JPS6023744B2 - シンク付き天板 - Google Patents

シンク付き天板

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Publication number
JPS6023744B2
JPS6023744B2 JP15114880A JP15114880A JPS6023744B2 JP S6023744 B2 JPS6023744 B2 JP S6023744B2 JP 15114880 A JP15114880 A JP 15114880A JP 15114880 A JP15114880 A JP 15114880A JP S6023744 B2 JPS6023744 B2 JP S6023744B2
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JP
Japan
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sink
resin
resin layer
flange
fibers
Prior art date
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Expired
Application number
JP15114880A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5697030A (en
Inventor
重夫 高島
章夫 多賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aica Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Aica Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aica Kogyo Co Ltd filed Critical Aica Kogyo Co Ltd
Priority to JP15114880A priority Critical patent/JPS6023744B2/ja
Publication of JPS5697030A publication Critical patent/JPS5697030A/ja
Publication of JPS6023744B2 publication Critical patent/JPS6023744B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流し台、洗面台等に用いるシンク付き夫板に係
る。
従来、メラミンイQ鑑板貼り夫板にシンクを結合する方
法としては、夫板にシンク横合用孔を設け、この孔縁に
接着剤又はゴムパッキングを介してシンクのフランジ部
を萩督しているが、フランジが夫板上に突出しているた
め天板上にこぽれた、あるいは溢れた水がシンク内に流
下しない欠点があった。このため、その改良の一方法と
して、芯村オの表面にイQ降板を接着した夫板のシンク
鼓め込み用孔にシンクを嫁め込み、夫板表面と同一高さ
位置、あるいは下方位直にシンクの取付け部であるフラ
ンジ部を配置して、鉄め込み用孔とシンクのフランジ部
分との間隔に熱硬化性樹脂を一度に注入し硬化させるこ
とにより夫板とシンクとを−体化3せる取付け方法が採
用されることがあるが、熱硬化性樹脂の硬化過程、即ち
樹脂調合後、注入された樹脂配合物の反応熱によって樹
脂温度が上昇するため、シンクのフランジ容積が増大し
、樹脂の硬化反応が終了するとともに樹脂温度、シンク
温度が低下して、樹脂容積、フランジ容積が減少する。
この硬化過程に於て樹脂の熱収縮率とシンクの熱収縮率
に差異があるため、シンクのフランジ部と硬イq樹脂と
の接合界面に接合ヒズミが発生するほか、樹脂層全体に
硬化ヒズミが残留し、更に微小なクラックが発生するこ
とがあるため、上記の如く熱硬化性樹脂を一度に注入し
、硬化させて夫板とシンクを一体化させた場合、該シン
ク付き夫板を使用した製品を使用開始後、使用荷重、温
度差等の発生、及びそれらのくり返し等による使用疲労
によって、経済的に樹脂層あるいは樹脂とフランジとの
接合界面に発生していた硬化ヒズミ、接合ヒズミあるい
は微小クラック等が増幅、増大することによって、漏水
が発生して水回り部材としては致命的欠陥となっていた
。本発明の目的は、シンク隊め込み孔部でのシンクのフ
ランジ部をイQ荘坂下に配置して、前記の従来欠点を解
決したシンク付き化粧板貼り夫板を提供することにある
本発明を1実施例の図面である第1図に基いて説明すれ
ば、適所にシンク鉄め込み用孔1を形成した芯材2を、
芯村のシンク孔より突出したイ均舷板3に接着剤4で接
着し、シンクのフランジが配置されるイq舷板裏面部に
、接着剤を有するェポキシ、ウレタン、不飽和ポリエス
テル、ェポキシアクリレート等の樹脂配合物に各種の繊
維類を混入、分散させた繊維混合樹脂配合物を所望の厚
さに流し込み、樹脂を硬化させて、第1次樹脂層5を形
成し、芯材オ2と化粧板3と第1次樹脂層5が一体化さ
れている。次にシンク本体8が舷め込まれる部分をシン
クの形状、大きさに合わせてルーターの如き切削機で取
り除き、第1次樹脂層5の樹脂面6にフランジ表面を当
俵するか、あるいは更に研磨処理等によって平滑にした
のち、フランジ表面を当接し、シンク本体8、フランジ
部樹脂面6、及び芯村断面12により囲まれる空隙部に
、接着性を有するェポキシ、ウレタン、不飽和ポリエス
テル樹脂等の熱硬化性樹脂配合物に、各種の繊維類を混
入、分散させた繊維混合樹脂配合物を注入し、充填接着
することにより化粧板裏面と接合しない第2次樹脂層1
0を形成して、シンクのフランジ7が芯材2に一体化さ
れる。なお、場合によっては、フランジを固定金具13
を使用して固定したのち、上記の繊維混合樹脂配合物を
注入し、充填接着し、第2次樹脂層10を形成すること
もできる。使用する繊維類としては、樹脂配合物に混和
分散性の良好であって、繊維混合樹脂配合物の流動性が
低下しない種類で繊細長3r〜1仇h/m、繊維太さ0
.01ム〜500仏なるサイズであることが好ましい。
更に繊維がしなやかで、弾性を有するものであれば、な
お好ましい。一例を挙げれば、ガラスファイバー、石綿
センィ、カーボンセンィ等の無機材質になる繊維の他、
ナイロン、ポリエステル、ビニロン等の各種合成繊維類
あるいは麻、木綿等の天然繊維類がある。混入率は、樹
脂配合物に対し、重量比0.5〜15%の範囲であれば
よい。なお、樹脂配合物と繊維との分散性、あるいは馴
染が良好でない場合は、分散性向上剤、あるいは親和剤
等の添加使用によって改良される。
本発明になる該シンク付き夫板は、シンクと夫板との接
合部分が硬イ0鎚脂層によって一体化されているため、
この結合部分より水、湿気等の浸入が完全に遮断される
こと。また化粧板裏面の第1次樹脂層5を樹脂硬化後に
切削加工するために、作業性が容易で、かつ仕上り部の
イ8鉾板の切削面に割れ、欠けが見られず平滑で鋭角に
仕上がり、外観及び排水効果が優れている。樹脂層が第
1次樹脂層5と第2次樹脂層10に分割されているため
、夫板とシンクの結合空間を一度に樹脂注入した場合に
比較し、第1次及び第2次の夫々の樹脂容積は小さいた
め、樹脂硬化時及び硬化後の縦縮、あるいは膨張等によ
る硬化ヒズミが少く耐久性が向上すること。
また第1次樹脂層5が形成されたのちにフランジが当綾
されているため、前記の如く、天板とシンクの結合部分
を一度に樹脂注入し、硬化一体化されたシンク付き夫板
において発生している樹脂とフランジ表面との接合ヒズ
ミは解消され、耐久性が一段と向上されている。更に第
1次樹脂層5が予期されない加工時の加工的欠陥、ある
いは材質的欠陥等に帰因した微4・クラツクを有するか
、使用後発生して、第1次樹脂層5に浸水しても、第2
次樹脂層10が存在するため、2次的な防水効果を示す
。核シンク付き夫板は第1次樹脂層5及び第2次樹脂層
10に繊維が混入分散し複合化されているため、物理的
強度、珠に耐衝撃性が一段と向上するほか、硬化時の硬
化ヒズミが緩和され耐久性が向上すること。反発弾性率
が向上するため、夫板あるいはシンク部分に負荷が繰返
されても、材質疲労が少〈なり耐久性が向上すること。
またシンク固定金具13使用時、強く締め過ぎた場合、
繊維が混入されていない場合にあっては第1次樹脂層に
クラツク、ワレ、欠ケの発生も認められたが、第1次樹
脂層5も繊維混入がなされているためこれら問題は解消
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシンク付き夫板における1実施例の結
合部の断面図である。 1・・・・・・シンク孔、2・・・・・・芯村、3・・
・…化粧板、4・・・・・・接着剤、5・…・・第1次
樹脂層、6・・…・樹脂面、7・・・・・・フランジ、
8・・・・・・シンク本体、10・・・・・・第2次樹
脂層、11・・・・・・凹部、12・・・・・・芯材断
面、13・・・・・・固定金具。 第/図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シンク取付け孔を有し、化粧板が突出した化粧板貼
    り天板の化粧板裏面より芯材の厚さの中途まで、繊維類
    が混入、分散された熱硬化性樹脂からなる第1次樹脂層
    を形成し、第1次樹脂層の樹脂面にシンクのフランジを
    当接し、シンク、芯材、樹脂面にて構成される空間に、
    繊維類が混入、分散された熱硬化性樹脂からなる第2次
    樹脂層を形成して成ることを特徴とするシンク付き天板
JP15114880A 1980-10-28 1980-10-28 シンク付き天板 Expired JPS6023744B2 (ja)

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JP15114880A JPS6023744B2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28 シンク付き天板

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JP15114880A JPS6023744B2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28 シンク付き天板

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JPS5697030A JPS5697030A (en) 1981-08-05
JPS6023744B2 true JPS6023744B2 (ja) 1985-06-08

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ID=15512414

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JPS5923956U (ja) * 1982-08-09 1984-02-14 荒谷 秀夫 馬脚用の冷却具
JPS59174328A (ja) * 1983-03-22 1984-10-02 Nippon Gakki Seizo Kk トツププレ−トの製法
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JPH035779U (ja) * 1989-06-06 1991-01-21

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