JPS6023898B2 - 積層物の製造方法及びその製造装置 - Google Patents
積層物の製造方法及びその製造装置Info
- Publication number
- JPS6023898B2 JPS6023898B2 JP453478A JP453478A JPS6023898B2 JP S6023898 B2 JPS6023898 B2 JP S6023898B2 JP 453478 A JP453478 A JP 453478A JP 453478 A JP453478 A JP 453478A JP S6023898 B2 JPS6023898 B2 JP S6023898B2
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- JP
- Japan
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- laminate
- metal plate
- die
- plate members
- manufacturing
- Prior art date
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- Laminated Bodies (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、電気機器用積層鉄0等の積層物の製造方法
及びその製造装置に関するものである。
及びその製造装置に関するものである。
従来この種の積層物として第1図及び第2図に示すもの
があった。図において1は鋼板等の積層物を構成する部
村、2は山記部材1ご積層固定するためのりペットであ
る。そしてこの積層物は、素材よりプレス機械にてペッ
ト穴を有する上記部村1を打抜いた後、その部村1をシ
ュート等によって取出し、しかる後計量かしめ機等によ
って所定枚数を計量し、リベット2でかしめることによ
り製造されていた。ところが従来の積層物の製造方法に
あっては、上記部材1の積層固着手段としてリベット2
を要するため部品点数が増加し、又製造にあたり複数の
機械を要したり、工数が増加したりする欠点があつた。
があった。図において1は鋼板等の積層物を構成する部
村、2は山記部材1ご積層固定するためのりペットであ
る。そしてこの積層物は、素材よりプレス機械にてペッ
ト穴を有する上記部村1を打抜いた後、その部村1をシ
ュート等によって取出し、しかる後計量かしめ機等によ
って所定枚数を計量し、リベット2でかしめることによ
り製造されていた。ところが従来の積層物の製造方法に
あっては、上記部材1の積層固着手段としてリベット2
を要するため部品点数が増加し、又製造にあたり複数の
機械を要したり、工数が増加したりする欠点があつた。
なおりペット2にかわり溶接により積層物を構成する場
合もあるが、溶接時の熱により上記部材1が変形するこ
とがあった。
合もあるが、溶接時の熱により上記部材1が変形するこ
とがあった。
この発明は、これらの欠点を改善することのできる積層
物の製造方法及びその製造装置を提供するものである。
物の製造方法及びその製造装置を提供するものである。
以下この発明の一実施例を第3図〜第8図において説明
する。第3図及び第4図はこの発明による寸法並びに装
置によって製造された積層物を示し、積層物を構成する
部材3の外周部の数個所に形成されたむしれ4により上
記部材3間を結合することにより機成している。第5図
は上記積層物を製造する装置を示し、5は第7図に示す
形状をなす積層物を構成する部材3aを打抜くためのポ
ンチ、6は第8図に示す形状をなす積層物を構成する部
材3bの半円部7を打抜くためのポンチである。なお第
7図に示す部材3aと第8図に示す都村3bとの縦及び
横寸法は同一である。又8はダィ、9はダィ8の下部に
設けられ、ダィ8の関口部8aと対向する位置に上記閉
口部8aより若干大きい寸法をなす関口部9aが設けら
れたダィホルダ、10はダィ8の開口部下部に位置し、
ダィホルダ9に固着されたむしれ形成用部材で、このむ
しれ形成用部材10は第6図に詳細に示す如く関口部1
0aを有し、かっこの開口部10aに突出するむしれ形
成用突起爪10bを有している。なおこのむしれ形成用
部材10の関口部10a大きさは、ダィ8及びポンチ5
により打抜かれる第7図に示す部材3aが突起爪10b
に引掛かり、第8図に示す部材3bが通り抜けれる大き
さを有している。以上のようにこの発明による製造装置
は構成されており、次にこの装置を用いてこの発明によ
る製造方法、並びにこの装置の動作を説明する。
する。第3図及び第4図はこの発明による寸法並びに装
置によって製造された積層物を示し、積層物を構成する
部材3の外周部の数個所に形成されたむしれ4により上
記部材3間を結合することにより機成している。第5図
は上記積層物を製造する装置を示し、5は第7図に示す
形状をなす積層物を構成する部材3aを打抜くためのポ
ンチ、6は第8図に示す形状をなす積層物を構成する部
材3bの半円部7を打抜くためのポンチである。なお第
7図に示す部材3aと第8図に示す都村3bとの縦及び
横寸法は同一である。又8はダィ、9はダィ8の下部に
設けられ、ダィ8の関口部8aと対向する位置に上記閉
口部8aより若干大きい寸法をなす関口部9aが設けら
れたダィホルダ、10はダィ8の開口部下部に位置し、
ダィホルダ9に固着されたむしれ形成用部材で、このむ
しれ形成用部材10は第6図に詳細に示す如く関口部1
0aを有し、かっこの開口部10aに突出するむしれ形
成用突起爪10bを有している。なおこのむしれ形成用
部材10の関口部10a大きさは、ダィ8及びポンチ5
により打抜かれる第7図に示す部材3aが突起爪10b
に引掛かり、第8図に示す部材3bが通り抜けれる大き
さを有している。以上のようにこの発明による製造装置
は構成されており、次にこの装置を用いてこの発明によ
る製造方法、並びにこの装置の動作を説明する。
即ち素材11を順次矢印方向の送り、ダィ8及びポンチ
5により素材11から第7図に示す部材3aを所定枚数
(この実施例の場合は5枚)打抜いた後、ダィ8及びポ
ンチ5,6により素材11から第8図に示す半円部7を
有する部材3bを打抜く。なおこの打抜き繰返して行な
われる。そして打抜かれた第7図に示す部材3aが、む
しれ形成用部材10の突起爪10bに引掛かりダィ8の
関口部8a内に部材3a,3bが順次積層されるが、次
々と部材3a,3bを打抜くのでダィ8の高さAまで積
層されると都材3a,3bの打抜き時の押圧力で下方に
押される。この時この押圧力により突起爪10bに引掛
かっている都材3aが、突起爪10bによりしごき加工
が加えられてむしれ4が形成されむしれ形成用部材10
の閉口部10aに入り込む。そして次の部材3aも、上
記部材3aと同様にむしれ4が形成されむしれ形成用部
材10の開口部10aに入り込むと共に先に閉口部10
aに入っている部材3aのむしれ4によりこの都材3a
と結合される。
5により素材11から第7図に示す部材3aを所定枚数
(この実施例の場合は5枚)打抜いた後、ダィ8及びポ
ンチ5,6により素材11から第8図に示す半円部7を
有する部材3bを打抜く。なおこの打抜き繰返して行な
われる。そして打抜かれた第7図に示す部材3aが、む
しれ形成用部材10の突起爪10bに引掛かりダィ8の
関口部8a内に部材3a,3bが順次積層されるが、次
々と部材3a,3bを打抜くのでダィ8の高さAまで積
層されると都材3a,3bの打抜き時の押圧力で下方に
押される。この時この押圧力により突起爪10bに引掛
かっている都材3aが、突起爪10bによりしごき加工
が加えられてむしれ4が形成されむしれ形成用部材10
の閉口部10aに入り込む。そして次の部材3aも、上
記部材3aと同様にむしれ4が形成されむしれ形成用部
材10の開口部10aに入り込むと共に先に閉口部10
aに入っている部材3aのむしれ4によりこの都材3a
と結合される。
なおこのむしれ形成結合工程は所定枚数(この実施例の
場合5枚)同様に行なわれる。このむしれ形成結合工程
が終了すると第8図に示す突起爪10bにてむしれ4が
形成されない形状をなす部材3bが、むしれ形成用部材
10の閉口部10aに入り込むと共に開□部10aに入
っている部材3aのむしれ4によりこの部材3aと結合
され第3図及び第4図に示すような積層物が構成される
。
場合5枚)同様に行なわれる。このむしれ形成結合工程
が終了すると第8図に示す突起爪10bにてむしれ4が
形成されない形状をなす部材3bが、むしれ形成用部材
10の閉口部10aに入り込むと共に開□部10aに入
っている部材3aのむしれ4によりこの部材3aと結合
され第3図及び第4図に示すような積層物が構成される
。
そして第8図に示す部材3bには、むしれ4が形成され
ないので次々送られてくる第7図に示す都材3aと結合
されることがなく、従って第7図に示す部材3aにむし
れ4を形成して部材3a間を結合する工程、及びむしれ
4が形成された部材3aと第8図に示すむしれ4が形成
されない部村3bとを結合する工程を繰返すことにより
上記積層物を連続的に製造する。なおこの実施例におい
てむしれ形成用部材10の突起爪10b形状は、第7図
に示す部材3aにむしれ4が形成される形状であればい
かなる形状でもよい。
ないので次々送られてくる第7図に示す都材3aと結合
されることがなく、従って第7図に示す部材3aにむし
れ4を形成して部材3a間を結合する工程、及びむしれ
4が形成された部材3aと第8図に示すむしれ4が形成
されない部村3bとを結合する工程を繰返すことにより
上記積層物を連続的に製造する。なおこの実施例におい
てむしれ形成用部材10の突起爪10b形状は、第7図
に示す部材3aにむしれ4が形成される形状であればい
かなる形状でもよい。
以上のようにこの発明によれば、金属坂部材をその部材
に形成されるむしれにて結合して積層物を製造するので
、積層物を製造する際、リベット、接着材等金属坂部材
とは別個の結合材を用いてその金属板部村間を接合する
必要がなく、しかもそのむしれを、プレスにて金属坂部
材を打抜く際にそのプレスの押圧加工により同時に形成
し、かつそのプレス時にその金属板部村間をむしれにて
結合するので、その積層物をプレス機械のみで製造でき
ると共に、製造工数が減少する。
に形成されるむしれにて結合して積層物を製造するので
、積層物を製造する際、リベット、接着材等金属坂部材
とは別個の結合材を用いてその金属板部村間を接合する
必要がなく、しかもそのむしれを、プレスにて金属坂部
材を打抜く際にそのプレスの押圧加工により同時に形成
し、かつそのプレス時にその金属板部村間をむしれにて
結合するので、その積層物をプレス機械のみで製造でき
ると共に、製造工数が減少する。
またこの発明によれば、むしれを形成する突起爪は、既
存のプレス機械に取付けるだけで足り、よってこのよう
な積層物を製造する際、プレス機械を大中に改造する必
要がない。
存のプレス機械に取付けるだけで足り、よってこのよう
な積層物を製造する際、プレス機械を大中に改造する必
要がない。
更にまたこの発明によれば、突起爪にてむしれが形成さ
れない形状をなす金属坂部材を、所望枚数毎に突起爪部
に供給する手段を具備してなるので、上述した積層物を
プレス機械のみで大量に生産できる。
れない形状をなす金属坂部材を、所望枚数毎に突起爪部
に供給する手段を具備してなるので、上述した積層物を
プレス機械のみで大量に生産できる。
第1図は従来の積層物を示す斜視図、第2図は第1図の
要部断面図、第3図はこの発明の一実施例に係る積層物
を示す斜視図、第4図は第3図の要部断面図、第5図は
この発明の一実施例に係る製造装置を示す断面図、第6
図は第5図におけるむしれ形成用部材の平面図、第7図
及び第8図は積層物を構成する部材の平面図である。 なお図中同一符号は同一部分を示し、3,3a,3bは
積層物を構成する部村、4はむしれ、5,6はポンチ、
8はダィ、10はむしれ形成用部材、10bは突起爪で
ある。 第′図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第a図
要部断面図、第3図はこの発明の一実施例に係る積層物
を示す斜視図、第4図は第3図の要部断面図、第5図は
この発明の一実施例に係る製造装置を示す断面図、第6
図は第5図におけるむしれ形成用部材の平面図、第7図
及び第8図は積層物を構成する部材の平面図である。 なお図中同一符号は同一部分を示し、3,3a,3bは
積層物を構成する部村、4はむしれ、5,6はポンチ、
8はダィ、10はむしれ形成用部材、10bは突起爪で
ある。 第′図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第a図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数個の金属板部材を積層結合して成る積層物を構
成する複数個の金属板部材の所定部に上記金属板部材を
プレスにより素材より打抜加工する際に上記プレスの打
抜押圧加工により同時に形成されるむしれにより上記金
属板部材相互間を結合することを特徴とする積層物の製
造方法。 2 複数個の金属板部材を積層結合して成る積層物を構
成する複数個の金属板部材を打抜くダイ及びポンチと、
上記ダイの開口部下部に位置し、上記ダイ及びポンチに
て打抜かれた上記金属板部材の所定部に、しごきを加え
てむしれを形成する突起爪とを備えて成る積層物の製造
装置。 3 複数個の金属板部材を積層結合して成る積層物を構
成する複数個の金属板部材を打抜くダイ及びポンチと、
上記ダイの開口部下部に位置し、上記ダイ及びポンチに
て打抜かれた上記金属板部材の所定部に、しごきを加え
てむしれを形成する突起爪と、この突起爪にてむしれが
形成されない形状をなす積層物を構成する金属板部材を
、所望枚数毎に上記突起爪部に供給する手段とを備えて
成る積層物の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP453478A JPS6023898B2 (ja) | 1978-01-19 | 1978-01-19 | 積層物の製造方法及びその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP453478A JPS6023898B2 (ja) | 1978-01-19 | 1978-01-19 | 積層物の製造方法及びその製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5497682A JPS5497682A (en) | 1979-08-01 |
JPS6023898B2 true JPS6023898B2 (ja) | 1985-06-10 |
Family
ID=11586702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP453478A Expired JPS6023898B2 (ja) | 1978-01-19 | 1978-01-19 | 積層物の製造方法及びその製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023898B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4844994B2 (ja) * | 2001-07-02 | 2011-12-28 | 黒田精工株式会社 | 積層鉄心の製造用金型装置 |
-
1978
- 1978-01-19 JP JP453478A patent/JPS6023898B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5497682A (en) | 1979-08-01 |
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