JPS6023808B2 - 潅水用ホ−ス - Google Patents
潅水用ホ−スInfo
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- JPS6023808B2 JPS6023808B2 JP5661179A JP5661179A JPS6023808B2 JP S6023808 B2 JPS6023808 B2 JP S6023808B2 JP 5661179 A JP5661179 A JP 5661179A JP 5661179 A JP5661179 A JP 5661179A JP S6023808 B2 JPS6023808 B2 JP S6023808B2
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- water
- thermoplastic resin
- long
- resin film
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、溝水用ホースに関する。
更に詳しくは、熱可塑性樹脂フィルム製の港水用ホース
に関する。近年農作業の省力化、能率化を目的として、
畑地、ハウスなどにおける溝水や、滋水時に他の薬剤を
配合して施肥・害虫防除などをすることが、種々試みら
れている。
に関する。近年農作業の省力化、能率化を目的として、
畑地、ハウスなどにおける溝水や、滋水時に他の薬剤を
配合して施肥・害虫防除などをすることが、種々試みら
れている。
その方法としては、例えばスプリンクラーなどのノズル
で水を噴出飛散させる方法や、ホースの小孔から水を点
滴状態で放出し、土壌に水を供給する方法(ドリップシ
ステム)などがある。このドリップシステルに用いられ
る溢水用ホースの一例が、実関昭53−162045号
公報に記載されている。
で水を噴出飛散させる方法や、ホースの小孔から水を点
滴状態で放出し、土壌に水を供給する方法(ドリップシ
ステム)などがある。このドリップシステルに用いられ
る溢水用ホースの一例が、実関昭53−162045号
公報に記載されている。
この濯水用ホースは、3個の流路を有する熱可塑性樹脂
フィルムからなり、即ち2枚のフィルムを重ね合せ、そ
の長手方向に沿って平行して4ケ所を熱融着して形成さ
れた、平行して連なる3個の流路を有し、中央の流路を
供給路となし、また両外側の流路を定圧保持略となし、
各流略が非熱融着部によって形成された小孔によって蓮
通され、かつ2個の定圧保持路の両外側の熱熱着部に設
けられた非熱融着部によって形成された散水用4・孔を
有している。この滋水用ホースは、隣接する畝と畝との
中間位置に設置すれば、その両側の畝群に作付けられた
農作物に同時に港水できるという特徴があるが、未だ不
充分な点も多くみられる。
フィルムからなり、即ち2枚のフィルムを重ね合せ、そ
の長手方向に沿って平行して4ケ所を熱融着して形成さ
れた、平行して連なる3個の流路を有し、中央の流路を
供給路となし、また両外側の流路を定圧保持略となし、
各流略が非熱融着部によって形成された小孔によって蓮
通され、かつ2個の定圧保持路の両外側の熱熱着部に設
けられた非熱融着部によって形成された散水用4・孔を
有している。この滋水用ホースは、隣接する畝と畝との
中間位置に設置すれば、その両側の畝群に作付けられた
農作物に同時に港水できるという特徴があるが、未だ不
充分な点も多くみられる。
即ち、この潅水用ホースは、両外側の熱融着部の所々に
設けられた非熱賛虫着部で散水用小孔を形成させ、その
小孔から水を点滴する方式で用いられているが、フィル
ムが重なった構造をとっている散水用小孔としての非熱
融着部は、夏場には密着して閉塞してしまうことが多い
。
設けられた非熱賛虫着部で散水用小孔を形成させ、その
小孔から水を点滴する方式で用いられているが、フィル
ムが重なった構造をとっている散水用小孔としての非熱
融着部は、夏場には密着して閉塞してしまうことが多い
。
また、この小孔の長さ(ホースの長手方向と直角方向の
長さ)は、当該熱融着部の幅と同じ長さだけあり、従っ
て水に混入している砂、塵などが小孔の細筒部分に語り
易く、一旦それが詰ると出にくいという欠点がある。こ
のような欠点を解消させるためには、4・孔の長さ、即
ち熱融着部の幅を短かくすればよいが、それは熱融着部
の強度低下をもたらし、水圧に耐えられなくなるので有
効な方法とはいえない。更に、散水用小孔の目詰りは、
潅水の不均一化をもたらし、その部分での作物の生育を
著しく阻害する。従って、前記公開公報には、散水用小
孔の長さとして比較的長い3〜側蚊が好ましいことが教
示されており、3肌未満では水圧に対する小孔の関口度
の変化がきわめて小さくなるため、閉塞した小孔を自己
洗浄する機能が減殺されると記載されている。
長さ)は、当該熱融着部の幅と同じ長さだけあり、従っ
て水に混入している砂、塵などが小孔の細筒部分に語り
易く、一旦それが詰ると出にくいという欠点がある。こ
のような欠点を解消させるためには、4・孔の長さ、即
ち熱融着部の幅を短かくすればよいが、それは熱融着部
の強度低下をもたらし、水圧に耐えられなくなるので有
効な方法とはいえない。更に、散水用小孔の目詰りは、
潅水の不均一化をもたらし、その部分での作物の生育を
著しく阻害する。従って、前記公開公報には、散水用小
孔の長さとして比較的長い3〜側蚊が好ましいことが教
示されており、3肌未満では水圧に対する小孔の関口度
の変化がきわめて小さくなるため、閉塞した小孔を自己
洗浄する機能が減殺されると記載されている。
しかしながら、このような大きさの小孔から散水される
水滴は、その大きさが大きいので地面を掘って穴をあげ
たり、土をはね上げたり、土壌を固めたり、あるいは局
所的に集中して滴下され、地表に拡がる前に地中に浸み
込んで、作物の根の深い部分を水分過多の状態とするな
ど、作物の生育上好ましくない作用がみられる。
水滴は、その大きさが大きいので地面を掘って穴をあげ
たり、土をはね上げたり、土壌を固めたり、あるいは局
所的に集中して滴下され、地表に拡がる前に地中に浸み
込んで、作物の根の深い部分を水分過多の状態とするな
ど、作物の生育上好ましくない作用がみられる。
また、作物の種類や育成段階によっては、地表面ばかり
ではなく、華や葉などにも溝水させることが望まれてい
るが、かかる溝水用ホースは熱融着の関係から散水用4
・孔の向きが横方向に限られている。本発明は、ドリッ
プシステムのみならず、スプリンクラーと同様に、散水
用小孔から水を噴出飛散させる導水方法にも使用できる
濯水用ホースを提供するものであり、前記いずれの方法
においても、微細な水滴を長期間安定して放出し、緩や
かな漣水を可能とするものである。従って、本発明は熱
可塑性樹脂フィルム製の潅水用ホースに係り、この漣水
用ホースは、少くとも3個の平行して蓮なる流路を有し
、それらの流路間どうしを小孔によって連通し、両端側
流路の外壁に長手方向に適宜間隔をおいてスリット状ま
たはピンホール状の散水用小孔を穿設すると共に、散水
用小孔を穿設していない供給用流路に長尺シ−ト状ロ過
材料を設置してなる。
ではなく、華や葉などにも溝水させることが望まれてい
るが、かかる溝水用ホースは熱融着の関係から散水用4
・孔の向きが横方向に限られている。本発明は、ドリッ
プシステムのみならず、スプリンクラーと同様に、散水
用小孔から水を噴出飛散させる導水方法にも使用できる
濯水用ホースを提供するものであり、前記いずれの方法
においても、微細な水滴を長期間安定して放出し、緩や
かな漣水を可能とするものである。従って、本発明は熱
可塑性樹脂フィルム製の潅水用ホースに係り、この漣水
用ホースは、少くとも3個の平行して蓮なる流路を有し
、それらの流路間どうしを小孔によって連通し、両端側
流路の外壁に長手方向に適宜間隔をおいてスリット状ま
たはピンホール状の散水用小孔を穿設すると共に、散水
用小孔を穿設していない供給用流路に長尺シ−ト状ロ過
材料を設置してなる。
本発明の好ましい一態様は、更に散水用小孔を穿設した
側の流路を適宜間隔をおいて長手方向と直角方向に−部
未溶封部分を残しながら溶封してなる。本発明の好まし
い他の態様は、更に散水用小孔の上部に散水制御用覆体
を設置してなる。図面の第1図は、本発明に係る葱水用
ホース本体(長尺シート状ロ過材料が禾だ設置されてい
ない状態のもの)の特に好ましい基本的な態様の製造工
程を順を追って説明する平面図および縦断面図である。
側の流路を適宜間隔をおいて長手方向と直角方向に−部
未溶封部分を残しながら溶封してなる。本発明の好まし
い他の態様は、更に散水用小孔の上部に散水制御用覆体
を設置してなる。図面の第1図は、本発明に係る葱水用
ホース本体(長尺シート状ロ過材料が禾だ設置されてい
ない状態のもの)の特に好ましい基本的な態様の製造工
程を順を追って説明する平面図および縦断面図である。
即ち、熱可塑性樹脂チューブの康平体1の長手方向に、
適宜間隔をおいてピンホール状の散水用小孔2,2′を
一度に穿設し、局平体の重ね合せ位置を失印方向に変え
ることにより、散水用小孔を鷺平体両端側にずらす。従
って、状態aにおける扇平体の一端3から散水用小孔2
迄の距離は、状態bにおける散水用小孔2一2′間の距
離の1′2に設定される。然る後に、状態cに示される
如く、2本の平行する溶封部4.4′を運適4・孔を形
成する一部未溶封部分5を残しながら設ける。第2図お
よび第3図は、それぞれこのようにして製造される溝水
用ホース本体の1−1線およびローロ線縦断面図を示し
ている。第4図は、第2図の両端側流藤6,6′の両端
部分7,7′を軍合溶着し、そこに長手方向に連続する
康平重合片8,8′を形成させ、潅水用ホースのなお一
層の坐り安定性の強化を図ったものである。第1〜3図
に示される綾水用ホース本体を製造する際には、第1図
aに示される穿孔工程、同図bに示されるチューブ位置
をずらせる工程および同図cに示される溶封工程を、連
続的に実施することが望ましい。また、これら一連の工
程を熱可塑性樹脂チューブの溶融成形工程と連続して行
なうと、一貫した製造が可能となり、そのコストダウン
を図ることができる。図面の第5図は、本発明に係る溝
水用ホース本体の他の基本的な態様を示す、それの平面
図である。
適宜間隔をおいてピンホール状の散水用小孔2,2′を
一度に穿設し、局平体の重ね合せ位置を失印方向に変え
ることにより、散水用小孔を鷺平体両端側にずらす。従
って、状態aにおける扇平体の一端3から散水用小孔2
迄の距離は、状態bにおける散水用小孔2一2′間の距
離の1′2に設定される。然る後に、状態cに示される
如く、2本の平行する溶封部4.4′を運適4・孔を形
成する一部未溶封部分5を残しながら設ける。第2図お
よび第3図は、それぞれこのようにして製造される溝水
用ホース本体の1−1線およびローロ線縦断面図を示し
ている。第4図は、第2図の両端側流藤6,6′の両端
部分7,7′を軍合溶着し、そこに長手方向に連続する
康平重合片8,8′を形成させ、潅水用ホースのなお一
層の坐り安定性の強化を図ったものである。第1〜3図
に示される綾水用ホース本体を製造する際には、第1図
aに示される穿孔工程、同図bに示されるチューブ位置
をずらせる工程および同図cに示される溶封工程を、連
続的に実施することが望ましい。また、これら一連の工
程を熱可塑性樹脂チューブの溶融成形工程と連続して行
なうと、一貫した製造が可能となり、そのコストダウン
を図ることができる。図面の第5図は、本発明に係る溝
水用ホース本体の他の基本的な態様を示す、それの平面
図である。
この態様においては、スリット状の散水用小孔10,1
0′を穿設した最尺状熱可塑性樹脂フィルム9と非穿孔
長尺状熱可塑性樹脂フィルム9′とを重ね合せてその最
尺側両端を童合溶封し、そこに扇平重合片11,11′
を形成させると共に、扇平重合片間の位置に2本の平行
する溶封部12,12′を蓮通小孔を形成する一部末溶
封部分13を残しながら設ける。第6〜8図は、それぞ
れこのような溝水用ホース本体のm−m線、W−W線お
よびV−V線縦断面図を示している。これらの各態様に
例示されるように、本発明に係る溝水用ホース本体の基
本的な態様は、少くとも3個の平行して運なる流路を有
し、それらの流路間どうしを小孔によって蓮通し、両端
側流路の外壁に長手方向に適宜間隔をおいてスリット状
またはピンホール状の散水用小孔を穿設してなり、従っ
て導水用ホースの坐り安定性が良いばかりではなく、こ
れを隣接する畝と畝との中間位置に設置した場合などに
は、両側の畝群に作付けされた農作物などに同時に均等
に潅水することを可能とさせる。
0′を穿設した最尺状熱可塑性樹脂フィルム9と非穿孔
長尺状熱可塑性樹脂フィルム9′とを重ね合せてその最
尺側両端を童合溶封し、そこに扇平重合片11,11′
を形成させると共に、扇平重合片間の位置に2本の平行
する溶封部12,12′を蓮通小孔を形成する一部末溶
封部分13を残しながら設ける。第6〜8図は、それぞ
れこのような溝水用ホース本体のm−m線、W−W線お
よびV−V線縦断面図を示している。これらの各態様に
例示されるように、本発明に係る溝水用ホース本体の基
本的な態様は、少くとも3個の平行して運なる流路を有
し、それらの流路間どうしを小孔によって蓮通し、両端
側流路の外壁に長手方向に適宜間隔をおいてスリット状
またはピンホール状の散水用小孔を穿設してなり、従っ
て導水用ホースの坐り安定性が良いばかりではなく、こ
れを隣接する畝と畝との中間位置に設置した場合などに
は、両側の畝群に作付けされた農作物などに同時に均等
に潅水することを可能とさせる。
また、このような港水用ホース本体の製造も容易であり
、蓮通小孔を形成する一部禾湊封部分を残しながらの溶
封部の形成も、一部切欠部分を有する回転ロールを用い
るヒートシール法によって簡単に行なうことができ、こ
の他にもバンドシールのヒートシールベルトに凹凸を設
けたものを用いる方法などによっても行なうことができ
る。
、蓮通小孔を形成する一部禾湊封部分を残しながらの溶
封部の形成も、一部切欠部分を有する回転ロールを用い
るヒートシール法によって簡単に行なうことができ、こ
の他にもバンドシールのヒートシールベルトに凹凸を設
けたものを用いる方法などによっても行なうことができ
る。
要するに、ヒートシール状態での押圧力の有無によって
、溶封部分と非漆封部分とを形成させるのである。この
ような基本的な構成の漣水用ホース本体には、更に散水
用小孔を穿設した側の流路を適宜間隔をおいて長手方向
と直角方向に一部未溶封部分を残しながら溶封し、流路
を区画化させる隔壁を設けることが望ましい。第9図は
、第1図に示される態様のものに、更にピンホール状散
水用小孔2,2′を穿設した側の流路6,6′を適宜間
隔をおいて長手方向と直角方向に一部未溶封部分19,
19′を残しながら港封し、流路を区画化させる隔壁2
0,20′を設けた状態を示す平面図である。同様に、
第10図は、第5図に示されたスリット状散水用小孔1
0,10′を有する態様のものにこのような一部禾溶勢
部分19,19′を残した隔壁20,20′を設けた状
態を示す平面図である。散水路における不完全遮断部の
形成は、ヒートシール法による運速4・孔の穿設の場合
と同様にして、簡単に行なうことができる。
、溶封部分と非漆封部分とを形成させるのである。この
ような基本的な構成の漣水用ホース本体には、更に散水
用小孔を穿設した側の流路を適宜間隔をおいて長手方向
と直角方向に一部未溶封部分を残しながら溶封し、流路
を区画化させる隔壁を設けることが望ましい。第9図は
、第1図に示される態様のものに、更にピンホール状散
水用小孔2,2′を穿設した側の流路6,6′を適宜間
隔をおいて長手方向と直角方向に一部未溶封部分19,
19′を残しながら港封し、流路を区画化させる隔壁2
0,20′を設けた状態を示す平面図である。同様に、
第10図は、第5図に示されたスリット状散水用小孔1
0,10′を有する態様のものにこのような一部禾溶勢
部分19,19′を残した隔壁20,20′を設けた状
態を示す平面図である。散水路における不完全遮断部の
形成は、ヒートシール法による運速4・孔の穿設の場合
と同様にして、簡単に行なうことができる。
このような不完全遮断部を形成させ、隣接する各遮断セ
グメントの散水路を互いに蓮通せしめるようにした結果
、導水用ホースを傾斜地で使用した場合にみられる各区
画の高所部分と低所部分との間の水圧差を著しく小さな
ものとさせることができ、また水圧や溝水量の変化があ
っても完全に点滴型の均一な溝水をすることができる。
更に、ホースの洗浄除去さるべき物質の排出も、この未
溶封部分を利用して手などでホースを押しつぶしあるい
はしごいて、ホースから絞り出すだけで容易に行なうこ
とができ、その結果目詰りによる溝水用ホースの寿命の
低下を飛躍的に改善することができた。また、散水路の
各遮断セグメントには運通小孔を通って水が供給される
が、一つの区画に設けられた蓮通小孔がすべて閉塞する
と、隔壁に一部未溶封部分を設けない場合には、そのセ
グメント部分からの溝水が不可能となる事態が生ずる。
これに対し、本発明のこの態様においては、不完全遮断
部の形成により隣接する各遮断セグメントの散水路が互
いに蓮通しており、そのルートによっても水が供給され
るため、一部のセグメント部分に水が供給されず、滋水
がその部分において行われなくなるといった事態は殆ん
どなくなる。本発明の基本的な構成の潅水用ホース本体
には、更に散水用小孔を穿設しない供給用流路に最尺シ
ート状o過材料を設置し、特に天然水を用いた場合など
の蓮通小孔および散水用小孔の目詰りを予め防止させる
。
グメントの散水路を互いに蓮通せしめるようにした結果
、導水用ホースを傾斜地で使用した場合にみられる各区
画の高所部分と低所部分との間の水圧差を著しく小さな
ものとさせることができ、また水圧や溝水量の変化があ
っても完全に点滴型の均一な溝水をすることができる。
更に、ホースの洗浄除去さるべき物質の排出も、この未
溶封部分を利用して手などでホースを押しつぶしあるい
はしごいて、ホースから絞り出すだけで容易に行なうこ
とができ、その結果目詰りによる溝水用ホースの寿命の
低下を飛躍的に改善することができた。また、散水路の
各遮断セグメントには運通小孔を通って水が供給される
が、一つの区画に設けられた蓮通小孔がすべて閉塞する
と、隔壁に一部未溶封部分を設けない場合には、そのセ
グメント部分からの溝水が不可能となる事態が生ずる。
これに対し、本発明のこの態様においては、不完全遮断
部の形成により隣接する各遮断セグメントの散水路が互
いに蓮通しており、そのルートによっても水が供給され
るため、一部のセグメント部分に水が供給されず、滋水
がその部分において行われなくなるといった事態は殆ん
どなくなる。本発明の基本的な構成の潅水用ホース本体
には、更に散水用小孔を穿設しない供給用流路に最尺シ
ート状o過材料を設置し、特に天然水を用いた場合など
の蓮通小孔および散水用小孔の目詰りを予め防止させる
。
第11図は、第7図に示される態様に更に不織布などの
長尺シート状ロ過材料を設置した状態を示す縦断面図で
ある。この態様にあっては、長尺シート状ロ適材料21
の最尺側両端が供給用流離22の下層フィルム9′の内
壁に溶着23,23′され、一方長尺状両端の中央部は
供給用流路の上層フィルム9の天井部付近の内壁に溶着
24されている。
長尺シート状ロ過材料を設置した状態を示す縦断面図で
ある。この態様にあっては、長尺シート状ロ適材料21
の最尺側両端が供給用流離22の下層フィルム9′の内
壁に溶着23,23′され、一方長尺状両端の中央部は
供給用流路の上層フィルム9の天井部付近の内壁に溶着
24されている。
溶着部24および23の形成方法は、第12図および第
13図にそれぞれ示されている。まず、溶着部24の形
成について述べると、ヒートシール用の一組のプレスに
温度差を設け、例えばプレスA側の温度を210qoに
、またプレスB側の温度を100ooにしてヒートシー
ルすると、長尺シート状ロ過材料21の港着は上層フィ
ルム9側にだけ行われ、使用時には状態aから状態bに
変化し、上層フィルム天井部付近の内壁への落着がここ
に形成される。また、落着部23の形成は、第5図およ
び第7図に示される未溶封部分13を残しながら行われ
る溶封部分12の形成と同時に行われる。即ち、上下一
組のヒートシールバーの溶着加熱面積を変え、その一方
のヒートシールバーDの面積を他方のヒ−トシールバー
Cの面積より大きく設定し、ヒートシールバーCが長尺
シート状ロ適材料21にかからないように、加熱されな
いあるいはわずかに加熱されたヒートシールバーEを併
用してヒートシールする。その結果、ヒートシールバー
CおよびDによるプレスにより、上層フィルム9と下層
フィルム9′との間で部分的に未溶封部分13を残して
の港封12が行われ、またヒートシールバーDおよびE
によって長尺シート状ロ過材料の下層フィルム内壁への
溶着23が行われる。そして、使用時には、状態cから
状態dへと変化する。長尺シート状ロ過材料の長尺側両
端を供給用流路の下層フィルムの内壁に溶着しただけの
ときには、実際の使用時にロ過材料と溶着した前記下層
フィルムの筒状体への膨張変形に附随する状態で、ロ過
材料が下層フィルム側に引き寄せられ、ロ過時の抵抗を
情加させ、ホースの後の方の部分で水が出にくくなった
りあるいは全く水が出なくなったりする現象が経験され
る。
13図にそれぞれ示されている。まず、溶着部24の形
成について述べると、ヒートシール用の一組のプレスに
温度差を設け、例えばプレスA側の温度を210qoに
、またプレスB側の温度を100ooにしてヒートシー
ルすると、長尺シート状ロ過材料21の港着は上層フィ
ルム9側にだけ行われ、使用時には状態aから状態bに
変化し、上層フィルム天井部付近の内壁への落着がここ
に形成される。また、落着部23の形成は、第5図およ
び第7図に示される未溶封部分13を残しながら行われ
る溶封部分12の形成と同時に行われる。即ち、上下一
組のヒートシールバーの溶着加熱面積を変え、その一方
のヒートシールバーDの面積を他方のヒ−トシールバー
Cの面積より大きく設定し、ヒートシールバーCが長尺
シート状ロ適材料21にかからないように、加熱されな
いあるいはわずかに加熱されたヒートシールバーEを併
用してヒートシールする。その結果、ヒートシールバー
CおよびDによるプレスにより、上層フィルム9と下層
フィルム9′との間で部分的に未溶封部分13を残して
の港封12が行われ、またヒートシールバーDおよびE
によって長尺シート状ロ過材料の下層フィルム内壁への
溶着23が行われる。そして、使用時には、状態cから
状態dへと変化する。長尺シート状ロ過材料の長尺側両
端を供給用流路の下層フィルムの内壁に溶着しただけの
ときには、実際の使用時にロ過材料と溶着した前記下層
フィルムの筒状体への膨張変形に附随する状態で、ロ過
材料が下層フィルム側に引き寄せられ、ロ過時の抵抗を
情加させ、ホースの後の方の部分で水が出にくくなった
りあるいは全く水が出なくなったりする現象が経験され
る。
従って、供給用流路の上層フィルム側に長尺シート状ロ
過材料を必ず引き寄せるようにして使用することが最も
重要であるが、シート状ロ過材料の最尺状両端の中央部
を供給用流路の上層フィルムの天井部付近の内壁に溶着
せしめた態様の本発明の溝水用ホースは、このような重
要な使用条件を完全に満足させるので「より円滑な滋水
を行なうことができる。本発明の溝水用ホース本体に穿
設される散水用小孔は、スリット状またはピンホール状
であり、特にスリット状のものが好ましい。スリットの
形状は、溢水用ホース本体を構成する熱可塑性樹脂フィ
ルムの水圧の程度による伸縮と相まって、スリットの閉
口程度が自動的に調節される。上記シート状ロ過材料が
設置された場合には、スリットの長さを約2柳以下、特
に約0.5〜1側程度にしたとき、微細な水滴を長時間
にわたって安定して放出させるので、ドリップシステム
のみならず、噴出飛散させる方法においても、緩やかで
均一な漣水が可能となる。更に、ホースの長さ方向の均
一導水性も著しく向上し、100机以上の長さにわたっ
て溝水用ホースを張り渡して使用しても、その長さ方向
と直角の方向に濯水される水量がほぼ一定であるという
すぐれた効果を奏する。更にまた、本発明の基本的な構
成の港水用ホ−ス本体において、散水用小孔の上部に散
水制御用覆体を更に設置することも望ましいことである
。
過材料を必ず引き寄せるようにして使用することが最も
重要であるが、シート状ロ過材料の最尺状両端の中央部
を供給用流路の上層フィルムの天井部付近の内壁に溶着
せしめた態様の本発明の溝水用ホースは、このような重
要な使用条件を完全に満足させるので「より円滑な滋水
を行なうことができる。本発明の溝水用ホース本体に穿
設される散水用小孔は、スリット状またはピンホール状
であり、特にスリット状のものが好ましい。スリットの
形状は、溢水用ホース本体を構成する熱可塑性樹脂フィ
ルムの水圧の程度による伸縮と相まって、スリットの閉
口程度が自動的に調節される。上記シート状ロ過材料が
設置された場合には、スリットの長さを約2柳以下、特
に約0.5〜1側程度にしたとき、微細な水滴を長時間
にわたって安定して放出させるので、ドリップシステム
のみならず、噴出飛散させる方法においても、緩やかで
均一な漣水が可能となる。更に、ホースの長さ方向の均
一導水性も著しく向上し、100机以上の長さにわたっ
て溝水用ホースを張り渡して使用しても、その長さ方向
と直角の方向に濯水される水量がほぼ一定であるという
すぐれた効果を奏する。更にまた、本発明の基本的な構
成の港水用ホ−ス本体において、散水用小孔の上部に散
水制御用覆体を更に設置することも望ましいことである
。
第14図には、かかる散水制御覆体を設置した港水用ホ
ースの斜視図が示されている。この態様は、第1〜3図
に示された態様のものに、長尺状熱可塑性樹脂フィルム
25,25′をピンホール状の散水用小孔2,2′を穿
設したホース両端側流路6,6′の外壁に部分的に落着
せしめ、その非溶着部分で散水用小孔の覆体26,26
′を形成させている。このような散水制御用覆体の形成
方法は単なる一態様であり、例えば本出願人の出願に係
る特関昭55一94085号公報に記載されるような如
き、種々の任意の態様をとることができる。このように
、散水制御用覆体の形成は熱可塑性樹脂フィルムの落着
などによって容易に行なうことができるが、これによっ
て潅水用ホースの使用時に水が飛散するのを防止し、ま
た潅水方向を−定にさせる効果を奏する。
ースの斜視図が示されている。この態様は、第1〜3図
に示された態様のものに、長尺状熱可塑性樹脂フィルム
25,25′をピンホール状の散水用小孔2,2′を穿
設したホース両端側流路6,6′の外壁に部分的に落着
せしめ、その非溶着部分で散水用小孔の覆体26,26
′を形成させている。このような散水制御用覆体の形成
方法は単なる一態様であり、例えば本出願人の出願に係
る特関昭55一94085号公報に記載されるような如
き、種々の任意の態様をとることができる。このように
、散水制御用覆体の形成は熱可塑性樹脂フィルムの落着
などによって容易に行なうことができるが、これによっ
て潅水用ホースの使用時に水が飛散するのを防止し、ま
た潅水方向を−定にさせる効果を奏する。
その結果、農作物の生育がよくなって病気にもかかり難
く、広範囲に水を飛散させないため土壌を固化させずに
良好な通気性を保ち、またハウス栽培では土壌の表面を
必要以上に濡らさないためハウス内の温度を低下させる
こともなく、病害虫の発生を防止するなど数多くの利点
をもたらす。更に、覆体の存在は、散水用小孔からのゴ
ミや土粒の侵入を防止し、目詰りを生じ難くさせること
ともなる。なお、以上の各説明は3個の平行して蓮なる
流路を有する滋水用ホースについてなされたが、4個以
上の平行して運なる流路を有するものについても全く同
様に実施し、所期の効果を得ることができることは当然
である。
く、広範囲に水を飛散させないため土壌を固化させずに
良好な通気性を保ち、またハウス栽培では土壌の表面を
必要以上に濡らさないためハウス内の温度を低下させる
こともなく、病害虫の発生を防止するなど数多くの利点
をもたらす。更に、覆体の存在は、散水用小孔からのゴ
ミや土粒の侵入を防止し、目詰りを生じ難くさせること
ともなる。なお、以上の各説明は3個の平行して蓮なる
流路を有する滋水用ホースについてなされたが、4個以
上の平行して運なる流路を有するものについても全く同
様に実施し、所期の効果を得ることができることは当然
である。
第1図は、本発明に係る溝水用ホース本体の特に好まし
い基本的な態様の製造工程を順に追って説明する平面図
および縦断面図である。 第2図および第3図は、それぞれ第1図cの1−1線お
よびローロ線縦断面図である。第4図は、第1図cの態
様に更に鳥平重合片を設けた状態を示す、その縦断面図
である。第5図は、本発明に係る滋水用ホース本体の他
の基本的な態様を示す、それの平面図である。第6〜8
図は、それぞれ第5図のm一町線、N−W線およびV−
V線縦断面図である。第9図および第10図は、それぞ
れ第1図および第5図に示される態様のものに、更に散
水用小孔を穿設した側の流路を区画化させる隔壁を設け
た状態を示す平面図である。第11図は、第7図に示さ
れる態様に、更に長尺シート状ロ過材料を設置した状態
を示す、本発明の麓水用ホースの一態様の縦断面図であ
る。第12図および第13図は、それぞれ長尺シート状
ロ過材料の溶着方法を示すものである。第14図は、散
水制御用覆体を設置した漣水用ホースの斜視図である。
これらの図面において、符号2はピンホール状散水用小
孔、4および12は平行する溶封部、5および13はそ
の一部禾溶封部分、6は両端側流路、8は扇平重合片、
10はスリット状散水用小孔、20は一部未溶封部分1
9を設けた隔壁、21は長尺シート状ロ過材料、22は
供給用流路、そして26は散水制御覆体をそれぞれ指示
する。 第1図第2鰯1‐1 第3図江川 緒4図 繁S図 第6図肌囚 髪ワ図M‐M 叢8図V−V 多q図 袋ゆ図 菱11図 第12図 溶け図 穣仏図
い基本的な態様の製造工程を順に追って説明する平面図
および縦断面図である。 第2図および第3図は、それぞれ第1図cの1−1線お
よびローロ線縦断面図である。第4図は、第1図cの態
様に更に鳥平重合片を設けた状態を示す、その縦断面図
である。第5図は、本発明に係る滋水用ホース本体の他
の基本的な態様を示す、それの平面図である。第6〜8
図は、それぞれ第5図のm一町線、N−W線およびV−
V線縦断面図である。第9図および第10図は、それぞ
れ第1図および第5図に示される態様のものに、更に散
水用小孔を穿設した側の流路を区画化させる隔壁を設け
た状態を示す平面図である。第11図は、第7図に示さ
れる態様に、更に長尺シート状ロ過材料を設置した状態
を示す、本発明の麓水用ホースの一態様の縦断面図であ
る。第12図および第13図は、それぞれ長尺シート状
ロ過材料の溶着方法を示すものである。第14図は、散
水制御用覆体を設置した漣水用ホースの斜視図である。
これらの図面において、符号2はピンホール状散水用小
孔、4および12は平行する溶封部、5および13はそ
の一部禾溶封部分、6は両端側流路、8は扇平重合片、
10はスリット状散水用小孔、20は一部未溶封部分1
9を設けた隔壁、21は長尺シート状ロ過材料、22は
供給用流路、そして26は散水制御覆体をそれぞれ指示
する。 第1図第2鰯1‐1 第3図江川 緒4図 繁S図 第6図肌囚 髪ワ図M‐M 叢8図V−V 多q図 袋ゆ図 菱11図 第12図 溶け図 穣仏図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少くとも3個の平行して連なる流路を有し、それら
の流路間どうしを小孔によつて連通し、両端側流路の外
壁に長手方向に適宜間隔をおいてスリツト状またはピン
ホール状の散水用小孔を穿設すると共に、散水用小孔を
穿設していない供給用流路に長尺シート状ロ過材料を設
置してなる熱可塑性樹脂フイルム製の潅水用ホース。 2 長尺シート状ロ過材料の長尺側両端を供給用流路の
下層フイルムの内壁に溶着させると共に、長尺状両端の
中央部を供給用流路の上層フイルム天井部付近の内壁に
溶着させた特許請求の範囲第1項記載の潅水用ホース。 3 熱可塑性樹脂フイルム製チユーブ扁平体の長手方向
に、適宜間隔において散水用小孔を穿設すると共に、少
くとも2本の平行する溶封部を一部未溶封部分を残しな
がら前記散水用小孔間の位置に形成させた特許請求の範
囲第1項記載の潅水用ホース。4 長手方向に適宜間隔
をおいて散水用小孔を穿設した長尺状熱可塑性樹脂フイ
ルムと非穿孔長尺状熱可塑性樹脂フイルムとを長尺状両
端部において重合溶封させると共に、形成された扁平重
合片間の位置に少くとも2本の平行する溶封部を一部未
溶封部分を残しながら形成させた特許請求の範囲第1項
記載の潅水用ホース。 5 少くとも3個の平行して連なる流路を有し、それら
の流路間どうしを小孔によつて連通し、両端側流路の外
壁に長手方向に適宜間隔をおいてスリツト状またはピン
ホール状の散水用小孔を穿設すると共に、散水用小孔を
穿設していない供給用流路に長尺シート状ロ過材料を設
置し、かつ前記散水用小孔を穿設した側の流路を適宜間
隔において長手方向と直角方向に一部未溶封部分を残し
ながら溶封してなる熱可塑性樹脂フイルム製の潅水用ホ
ース。 6 少くとも3個の平行して連なる流路を有し、それら
の流路間どうしを小孔によつて連通し、両端側流路の外
壁に長手方向に適宜間隔においてスリツト状またはピン
ホール状の散水用小孔を穿設すると共に、散水用小孔を
穿設していない供給用流路に長尺シート状ロ過材料を設
置し、かつ前記散水用小孔の上部に散水制御用覆体を設
置してなる熱可塑性樹脂フイルム製の潅水用ホース。 7 散水制御用覆体の設置が長尺状熱可塑性樹脂フイル
ムのホース両端側流路外壁への部分的溶着によつて行わ
れる特許請求の範囲第6項記載の潅水用ホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5661179A JPS6023808B2 (ja) | 1979-05-09 | 1979-05-09 | 潅水用ホ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5661179A JPS6023808B2 (ja) | 1979-05-09 | 1979-05-09 | 潅水用ホ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55148030A JPS55148030A (en) | 1980-11-18 |
JPS6023808B2 true JPS6023808B2 (ja) | 1985-06-10 |
Family
ID=13032034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5661179A Expired JPS6023808B2 (ja) | 1979-05-09 | 1979-05-09 | 潅水用ホ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023808B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6426713U (ja) * | 1987-08-10 | 1989-02-15 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5965679B2 (ja) * | 2011-04-05 | 2016-08-10 | シーアイ化成株式会社 | 灌水用チューブおよびその製造方法 |
-
1979
- 1979-05-09 JP JP5661179A patent/JPS6023808B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6426713U (ja) * | 1987-08-10 | 1989-02-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55148030A (en) | 1980-11-18 |
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