレ
ン−9,10−オキシ)” 9.7 f 7 ム(50
ミリモル)、モリプデニルアセチルアセトナート1.0
グラム、クロ四ベンゼン200グラムを加えて30℃で
撹拌し均−液としだ。ついで撹拌下に同温度で滴下ロー
トよシ過酸化水素の35%水溶液15.0グラム(15
5ミリモル)を1分間で滴下したのち液々の不均一系の
状態で昇温し、90℃で10分間還流させて反応を行な
った。ガスクロマトグラフィーによる内部標準法で測定
したところフェナンスレン−9,10−オキシドの転化
率は100%で7エナンスレンー9,10−キノンが9
5モルチの収率で生成していた。
実施例4 実施例3において触媒としてのモリプデニルアセチルア
セトナートの代りにリンモリブデン酸のセチルピリジニ
ウム塩0.5グラムを用いて60分間反応を行なった。
ガスクロマトグラフィーによる内部標準法で測定したと
ころ7エナンスレンー9,10−オキシドの転化率は9
0チでフェナンスレン−9,10−キノンが94モル−
〇選択率で生成していた。
実施例5 実施例1において触媒としてのリンモリブデン酸の代り
にパラモリブデン酸アンモニウム0.1グラムを用いて
30分間反応を行なった。ガスクロマトグラフィーによ
る内部標準法で測定したところフェナンスレン−9,1
0−オキシドの転化率は100チでフェナンスレン−9
,10−キノンが95モル−〇収率で生成していた。
実施例6 実施例Iにおいて触媒としてのリンモリブデン酸の代り
にモリブ、デン酸0.1グラムを用いて40分間反応を
行なった。ガスクロマトグラフィーによる内部標準法で
測定したところフェナンスレン−9,10−オキシドの
転化率は100チでフェナンスレン−9,10−キノン
が94モル−〇収率で生成していた。
実施例7 実施例1においてフェナンスレン−9,10−オキシド
の代りにアセナフチレン−1,2−オキシド8.4グラ
ム(50ミリモル)を用いて同様に反応を行なった。ガ
スクロマトグラフィーにより内部標準法で測定したとこ
ろアセナフチレン−1,2−オキシドの転化率は100
チでアセナフチレン−1,2−キノンが93モル−〇収
率で生成していた。
比較例1 実施例1において触媒としてのリンモリブデン酸を用い
ないで60分間反応を行なった。ガスクロマトグラフィ
ーによる内部標準法で測定したがフェナンスレン−9,
10−オキシドが未転化のままであシ、はぼ100%回
収された。
つまり触媒なしの場合反応はほとんど進行しないことが
あきらかとなった。
比較例2 実施例1において触媒としてのリンモリブデン酸の代す
にF−)ルエンスルホン酸0.01グラムを用いて60
分間反応を行なった。ガスクロマトグラフィーによる内
部標準法で測定したところフェナンスレン−9,10−
オキシドの転化率は40%で7エナンスレンー9,10
−キノンが25モルチの選択率で生成していた。つまり
単純な酸触媒の場合フェナンスレン−9,1〇−キノン
の収率は非常に低いことがあきらかとなった。
特許出願人 日本触媒化学工業株式会社手続補正書(自
発) 昭和59年7月30日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第94537号 2、発明の名称 アレンオキシドの酸化によるキノンの製法3、補正をす
る者 特許出願人 大阪府大阪市東区高麗橋5丁目1番地 (462) B本触媒化学工業株式会社代表取締役 石
 川 三 部 4、代理人 〒−100 東京都千代田区内幸町1丁目2番2号 5、補正の対象 出願明細書の特許請求の範囲の項および発明の詳細な説
明の項 6、補正の内容 0)明細書の特許請求の範囲の項を別紙の通り補正する
(2)明細書第8頁第12〜13行において「・・・・
・・ ジベンズ(a、b)アンスラセン−5゜6−オキ
シド・・・・・・」とあるのを「・・・・・・ ジベン
ズ[a、h]アンスラセン−5゜6−オキシド・・・・
・・」と補正する。
補正特許請求の範囲 [fI) アレンオキシドを過酸化水素もしくはアルキ
ルヒドロペルオキシドと反応させてキノンを製造する際
に触媒としてモリブデン含有化合物を使用することを特
徴とするアレンオキシドの酸化によるキノンの製造方法
(21アレンオキシドとモリブデン含有化合物とを不活
性な有機溶媒に溶解させて使用する特許請求の範囲(1
)記載の方法。
(3)触媒としてのモリブデン含有化合物がオルソモリ
ブデン酸、イソポリモリブデン酸、ヘテロポリモリブデ
ン酸、これらの酸の塩およびモリブデンの錯化合物より
なる群から選ばれた少なくとも1mである特許請求の範
囲i11または(2)記載の方法。
(4)触媒としてのモリブデン含有化合物がモリブデン
酸、メタモリブデン酸、パラモリブデン酸、リンモリブ
デン酸、ケイモリブデン酸、ホウモリブデン酸、これら
の酸のアンモニウム塩、これらの酸の第4級アンモニウ
ム塩、モリプデニルアセチルアセトナート、モリプデニ
ウムヘキサカルボニルよりなる群から選ばれた少なくと
も1種である特許請求の範囲111または(21記載の
方法〇 (51アレンオキシドかに一領域アレンオキシドである
特許請求の範囲fil、(2)、(31または(4)記
載の方法。
(6) アレンオキシドが7エナンスレンー9.l〇−
オキシド、ピレン−4,5−オキシド、ベンゾ〔a〕ピ
レン−4,5−オキシド、ベンズ[a]アンスラセン−
5,6−オキシド、ジベンズ〔alh)アンスラセン5
,6−オキシド、クリセン−5,6−オキシド、4,5
−7エナンスロリンー9.10−オキシドおよびアセナ
フチレン−1、2−オキシドよりなる群から選ばれた少
なくとも1種である特許請求の範囲(1)、121.1
31、(4)また祉5記載の方法。
(7)過酸化水素が1〜70重量係の水溶液の形で使用
される特許請求の範囲(1)、(21、(3)、(41
1(5)または(61記載の方法。
f8+ アルキルヒドロペルオキシドがt−ブチルヒド
ロペルオキシド、t−アミルヒドロペルオキシド、クミ
ルヒドロペルオキシドおよびα−フェネチルヒドロペル
オキシドよシなる群から選ばれた少々くともl柚である
特許請求の範囲(1)、(2)、(3)、(4)、(5
1または(6)記載の方法。
f91 キノンがフェナンスレン−9,10−キノンで
ある特許請求の範囲(1)、f21、(31、(4)、
(5)、(6)、(7)または(8)記載の方法。」+
続補 正置 (自発) 昭和59年/夕月80日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第94537号 2、発明の名称 アレンオキシドの酸化によるキノンの製法3、補正をす
る者 特許出願人 大阪府大阪市東区高麗橋5丁目1番地 (462) 日本触媒化学工業線式会社代表取締役 石
 川 三 部 4、代理人 〒−100 東京都千代田区内幸町1丁目2番2号 日本触媒化学工業株式会社 東京支社内置 03−50
2−1651 5、補正の対象 出願明細書の発明の詳細な説明の項 6、補正の内容 f11明細書第13頁下から第2行において「・・・・
・・高純度でアレンオキシドをえる・・・・・・」とあ
るのを [・・・・・・高純度でキノンをえる・・・・・・」と
補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11アレンオキシドを過酸化水素もしくはアルキルヒ
    ドロペルオキシドと反応させてキノンを製造する際に触
    媒としてモリブデン含有化合物を使用することを特徴と
    するアレンオキシドの酸化によるキノンの製造方法。 (2)アレンオキシドとモリブデン含有化合物とを不活
    性な有機溶媒に溶解させて使用する特許請求の範囲(1
    )記載の方法。 (3)触媒としてのモリブデン含有化合物がオルソモリ
    ブデン酸、イソポリモリブデン酸、ヘテロポリモリブデ
    ン酸、これらの酸の塩およびモリブデンの錯化合物より
    なる群から選ばれた少なくとも1種である特許請求の範
    囲(1)または(2)記載の方法。 (4)触媒としてのモリブデン含有化合物がモ、リブデ
    ン酸、メタモリブデン酸、パラモリブデン酸、リンモリ
    ブデン酸、ケイモリブデン酸、ホウモリブデン酸、これ
    らの酸のアンモニウム塩、これらの酸の第4級アンモニ
    ウム塩、モリプデニルアセチルアセトナート、モリプデ
    ニウムヘキサカルポニルよりなる群から選ばれた少なく
    とも1種である特許請求の範囲(1)または(2)記載
    の方法。 (51アレンオキシドかに一領域アレンオキシドである
    特許請求の範囲(1)、(2)、(3)または(4)記
    載の方法。 (6) アレンオキシドがフェナンスレン−9,10−
    オキシド、ピレン−4,5−オキシド、ベンゾ(、)ピ
    レン−4,5−オキシド、ベンズ(、)アンスラセン−
    5,6−オキシド、ジベンズ〔a1シトおよびアセナフ
    チレン−1,2−オキシドよシなる群から選ばれた少な
    くとも1種である特許請求の範囲(1)、(2)、(3
    )、(4)または(5)記載の方法。 (7)過酸化水素が1〜70重量%の水溶液の形で使用
    される特許請求の範囲(1)、(2)、(3)、(4)
    、(5)または(6)記載の方法。 (8) アルキルヒドロペルオキシドがt−ブチルヒド
    ロペルオキシド、t−アミルヒドロペルオキシド、クミ
    ルヒドロペルオキシドおよびα−フェネチルヒドロペル
    オキシドよりなる群から選ばれた少なくとも1種である
    特許請求の範囲(11、(2)、(3)、(4)、(5
    )または(6)記載の方法。 (9) キノンが7エナンスレンー9,10−キノンで
    ある特許請求の範囲(1)、(2)、(3)、(4)、
    (5)、(6)、(7)または(8)記載の方法。
JP59094537A 1984-05-14 1984-05-14 アレンオキシドの酸化によるキノンの製法 Granted JPS60239433A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0347021A2 (en) * 1988-06-13 1989-12-20 THE STATE OF JAPAN, as Represented by the DIRECTOR GENERAL of the AGENCY of INDUSTRIAL SCIENCE and TECHNOLOGY Process for the preparation of 2,3-dimethoxy-5-methylbenzoquinone
US4906411A (en) * 1986-05-21 1990-03-06 Eisai Chemical Co., Ltd. Process for producing 2-methyl-1,4-naphthoquinone

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EP0347021A2 (en) * 1988-06-13 1989-12-20 THE STATE OF JAPAN, as Represented by the DIRECTOR GENERAL of the AGENCY of INDUSTRIAL SCIENCE and TECHNOLOGY Process for the preparation of 2,3-dimethoxy-5-methylbenzoquinone

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