JPS60239147A

JPS60239147A - ２重化リング形伝送システム

Info

Publication number: JPS60239147A
Application number: JP59094491A
Authority: JP
Inventors: Hirofumi Kira; 吉良　廣文
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1984-05-14
Filing date: 1984-05-14
Publication date: 1985-11-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は、２重化リング形伝送システムに関するもの
である。

〔従来技術〕

従来この種の装置として、第１図で示す特開昭５４−４
５５０２号公報があった。図に於いて、１００はマスク
装置、２００，３００，４００はスレーブ装置、■系、
■系で示したものはマスク装置１００及びスレーブ装置
２００．３Ｇ、０．４００をリング状に接続する為の２
重化リング伝送路（ループ伝送路とも言う）である。

次に第１図の動作について説明する０本伝送システムが
正常に動作している場合には、各々のスレーブ装置２０
０，３００，４００で拡、図中破線の矢印方向に信号が
流れている０ここで、図中の×印Ｐ点に断線が発生すると、マスク装
置１００はリングの断線が原因で通信が不能になったこ
とを検出して、障害検出ループバック動作を起動させ、
まず■系り／グを通じてスレーブ装置２００に対しルー
プバックコマンドを送り、図示の如く伝送信号をループ
バックさせる０このとき伝送信号のループバックによ）
■系リングを通じて応答信号がマスク装置１００に正常
に返送されるのでマスク装置１００、スレーブ装置２０
０間のリングは正常であると判定される。然る後にスレ
ーブ２００のループバック解除動作を行なう。次にスレ
ーブ３００に対しても同様の動作を行いｉスタ装置１０
０とスレーブ装置３００間の動作も正常であると判定す
る。さらにスレーブ４００に対しても前記と同様の動作
を行うが当然その応答信号は返送されないのでスレーブ
装置３００の下流側（■系で見て下流側）に断線等異常
が発生したと判断する。一方、逆方向にマスタ装置１０
０から■系リングを通してスレーブ装置４００に前記と
同様の障害検出ループバック動作を実施させる。この時
には応答は正常となるが、スレーブ装置３００に対して
行うと応答異常となシ、スレーブ装置４００の上流側に
異常があると判断される。以上の結果よりスレーブ装置
３００とスレーブ装置４００との間が断線等異常になっ
ていると判別する。

従来の２重化リング形伝送システムは以上の様に構成さ
れて゛いたので、伝送リングの断線等異常検出の動作シ
ーケンスが大変複鍵で、かつ検出時間が長くかかるとい
う欠点がある。

さらに、各々の伝送リングＩ系、■系が基本クロックψ
１及びψ２の異なるクロックで動作している為に障害検
出ループバックするときに動作クロックを切換える必要
がある等の欠点があった〇〔発明の概要〕本発明は、上記の様な従来のものの欠点を除去するため
になされたもので、２重化リングの伝送信号を同一の基
本クロックで動作させ、かつ、単純な動作シーケンスで
高速ループバック運転を続行させ得ると共に、異常個所
を検出する２重化リング形伝送システムを提供すること
を目的としている。

〔発明の実施例〕

以下この発明の一実施例金回について説明する。

図中第１図と同一の部分は同一の符号をもって図示した
第２図において、マスク装置１θ０はトランスミッタ１
０７．１０！Ｉ、レシーバ１０８．１１０、データ受信
部１０２．１０’３、データ送信部１０１、データ処理
部１０６及び切替スイッチ１’　ｏ、　４　、１ｏｓで
構成されて埴る。

また、スレーブ装置２００は、トランスミッタ２０４．
２０６、レシーバ２０５，２０７、データ中継送受信部
２０１、切替スイッチ２０２　、２０３で構成されてい
る。同様にスレーブ装置３（ｌＯ及び４００についても
スレーブ装置２００と同様の構成と表っている。

前記の諸装置はＩ系リング及び■系リングによって、互
いに逆方向に信号が周回する様に接続されている。

次に本発明の動作について以下に訳則する０まず、伝送
システムが正常な場合に紘、マスタ装置１００からの１
種類の基準クロックで動作するデータ送信５１０１から
Ｉ系及び■系リングにトランスミッタ１０７及び切替ス
イッチ１０５、）ランスミッタ１ｏｓｔ”介して送出さ
れる０この時の送出信号は、Ｉ系リングではスレーブ装
置２００のレシート２０５、切替スイッチ２０２、デー
タ中継送受信部２０１、）う／スミツタ２０４を介して
スレーブ装置３００及びスレーブ装置４００の同様回路
を経由して、再びマスタ装置１００のレシーバ１０８、
切替スイッチ１０４、データ受信部１０２にもどシ処理
部１０６でデータ中縦される。一方、■系では、スレー
ブ装置４００のレシーバ４０Ｔ１切替スイツチ４０３及
びトラ／スミッタ４０６を経由して、スレーブ装置３０
０に伝送され、以下スレーブ装置３００及びスレーブ装
置２００においても帥述のスレーブ装置４００と同様回
路を通して、再びマスク装置１００にもどって来る。こ
のループバック信号はレシーバ１１０、データ受側Ｉ０
３で受信され、データ処理部１０６に転送される。

前記データ処理部１０６は、両系リングをデータ受信部
１０２，１０３を介して監視し、またＩ系の受信データ
のみを中継転送する様に動作する。

次に継線時の動作を以下に説明する。図中Ｘ印のＰ点で
断線が発生すると、スレーブ装置４００のレシーバ４０
５はただちにキャリヤ断を検出しＣＤ信号ＯＮを出力す
る。この動作によって切替スイッチ４０２は図中太線の
方向に返転し、データ中継送受信部４０１は■系リング
の信号を中継することになる。同時にこのＣＤ信号は前
記データ中継送受信部４０１の送信部に渡されＩ系リン
グを通してマスク装置１００に伝送される（すなわち■
系からＩ系にループバックされる）０かくして、マスタ
装置１００ではスレーブ装置４００からのキャリヤ断情
報ＣＤ信号を受信することによって、Ｉ系りングではス
レーブ装置４００よ）上流側に異常が起ったことを判別
し、上流局、ここではスレーブ装置３００にループバッ
クコマンドを送出する。

一方、スレーブ装置３００ではレシーバ、３０７がキャ
リヤ断ＣＤ信号を検出し、これによって切替スイッチ３
０３を図中太線の方向に切替える。

同時に前記のＣＤ信号はデータ中継送受信部３０１に伝
達され、この動作がトランスミッタ３０６によって■県
側へ送出される。すなわちＩ系がら■系へループバック
される。さらに、前記マスタ装置１００よシ送出された
ループパックコマントカデータ中継送受信部３０１で受
信されて切替スイッチ３０３の切替信号として動作する
（前記ＣＤ信号とＯＲ接続される）。このスレーブ装置
３００からのＣＤ信号はマスク装置１００のデータ送信
部１０３で受信され、■系の障害発生位置も検出する。

マスク装置１００のデータ処理部１０６ではＩ系及び■
系から受信した障害ＣＤ情報をもとにして、２つのスレ
ーブ装置３００と４００との間に障害が発生したことを
判定して、切換スイッチ１０５を図中破線の方向に切替
える。

この様にして、スレーブ装置３００及び４００間が断線
すると、前記のスレーブ装置３００及び４００は各々キ
ャリヤ断検出によって自動的にループバックを行なうと
共に、キャリヤ断情報をマスク装置に返送すゐことによ
って即座に障害発生位置を判別することができる◎ また、■系のみ（図中の例と同一個所）が断線になった
場合は、■系はそのまま正常動作し、スレーブ装置３０
０にてループバックされる。

さらにＩ系のみが（図中例と同一個所）断線となった場
合には、スレーブ装置４００はただちにＣＤ信号によっ
てループバックされるが、スレーブ装置３００ではルー
プバックコマンドのみにてループバックされることとま
る。

なお、上記実施例では、切替スイッチを接点形式で示し
たが、電子回路、ディジタル論理で回路構成しても効果
に変シはない。

また、上記実施例では、レシーバの故障についての説明
は省略したが、これはデータ中継送受信部にて一定時間
以上同期信号が検出されないとき、スレーブ側の切替ス
イッチを自動的に切替える手段を併用することも可能で
ある。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、信号伝送用リングの
断線等信号不能の障害発生に対して２重化りングの伝送
信号を同一の基本クロックで動作スルヨうにし、かつ単
純な順序動作のシーケンスでスレーブ装置からの高速ル
ープバック信号が得られるようにハード構成したので障
害発生位置の検出情報をただちに検出することができ、
伝送システムの信頼度、稼動率、保全度等を大幅に向上
させることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の２重化替ング形伝送システムの機能構成
図、第２図は、本発明の一実施例を示す２重化リング形
伝送システムの回路構成図である。゛　１００・・・マスク装置、２００，３００，４００
・・・スレーブ装置、１０１・・・データ送信部、１０
２゜１０３・・・データ受信部、１０４，１０５・・・
切替スイッチ、１０６・・・データ処理部、１０７，１
０９・・・トランスミッタ、１１０，１０８・・・レシ
ーバ。特許出願人　三菱電機株式会社代つい　弁えよ　ＥＢ　澤　博　７ｊ′二一−−−７：
）、　・（外２名）−“　。第１図ルーｌノ「ラグ手続補正書（自発）５９．９．１７昭和　年　月　日特許庁長官殿】、事件の表示　特願昭５９−９４４９１号２、発明の
名称２重化リング形伝送システム３、補正をする者代表者片山仁へ部５、補正の対象６、補正の内容（１）別紙の通り特許請求の範囲を補正する。（２）明細書をつぎのとおり訂正する。７、添付書類の目録補正後の特許請求の範囲を記載した書面　１通以上補正後の特許請求の範囲（１）伝送リングの動作を管理するマスク装置と端末装
置を中継するためのスレーブ装置とで構成さ　゛れ、該
各々の装置が、信号伝送方向を逆向きに流れるようにし
た■系リングとｎ系リングとで接続された２重化リング
形伝送システムにおいて、前記マスク装置が、Ｉ及びｎ
系リングに同一の基本クロックによる伝送フレーム信号
を送出し、リングを周回した伝送フレーム信号を各々デ
ータ受信部で受信し、前記Ｉ系リングの受信フレーム中
に前記スレーブ装置のキャリヤ断情報を検出したとき、
マスク装置内のデータ処理部からループバックコマンド
を送出し、かつ前記スレーブ装置からの受信フレーム中
にキャリヤ断情報が検出されたときには前記層系リング
を中継モードとし、童た、Ｉ系すング側でキャリヤ断を
検出したときにはｎ系リングからＩ系リングにループバ
ックする信号切替動作機能を備えたことを特徴とする２
重化リング形伝送システム。（２）前記スレーブ装置が、キャリヤ断を検出したとき
、そのキャリヤ断の検出信号によってループバックし、
キャリヤ断情報をマスク装置に送出し、また前記マスク
装置からのループバックコマンドを前記スレーブ装置が
受信したときにも、ループバックする機能を備えたスレ
ーブ装置であることを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の２重化リング形伝送システム。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　伝送リングの動作を管理するマスク装置と端末
装置を中継するためのスレーブ装置とで構成され、該各
々の装置が、信号伝送方向を逆向きに流れるようにした
Ｉ系リングと■系リングとで接続された２重化リング形
伝送システムにおいて、前記マスク装置が、■及び量系
リングに同一の基本り四ツク伝送フレーム信号を送出し
、リングを周回した伝送フレーム信号を各々データ受信
部で受信し、前記Ｉ系リングの受信フレーム中に前記ス
レーブ装置のキャリヤ断情報を検出したとき、マスク装
置内のデータ処理部からループバックコマンドを送出し
、かつ前記スレーブ装置の受信フレーム中にキャリヤ断
情報が検出されたときには前記罷系リングを中継モード
とし、また、Ｉ系すング側でキャリヤ断を検出したとき
には■系リングから１系りングにループバックする信号
切替動作機能を備えたことを特徴とする２重化リング形
伝送システム。（２１前記スレーブ装置が、キャリヤ断を検出したとき
、そのキャリヤ断の検出信号ループバックし、キャリヤ
断情報としてマスク装置に送出し、前記マスク装置から
のループバック：ｒｆｆンドを前記スレーブ装置が受信
したとき、ループバックする機能を備えたスレーブ装置
であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の２
重化リング形伝送システム。