JPS6023766Y2 - 磁気ヘツドの消磁装置 - Google Patents

磁気ヘツドの消磁装置

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JPS6023766Y2
JPS6023766Y2 JP1982103491U JP10349182U JPS6023766Y2 JP S6023766 Y2 JPS6023766 Y2 JP S6023766Y2 JP 1982103491 U JP1982103491 U JP 1982103491U JP 10349182 U JP10349182 U JP 10349182U JP S6023766 Y2 JPS6023766 Y2 JP S6023766Y2
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JP
Japan
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magnetic head
gate
current
magnetic
nant
Prior art date
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Application number
JP1982103491U
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JPS58101318U (ja
Inventor
勲 大嶌
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気的に情報を記録再生する為の磁気ヘッドの
消磁装置に関する。
情報処理システムにおいて磁気的な情報の記録は、例え
ば磁気テープ、磁気ドラム、磁気ディスク、磁気カード
などを媒体として行なわれ、これらの場合、情報の記録
及び再生の為に磁気ヘッドが使用される。
磁気ヘッドは常に消磁された状態、つまり磁気ヘッドを
構成するコアが残留磁束をもたない状態或いはもってい
ても実用上問題ない状態で使用する必要がある。
もし、消磁が不完全で帯磁された磁気ヘッドにより情報
の記録再生を行なえば、帯磁量に対応して信号出力が減
衰し、その影響は情報の記録密度が高くなるほど大きい
磁気ヘッドを消磁するための従来の消磁装置は第1図に
示すごとく、記録される情報に対応する書込電流の印加
後、消磁電流を流し、その際除々に振幅を減少せしめ、
極性を交互に変えなから0に近づけるものである。
なお、現在のディジタル情報の磁気記録方式であるNR
Z方式、PM方式、PM方式等は総て、磁化状態を正方
向又は負方向に飽和させる方式であるので、書込電流は
第1図に示す如く正又は負の電流が必ず流れている。
第1図の書込電流のパターンは上述したように記録すべ
き情報に従かう。
上述した従来技術による消磁装置の欠点は消磁電流をリ
ニアに変化させるために、消磁電流を供給するスイッチ
ングトランジスタが不飽和で動作し、従って電力損失が
大きいこと、及び大損失に耐える大容量のトランジスタ
を必要とすることである。
言うまでもなく、トランジスタによるスイッチング回路
におて、導通時のトランジスタを飽和させれば、トラン
ジスタにおける電圧降下は極めて小さく、従ってトラン
ジスタによる電力損失は小さいが、トランジスタが不飽
和のときはトランジスタにおける電圧降下及び電力損失
が大きくなってしまう。
つまり、トランジスタを単にオンとオフの2値状態で使
用するときはトランジスタを飽和させることができるの
で電力損失が小さいが、第1図の消磁電流の如く2値以
外の中間値の電流を流すときはトランジスタは不飽和で
動作することになり電力損失が増大する。
従って本考案は上記従来方式における欠点を除去するも
ので、その目的は飽和トランジスタによる極めて単純な
構成の磁気ヘッドの消磁装置を提供することにある。
本考案による消磁装置の特徴は情報の磁気記録の為の磁
気ヘッドコイルへ電流を印加して磁気ヘッドの消磁を行
なう消磁装置において、前記電流をパルス電流とし、少
なくとも時間幅T□、T2(TI>T2? T2= 0
も含む)の前記パルス2個の上記磁気ヘッドコイルへ印
加する手段を備えたものにある。
以下本考案を図面により詳細に説明する。
第2図は本考案により消磁を行う際の電流波形を示して
おり、パルス巾が夫々T□、T2(T□〉T2 )の消
磁電流を流す場合の電流波形である。
尚、第2図において、T2=0であっても良い。
第3図は、第2図に示した消磁電流を磁気ヘッドコイル
に印加した場合の、磁気ヘッドのB−H特性の変化を示
しており、第3図におけるA。
B、 C及びD点は、第2図におけるA、 B、 C及
びD点に夫々対応している。
第4図は本考案の第1実施例で、図中11はフリップフ
ロップFF、12乃至14はナントゲート、15はオア
ゲート、16及び17は夫々単安定マルチバイブレータ
MSI、MS2.l 3は磁気ヘッドを夫々示している
第5図は本考案の第2実施例で、図中20は、フリップ
フロップFFI、2は単安定マルチバイブレータMS、
22乃至24はナントゲート、25は磁気ヘッドを夫々
示している。
尚、上記ナントゲート内、13,14及び23.24は
オープンコレクタのトランジスタで構成してあり、“°
O゛状態のときに書込み電源十Eから電流が流れ込むも
のである。
また単安定マルチバイブレーク16及び21は通常“1
99を出力し、トリガーされた場合に動作時間T1中4
4019となるものである。
そして単安定マルチバイブレーク17は逆に、動作時間
(T1+T2)中441“′を出力するものである。
第6図は第4図に示して第1実施例の動作説明図で、図
中OTはフリップフロップ11の出力波形、NAl2は
ナントゲート12の出力波形、NA13、NAl4はナ
ントゲート13及び14の状態波形、OTlは単安定マ
ルチバイブレータMS16の出力波形、OT2は単安定
マルチバイブレータ17の出力波形、0R15はオアゲ
ート15の出力波形、Wは書込み指示信号を夫々示して
いる。
第7図は、第5図に示した第2実施例の動作説明図で、
図中CT1は単安定マルチバイブレータM321の出力
波形、Wは書込み指示信号、NA22はナントゲート2
2の出力波形、NA23及びNA24はナントゲート2
3.24の状態波形を夫々示している。
初めに第1実施例の動作を説明する。
フリップフロップ11は第6区ρTに示すように書込み
データに応じて状態を反転する。
一方単安定マルチバイブレーク16の出力は動作時間以
外では“1゛であり(第6図OTl参照)ナントゲート
12及びナントゲート14に入力する。
更に書込み指示信号は書込むべきデータが存在する期間
は1゛であり、該“199出力はオアゲート15を介し
てナントゲート13及び14に入力している。
従ってナントゲート12はデータ存在期間において、上
記OTの波形を反転して出力し、ナントゲート13の一
方の端子に入力する。
該ナントゲート13の他方の端子には書込み指示信号の
“1゛がオアゲート15を介して入力している。
従ってナントゲート13は第6[ThA13に示すよう
にオン、オフ状態となる。
一方ナンドゲート14もほぼ同様にして、ナントゲート
13とは反対の状態を繰返す。
この様子は第6図NAl4に示しである。
上記したようにナントゲート13.14はオフ状態で電
流が流れ込み、+E→ナントゲート13或いは+E→ナ
ントゲート14と電流が流れることによりデータが記録
される。
次に消磁の際の動作を説明する。
第6図のWに示したようにデータが無くなると書込み指
示信号は“°0゛′になる。
そして該信号の立下りで単安定マルチバイブレータ16
,17がトリガーされ、夫々T1時間“0゛を出力し、
或いはT1+丁2時間“1“を出力する。
この様子を第6図OT1及びOT2にしである。
従ってオアゲート15は書込み指示信号が°゛O°′と
なっても0“°となることはなく、1′′を出力しつづ
け、単安定マルチバイブレータ17が°“0゛となった
時点で゛0パとなる。
一方フリップフロップ11の出力OTはデータが無けれ
ば“1′であり、従ってOTlとOTとを入力している
ナントゲート12はT1時間だけ“1゛となる。
その結果ナントゲート13はT□時間だけオフ状態とな
り、書込み電源子Eからナントゲート13にはパルス幅
T□のパルス電流が流れ込む。
またナントゲート14は上記OTl、OT、 0R15
の出力を入力しているのでT2時間だけオフ状態になり
、書込み電源子Eからナントゲート14にパルス幅T2
の電流が流れ込む。
以上のようにして磁気ヘッドコイルには、データ書込み
終了後にパルス幅T1.T2の極性の異なるパルス電流
が流れ、磁気ヘッドの消磁が行なわれる。
T1.T2の値は夫々30μ5eC910ILSeCで
充分消磁が行なえる。
次に第5図、第7図を用いて第2実施例の動作を説明す
る。
第2実施例におけるT2が0の場合である。
既に述べたようにT1を適当に選ぶことによりT2=0
であっても実用上充分な消磁を行なえることが確認され
ている。
その場合のT工は約10μSeCである。
書込みデータの“1゛“0”に対するナントゲート23
及び24の動作は、上記第1実施例とほぼ同一の経過で
動作するので省略腰消磁の際の動作を説明する。
書込み指示信号Wが“0゛となると単安定マルチバイブ
レータがトリガされ11時間(10μsec )“0′
′となる。
従ってナントゲート22は1゛を出力していたのが、O
Tが“1゛でOTlが“0°゛となるのでT□時間だけ
“°P′となる。
従って該ナントゲート22の出力を入力するナントゲー
ト23はT工時間だけオフ状態となる。
つまり、書込み電源子Eからパルス幅T、(10μ5e
c)のパルス電流が磁気ヘッドコイルを通ってナントゲ
ート23に流れ込み、磁気ヘッドの消磁が行なわれる。
第2実施例においてはナントゲート24はデータが無く
なると(書込み指示信号が“O”になると)オン状態を
保つので、パルス幅T2のパルス電流が流れることはな
い。
以上の如く本考案によれば簡単な回路を付加するだけで
従来技術に比較して少ない消費電力で磁気ヘッドを充分
に消磁できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術による消磁方式の消磁電流波形、第2
図は本考案による消磁電流波形の一例、第3図は磁気へ
ラドコアの磁化特性の例、第4図は本考案の第1実施例
、第5図は本考案の第2実施例、第6図は第1実施例の
動作説明図、第7図は第2実施例の動作説明図を夫々示
している。 図中、11.20はフリップフロップ、16゜17及び
21は単安定マルチバイブレーク、12乃至14及び2
2乃至24は夫々ナントゲート、15はオアゲート、1
8及び25は磁気ヘッドを夫々示している。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 情報の磁気記録のための磁気ヘッドコイルへ電流を印加
    して磁気ヘッドの消磁を行う少なくともトランジスタの
    組合せにより構成された磁気ヘッドの消磁装置にいて、
    書入終了を条件に所定の時間長を作成する時間長作成手
    段を設け、該時間長作成手段により作成された時間幅を
    有するとともに一定の振幅のパルス電流を磁気記録終了
    後磁気ヘッドに印加することにより前記トランジスタの
    スイッチング動作状態で磁気ヘッドを消磁することを特
    徴とする磁気ヘッド消磁装置。
JP1982103491U 1982-07-08 1982-07-08 磁気ヘツドの消磁装置 Expired JPS6023766Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1982103491U JPS6023766Y2 (ja) 1982-07-08 1982-07-08 磁気ヘツドの消磁装置

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JP1982103491U JPS6023766Y2 (ja) 1982-07-08 1982-07-08 磁気ヘツドの消磁装置

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JPS58101318U JPS58101318U (ja) 1983-07-09
JPS6023766Y2 true JPS6023766Y2 (ja) 1985-07-16

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ID=30101105

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2576967B2 (ja) * 1983-07-08 1997-01-29 株式会社日立製作所 磁気記録再生方法及び磁気記録再生装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5480557A (en) * 1977-12-10 1979-06-27 Fujitsu Ltd Method of producing ceramic multiicircuit layer board

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JPS5480557A (en) * 1977-12-10 1979-06-27 Fujitsu Ltd Method of producing ceramic multiicircuit layer board

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