JPS60238412A - 溶鋼の脱窒方法 - Google Patents

溶鋼の脱窒方法

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Publication number
JPS60238412A
JPS60238412A JP9191684A JP9191684A JPS60238412A JP S60238412 A JPS60238412 A JP S60238412A JP 9191684 A JP9191684 A JP 9191684A JP 9191684 A JP9191684 A JP 9191684A JP S60238412 A JPS60238412 A JP S60238412A
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JP
Japan
Prior art keywords
molten steel
steel
metallic
gas
denitrification
Prior art date
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Pending
Application number
JP9191684A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Tsutsumi
直人 堤
Yoshimasa Mizukami
水上 義正
Hironobu Murata
村田 裕信
Noriyuki Shidawara
志俵 教之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C7/00Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
    • C21C7/0006Adding metallic additives

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3.1産業上の利用分野 本発明は溶鋼の脱窒方法に関するものである。
3.2従来技術 鋼材の緒特性に対する要求は近年著しく厳しくなってき
ており、溶銑の予備脱硫と転炉操業の組合わせといった
簡単なfロセスでは鋼中の燐、硫黄あるbは介在物量を
要求水準まで低減させることができない。
従って、転炉出鋼後、例えばアーク加熱装置などの溶鋼
加熱手段を用いて、低燐、低硫がっ介在物量の少ない鋼
が製造されている。即ち、上述した方法で、燐0.00
5チ以下、硫黄0.001チ以下、酸素0.0021以
下の鋼が製造されている。しかし、このためには転炉吹
錬終了後、溶鋼脱燐、溶鋼脱硫などの二次精錬において
、長時間を要するとともに、溶鋼が攪拌されるため溶鋼
と大気が接触する。従って、大気中の窒素ガスが溶鋼に
混入し、溶鋼中の窒素が増加するという欠点がある。
これに対し、[:N]<209pmといった低窒素鋼の
要求も出てきており、上記低燐、低硫鋼を溶製した後、
真空処理操作をすること釦より、低窒素鋼を溶製する試
みがなされている。真空処理により低窒素鋼の溶製を試
みる場合、脱窒は(1)式によジ生じていると考えられ
る。
2N→N2 (g) (1) 又、その時の溶鋼中の窒素濃度V!(2)式に従って変
化すると考えられる。
d[N)/dt=(Ak’/V)([N)2−KN’、
P、2) (2)ここで 〔N〕:溶鋼バルクにおける蟹素濃度(チ)t :時間
(Bec) A :有効反応界面積(−2) ■ :溶鋼の体積(tynり k′二見掛けの反応速度定数(crn/%・5ec)K
N:音素の平衡定数(%/atm%)PN2:窒素ガス
分圧(atm) である。
従って、溶鋼量が一定の場合、有効反応界面積を大きく
し窒素ガス分圧PN2を小さくすることにより、脱窒素
速度は速くなるため、通常は大量のガスを溶鋼内に吹き
込む方法がとられている。例えば、溶鋼内に、大量の金
属アルミニウムを添加し、溶鋼中の酸素含有量を低下さ
せた後大量のアルゴンガスを吹き込み真空処理すること
によシ脱窒する方法が日本鋼管(株)から報告されてい
る(鉄と鋼’83−8881)。
この方法は、表面活性剤である溶鋼中の酸素含有量を低
下させることKより、脱窒の見掛けの反るものである。
しかし、溶鋼中の酸素含有量を低下させると、源側物質
移動係数kLが大きくなるため吸窒速度も大きくなり全
体としての脱窒速度を低下させる作用が働く。また、溶
鋼全体の酸素含有量を低下させるため、大量の金属アル
ミニウムを添加する。従って溶鋼中のアルミニウム含有
量が筒〈なり、アルミニウム含有量を低くしなけれはな
らない鋼種に対しては適用できなh溶製方法である。
また、大量のガスを溶鋼内に吹き込むと下記のような問
題が発生する。
(1)溶鋼の温度降下が大きくなる。
(2)溶鋼が飛散し、真空槽内又は取鍋内に付着し、溶
鋼歩留の低下と設備稼働率の低下を招く。
従って、精錬コストが大幅に高くなることから、合理的
な脱窒の方法の開発が待たれていた。
3.3本発明の目的 かくして、本発明は前述のように、従来法の欠点を完全
に排除した低窒素鋼の製造法を提供することを目的とす
るものであり、本発明によれば生産性を低下させること
なく安定して溶鋼段階での脱窒を行うことができた。
3.4本発明の構成9作用 この発明の特徴とするところは、減圧下におかれた溶鋼
内に、0.05kp/ t−5tee1以上、0.5 
kp/1−steel以下の、金屑カルシウム、金属マ
グネシウムあるいは金属アルミニウムの一種あるいは二
種以上の混合物を、3 l/ t−5tee1以上の不
活性ガスあるいは、還元ガスで吹き込むことを特徴とす
る溶鋼の脱窒方法にある。
すなわち本発明によれば、減圧下におかれた溶鋼内に、
金属カルシウム、金属マグネシウムあるいは金属アルミ
ニウムの一種あるいは二種以上の混合物を、不活性ガス
あるいは、還元ガスで吹き込むことにより、溶鋼内に生
成した気泡近傍の溶鋼中酸素がこれら、金属カルシウム
、金属マグネシウムあるいは金属アルミニウムと反応(
7、溶鋼中の酸素含有量が低下する。よって前述の見掛
けの反応速度定数に′が大きくなり、脱窒速度が大きく
なる。また、このように不活性ガスあるいは、還元ガス
と共に吹き込まれた金属カルシウム、金属マグネシウム
あるいは金属アルミニウムはその後溶鋼中を拡散し薄め
られる。従って溶鋼が大気と接触し、吸窒反応が生じる
場所では、既に金属カルシウム−1金属マグネシウムあ
るいは金属アルミニウムの濃度は低下しているため、溶
鋼中の酸素含有量はさほど低下せず吸窒速度は大きくな
らない。つまり、本発明によれは脱窒反応場所の酸素含
有量だけを低下させることが可能となり、効率的な脱窒
処理が可能となる。
さて、大気圧下におかれた取鍋自溶鋼にアルゴンガスを
用いて金属カルシウムを吹き込む方法は、西独ATH社
からTNプロセスとして提案されている(Stahl 
u、 Elsen 、 88(1968) 、 p、1
53)。
しかしこの方法は、脱硫あるいは硫化物の形態制御を目
的としており、溶鋼静圧を利用することにより金属カル
シウムの蒸発を防止し、金属カルシウムの歩留を高める
ことを特徴としている。従って、減圧下で脱窒処理する
本発明とは本質的に異なるものである。
また、真空脱ガス槽内に金属アルミニウムと酸素ガスを
吹き込む方法は本出願人によfi RH−OB法として
提案されている(特公昭 56−50763号公報)。
しかし、この方法は、金属アルミニウムを酸素ガスで燃
焼させ、溶鋼を昇温させることを特徴としており、不活
性ガスあるいは、還元ガスで脱窒処理する本発明とは本
質的に異なるものである。
なお、本発明において、金属カルシウム、金属マグネシ
ウムあるいは金属アルミニウムの添加量は、0.05 
k、p/ t−@tea1以上添加しないと、脱窒効果
は認められず、0.5 kl/ t−5teelを超え
ると溶鋼全体の酸素含有量を低下せしめ吸窒速度が大き
くなり、全体としての脱窒量が低下する。
また、吹き込みガス量については、31 / t−5t
eel未満では脱窒効果が認められず、吹き込みガス量
を増すほど脱窒効果は大きくなる示、溶鋼温度の低下、
スプラッシュの増加などの障害が生じるので、実操業上
は151/ t−5teel以下が望ましい。
本発明を添付図面に関連させて、さらに説明すれば次の
通りである。
第1図は、本発明に係る真空脱ガス装置内溶鋼への金属
カルシウム、金属マグネシウムあるいは金属アルミニウ
ムの添加を説明する略式断面図であシ、真空脱ガス槽l
内の溶鋼2に対し粉体吹き込み羽口3から、金属カルシ
ウム、金属マグネシウムあるいは金属アルミニウムの一
種あるいは二種以上の混合物4全、不活性ガスあるいは
、還元ガス5で吹き込む状態を示したものである。なお
金近カルシウム、金属マグネシウムあるbは金属アルミ
ニウムの混合物4の溶鋼的滞留時間を確保するために1
粉体吹き込み羽口3を、浸漬管6の位置に示したが真空
脱ガス槽1の下部からでも構わない。また専用の吹き込
みランスを用いても差し支えない。
3.5実施例 次に、本発明方法の実施例を挙げる。
酸素上吹き転炉で精錬した鋼150tに合金添加をしつ
つ、取鍋に払い出し、次いで、壌流式タイグの真空脱ガ
ス装置で脱ガス処理した。金属カルシウム、金属マグネ
シウムあるいは金属アルミニウムハ、アルがンガスまた
はアルコ9ンガストー酸化炭素ガスの混合ガスを用いて
真空脱ガス装置の上昇管底部よフ吹き込んだ。また比較
のため、アルゴンガスまたはアルゴンガスと一酸化炭素
ガスの混合だけの吹き込みも行った。
この結果を第1表から第3表にそれぞれ示す。
この突雄側に見られるように、本発明により従来法と比
較してガス流預を増加することなく脱窒を行うことがで
きた。
366本発明の効果 これオで述べてきたように、本発明によりガス流量を増
加することなく効率的忙脱窒を行うことができ、生産性
の低下なく容易忙低窒素鋼の溶製を可能ならしめた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、RH真空脱ガス装置内溶鋼への金属カルシウ
ム、金属マグネシウムあるいは金属アルミニウムの添加
を説明する略式断面図である。 1:真空脱ガス槽、2:溶鋼、3:粉体吹き込み羽口、
4:金属カルシウム、金属マグネシウムあるいは金属ア
ルミニウムの一種あるいは二種以上の混合物、5:不活
性ガスあるいは、還元ガス、6:浸漬管、7:取鍋。 第 1 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 減圧下におかれた溶鋼内に、0.05 kl/ t−5
    tee1以上、0.5 ky/1−steel以下の、
    金属カルシウム。 金属マグネシウムあるいは金属アルミニウムの一種ある
    いは二種以上の混合物を、31/1−stee1以上の
    不活性ガスあるいは、還元ガスで吹き込むことを特徴と
    する溶鋼の脱窒方法。
JP9191684A 1984-05-10 1984-05-10 溶鋼の脱窒方法 Pending JPS60238412A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0280506A (ja) * 1988-07-22 1990-03-20 Voest Alpine Stahl Donawitz Gmbh レードル内の鋼浴を加熱するための方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0280506A (ja) * 1988-07-22 1990-03-20 Voest Alpine Stahl Donawitz Gmbh レードル内の鋼浴を加熱するための方法および装置

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