JPS60237417A

JPS60237417A - 内視鏡

Info

Publication number: JPS60237417A
Application number: JP59092654A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Ueda; 康弘植田
Original assignee: Olympus Corp; Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1984-05-09
Filing date: 1984-05-09
Publication date: 1985-11-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は固体撮像素子などの電気部品を内蔵した内視鏡
に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来、独国実願１９８１６０７や実開昭５０−５４８９
号公報で示す内視鏡のごとく、光学繊維束の保護用とし
てその外周にテープやら節管、網状管などを配設したも
のがある。このように保護用部品を設けると、それだけ
内視鏡挿入部内の充填率が高くなり、湾曲等の繰り返し
により上記光学繊維束が折損したり、処置具挿通用チャ
ンネルがキンクしたりしやすくなり・内視鏡による観察
・処置に支障をきたしていた。

また、近年においては挿入部の先端に観察用の固体撮像
素子全組み込む形式の内視鏡も提供されているが、その
電気部品との電気的接続のため、電気ケーブルを必要と
している。そして、この電気ケーブルも内視鏡挿入部内
に挿通されるため、その内部の充填率を高める原因とな
っている。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは電気ケーブルをコンパクトに組み込むこ
とができるとともに内蔵物をより確実に保護することが
できる内視鏡全提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は挿入部内に挿通される可撓性のチーープに、電
気部品用の電気ケーブルの少なくとも一部の電線を埋設
した内視鏡である。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の各実施例？図面にもとづいて説明する。

第１図ないし第３図は本発明の第１の実施例を示すもの
である。第１図中１は内視鏡の本体であり、この本体１
は手元側の操作部２と挿入部３とからなり、さらに操作
部２にはライトガイドケーブル４が連結されている。ラ
イトガイドケーブル４の延出先端には光源装置（図示し
カい。）に装着するためのコネクタ５が設けられている
。また、操作部２には送気送水切換え弁装置６、吸引切
換え弁装置７、処置具挿通用の鉗子栓８が設けられてい
る。上記挿入部３は可撓管部９の先端に湾曲管部１０ｆ
介して先端構成部１ノ全連結してなり、上記湾曲管部１
０は操作部２に設けたアングル操作ノブ（図示しない。

）によって遠隔的に湾曲操作されるようになっている。

上記先端構成部１１は第２図で示すようにその本体部材
１２に対して種々の部材が組み込まれている。すなわち
、本体部材１２の先端面部には観察窓１３、照明窓１４
およびノズル１５が設けられており、観察窓１３の後方
には対物光学系１６を介して電気部品としての固体撮像
素子（たとえばＣＣＤ　）からなる固体撮像部１７が設
けられており、この固体撮像部１７には観察窓１３７５
−、ら見える視野を対物光学系１６を通じて結像し、こ
れを電気信号に変換するようになっている。また、この
固体撮像部１７には多数本の電線１８・・・からなる電
気ケーブル１９が接続されている。

上記照明窓１４にはライトガイドファイバ２０が光学的
に接続されている。このライトガイドファイバ２０は本
体部材１２において固定管２１によって被嵌されており
、その固定管２１から語用する手元側後方部分はその全
長にわたって柔軟な外装チューブ２２によって被覆され
ている。さらに、外装チー−プ２２の外周はその外装チ
ー−プ２２よジ比較的肉厚の保護チューブ２３によりゆ
るく被覆されている。この保護チー−プ２３の材質とし
てはたとえばＰ’Ｉ’ＦＥやポリウレタン樹脂などがあ
げられる。これらの外装チ＝−プ２２および保護チー−
プ２３の各前端部分は固定管２１の後端外周に重ねて被
嵌されてひも２４により締結固定されている。オた、上
記保護チー−プ２３Ｆｉ挿入部３の全長にわたって設け
られている。

さらに、上記保護チー−グ２３の肉厚内には第３図で示
すようにその先端側で固体撮像部１７の近傍に位置する
途中より電気ケーブル１９の絶縁被覆された電線１８・
・・の少なくとも一部、この実施例ではすべての電線１
８・・・が等角間隔で埋設されている・なお、この電線
１８・・・は操作部２内において保護チューブ２３から
出てからライトガイドケーブル４内全通りコネクタ５を
介して図示しない匍制御部に接続され、映像をモニタ（
図示しない。）に映し出すようになっている。

一方、上記ノズル１５には送気送水用チーープ２５が接
続されている。なお、この送気送水用チー−ブ２５には
前記送気送水切換え弁装置６により送気または送水が行
なわれ、ノズル１５から選択的に送気または送水するよ
うになっている。

しかして、上記構成において挿入部３、特に湾曲管部ｌ
Ｏが湾曲することによシライトガイドファイバ２０は小
さな曲率半径で湾曲される。

このとき他の内蔵物たる送気送水用チヱーブ２５、処置
具挿通チャンネル用チー−プなどに抑圧接触して変形さ
れられようとする。しかし、保護チューブ２３により被
嵌されているため、その湾曲時に発生するライトガイド
ファイバ２０の長手方向の動きに対しての通路が確保さ
れるとともに、他の内蔵物からの抑圧接触に対してライ
トガイドファイバ２０が変形するの全防ぎ、ライトガイ
ドファイバ２０の折損全防止する。そして、特にその保
護チューブ２３の周壁内には電気ケーブル１９の各電線
１８・・・が埋設されているため、それ自体の強度が増
し、上記折損防止作用が高″！！り、そのライトガイド
ファイバ２０の光学繊維の折損は著しく少なくなる。

々お、この実施例では挿入部３のほぼ全長にわたる保護
チー−ブ２３のほぼ全長にわたって電線１８・・・を埋
設したが、少なくとも湾曲管部１０を含み、それを操作
部２側へわずかに超える程度の長さの範囲で埋設しても
よい。これ以降の手元側部分は電気ケーブル１９を単独
で内挿する。

第４図は本発明の第２の実施例を示すものである。この
実施例は外装チー−グ２２を設けることなく、上記保護
チー−ブ２３をライトガイドファイバ２０の外周に直接
被嵌したものであり、他の点は第１の実施例と同じであ
る。この実施例によれば、外装チー−プ２２を省略した
ことにより一層コンパクト化し、挿入部３内の充填率金
小さくできる。また、これによυライトガイドファイバ
Ｊ　、？　Ｑの光学繊維の折損の防止効果が上る。

第５図は本発明の第３の実施例全示すものである。この
実施例では処置具を挿通案内するための挿通チャンネル
用チーーブ３１に対して電気ケーブル１９の電線１８・
・・を前記実施例同様に埋設したものである。なお、第
５図中３２・・・はアングル操作ワイヤ、３３・・・は
そのガイド、３４は送気用チューブ、３５は送水用チュ
ーブである。

この実施例によれば、内蔵物のうち挿通チャンネル用チ
ー−ブ３１のキンク防止、他の内蔵物からの抑圧接触に
よる変形を防ぐことができ、よって円滑な処置具の挿通
が可能となる。々お、送気用チー−ブ３４、送水用チ＝
−ブ３５に電線１８・・・全埋設してもよい。

第６図は本発明の第４の実施例を示すものである。この
実施例は挿通チャンネル用チー−グ３１の形状のみ第３
の実施例と異々らしたものである。すなわち、電線１８
・・・孕埋設する部分のみを内厚の厚い突起部３６・・
・とじたものである。また、本発明は複数のチューブ部
材上れぞれにＮ　ｉＮ　’ｅ埋設したり、チューブ部材
の外周に貼ジ付けるようにしてもよい。また、電線をあ
み込んで埋設してもよい。

第７図は本発明の第５の実施例を示すものである。この
実施例は上記挿通チャンネル用チー−ブ３１の外周にそ
の長手方向に沿って凹溝３７・・・全形成し、この各凹
溝３７・・・に対して電線１８・・・をそれぞれ圧入固
定したもので、この電線１８・・・は着脱自在になって
いる。この実施例では電線１８・・・が着脱できるため
、たとえば修理時等に訃ける部品交換が容易になる。

なお、上記実施例においては電気部品として固体撮像部
１７としたが、本発明はこれに限らず、照明用ランプ、
各種センサなどであってもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、電気ケーブルの電
線を内蔵物のチー〜ブに埋め込み、そのチーーブの補強
を図るため、内蔵物のキンクやつぶれ、あるいは折損等
全防止できるとともに、その電気ケーブルの電線を利用
することから特別に補強用の追加部品全使用する必要が
ないため、挿入部内の充填率を小さくできる。

しかも、構造がきわめて簡単で済む。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す内視鏡全体の１０
１１面図、第２図は同じくその先端構成部付近の側断面
図、第３図は第５図中３２−　ＩＩＩ線に沿う断面図、
第４図々いし第７図は本発明のそれぞれ異なる他の実施
例の要部断面図である。ノ・・・内視鏡の本体、２・・・枠作部、３・・・挿入
部、４・・・ライトガイドケーブル、５・・・コネクタ
、９・・・可撓管部、１０・・・湾曲管部、１１・・・
先端構成部、１２・・・本体部材、１３・・°観察窓、
１４・・・照明窓、１５・・・ノズル、１６・・・対物
光学系、１２・・・固体撮像部、１８・・・電線、１９
・・・電気ケーブル、２０・・・ライトガイドファイバ
、２１・・・固定管、２２・・・保獲チューブ、２３・
・・保護チューブ２４・・・ひも、２５・・・送気送水
用千−−ブ、３１・・・チャンネル用チューブ、３６・
・・突起部、３７・・・凹溝。出願人代理人　弁理士　坪　井　淳第１図：５　４第２図第５図第６図第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）挿入部の先端側に電気部品を内蔵した内視鏡にお
いて、上記挿入部内に挿通された可撓性のチーープに、
上記電気部品に接続される電気ケーブルの少なくとも一
部の電線を埋設したことを特徴とする内視鏡。
（２）上記可撓性のチューブはライトガイドファイバの
保護チー−ブであることを特徴とする特許請求の範囲第
１項に記載の内視鏡。
（３）上記可撓性のチーープは処置具を挿通するための
チャンネル用チューブであることを特徴とする特許請求
の範囲第１項に記載の内視鏡。