JPS60238447A - 希土類永久磁石 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は希土類金属、遷移金属そして半金属もしくは半
導体元素からなる合金より製造される希土類永久磁石に
関する。

〔従来技術〕

現在工業化されている希土類磁石は、Ｓｍ００５゜Ｓｍ
（ＴＭ）ｔ７　（但し、ＴＭは遷移金属を表わす）、そ
してＮ（１−Ｆθ−Ｂ糸等である。これらの磁石に使わ
れている希土類金属は、モナザイト、バ不トネサイト等
の鉱石からイオン交換法や溶媒抽出法を用いて得られる
分離希土であるため、コストが高くなり、さらＱこ多量
に使用される分離希土では供給量に不安を生じる等の問
題がでてきた。このため一部では低コストの混合希土金
属（ミツシュメタル、以下ＭＭと略す）を用いて低コス
ト希ような希土類成分にＭＭを使用した磁石の磁気性能
は、ＭＭＯｏ’５で焼結磁石の場合、残留磁束密度（以
下−Ｂｒと略す）８１’００（Ｇ）、固有の保磁力（以
下１Ｈｃと略す）９０００（Ｏｅ）。

最大エネルギー積（以下（Ｂ　Ｈ）　ｍａｘと略す）１
４．５　（（ＭＧＯｅ）（Ｈ，Ｎａｇｅｌ、Ｈ，Ｐ、に
１ｅｉｎＡＩＰ　０ｏｎｆ、Ｐｒｏｃ　２４６９５（１
９７４））等の報告がなされている。しかし、一般に混
合箱出を用いた永久磁石は、磁気性能が低いという欠点
があった。また、比較的高い磁気性能を有しているＮ　
ｄ−Ｆ　ｅ　−Ｂ糸の磁石はキュリ一点（Ｔｃ）がｓ−
ｓ　ｏ　（’ｃ　）と低いため、実際の使用においては
かなりの制限を−うけている。

〔目的〕

本発明はこの様な問題点を解決するもので、その目的と
するところは、低コストかつ高性能な永久磁石を開発す
るところにある。

〔概要−〕

本発明の永久磁石は０ｓ−Ｄｉ（ジジム：Ｎｄ−Ｐ　ｒ
合金）−７８−Ｃｏ−３３系合金および顔合、Ｂｉ、Ｏ
，Ｇｅ、Ｐ、Ｓの元素群の中の１種または２種以上の元
素で置換した合金を使用して、焼結法あるいは樹脂結合
法で製造することを特徴とする。混合箱土金属Ｃθ−Ｄ
１は分離箱出を抽出する過程で得られるものであり、コ
スト的には分＾Ｗ箱出にくらべて非常に安くなり、また
０ｅ−Ｄ　ｉ　−Ｆ　ｅ　−Ｏｏ　−Ｂ糸の組成を規定
することにより高い磁気性能が得られ、さらにＣＯを添
加したことによりＴＯの向上が見られた。

〔実施例〕

以下本発明について実施例に基づき詳細に説明する。

〈実施例１〉 第１叛に示す組成の合金を低周波溶解炉を用いてＡｒガ
ス中で溶解する。

第　１　表 該合金は１１７０’ＣＸ１０時間溶体化処理、８０ｏ℃
×４時間時効処理を行ない、その後ボールミルで粉砕し
粒径が２μｍ〜８０μｍの微粉末とする。この磁性粉末
にエポキシ樹脂を２．０重量％加え混練し、この混合物
を磁場中で圧縮成形する。この成形体を１５０℃×１時
間加熱して永久磁石を得る。得られた永久磁石の磁気性
能を第２表に示す。第２表より本発明磁石は混合箱出を
使用ることか判る。

〈実施例２〉 組成式がｃｅｏ４Ｐｒ０．Ｉ　Ｎｄｏ５（Ｆｌｌｌｏ、
５９−Ｎ　０００．４１　ＢＮ）５６と表される糸にお
いてＮの値を変化させた糸について、実施例１と同じ方
法を用いて永久磁石を製造する。得られた永久磁石の磁
気性能を第１図に示す。第１図よりＮの値は０．０２≦
Ｎ≦０．２〈実施例３〉 組成式がＯｅｏ、４　ｐｒｏ、Ｉ　Ｎｄｏ、５（Ｆｅｏ
、ｓｏ　０００．４１　Ｂｏ、ｏｓ）ｚと表される糸に
おいて２の値を変化させた系について実施例１と同じ方
法を用いて永久磁石を製造する。この永久磁石の磁気性
能を、第２図に示す。

２の値は４．−０≦２≦ａＯが望ましいと言える。

〈実施例４〉 組成式がＯｅｏ、４　’ｐｒｏ、Ｉ　Ｎｄｏ、ｓ（Ｆｅ
ｏ９ｘ−ＭＣｏＭＢｏ、０９）５．６と表される系にお
いてＭの値を変えた合金のＴＣを第３図に示す。００を
添加することによりＴＣは向上しているが、Ｍ＞０１８
以上ではコスト的な囲で不利となるので、Ｍの値は０．
１部Ｍ≦０．８の範囲が望ましい。

〈実施例５〉 第５表に示す組成の合金を実施例１と同じ方法を用いて
永久磁石を製造する。この永久磁石の磁気性能を第４表
に示す。

第　３　表 第４表よりＢの１部をＡ／！、、Ｇａ　、Ｉｎ　、Ｓｎ
、Ｐｄ、Ｂｉ、Ｓｉ、Ｏ，Ｇｏ、Ｐ、Ｓの各元素で置換
しても良好な磁気性能を得ることが判る。

第　４　表 〈実施例６〉 実施例１および５の中の試料漱１および７の組成の合金
について低周波溶解炉を用いてＡｒガス中で溶解する。

該合金をボールミルで粒径２μｍ〜５μｍの微粉末にす
る。この粉末を磁場中で圧縮成形し、その成形体ｆｉ：
１２００℃×１時間焼結後１１７０℃×２時間溶体化処
理を行ない急冷し、さらに８００′’ＱＸ４時間時効処
理して永久磁石を得る。この永久磁石の磁気性能を第５
表に示す本発明磁石は焼結法で製造した場合、Ｓｍ０ｏ
Ｓの焼結磁石に匹敵する磁気性能を有している。

〈実施例７〉 試料ＮＯ，１，７の組成の合金について実施例１と同じ
方法で粒径２μＭ〜８０μ情の粉末をつくる。この粉末
を樹脂と混練して、押出成形機および射出成形機でによ
り磁場中で成形する。第６表に成形条件、第７表に得ら
れた永久磁石のイ・Ｕ気性能２示す。

第表 〔効果〕 以上述べてきたように本発明によれば゛ミ高性能箱出類
永久イｊ縁石を廉価で供給することが可能となるため、
産業界に及ぼす効果は大きいと言える。

【図面の簡単な説明】

第１図はＢの量と磁気性能の関係を表すグラフ第２図は
２の値を変えたときの磁石の磁気性能を表したグラフ。 第６図は（、ｏの量とＴＣの増加量の関係を表すグラフ
。 以　上 出願人　株式会社諏訪精工舎 代理人　弁理士　最上　務 ０　ρ、ｏｓ　ｏ−ｔ　ｏ、ｔ５　θ、ンＯり、２Ｆ；
／Ｖ　４ＩｌＩ　→ 第１図 ３、ｏ　４・Ｄ　ｌ３−０　６．０　”ｒ、Ｑ　Ｂ、。 ２　イ１　−一一一１ 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）原子比でＣｅ１−ｘ−ｙ　ＰｒＸ　Ｎｄｙ（’Ｆ
   ａｔ−ｙ−ＮｏｏＭＥＮ）ｚ（但し、Ｘ、Ｙ、Ｚ、Ｍ、
   Ｎはそれぞれ下記の範囲にある。） ０１≦Ｘ≦０．５ ０．１≦Ｙ≦０．８５ ４．０≦２≦ａ０ ０．１部Ｍ≦０．８ ０．０２≦Ｎ≦０．２ ｏ（１−Ｘ−Ｙ≦０．８ で表される組成の合金からなることを特徴とする希土類
   永久磁石。 （２）Ｂの１部をＡｔ、Ｇａ　、工ｎ、Ｓｎ、Ｐｄ、Ｂ
   ｉ、Ｓ：Ｌ、Ｏ，Ｇｏ、Ｐ、Ｓの元素群のうち特とする
   特許請求の範囲第１項記載の希土類永久磁石。