JPS60239419A - 末梢循環促進剤 - Google Patents

末梢循環促進剤

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JPS60239419A
JPS60239419A JP9626684A JP9626684A JPS60239419A JP S60239419 A JPS60239419 A JP S60239419A JP 9626684 A JP9626684 A JP 9626684A JP 9626684 A JP9626684 A JP 9626684A JP S60239419 A JPS60239419 A JP S60239419A
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skin
blood flow
ascorbic acid
peripheral circulation
prevention
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JP9626684A
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Takahiro Futami
二見 高弘
Naotake Takaishi
高石 尚武
Koichi Urata
浦田 興一
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は末梢循環促進剤、更に詳細には特定のアスコル
ビン酸類誘導体を有効成分として含有する末梢循環促進
剤に関する。
末梢循環は血液と組織との物質交換の場でるり、細動脈
末端部にある括約筋や細動脈を直結する短絡血管によシ
血液量が調節されている。そして、この調節は神経性(
交感神経性血管収縮神経、副交感神経性血管拡張神経、
交感神経性血管拡張神経)、体液性(α−受容体、β−
受容体、r−受容体、δ−受容体)、局所性(化学受容
器、自己調節、後能性充血、反応性充血)の3種の要素
にニジなされている。
然るに、皮膚血流は不安、精神緊張、皮膚の寒冷刺激、
睡眠不足等の日常生活上のストレスによシ減少し、皮膚
の色調が蒼白になることがめる。また1毛細血管は加令
に伴ない閉塞、突然変異、弾性の低下、委縮等を来たし
、毛細血管が破壊されて皮膚血流が減少する。その結果
、血管と組織間の酸素や二酸化炭素等のガスタ換、栄養
物の補給、代謝残渣の排泄が障害され、皮膚に退行性変
化を招くことになる。そして、遂には主要血管の弾性は
低下し、安静時脈圧と収縮期脈圧が増加する等の全身循
環障害に至しめることにもなる。
このように、皮膚血流の減少は皮膚に退行性変化を招来
し、たとえ障害にまで至らずとも、ひいては皮膚の老化
の原因になるものと考えられている。
そこで、皮膚の健康を維持し退行性変化を防止するため
に、日常生活上のストレスを取シ除くなどの原因療法、
あるいは皮膚の加温、マツサージ、運動等の物野的な刺
激や薬剤による血管調節の3要素を介して皮膚血流を増
加させる等の治療を早期に施すことが望まれている。
末梢循環障害や降圧の目的で使用される末梢血管拡張薬
としては、自律神経節遮断薬、Do PA脱炭酸酵素阻
害薬、アドレナリン作動性神経抑制薬、α−受容体抑制
薬、β−受容体興奮薬、血管平滑筋に直接作用して血管
拡張を生じる薬剤等が挙けられる。
然し、これらの医薬は経皮吸収や作用の強さの問題で日
常使用する化粧品や医薬部外品の分野においては用いら
れて−な1のが実状である。そして、この分野では上記
医薬の代りに主としてdJ−α−トコフェロール、酢酸
レチノール、塩酸ピリドキシン、グリシン、エタノール
、ニコチン酸アミド等の薬剤が皮膚血流促進用として使
用されてきた。ところが、今までは皮膚血流を正確に測
定することが不可能でめつ′fcfCめに、その効果や
作用機序については不明であった。
そこで、本発明者は正確な皮膚血流測定法を開発し、従
来より化粧品や医薬部外品の分野において使用されてい
る上記各種薬剤の作用効果について再検討したところ、
これら薬剤の殆んどに皮膚血流促進作用がなく、エタノ
ールは閾値濃度が30重量%(以下、単にチで示す)以
上と高く、ニコチン酸アミド誘導体にコチン酸メチル)
は有効ではおるが低濃度でも発赤、発泡、疼痛を生じる
力と副作用が強い等、種々問題のめることが判明しfc
、1 本発明者は、斯かる実状において有効かつ副作用のない
末梢循環促進剤を得んと鋭意探索を行なった結果、ビタ
ミンCそのものは安定性に難がメジ、経皮吸収が悪く、
外用で殆んど効果がない等の問題点を有するが、特定の
アスコルビン酸誘導体は外用に用φても非常に低濃度で
皮膚血流促進効果會示し、しかも皮膚に対する刺激性、
アレルギーの発現、皮膚温を上昇させ、はてシ感を生ず
ると一つだ欠点も々く、かつ長期間安定でるることを見
出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、次の一般式(I) (式中、R1% R2、R3、R4のうち少なくとも1
つは炭素数1〜20の直鎖若しくは分岐のアルキル基若
しくはアルケニル基又はシクロアルキル基を示し、残余
は水素原子を示す)で表わされるアスコルビン酸類誘導
体を有効成分として含有する末梢循環促進剤に提供する
ものである。
本発明においてアスコルビン酸類誘導体とは、アスコル
ビン酸誘導体及びイソアスコルビン酸誘導体を−う〇 本発明で使用するアスコルビン酸類誘導体としては、一
般式(DにおけるR1、R2、R3、R4のうち〜 R
2及びR3が水素原子でR1及びR4がエステル化され
ているものが好ましく、就中更にR1、R4が同−若し
くは異なってアルキル基、特に分岐アルキル基のものが
好適でめる。
分岐アルキル基としては一般式(II)(式中、m、I
IIは共に整数で総計が0〜17の分布を示し、好まし
くはmとnの和が14でろシ、m:=n=7を中心とす
る分布を有する) で表わされるものが最適である。また、イソアスコルビ
ン酸としてはエリソルビン酸が好適である。
本発明で使用する一般式(Dで表わされるアスコルビン
酸類誘導体は公知化合物でるるか、または次に示す自体
公知の方法によシ製造しうる化合物でるる。例えば2,
6−ゾー0−メチル分岐ステアロイルエリソルビン酸は
5゜6−〇−インゾロビリデンエリソルビン酸と一般式
(11 (式中、m、nは一般式(II)と同一)で表わされる
メチル分岐ステアリン酸の酸クロライドとから公知方法
によジエステル化することにより製造される。
本発明の末梢循環促進剤は、アスコルビン酸類誘導体(
1)を有効成分と−して配合して徨々の形態とすること
ができるが、一般にはローション状、乳液状、クリーム
状、軟膏状、スティック状、有機溶剤による溶液状1.
eツク状、グル状等とするのが好ましい。
本発明の末梢循環促進剤には、任意成分として通常化粧
料に配合して使用される各種成分、例えば油性物質、保
湿剤、増粘剤、防腐剤、乳化剤、薬効成分、香料、乳化
安定剤等を添加配合することができる。また、アスコル
ビン酸類誘導体(1)のほかに有効成分としてアラント
イン、ビタミンIアセテート、グリチルレチン、ヨクイ
ニン、ハマ〆ウフウ、−一レツクス、カミツレその他各
種の植物抽出物等を添加配合すれd本発明効果を更に高
めることができる。
斯くして得られる本発明の末梢循環促進剤は、皮膚の健
康維持、退行性変化の予防、養毛・育毛、歯肉炎の防止
など口腔衛生等を目的として患部に局所的に適用される
。また、一般にその用量は、特に限定されないが、例え
ばクリーム状又は軟膏状製剤の場合、皮膚面1i当シ1
〜20■g1液状製剤の場合、同じく1〜10■とする
のが好ましい。
斜上の如く、本発明の末梢血流促進剤は皮膚の健康維持
、退行性変化の防止、養毛・育毛、歯肉炎の防止の目的
で患部に局所的に適用することによシ該部位を治療、改
善することができるものでロシ、皮膚温には影響せず試
験例で示す如く血管平滑筋に対する直接作用によシ血管
拡張を生じると−う特長を有する。更に、従来経験的に
使用されていた薬剤の多く仲無効なものが多く、有効で
るるエタノールは有効濃度(30%以上)では冷感、刺
激感を生じ、ニコチン酸アミド誘導体は低濃度でも発赤
、発泡、疼痛を生じる等副作用が多−のに反し、本発明
品は効果が緩やかで発赤、はてシ感全生じることも々く
非常に低濃度で顕著な効果を奏し、しかもマウスに対す
る急性毒性LD、oは経口投与で5t/Kp以上であり
極めて安全性の高い末梢循環促進剤でるる。
次に参考例、試験例及び実施例によシ本発明を説明する
参考例1 温度計、還流冷却器、滴下ろうと、攪拌器全備えた容量
21の反応容器に、メチル分岐ステアリン酸(式(Il
)で表わされるメチル分岐脂肪酸で、米国エメリー社の
1!fmery875 イソステアリン酸)568F(
2,0モル)t−仕込んだ。次iで攪拌しながらこの中
に窒素ガス通気下で、滴下ろうとよシ塩化チオニル52
0t(4,4モル)を室温で滴下した。塩化チオニルの
滴下中、反応混合物の温度を室温に保った。塩化チオニ
ルを約3時間ヲ要して滴下した後、油浴にて反応混合物
を60〜70℃に約3時間保った。ガスの発生が#1と
んど認められなくなった仁とを確認してから減圧下で低
沸点物を留去した後、減圧蒸留によシ153〜170℃
/1.0〜3.0mmHfの留分454f(収率75%
)を得た。このものはメチル分岐ステアリン酸クロライ
ドでめった。
工Rスペクトル(液膜、副−1) 2950.2920,2850 、tsoo(c=。
伸縮)、1460.1400.1380.950゜72
0.680,590 ”El−NMRスペクト# (cpcz4.δpp m
)1.0〜1.5(m 、 −OH,−)参考例2 2.6−ゾー0−メチル分岐ステアロイルアスコルビン
酸 滴下ろうと、撹拌器、乾燥用塩化力〃シウム管を備えた
反応容器中に、アスコルビン酸8.83F(50,2ミ
リモル)をクロロホルム30−と乾燥ピリシン45sd
(D混合溶媒に溶かし、氷水浴で冷却した。次いでメチ
ル分岐ステアリン酸クロライド45.7f(151ミリ
モル)をクロロホルム75ゴに溶かした溶液を、反応温
度を5〜9℃に保ちつつ滴下し九0滴下後反応液を2時
間かけて室温にもどし、更に室温で4時間攪拌を続けた
。メタノール30−を加え30分攪拌した後、溶媒全留
去した。残留物上クロロホルム300ydK溶かし、0
.8N塩酸および水で洗い硫酸ナトリウム上で乾燥した
。溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製して粘稠ペースト状2,6−ゾー〇−
メチル分岐ステアロイルアスコルビン酸21.3t(収
率60%)t−得た。
元素分析値(0azT1t* Osとして)計算値(吻
:C,71,2:H,10,8:0,18.1実測値(
%):0,69.9:H,11,4: 0,18.6エ
RスペクトA/(液膜、α−1) 3450.1770,1740.1720.1680参
考例3 2.6−ゾー0−メチル分岐ステアロイρエリソルビン
酸 参考例2と同様の反応条件下で、5.6−0−イソゾロ
ビリデンエリソルビン酸10.6 t(60,2ミリモ
ル)とメチル分岐ステアリン酸クロライド54.5 F
 (180,1ミリモル)よシ粘稠ペースト状2.6−
ゾー〇−メチル分岐ステアロイルエリソρピン酸23.
5f(収率55%)を得7t。
元素分析値(Canvassとして) 計算値(%):0.71.2 :H,10,8:0.1
8.1実測値(慢: c、70.8 :H+ 10.9
 So、18.2工Rスペクトル(fi膜13−” ) 3460.1770.1740,1715.1675試
験例1 アスコルビン酸誘導体の皮膚血流に対する効果; ウサギを用いて下記方法によジアスコルビン醗酵導体等
の薬剤の皮膚血流促進効果について調べπ。
〔試験方法〕
体重2.5 Kp前後の雌性日本白色種ウサギにキシロ
カイン局所麻酔下に気管カニユーレを挿入した。耳介を
用いる場合鉱、両側の耳介の毛をバリカンで刈った後、
中心動脈沿埴の中枢側をカミソリで刺毛した。また、腹
部を用いる場合は、ノセリカンで毛を刈った後、脱毛剤
で脱毛し、翌日実験に供した。
実験はディアルフェリン(5i+91.p、)不動下に
人工呼吸を施しながら行なった。そして、耳介を用−る
場合は、刺毛部にプレートタイプエレメントNO6(M
T技研)を絆創膏で貼りつり、M−00RDI!XR(
交叉熱電対式血流計)を介して記録計上に末梢循環の変
化上、同時に赤外線温度計を介して記録計上に皮膚温の
変化を描記させた。また、腹部を用iる場合は、腹部に
電極ホルダーを付はレーザードゾラ一式血流計で血流量
を測定した。
薬剤は水溶液、10 %Tween 80乳化液、又は
流動IQラフイン液として脱脂綿に含ませ、・陛く耳介
に塗布するか腹部の電極ホルダー内の皮膚に塗布するか
した後、60〜90分間上記計測を行なった。
〔結果〕
ウサギ耳介皮膚血流と皮膚温の変化全測定した結果を第
1表に示す。
以下余白 第1表に示される如く、2,6−ゾー0−メチル分岐ス
テアロイルエリソルビン酸は非常に低濃度(0,1%)
から皮膚血流促進効果があることが確認された。なお、
2.6−ゾー0−メチル分岐ステアロイルエリソルビン
酸の0.1%流流動ノンラフイン溶液用いた場合には、
100%グリセリンを用いた場合のような皮膚温上昇効
果は認められなかった。
ウサギ腹部皮膚血流の変化を測定した結果を第1図及び
第2図に示す。
第1図は2,6−ゾー0−メチル分岐ステアロイルエリ
ソルビン酸の50%Twθθn80乳化液をウサギ腹部
皮膚に塗布した場合の皮膚血流の変化音調べた結果で、
薬剤濃度が60%のときの皮膚血流量は塗亜前(コント
ローA/)に比較して2.5倍に増加し、当該ニリンル
ピン酸誘導体が99.9%の有意水準で有意なものであ
ることが明らかとなった。
第2図は従来よシ皮膚血流促進の目的で使用されている
エタノール及びニコチン酸誘導体による皮膚血流の変化
を調べた結果である。
なお、図中−は薬剤の濃度を示し、溶剤としては生理食
塩水を使用した。また、nは検体数を示し、皮膚血流の
変化は平均値として示した。
第4図に示される如く、エタノールでは濃度が60%以
上でな埴と効果が現われず、しかもこの濃度では皮膚刺
激感が現われ、第1表にも示される如く皮膚温か著しく
減少して好ましくなり。また、ニコチン酸メチルは10
4%と非常に低濃度で有効だが発赤、発泡、疼痛が出や
すく、ニコチン酸ベンシルは閾値が0.1%と本発明品
と同程度の効果を奏するが、少し高濃度にガると発赤、
発泡、疼痛を伴なうという欠点を有する。
試験例2 アスコルビン酸類誘導体のにト皮膚血流に対する効果: 本発明化合物(1)のヒト皮膚血流に対する効果全下記
方法により調べた。
〔試験方法〕
健康男子10名の前腕上縛部屈側部の皮膚血流を交叉熱
電対式血流計又はレーザードゾラ一式血流計を用いて測
定した。ヒトは安楽椅子に座らせ、腕を心臓の高さに維
持するようにした。薬剤は下記薬剤を使用した。血流変
化は、交叉熱電対式血流計を用いる場合は、プレートタ
イプエレメントN06tl−絆創膏で貼付し九その周囲
に薬剤を塗布してM −0帽旧で記録した。また、レー
ザーシラ一式血流計を用いる場合は、電極ホルダーを皮
膚上に取シ付け、その占める範囲内の皮膚に薬剤を塗布
して測定した。
(薬剤) 本発明品:2.6−ゾー0−メチル分岐ステアロイルエ
リソルビン酸ノ101j1 01j6T 8’0乳化溶液 比較品:酢酸dA’−α−トコフェロールの50%Tw
een 80乳化溶液 :ビタミンA )Q A/ミテートの50%Tween
 8 G乳化溶液 :ビタミンAアセテートの50% Tween 80乳化溶液 :塩酸ピリドキシンの10%生理食 塩水溶液 :ニコチン酸アミドの10%生理食 塩水溶液 :アスコルビン酸の10%生理食塩 水溶液 ニゲリシン(り10%10%生理溶液 〔結果〕 本発明化合物(1)は、第3図に一例を示した如<、o
、i%以上の濃度でヒト皮膚血流促進効果かあることが
確認された。また、第4図に示した如く、皮膚血流促進
の目的で現在化粧品に経験的に使用されているビタミン
類は、殆んど効果が認められなかった。なお、第4図中
の血流変化は、比較品1〜3については5人の平均値を
、比較品4〜7については9人の平均値を示す。
試験例3 アスコルビン酸類誘導体の作用機序二 本発明化合物(1)の血流促進効果の作用機序を調べる
ため、ウサギ耳介血流促進作用に対する各種拮抗薬との
相互作用を下記方法によシ試験した。
〔試験方法〕
薬剤として2,6−ゾー0−メチル分岐ステアロイルエ
リソルビン酸の1oqb流動、Qラフイン溶g、を用−
て試験例1と同様にして測定しk、拮抗薬としては、レ
セルピン、アトロビン又はプロプラノロールを使用した
。レセルぎンは21X9 / K9 t−腹腔内投与し
、アトロビン及びゾロシラノロールは1■/に5Jtl
−撓側皮静脈に挿入したカニユーレから静脈内投与した
〔結果〕
第5図に示される如く、レセルピンによるカテコールア
ミンの放出後も血流促進効果が現われておシ、アドレナ
リン作動性神経の関与はなりことが確認された。
第6図に示される如く、アトロビン前処置後も血流促進
効果が現われておシ、交感神経性血管拡張神経又社アセ
チルコリンは関与しないことが確認された。
第7図に示される如く、プロシラノロール処置後も血流
促進効果が現われておシ、β−受容体を介する反応では
ないことが確認された。
以上の結果から、本発明化合物は血管平滑筋に直接作用
して血管拡張を生ぜしめるものと考えられる、 実施例1 化粧水型皮膚血流促進剤: (組成) 2.6−ゾー0−メチル分岐ステアロイルエリツルピン
酸 1・0% グリセリン 4.0 ?リオキシエチレン硬化ヒマシ油1.5エタノ−# 1
0.0 ぎロリドンカルメン酸ナトリウム 2.0%香 料 微
量 精製水 バランス 100、 0 実施例2 オイルエツセンス型皮膚血流促進剤: (組成) 2.6−ゾー0−メチル分岐ステア ロイルエリツルピ4 1% ミンク油 59 小麦胚芽油 40.0 実施例3 、Qウダーエツセンス型皮膚血流促進剤:(組成) 2.6−シー〇−メチル分岐ステア ロイルエリツルピー、/II 1% マンニトール 99 実施例4 W10型モイスチュアクリーム型皮膚血流促進剤: (組成) 2.6−ゾー0−メチル分岐ステア ロイルエリソルビン酸 1% ワセリン 6.0 コレステロ−/I10.6 セタノール 0.5 ソルビタンセスキオレート 2.0 液状ラノリン 4.0 イソゾロビルノ9ルミテート 8.0 スクワツン 10.0 固型ノqラフイン 4.0% ゾチルノQラベン 0.1 メチルノqラペン 0.1 グリセリン 3・0 香料 0.2 精製水 バランス 実施例5 0/W型モイスチユアクリーム型皮膚血流促進剤: (組成) 2.6〜シー0−メチル分岐ステア ロイルエリソルビン酸1.0% ステアリン酸 2.0 セタノー/I/4.0 ワセリン 5.0 スクワラン 8.0% 硬化ノQ−ム油 4.0 ?リオキシエチレンソルピタン モノステアレート(20ε、0) 1.4親油型モノス
テアリン酸グリセリン 2.4ブチρノQラペン 0,
1 メチルIQラベン 0,1 グリセリン 3,0 ゾデロビレングリコール 3.O L−アルギニン 10.0 水酸化カリウム 0.2 香料 0.2 精製水 A77オ 実施例6 乳化型皮膚血流促進剤: (組成) 2.6−ゾー〇−メチル分岐ステア ロイルエリソルビン[11,0% ステアリン酸 1.0 セタノール 2.0 ワセリン 2.5 スクワラン 4.0 硬化)9−ム油 2・0 ポリオキシエチレンソルビタン モノステアレート(2011!、 O) 1.4親油型
モノステアリン酸グリセリン 1.2ブチルノ9ラベン
 0.1 メチルノQ2ベン 0.1 グリセリン 3.0 ゾゾロビレングリコー# 3.0 水酸化カリウム 0.2 % カルゼキシピニル醪すマー 0.2 香料 0.2 精製水 ノ々ランス 実施例7 ノeツク型(ペースト状ビールオ7タイゾ)皮膚血流促
進剤: (組成) 2.6−ゾー〇−メチル分岐ステア ロイルエリソルビン酸 196 ?リビニルアルコール 12.θ 力dキシメチルセルロースナトリウム 3.0ゾゾロビ
レングリコール 2.0 グリセリン 2.0 エタノ−k 5.0 オリーブ油 3.0チ ?リオキシエチレン硬化ヒマシ油 ([IiO付加30モ#) 0.5 酸化チタン 8・0 カオリン 6.0 香料 0.1 メチルノ♀ラベン 0.1 精製水 バランス 実施例8 軟膏型皮膚血流促進剤: (組成) 2.6−ゾー0−メチル分岐ステア ロイルニリンルピンl!1− 1 白色ワセリン 99 実施例9 液剤型皮膚血流促進剤: (組成) 2.6−ゾー0−メチル分岐ステア ロイルエリソルビン@ 1% エタノール 99
【図面の簡単な説明】
第1図はウサギ腹部に本発明の末梢循環促進剤を塗布し
た場合の用量に対する皮膚血流の変化を示す図面である
。 第2図はウサギ腹部に従来の皮膚血流促進剤を塗布した
場合の皮膚血流の変化を示す図面でおる。 第3図はヒト前腕上勝部屈側部に本発明の末梢循環促進
剤を塗布した場合の皮膚血流の変化を示す図面でるる。 第4図はヒト前腕上縛部屈側部に従来の皮膚血流促進剤
を塗布した場合の皮膚血流の変化を示す図面でるる。 第5図は前もってレセに一ンを腹腔内投与したウサギの
耳介に本発明の末梢循環促進剤を塗布した場合の皮膚血
流及び皮膚温の変化を示す図面でおる。 第6図は前もってアトロピンを静脈内投与したウサギの
耳介に本発明の末梢循環促進剤を塗布した場合の皮膚血
流及び皮膚温の変化を示す図面でらる。 第7図は前もってプロプラノロール會静脈内投与したウ
サギの耳介に本発明の末梢循環促進剤を塗布した場合の
皮膚血流及び皮膚温の変化上水す口面でめる。 log DoBe (% 第6図 1%PG 100% 一一一 1分 第7図 1分 手続補正書(自発〕 1 事件の表示 昭和59年特 許 願第96266号 2、発明の名称 末梢循環促進剤 3、 補正をする者 事件との関係 出願人 住 所 東京都中央区日本橋茅場町1丁目14番lo号
名 称 (091)花王石鹸株式会社 代表者丸田芳部 4、代理人 6、 補正の対象 細書の「特許請求の範囲」及び「発明の詳細な説明」の
橢 7、補正の内容 (1) 明細書の特許請求の範囲を別紙のとおり訂正す
る。 (2)明細書中鎖4頁、第3行 「物理的」とあるを 「物理的」と訂正する。 (3) 同第7頁、第1行ないし下から第8行なわち一
一−を示す)」とあるを なわち本発明は、次の一般式(1) %式% (式中、Xl 、X2、xs、X4のうち少なくとも1
つは一0CRを示し、残余は水素原子を示す。 ここでRは炭素数1〜20の直鎖若しくは分岐のアルキ
ル基若しくはアルケニル基又はシクロアルキル基を示す
)」と訂正する。 (4)同第8頁、第1行ないし第4行 「一般式(1)における−m−が同−若しくは」とある
を 「一般式(1)におけるXl s X2、xs 、X4
のうち、X2及びX3が水素原子でxi及び為がエステ
ル化されているものが好ましく、就中史にxi sX4
が同−治しくけ」と訂正する。 (5)同第24頁、第13行ないし第25頁、第1θ行 「比較品二−−−生理食塩水溶液」とらるを[比較品l
:酢酸dt−α−トコフェロールの50%Tween 
80乳化溶液 ′ 2:ビタミンA/Qルミテートの50%’l’we
en 80乳化溶液 # 3:ビタミンAアセテートの50%Twean 8
0乳化溶液 14:塩酸ピリドキシンの10%生理 食塩水溶液 I55:・ニコチン酸アミドの10%生理食塩水溶液 ′ 6:アスコルビン酸のlθ%生理食塩水溶液 l 7:グリシンのlθ%生理食塩水溶液」と訂正する
。 別紙 2、特許請求の範囲 1、一般式(11 で表わされるアスコルビン酸類誘導体を有効成分として
含有する末梢循環促進剤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(1) (式中〜R1、R2、R3、R4のうち少なくとも°1
    つは炭素数1〜20の直鎖若しくは分岐のアルキル基若
    しくはアルケニル基又はシクロアルキル基會示し、残余
    は水素原子を示す)で表わされるアスコルビン酸類誘導
    体を有効成分として含有する末梢循環促進剤。
JP9626684A 1984-05-14 1984-05-14 末梢循環促進剤 Pending JPS60239419A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62142108A (ja) * 1985-12-16 1987-06-25 Aikusu Lab Sangyo:Kk 育毛剤組成物

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JPS62142108A (ja) * 1985-12-16 1987-06-25 Aikusu Lab Sangyo:Kk 育毛剤組成物

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