JPS60238305A - 塩化ビニルポリマーの水性分散体の処理方法 - Google Patents

塩化ビニルポリマーの水性分散体の処理方法

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JPS60238305A
JPS60238305A JP7943185A JP7943185A JPS60238305A JP S60238305 A JPS60238305 A JP S60238305A JP 7943185 A JP7943185 A JP 7943185A JP 7943185 A JP7943185 A JP 7943185A JP S60238305 A JPS60238305 A JP S60238305A
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glyceride
aqueous
foaming
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JP7943185A
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ピーター ビンセント スモールウツド
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、塩化ビニルポリマーの水性懸濁液の起泡を
防止するための処理方法、及びこの処理において使用す
るための水性乳濁製剤に関する。
〔従来の技術〕
塩化ビニルホモポリマー及びコポリマーを意味する塩化
ビニルポリマーは、やや上昇した温度における、場合に
よりては追加の冷却能力をもたらすために還流(直接的
に又は外部に配置された凝縮器を用いる)下での懸濁重
合によシ製造することができる。懸濁生成物は、残留塩
化ビニルを除去するために多くの操作にかけられる。こ
の物質の毒性の観点から、塩化ビニルポリマーはできる
だけ少量の残留塩化ビニル七ツマ−を含有すべきことが
現在認識されているからである。残留塩化ビニルは、常
用の排気、及び場合によっては減圧、そしてこれに続く
懸濁液(重合反応器中にある必要は方い)のストリッピ
ング(例えばスチームを用いる)によって残留塩化ビニ
ルのほとんどを除去することによシ、大きく除去される
このような還流下での重合、及び場合によっては塩化ビ
ニルを除去するための上記操作のそれぞれが1湿泡(w
et −foam ) ”及び1固泡(solid−f
oam)’をしばしば生じさせることが見出されている
。湿泡は、通常の泡として従来から考えられているもの
、すなわち固体物質を全く又はほとんど含有しない、液
体(この場合水)中に分散した微細気泡の集合体である
。乾泡は、塩化ビニルの気泡の付着の結果として浮揚性
となった重いポリマー粒子を含んで成る塩化ビニルポリ
マーの浮遊クリームである。このクリーム、又は1固泡
1は、凝縮器(使用する場合)中に、又は排気/減圧系
又はストリッピング装置のラインに輸送されやすく、こ
のために凝縮器又は/母イブラインの閉塞、装置(例え
ば真空ポンプ)の破損、ポリマーの許容し難い損失、及
び銘柄が変化する場合には汚染問題が生ずる。固泡はま
た、使用し得る装置による/IJマーからの残留塩化+
5=ルの最も効果的な可能性ある除去を妨害する。スト
リッピング中の固泡問題は特に深刻であシ、そしてスト
リッピングが減圧下で行われる場合に悪化する。
常用の消泡剤は、湿起泡(wet −foaming 
)を防止するためには有効であるが、固泡を減少するた
めには実質上無効である。
研究報告(Re+5earch Disclosure
 ) 15779(1977年5月)には、運転条件の
非経済的でしばしば全く効果的でない調節(例えば排気
を徐々に行うこと、わずかな減圧を使用すること、又は
ストリッピングの際にスチームを非常にゆりくシ通すこ
と)によってではなくむしろ、上記の工程の少なくとも
1つの開始前に、懸濁液に、塩化ビニルポリマーのだめ
の湿潤剤、例えば部分的に加水分解されたポリ酢酸ビニ
ル(以後PVAと称する)を加えることによシ、前記の
固泡問題を克服することができることが開示されている
しかしながら、研究報告15779にはさらに、上記の
ようなPVAの使用は固起泡(solid−foami
ng)を防止するが、通常の泡、すなわち固体物質を全
く又ははとんど含有しない湿泡、の形成を促進すること
を開示している。
常用の市販消泡剤をとの湿起泡の防止のために使用する
ことができる(そして確かに、研究報告15779中に
は、湿起泡を阻害するためにストリッピングのごとき操
作中にそのような消泡剤を添加することが開示されてい
る)が、生成物ポリマー中での残留物としてのこれらの
存在は、こうして製造されたポリマーの1つ又は複数の
性質、例えば熱安定性、体積抵抗率及び粒体流動性に軍
部合力影響を与える。さらに、これらの常用の消泡剤は
しばしば水中に分散することが困難であり、そして時と
して取扱が困難である。
これに対して、研究報告19516(1980年7月)
には、シイツクチルホスフェートのごとき可塑剤が塩化
ビニルポリマーのストリッピングの際の効果的な抗−湿
油剤(antl −wet−foam)であることを開
示している。研究報告19516はさらに、可塑剤の有
効性が、脂肪酸エステル、好ましくはエチルノぐルミテ
ートのとときC8−12飽和脂肪酸の低級アルキル(C
1〜c5)エステルを含む可塑剤の水性分散体を使用す
ることによって改良されることを記載している。しかし
ながら、不都合なことには、発明者等はこのような分散
体は貯蔵安定性を有しないことを見出した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
発明者は、固起泡を防止するために水性懸濁液を処理す
ることによって湿起泡が非常に促進されるとしてもなお
塩化ビニルポリマーの水性懸濁液の湿起泡の問題を克服
するための方法を見出した。
この方法は常用の消泡剤の使用によって生ずる不利な効
果を有さす、そして貯蔵安定添加剤を使用することKよ
って効果的なものとなシ得る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の第1の観点に従えば、懸濁重合によシ形成さ
れた、塩化ビニルモノマーを含有する塩イどビニルポリ
マーの水性懸濁液をその中での湿起泡を防止するために
処理する方法が提供され、この方法は、該懸濁液に6〜
20個の炭素原子を含有する場合によっては置換されて
いる飽和又は不飽和のカルボン酸のグリセライドを添加
するととを含んで成る。(ここで、6〜20個の炭素原
子を含有するのはカルボン酸である。) 湿起泡を防止するための消泡剤としてのグリセライドの
使用は驚くべきことである。通常このような物質は塩化
ビニルポリマーのための滑剤として使用される。これら
のグリセライドの1群において、それぞれは6〜20個
の炭素原子を含有する不飽和カルボン酸のグリセライド
である。他の群において、各グリセライドは14〜20
個の炭素原子を含有する不飽和又は飽和カルボン酸のグ
リセライドである。その他の群において、それぞれは6
〜20個の炭素原子を含有する飽和又は不飽和カルボン
酸のモノグリセライドでおる。グリセライドは力A/&
ン酸成分中で置換されていても置換されていなくてもよ
く、置換されている場合には置換基は好ましくは少なく
とも1つのヒドロキシ基又はアルコキシ基である。グリ
セライドは好ましくはモノカルボキシレートでおる。使
用すべきグリセライドの好ましい例は置換されていない
か又はヒドロキシ置換されたオレイン酸から銹導された
モノカルボキシレートであシ、これらの好ましい例はグ
リセロールモノリシンオレエート(glyc@rol 
monoricinoleata )及びグリセロール
モノオレエー) (glycerol monoole
ata)である。
グリセライドは、懸濁重合又は前記の残留塩化ビニルを
放出するための操作の少なくとも1つの前、それらの実
施中、又はその後に添加することができる。すなわち、
グリセライドは湿泡の形成を予防するため、及び/又は
その形成後にそれを除去するために使用することができ
る。(1防止2なる後は、起泡の予防及びその形成後の
破壊を含むことが意図される。) グリセライドは、こうして形成される塩化ビニルポリマ
ーのポリマー特性(例えば熱安定性、体秩抵抗率又は粒
子流動性)に不都合な影響を与えない。グリセライドは
非常に取扱いが便利である。
例えば、これらはメタノールのごとき有機溶剤中溶液と
して添加することができる。しかしながらよル一般的に
は、これらは水中油乳剤として添加され、このような乳
剤は水溶性PVA又はセルロース化合物の濃厚乳剤(お
そらく油中水乳剤)の水による稀釈によシ容易に得るこ
とができる。この濃厚物は典型的には、乳剤の全重量に
対して10〜60重量%、さらに好ましくは25〜55
重量−のグリセライド、及びグリセライドの重量に対し
て3〜20重量−の水溶性PVA又はセルロース化合物
を含有する。この濃厚物は、広範囲の貯蔵条件下で、特
に有機相がO′Cまで液体のままでらって、その結果そ
れが凍結せずそして乳剤を破壊しない条件下で安定でs
b、そして分離することなく貯蔵される。この濃厚物は
、例えば高剪断ミキサーを使用することによ多形成する
ことができる。この濃厚物は、この発明に従って使用す
るために水によシ非常に安定な水中油乳剤に稀釈される
。この乳剤は(例えば1、混合タンク又は添加ライン中
で凝集せず)濃厚物からのPVA又はセルロース誘導体
によ多安定化され、そして例えば乳剤の全重量に対して
2〜8重量%のグリセライド、及びグリセライドの重量
に対して3〜20重量%の水溶性PVA化合物を含有す
る。
この発明の方法において添加されるグリセ2イドの量は
臨界的ではなく、そして最適量は用いられるスケールに
依存するであろう。典型的な範囲はスラリー中の塩化ビ
ニルポリマーの重量に対して30〜2000パート・ノ
ぐ−・ミリオン(ppm)であ〕、特に50〜700 
ppmである。
この発明の第2の観点において、湿起泡が防止される水
性懸濁液に、塩化ビニルポリマーのための湿潤剤である
抗−乾泡剤(anti −dry−foam)、特に水
溶性PVA又はセルレース物質も添加される。
す々わち、この発明の第2の観点に従えば、懸濁重合に
よ多形成された。塩化ビニルモノマーを含有する塩化ビ
ニルポリマーの水性懸濁液をその中での湿起泡及び乾起
泡を防止するために処理する方法が提供され、この方法
は該懸濁液に塩化ビニルポリマーのための湿潤剤、及び
6〜20個の炭素原子を含有する場合によっては置換さ
れた飽和又は不飽和のカル7gン酸のグリセライドを添
加することを含んで成る。塩化ビニルのための湿潤剤は
特に水溶性PVA又はセルレース化合物である。
(そして、これらの物質が塩化ビニル重合のだめの懸濁
安定剤としても使用される場合、乾起泡を防止するため
に添加されるこの物質は、重合の開始時から存在する懸
濁安定剤として使用される該物質に追加するものである
。) この発明のこの観点におけるグリセライドの適当な量は
第1の観点におけるそれと同じである。
塩化ビニルポリマーのだめの湿潤剤、特に水溶性PVA
又はセルロース化合物は、研究報告15779において
記載された同じ目的のだめのPVAの使用と実質上同じ
方法で、固起泡を防止するために使用される。
この発明の第1の観点の抗−湿起泡剤が水溶性PVA又
はセルロース化合物によシ安定化された乳剤の形であシ
、そして濃厚乳剤(前に記載した)から得られる場合、
乳剤を安定化するPVA又はセルロース化合物それ自体
がさらに固起泡を防止するための湿潤剤としても使用さ
れる。従って、このような態様においては、PVA又は
セルロース化合物で安定化されたグリセライドの乳剤は
固起泡及び湿起泡の両者を防止する。このためには言う
までもなく、固泡形成操作中の適切な段階において、例
えば固泡の生成が始まる前又はその直後に乳剤を添加し
て、固起泡を実質上防止しなければならない。この方法
に代えて、この乳剤は固起泡を防止するために加えられ
た湿潤剤を増加する又はこれに追加するものであっても
よく、この場合には乳剤を固泡形成の前又は直後に添加
する必要はない。
従って、この発明に従えばさらに、稀釈後に、懸濁重合
によシ生成する塩化ビニルモノマー含有塩化ビニルポリ
マーの水性懸濁液中での湿起泡又は乾起泡の防止に使用
される濃厚水性乳濁製剤が提供され、この製剤は湿起泡
を防止するだめの場合によっては置換されているカルデ
ン酸のグリセライド、及び乳化安定剤として、そしてさ
らに乾起泡を防止するために機能する水溶性PVA又は
セルロース誘導体を含んで成る。
この発明に従えばさらに、懸濁重合によシ生成する塩化
ビニルモノマー含有塩化ビニルポリマーの水性懸濁液中
での湿起泡及び乾起泡を防止するために稀釈しないで使
用するための水性乳濁製剤が提供され、この製剤は湿起
泡を防止するだめの場合によっては置換されているカル
デン酸のグリセライド、及び乳化安定剤として、そして
さらに乾起泡を防止するために機能する水溶性PVA又
はセルロース誘導体を含んで成る。
この発明の方法において使用すべき湿潤剤の量は臨界的
ではなく、そして最適量は使用されるスケールに依存す
るであろう。典型的な使用範囲はスラリー中の塩化ビニ
ルポリマーの重量に対して30〜400 ppm、好ま
しくは50〜250 ppmである。湿潤剤は、グリセ
ライドを含有する乳剤のための安定剤として使用しない
場合は、薄い水溶液として注入するのが便利でちる。種
々の湿潤剤の混合物を使用することもできる。
水溶性PVAは、この発明の方法において使用する場合
、任意の適当な加水分心変を有することができ、そして
特定の重合系のための加水分解のモル度は実験によシ決
定されるべきである。例えば、加水分解のためのそル比
は65〜90%であってよく、しばしば70〜85チで
あシ、そして特に約72〜73チである。適当なセルロ
ース化合物は、使用するとすればメチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、及びヒドロキシメチルセル
ロースである。
水性懸濁液中塩化ビニルポリマーの製造のための重合方
法は常法通シでsb、この発明の方法において任意の適
当な遊離基モノマー可溶性開始剤又は開始剤の組合わせ
を使用するととができる。
適当な開始剤にはアシルパーオキシド、例えばラウロイ
ルパーオキシド及びアセチルシクロへキシルスルホニル
パーオキシド;アゾ化合物、例えばアゾジイソブチロニ
トリル及び2,2′−アゾ−ビス−2,4−ジメチルバ
レロニトリル;並びにジアルキルパーオキシジカルポネ
ート、例えばジ工チルノや一オキクジカルボネート、ジ
インノロピルパーオキシジカルがネート、ジーtart
−プチルシクロヘキシルバーオキシジカルデネート及ヒ
ジセチルパーオキクジカルがネートが含まれる。任意の
適当な懸濁剤を使用することができる。典型的なものに
は保饅コロイド、例えばセルロース誘導体及び部分的に
加水分解されたポリ酢酸ビニルが含まれる。
次に1例によシこの発明を説明する。特にことわらない
限シすべての部又はチは重量による。
例1゜ 粒状PvCホモポリマーの未ストリップスラリーを常法
に従って調製した(重合温度58℃;非還流条件)。
冷スラリー約2Lに、加水分解モル度72%のPVAの
4チ水溶液8−を加え、そしてこのスラリーを、実験室
スケールの評価に適する小形のスチームストリッ♂ング
容器に移した。この容器はガラスシリンダー(容量4.
5t)から成シ、このシリンダーはその底部に攪拌機を
有しくpvc懸濁液の沈澱を防止するため)、そしてそ
の底部の近くに3個の入口部を有し、その1つは温度計
用であシ、第2はスラリー中にスチームを注入するため
のものであり、そして第3はストリッピングの終了後に
容器からスラリーを流し出すためのものである。攪拌機
を運転しながら、シリンダーの頂部の仕込み漏斗を介し
てストリッピング容器にスラリーを仕込んだ。蒸気発生
器からスチームをスラリーに注入することによシスラリ
−を加熱した。
固起泡は観察されなかりた(PVAを添加しない比較試
行においては、塩化ビニルガスの発生によシ50℃〜8
0℃において固起泡が生じた)が、スラリー温度が50
℃以上に上昇したとき湿起泡が生じた。これは、仕込漏
斗を通してグリセロールモノリシンオレエートの100
0 ppmのメタノール性溶液を注入することによシ破
壊され、添加剤は微細粒子として沈澱しスラリー中に均
一に分散した。発生した塩化ビニルガスを凝縮器を介し
て通風室に排気し、モノマー取出しラインをさらに分離
漏斗に分岐させ随伴固体を集めた。100℃にてスラリ
ーが沸騰を開始するまで加熱を続けた。
得られたポリマー(乾燥後)は、1140mの体積抵抗
率(VR)(BS2782、メンド202Aに従って測
定)を示し、消泡剤を添加しないでストリッピングした
同じポリマーのそれは113Ω副であった。ポリマーの
熱安定性(種々の試鋏を用いる)もまた、消泡剤を伴わ
ないでストリッピングした対象ポリマーのそれと実質上
同じでおりた。塩化ビニルポリマーの他のサンプル(異
るパッチから採取したもの)及び600 ppmの注入
されたグリセロールモノリシンオレエートを用いて17
6Ω副のVBが達成され、これに対して消泡剤の添加を
伴わないでストリッピングした同じポリマーのそれは1
60Ω備であった。
これに対して、グリセロールモノリシンオレエートの代
シに幾つかの市販の消泡剤(製造者から購入して注入)
を使用することによシ、得られたポリマーにおいてVR
の有意な容認されない低下が生じた。さらに、幾つかの
市販消泡剤は水に分散しに〈<、湿泡を防止するために
効果的でなかった。
例2゜ グリセロールモノリシンオレエートの水性濃厚乳濁製剤
を、高剪断ミキサーによシ激しく攪拌し々がも、PVA
(加水分解のモル度72J)の10チ水溶液120iに
80?の前記物質を添加することによりv8製した。従
って、濃厚乳濁製剤は40重量%(乳剤の全重量に対し
て)のグリセロールモノリシンオレエート、及び60重
量%(乳剤の重量に対する:従ってグリセライドの重量
に対して15重量−のPVAに相当する)の混合物であ
シ、そして粘稠々白色クリームの性状(おそらく、油中
水乳剤の性状による)を有する。濃厚製剤をジャー中に
貯蔵したが、実験室中で3t月後不安定の徴候を示さな
かった。評価のための消泡剤サンプルは、穏和な攪拌を
用いて濃厚物のサンプルを水で稀釈することによシ容易
KitNI製することができた。次の実鹸のため、1部
の濃厚物を7部の水で稀釈して5重量%(乳剤の全重量
に対して)のグリセライドを含むグリセロールモノリシ
ンオレエートの水中油乳濁製剤を得た。稀釈された濃厚
物は非常に安定でsb、そして攪拌することなく数日間
維持された。
消泡剤のサングル(上記のようにして調製した濃厚物を
稀釈したもの)を1例1に記載したストリッピング技法
を用いて評価した。塩化ビニルホモテリマー(重合温度
66℃;非還流条件)を用い、そして固起泡を防止する
ためにストリッピングの前に冷スラリーにPVAの水溶
液を加えた。添加された稀釈された濃厚物中に含まれる
500ppmノクリセロールモノリシンオレエー)(7
5ppmのPVAに相当)(塩化ビニルポリマーに対し
て)を使用した。体積抵抗率及び熱安定性に対する不都
合な影響を伴わないで乾起泡の防止及び湿起泡の破壊が
達成された。
例3゜ 例2に記載した方法によシ、但し大規模に調製した消泡
剤(濃厚物を稀釈したもの)を、種々の重合温度(55
℃〜72℃;非還流条件)及び懸濁剤としてのPVA(
加水分解のモル度72チ)を用いて調製した、種々のプ
ラント規模の塩化ビニルホモ−及びコー重合から得られ
たスラリーをストリッピングする場合に評価した。種々
のレベルの消泡剤を使用(塩化ビニルポリマーに対して
30〜600 ppmoグリセロールモノリシンオレエ
ート)シ、そして適当な量の消泡剤の添加によシ湿泡を
常に破壊し又はその形成を防止した。固起泡も防止した
(ストリッピングの前にPTA水溶液を注入しておいた
)。体積抵抗率、熱安定性、及び粉末流動性に対する不
都合な効果は存在しなかった。
例4゜ これは再び実験室スケールの実験である。塩化ビニル重
合における厄介な効果を模倣するために、還流凝縮器を
用いて行った。圧力低下時においてオートクレーブから
凝縮器に生ずる固起泡の歓迎されない高まシが存在し、
凝縮器の閉塞が生ずる。
使用した装置は円筒状ガラス容器(容量は約3L)であ
シ、この容器は冷却/加熱水ジャケットで包囲されてお
シ、その頂部に凝縮器、入口攪拌機、及び密封可能な注
入部を有し、そして底部に、塩化ビニルのシリンダーに
チューブ連結された底部開口上に焼結ガラス(A2ポロ
シティ−)ヲ有スる。この方法においては、攪拌機を作
動させ々がら容器に未ストリッピングPvCスラリーを
添加し、水ジャケットを用いながらスラリーを加熱する
ことによシ凝縮器中の圧力低下における頻繁な過剰な固
起泡を模倣し、そして固泡の生成が始まシそして容器に
満ちたとき、固起泡をさらに増加するために焼結体を介
して塩化ビニル中で泡立てた(ガスの小泡の形成)。
この方法は、容器に仕込まれた粒状PvCホモポリマー
(重合温度57℃)のストリッピングされていないスラ
リー1を上で行った。温度が約50℃に遠したとき、塩
化ビニルを泡立て、あふれて凝縮器に入シ始める深刻な
固起泡を生じさせた。
次に、例2に記載されたようにして調製した消泡剤(濃
厚物を稀釈したもの)を注入した。合計300 ppm
のグリセロールモノリン/オレエート及び辷れに対応す
る4 5 ppmのPVA(乾燥ポリマー重量に対して
)を使用した。湿起泡が防止されたのみならず、深刻な
乾起泡が完全に破壊された。
PVA又は他のタイプの湿潤剤のみを含有する溶液を用
いる同様の試行において、固起泡は防止されたが、ある
場合には非常に深刻である湿泡の形成は防止されなかっ
た。
特許出願人 インペリアル ケミカルインダストリーズノセtリック
 リミティド カンパニー特許出願代理人 弁理士 青 木 朗 弁理士西舘和之 弁理士 福 本 積 弁理士 山 口 昭 之 弁理士 西 山 雅 也

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水性懸濁重合によシ形成された、塩化ビニルモノマ
    ーを含有する塩化ビニルポリマーの水性懸濁液をその中
    での湿起泡を防止するために処理する方法であって、該
    懸濁液に6〜20個の炭素原子を含有する場合によって
    は置換されている飽和又は不飽和のカルボン酸のグリセ
    ライドを添加することを含んで成る方法。 2、水性懸濁重合によシ形成された、塩化ビニル七ツマ
    −を含有する塩化ビニルポリマーの水性懸濁液をその中
    での湿起泡及び乾起泡を防止するために処理する方法で
    あって、該懸濁液に塩化ビニルポリマーのための湿潤剤
    、及び6〜20個の炭素原子を含有する場合によっては
    置換された飽和又は不飽和のカルがン酸のグリセライド
    を添加ナス?−シか合、4.−FF#入−#体−3、前
    記グリセライドのカルボン酸成分が不飽和である特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の方法。 4、前記使用されるグリセフィトがグリセルールモノカ
    ルがキシレートである特許請求の範囲第1項〜第3項の
    いずれか1項に記載の方法。 5、前記使用されるグリセライドのカルボン酸成分が置
    換されておらず又はヒドロキシ置換されている特許請求
    の範囲第1項〜第4項のいずれが1項に記載の方法。 6、前記使用されるグリセライドがグリセロールモノリ
    シンオレエート又はグリセロールモノオレエートである
    特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、前記グリセライドが前記懸濁液中に有機溶剤中溶液
    の形で、又は水中油乳剤の形で添加される特許請求の範
    囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載の方法。 8、塩化ビニルポリマーの重量に対して50〜2000
    ノぐ一ト・/ぐ−・ミリオン(ppm)のグリセライド
    が懸濁液に添加される特許請求の範囲筑1項〜第7項の
    いずれか1項に記載の方法。 9.前記使用される湿潤剤が水溶性PTA又はセルロー
    ス性化合物である特許請求の範囲第2項〜第8項のいず
    れか1項に記載の方法。 10、前記PVAが65〜90%の加水分無のモル度を
    有する特許請求の範囲第9項記載の方法。 11、使用される湿潤剤の少なくとも部分が水溶剤PV
    A又はセルロース性化合物であって、これらがさらに、
    懸濁液に添加されたグリセライドの水中油乳剤のための
    乳化安定剤として機能する特許請求の範囲第2項〜第1
    0項記載の方法。 12、塩化ビニルポリマーの重量に対して30〜400
    パート・/母−・ミリオン(ppm)の湿潤剤が懸濁液
    に添加される特許請求の範囲第1項記載の方法。 13、水性懸濁重合によシ生成する塩化ビニルモノマー
    含有塩化ビニリポリマーの水性懸濁液中での湿起泡又は
    乾起泡の防止のために稀釈後に使用される濃厚水性乳濁
    製剤であって、湿起泡を防止するための場合によっては
    置換されているカルがン酸のグリセライド、及び乳化安
    定剤として、そしてさらに乾起泡を防止するために機能
    する水溶性PVA又はセルロース誘導体を含んで成る濃
    厚水性乳濁製剤。 14、存在するグリセライドの量が乳剤の全重量に対し
    て10〜60重量−である特許請求の範囲第13項記載
    の水性乳濁製剤。 15、存在する水性PVA又はセルロース化合物の量が
    グリセライドの重量に対して3〜20重量%である特許
    請求の範囲第13項〜第14項のいずれか1項に記載の
    水性乳濁製剤。 16、水性懸濁重合によシ生成する塩化ビニル七ツマー
    含有塩化ビニル/IJマーの水性懸濁液中での湿起泡及
    び乾起泡を防止するために稀釈しないで使用するための
    水性乳濁製剤であって、湿起泡を防止するための場合に
    よっては置換されているカルがン酸のグリセライド、及
    び乳化安定剤として、そしてさらに乾起泡を防止するた
    めに機能する水溶性PVA又はセルロース誘導体を含ん
    で成る水性乳濁製剤。 17、存在するグリセ2イドの量が乳剤の全重量に対し
    て2〜8重量−である特許請求の範囲第16項記載の水
    性乳濁製剤。 18、存在する水溶剤PVA又はセルロース化合物の量
    がグリセライドの重量に対して3〜20重量%である特
    許請求の範囲第16項〜第17項記載の水性乳濁製剤。 19、グリセライドのカル?ン酸成分が不飽和である特
    許請求の範囲第13項〜第18項のいずれか1項に記載
    の水性乳濁製剤。 20、前記グリセライドがグリセロールモノカルがキシ
    レートである特許請求の範囲第13項〜第19項記載の
    水性乳濁製剤。 21、前記グリセライドのカルデン酸成分が置換されて
    おらず、又はヒドロキシ置換されている特許請求の範囲
    第13項〜第20項のいずれか1項に記載の水性乳濁製
    剤。 22、PVAが65〜90チの加水分解のモル度を有す
    る特許請求の範囲第13項〜第21項記載の
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1025134A (en) * 1964-02-21 1966-04-06 Ets Marechal Soc D Preparation of aqueous emulsions of plasticised polyvinyl chloride

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1025134A (en) * 1964-02-21 1966-04-06 Ets Marechal Soc D Preparation of aqueous emulsions of plasticised polyvinyl chloride

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