JPS6023728B2 - 水面から油を除去する装置 - Google Patents
水面から油を除去する装置Info
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- JPS6023728B2 JPS6023728B2 JP52129783A JP12978377A JPS6023728B2 JP S6023728 B2 JPS6023728 B2 JP S6023728B2 JP 52129783 A JP52129783 A JP 52129783A JP 12978377 A JP12978377 A JP 12978377A JP S6023728 B2 JPS6023728 B2 JP S6023728B2
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- JP
- Japan
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- oil
- skimmer
- chamber
- water
- container
- Prior art date
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B15/00—Cleaning or keeping clear the surface of open water; Apparatus therefor
- E02B15/04—Devices for cleaning or keeping clear the surface of open water from oil or like floating materials by separating or removing these materials
- E02B15/048—Oil collectors moved over the water skimming the water surface
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/20—Controlling water pollution; Waste water treatment
- Y02A20/204—Keeping clear the surface of open water from oil spills
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Removal Of Floating Material (AREA)
- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、水面から油を回収する装置、特に、ポータブ
ルスキミング装置に関するものである。
ルスキミング装置に関するものである。
水面上に流れた油は、世界中で最も高価な油であるとい
われている。このような油の回収費は常に上昇する鏡向
を有し、また、海岸線、船舶、野生動植物の被害を補償
するために多額の費用がかかる。油の回収装置の主要部
村のうちの1つは、水から独を除去するために使用され
るスキマー(浮遊油回収器:skimmer)であって
、その操作費はかなり高額である。海岸に近い水域にお
いて特定の目的のために使用される建造物や乗物が現在
多く作されており、その例には油回収用器具として適す
るように作られた船舶(ボート)があげられる。このよ
うな建造物や乗物は、所定の目的以外の目的のためには
不適当なものであるから、その多くはほとんど1年中港
につないでおかなければならない。比較的深くかつ比較
的流動性の大きい(treachero船)水域で油の
探索を行なうことも段々多くなてきたので、この目的の
ために荒海にも適合するようなかなり大形の船舶が使用
されるようになったが、これはかなり高価である。この
ときの費用の大部分は船舶自体のための費用であって、
油回収装置自体の費用は比較的少ない。特定の目的のた
めのスキマーの初期建造費は高く、かつその維持費もか
なり高いから、かかるスキマーュニツトの数は予算面か
ら制限を受け、ある限られた数のスキマーュニットしか
使用できない場合が多い。したがって当業界では、浮遊
油回収のための予算を一層効果的に使用することが切望
されている。任意の便利な船舶、作業船(工事船)、供
給船、漁船等に取付けるとができるポータブルスキミン
グ装置を開発することが望ましく、これによって、特定
目的用特殊船舶を建造することがほとんど不必要になり
、かつ、浮遊油(漏出油)存在地点に近い場所で利用で
きる浮遊油回収装置の数をかなり増加させるのと同等な
効果が得られる。当業界における上記の要求をみたすべ
く完成された本発明は、水面上の浮遊油(漏出油)を回
収するための組立式キットの形の回収装置を提供するも
のであり、すなわち本発明は、{a’船舶上に薄込んで
取付けるのに適した容器(コンテナ)を有し、この容器
は油スキマー(油回収具)の貯蔵のために使用され、こ
の容器は、さらに水力クレーンを有し、このクレーンは
スキマーを該容器から出し、広げて紐立てるために、そ
してまた、該スキマーをその使用後に該容器に収納する
ために使用されるものであり、該容器はさらに油のすく
い取りのための吸引ポンプと、該クレーンおよび該ポン
プに動力を与えるための動力源とを有し;‘b} 前記
の油スキマーは、前記の容器に貯蔵するのに適し、さら
にまた、船舶に接続された曳航手段(たとえば網)を介
して該珊台舶によって曳航するのにも適した油スキマー
であり、{cー前記スキマ−を容器内の収納部から取出
して前記船舶の近辺油回収操作のために使用するときに
は、該容器内のスキマー収納区域を、油水分雛装置に変
える手段を有し、この油水分離装置は、前記スキマーに
よって回収された油水混合液を水と油とに分離するもの
であり、‘d} 前記容器内の油水分離装置で分離・除
去された油を集める手段を有することを特徴とする水面
から油を除去・回収する装置に関するものである。
われている。このような油の回収費は常に上昇する鏡向
を有し、また、海岸線、船舶、野生動植物の被害を補償
するために多額の費用がかかる。油の回収装置の主要部
村のうちの1つは、水から独を除去するために使用され
るスキマー(浮遊油回収器:skimmer)であって
、その操作費はかなり高額である。海岸に近い水域にお
いて特定の目的のために使用される建造物や乗物が現在
多く作されており、その例には油回収用器具として適す
るように作られた船舶(ボート)があげられる。このよ
うな建造物や乗物は、所定の目的以外の目的のためには
不適当なものであるから、その多くはほとんど1年中港
につないでおかなければならない。比較的深くかつ比較
的流動性の大きい(treachero船)水域で油の
探索を行なうことも段々多くなてきたので、この目的の
ために荒海にも適合するようなかなり大形の船舶が使用
されるようになったが、これはかなり高価である。この
ときの費用の大部分は船舶自体のための費用であって、
油回収装置自体の費用は比較的少ない。特定の目的のた
めのスキマーの初期建造費は高く、かつその維持費もか
なり高いから、かかるスキマーュニツトの数は予算面か
ら制限を受け、ある限られた数のスキマーュニットしか
使用できない場合が多い。したがって当業界では、浮遊
油回収のための予算を一層効果的に使用することが切望
されている。任意の便利な船舶、作業船(工事船)、供
給船、漁船等に取付けるとができるポータブルスキミン
グ装置を開発することが望ましく、これによって、特定
目的用特殊船舶を建造することがほとんど不必要になり
、かつ、浮遊油(漏出油)存在地点に近い場所で利用で
きる浮遊油回収装置の数をかなり増加させるのと同等な
効果が得られる。当業界における上記の要求をみたすべ
く完成された本発明は、水面上の浮遊油(漏出油)を回
収するための組立式キットの形の回収装置を提供するも
のであり、すなわち本発明は、{a’船舶上に薄込んで
取付けるのに適した容器(コンテナ)を有し、この容器
は油スキマー(油回収具)の貯蔵のために使用され、こ
の容器は、さらに水力クレーンを有し、このクレーンは
スキマーを該容器から出し、広げて紐立てるために、そ
してまた、該スキマーをその使用後に該容器に収納する
ために使用されるものであり、該容器はさらに油のすく
い取りのための吸引ポンプと、該クレーンおよび該ポン
プに動力を与えるための動力源とを有し;‘b} 前記
の油スキマーは、前記の容器に貯蔵するのに適し、さら
にまた、船舶に接続された曳航手段(たとえば網)を介
して該珊台舶によって曳航するのにも適した油スキマー
であり、{cー前記スキマ−を容器内の収納部から取出
して前記船舶の近辺油回収操作のために使用するときに
は、該容器内のスキマー収納区域を、油水分雛装置に変
える手段を有し、この油水分離装置は、前記スキマーに
よって回収された油水混合液を水と油とに分離するもの
であり、‘d} 前記容器内の油水分離装置で分離・除
去された油を集める手段を有することを特徴とする水面
から油を除去・回収する装置に関するものである。
前記の油スキマーはたとえば次の部村を有するものであ
り、すなわち、スキマーを曳航する手段(たとえば綱)
を有し、該曳航手段は該スキマーの実質的に前の方で該
珊台舶につながれており、しかしてこれによって、該ス
キマーの運動が該船舶の運動に実際上束縛されないよう
になっており;該スキマーの開放前方部に浮遊性を与え
るための手段(たとえばフロート)を有し、したがって
該スキマーは水面における水の運動に自由に追随でき;
油および水を受入れるための室を該スキマー内に有し;
実質的に水分を含まない油を該室の頂部から除去する手
段を有し、しかして該室は頂部、底部、側部、タィおよ
び後方部村によって画定されたものであり;該室の頂部
は実質的に平坦であり、可榛性有し、かつ波浪欄応性を
有し、しかしてこの頂部は油と接触し;該室の底部は、
少なくとも半剛性でありかつ実質的に平坦であり、しか
してこの底部は実質的な長さを有するものであって、こ
の底部で進行運動を阻止された波浪のオービタル型水流
運動を阻止するが、該室内の水および油の流動は妨げな
いものであり;該室の脚部は、前記の頂部と底部とにつ
ながれていて後方にのびているものであり、しかしてこ
れらの側部は、該室内での水および油の流動を実質的に
妨害しないような相対的配列態様で構成されたものであ
り;前記のタィは、上記の両側部の間の区域で底部と頂
部とにつながれているものであり、しかしてこのタイは
、前記の頂部と底部とをほとんど平行な面の形で強制的
に保持する作用を有するものであり;前記の後方部材は
、前記の頂部から下方にのびておりそして前記の底部の
後方に実質的な距離をへだてて配直されているものであ
り、しかしてこの後方部材は、前記の室から除去すべき
水を該室から下方の方向に導くためのものである。本発
明の装置を使用すれば、種々の種類の船舶が比較的短時
間内に“一時的なスキマ−”として使用できるようにな
る。
り、すなわち、スキマーを曳航する手段(たとえば綱)
を有し、該曳航手段は該スキマーの実質的に前の方で該
珊台舶につながれており、しかしてこれによって、該ス
キマーの運動が該船舶の運動に実際上束縛されないよう
になっており;該スキマーの開放前方部に浮遊性を与え
るための手段(たとえばフロート)を有し、したがって
該スキマーは水面における水の運動に自由に追随でき;
油および水を受入れるための室を該スキマー内に有し;
実質的に水分を含まない油を該室の頂部から除去する手
段を有し、しかして該室は頂部、底部、側部、タィおよ
び後方部村によって画定されたものであり;該室の頂部
は実質的に平坦であり、可榛性有し、かつ波浪欄応性を
有し、しかしてこの頂部は油と接触し;該室の底部は、
少なくとも半剛性でありかつ実質的に平坦であり、しか
してこの底部は実質的な長さを有するものであって、こ
の底部で進行運動を阻止された波浪のオービタル型水流
運動を阻止するが、該室内の水および油の流動は妨げな
いものであり;該室の脚部は、前記の頂部と底部とにつ
ながれていて後方にのびているものであり、しかしてこ
れらの側部は、該室内での水および油の流動を実質的に
妨害しないような相対的配列態様で構成されたものであ
り;前記のタィは、上記の両側部の間の区域で底部と頂
部とにつながれているものであり、しかしてこのタイは
、前記の頂部と底部とをほとんど平行な面の形で強制的
に保持する作用を有するものであり;前記の後方部材は
、前記の頂部から下方にのびておりそして前記の底部の
後方に実質的な距離をへだてて配直されているものであ
り、しかしてこの後方部材は、前記の室から除去すべき
水を該室から下方の方向に導くためのものである。本発
明の装置を使用すれば、種々の種類の船舶が比較的短時
間内に“一時的なスキマ−”として使用できるようにな
る。
これを使用すれば、はるか離れた水域における浮遊油を
一層速やかに回収することができる。このようなキツト
は、たとえば海底油田掘削用基台すなわちドリリングプ
ラツトフオーム(dr肌ngplatfo肌)上に貯蔵
できる。たとえば、もし油の漏出が近所に起った場合に
は、作業船をスキマーに変え、そして直ちに浮遊油の清
掃、回収を行なうことができる。一般に、本発明の装置
であるスキミングキツト(スキマー組立用キツト)は次
の6種の部材を有する。第1番目の部材はソック(靴下
の形をした袋状物)、すなわち実際の油スキミング用部
材である。一般にこれは1枚のゴムまたは他の可榛性材
料を加工して作られたものであって、これは波浪鎮圧部
、油構築部、および油回収用吸引ポンプ(サクション部
)(複数たとえば多数の合体型吸引部が好ましい)を有
する。第2番目の部材はアルミニゥムフレームの如きフ
ローチングフレームであって、これは、前記のソックの
前方末端部を担持し、かつ該前方末端部を関口状態に維
持するために使用されるものである。またこれは、曳航
素(または管)を取付けるための固体(剛体)構造体を
提供するものでもある。さらに、このフレ−ムによりソ
ックが曳航船とは独立的にローリングおよびピッチング
運動をなし得るようになっている。第3番目の都材は、
水圧(水力)クレーン(hy也a山iccra蛇)であ
って、これは各キツトの一方の末端部に配置されている
。これは、スキマーの組立および辰開配檀(deplo
yment)すなわち水上配置を一層容易にするために
されるものである。第4番目の部材はポンプおよび動力
ユニットであって、これは水力(または水圧力)をクレ
ーンおよびスキミング部のポンプに伝達するために使用
されるものである。第5番目の部材は、これらの部材類
を全部貯蔵するための容器(コンテナ)である。これは
標準的寸法のもので、典型的な荷物収納用容器と同様な
容器であり、したがってこれは容易に購入、交換でき、
かつ輸送できる。この容器の一方の末端部に前記のクレ
ーンが収容でき、他の末端部に前記ポンプおよびパッケ
ージ型動力源(powerpacka袋)が収容できる
。前記のソツク、フレーム、後記の曳航可能バッグ、な
ちびにホースおよび種々の器具類はこの容器の中央部(
センターホールド)に貯蔵できる。これらの部材を取出
して組立て、辰開配臆した後に、該容器の壁部に折りた
たんであるバッフルを引き出すと、この中央部が油/水
分酸器になる。第6番目の部材は、浮遊油の量が多いと
きに使用される曳航可能バッグである。すなわち、油/
水分磁器の頂部から取出された油を、管を通じてこの曳
航可能バッグに送り、一時的に貯蔵するのである。前記
に概略的に記載したように、本発明は水面から油を除去
(回収)する菱贋に関するものであって、この特徴は次
の通りである。
一層速やかに回収することができる。このようなキツト
は、たとえば海底油田掘削用基台すなわちドリリングプ
ラツトフオーム(dr肌ngplatfo肌)上に貯蔵
できる。たとえば、もし油の漏出が近所に起った場合に
は、作業船をスキマーに変え、そして直ちに浮遊油の清
掃、回収を行なうことができる。一般に、本発明の装置
であるスキミングキツト(スキマー組立用キツト)は次
の6種の部材を有する。第1番目の部材はソック(靴下
の形をした袋状物)、すなわち実際の油スキミング用部
材である。一般にこれは1枚のゴムまたは他の可榛性材
料を加工して作られたものであって、これは波浪鎮圧部
、油構築部、および油回収用吸引ポンプ(サクション部
)(複数たとえば多数の合体型吸引部が好ましい)を有
する。第2番目の部材はアルミニゥムフレームの如きフ
ローチングフレームであって、これは、前記のソックの
前方末端部を担持し、かつ該前方末端部を関口状態に維
持するために使用されるものである。またこれは、曳航
素(または管)を取付けるための固体(剛体)構造体を
提供するものでもある。さらに、このフレ−ムによりソ
ックが曳航船とは独立的にローリングおよびピッチング
運動をなし得るようになっている。第3番目の都材は、
水圧(水力)クレーン(hy也a山iccra蛇)であ
って、これは各キツトの一方の末端部に配置されている
。これは、スキマーの組立および辰開配檀(deplo
yment)すなわち水上配置を一層容易にするために
されるものである。第4番目の部材はポンプおよび動力
ユニットであって、これは水力(または水圧力)をクレ
ーンおよびスキミング部のポンプに伝達するために使用
されるものである。第5番目の部材は、これらの部材類
を全部貯蔵するための容器(コンテナ)である。これは
標準的寸法のもので、典型的な荷物収納用容器と同様な
容器であり、したがってこれは容易に購入、交換でき、
かつ輸送できる。この容器の一方の末端部に前記のクレ
ーンが収容でき、他の末端部に前記ポンプおよびパッケ
ージ型動力源(powerpacka袋)が収容できる
。前記のソツク、フレーム、後記の曳航可能バッグ、な
ちびにホースおよび種々の器具類はこの容器の中央部(
センターホールド)に貯蔵できる。これらの部材を取出
して組立て、辰開配臆した後に、該容器の壁部に折りた
たんであるバッフルを引き出すと、この中央部が油/水
分酸器になる。第6番目の部材は、浮遊油の量が多いと
きに使用される曳航可能バッグである。すなわち、油/
水分磁器の頂部から取出された油を、管を通じてこの曳
航可能バッグに送り、一時的に貯蔵するのである。前記
に概略的に記載したように、本発明は水面から油を除去
(回収)する菱贋に関するものであって、この特徴は次
の通りである。
すなわち本装置は、船舶の周辺部(舷の周囲)において
曳航可能な油スキマー(油回収用スキマー)を有し、こ
の曳航は、前記船舶に、前記スキマーの実質的に前方の
#虫点においてつながれている曳航手段により行なわれ
、これによって、核スキマーの運動が該船舶の運動に実
際上に束縛されないようになつており;該スキマーの開
放前方部(関口状態の前部)に自己浮遊性を与えるため
の手段を有し、したがって、これは水面における水の運
動に応じて自由に運動し得るものであり;該スキマーの
内部には、油および水を受入れるための室があり、この
室は次の各部‘aー〜的から構成されており、【a’自
己浮遊性が与えられている開放前方部、{b’油と接触
し、前記の室の内側における波浪のチョップ作用に伴う
乱流発生を鎮圧し、かつ該室と油との間に空気界面〔空
気からなる界面(インターフェイス)〕ができるのを防
ぐための、実質的に平坦な、かつ可操性および波浪順応
性を有する頂部、‘c’インターセプトされた波浪のオ
ーピタル型流水連動を妨害するために、ただし該室への
水および油の流入は妨害しないようにするために設けら
れた実質的な長さを有する少なくとも半剛性の実質的に
平坦な底部、【d’頂部と底部とに接続されている側部
であって、前記の室内での水および油の流動を実質的に
“締めつける”ような角度よりも少なくとも大きくない
角度をなして後方に伸びている側部、{e’前記の両方
のの側部の間にあるタィ(つなぎ材)であって、前記の
底部と頂部とに接続されており、そして該頂部に大波が
来るのを防ぎ、かつ該頂部と油との間に空気界面が形成
されるのを防ぐ作用を有するタィ、‘0該室から退去す
る水を該室から下方に誘導するために、前記項部から下
方にのびておりそして底部から実質的な距離をへだてて
存在する後方部材“後部”ともいう;こによって、前記
の流動方向変改作用が、該頂部による乱流連勤阻止作用
および該底部によるオービタル型水流運動妨害作用に組
合わされて、該室内に静かな油捕獲帯域が形成され、油
が該室の頂部に集められ、そしてそこから除去(回収)
できるようになっており;かつ、実質的に水分を含まな
い油を該室から除去するための除去手段をも有すること
を特徴とするのである。次に、添付図面参照下に本発明
について一層詳細に説明する。
曳航可能な油スキマー(油回収用スキマー)を有し、こ
の曳航は、前記船舶に、前記スキマーの実質的に前方の
#虫点においてつながれている曳航手段により行なわれ
、これによって、核スキマーの運動が該船舶の運動に実
際上に束縛されないようになつており;該スキマーの開
放前方部(関口状態の前部)に自己浮遊性を与えるため
の手段を有し、したがって、これは水面における水の運
動に応じて自由に運動し得るものであり;該スキマーの
内部には、油および水を受入れるための室があり、この
室は次の各部‘aー〜的から構成されており、【a’自
己浮遊性が与えられている開放前方部、{b’油と接触
し、前記の室の内側における波浪のチョップ作用に伴う
乱流発生を鎮圧し、かつ該室と油との間に空気界面〔空
気からなる界面(インターフェイス)〕ができるのを防
ぐための、実質的に平坦な、かつ可操性および波浪順応
性を有する頂部、‘c’インターセプトされた波浪のオ
ーピタル型流水連動を妨害するために、ただし該室への
水および油の流入は妨害しないようにするために設けら
れた実質的な長さを有する少なくとも半剛性の実質的に
平坦な底部、【d’頂部と底部とに接続されている側部
であって、前記の室内での水および油の流動を実質的に
“締めつける”ような角度よりも少なくとも大きくない
角度をなして後方に伸びている側部、{e’前記の両方
のの側部の間にあるタィ(つなぎ材)であって、前記の
底部と頂部とに接続されており、そして該頂部に大波が
来るのを防ぎ、かつ該頂部と油との間に空気界面が形成
されるのを防ぐ作用を有するタィ、‘0該室から退去す
る水を該室から下方に誘導するために、前記項部から下
方にのびておりそして底部から実質的な距離をへだてて
存在する後方部材“後部”ともいう;こによって、前記
の流動方向変改作用が、該頂部による乱流連勤阻止作用
および該底部によるオービタル型水流運動妨害作用に組
合わされて、該室内に静かな油捕獲帯域が形成され、油
が該室の頂部に集められ、そしてそこから除去(回収)
できるようになっており;かつ、実質的に水分を含まな
い油を該室から除去するための除去手段をも有すること
を特徴とするのである。次に、添付図面参照下に本発明
について一層詳細に説明する。
これらの添付図面には本発明の好ましい具体例が示され
ているが、こられの図面は本発明を例示したものにすぎ
ず、本発明の範囲は決してこれらの具体例のみに限定さ
れるものではない。第1図記載の具体例について説明す
る。
ているが、こられの図面は本発明を例示したものにすぎ
ず、本発明の範囲は決してこれらの具体例のみに限定さ
れるものではない。第1図記載の具体例について説明す
る。
第1図は、本発明を、普通の作業船1を用いて行なう具
体例を図示したものである。スキマー2は、平たくした
ソックの如き外観をもっており、その前方末端部は開放
機であって、フレーム3により開放(関口)状態が維持
され得るようになっている。フロート4は素5の如き線
状体により作業船1につながれている。しかして素5は
、スキマ−2が作業船の舷の周辺部の位置よりかなり前
の位置の展開配置されるように、作業船1につながれて
おり、したがってスキマー2の運動は作業船1の連動に
実質的に束縛されずに行なわれ、すなわちスキマー2は
自由に上下に運動し、かつ自由にピッチング、ローリン
グ等の運動をなし得るようになっている。一方、従来の
技術に従ってスキマーたはブーム(防材)を船舶に剛性
連結材により連結した場合には、船の運動がこのスキマ
ーまたはブームに伝わるために、該スキマーまたはブー
ムが水面下まで下降したり水面上に上昇したりするよう
になり、そのために、水面上の油を捕集せずにそのまま
通りすぎてしまい、水面からの油の効果的な回収が行な
われないことがある。船がスキマーにより損傷を受ける
ことを防ぐために、スキマーと船舶との間にバンパー(
すなわち緩衝材:図示せず)を置くことができる。スキ
マ−2の後部には管6がつながれていて、油が管6を通
じて容器(コンテナ)7に導かれるようになっている。
容器7は次の2つの役割を果すものであって、その1つ
の役割は、スキマー2から油と水とを分離するめの分離
装置としての役割であり、これについては後で詳細に説
明する。もう1つの役割は、スキマーと“スキマーを展
開配置するために使用される駆動部材”とを収容するた
めの容器としての役割である。送油警(オイルライン)
8が容器7からバック9のところまでのびている。バッ
ク9は作業船1の後方部に配置されていて、作業船1に
より曳航され得るようになっている。バック9は、分離
(回収)された油の貯蔵手段として便利なものであって
、しかしてこれは、水面流出油(スピル)の回収量が多
いために回収油貯蔵器を作業船以外の場所にも設置しな
ければならないようなときに、特に便利な貯蔵手段であ
る。第2および3図には、スキマ−2が一層詳細に図示
されている。
体例を図示したものである。スキマー2は、平たくした
ソックの如き外観をもっており、その前方末端部は開放
機であって、フレーム3により開放(関口)状態が維持
され得るようになっている。フロート4は素5の如き線
状体により作業船1につながれている。しかして素5は
、スキマ−2が作業船の舷の周辺部の位置よりかなり前
の位置の展開配置されるように、作業船1につながれて
おり、したがってスキマー2の運動は作業船1の連動に
実質的に束縛されずに行なわれ、すなわちスキマー2は
自由に上下に運動し、かつ自由にピッチング、ローリン
グ等の運動をなし得るようになっている。一方、従来の
技術に従ってスキマーたはブーム(防材)を船舶に剛性
連結材により連結した場合には、船の運動がこのスキマ
ーまたはブームに伝わるために、該スキマーまたはブー
ムが水面下まで下降したり水面上に上昇したりするよう
になり、そのために、水面上の油を捕集せずにそのまま
通りすぎてしまい、水面からの油の効果的な回収が行な
われないことがある。船がスキマーにより損傷を受ける
ことを防ぐために、スキマーと船舶との間にバンパー(
すなわち緩衝材:図示せず)を置くことができる。スキ
マ−2の後部には管6がつながれていて、油が管6を通
じて容器(コンテナ)7に導かれるようになっている。
容器7は次の2つの役割を果すものであって、その1つ
の役割は、スキマー2から油と水とを分離するめの分離
装置としての役割であり、これについては後で詳細に説
明する。もう1つの役割は、スキマーと“スキマーを展
開配置するために使用される駆動部材”とを収容するた
めの容器としての役割である。送油警(オイルライン)
8が容器7からバック9のところまでのびている。バッ
ク9は作業船1の後方部に配置されていて、作業船1に
より曳航され得るようになっている。バック9は、分離
(回収)された油の貯蔵手段として便利なものであって
、しかしてこれは、水面流出油(スピル)の回収量が多
いために回収油貯蔵器を作業船以外の場所にも設置しな
ければならないようなときに、特に便利な貯蔵手段であ
る。第2および3図には、スキマ−2が一層詳細に図示
されている。
このスキマー2のフレーム21の両側にはフロート20
が対向状態で配置されている。フレーム21によりスキ
マー2の前方部が開放(関口)状態で維持でき、そして
その中に油および水が流入できるようになっている。ス
キマーの頂部22はニトリルゴムの如き可榛性材料から
構成されていて、波が釆た場合には波の形に応じて容易
に操曲できるようになっている。ソックにより捕捉され
た空気は、排気用ボート24aから排出される。さらに
、回収された油23の油面とスキマーの頂部22との間
の空間に存在する空気も、該排気用ボート24aから排
気され、該空間における空気蓄積が防止できるようにな
っている。この手段があるためにスキマー2からの油の
回収が非常に容易に実施できるが、これについては後で
詳細に説明する。スキマ−2の頂部には空気および発泡
体からなるフロート部(フローテーション部)24があ
るが、このフロート部24は、スキマー2の頂部22を
水面より上の位置に保ち、ただし油面より上の位置に上
昇させないように保つ作用を行なうものである。スキマ
ー2の後部の両側の周縁部には、膨張性フロート部25
が設けられている。第3図に示されているように、スキ
マ−2の底部26は側壁27およびタィ28により該ス
キマー2の頂部22から離隔されており、これによって
、スキマー2の頂部22が大波をかぶるのが防止でき、
かつ、頂部22と回収油23との間に空気界面が生ずる
ことも防止できるようになっている。頂部22と底部2
6とは、大波がきたときに容易に関節運動を行なう(a
Mc山ate)ことができ、かつ張出部が生じたりする
が、スキマ−内では水の運動が比較的静かである。なぜ
ならば頂部22が波浪のチョップ運動が弱め、そして、
底部26が波浪のバーチクル運動を阻止すると共に、ス
キマー2内での水のオービタル運動をも阻止するからで
ある(一般に、このような水の運動がスキマー2内で行
なわれた場合には、これによって、スキマー内の油が洗
い流されてしまうであろう)。また、スキマー2には、
上方に延伸する唇部29も設けられており、これによっ
て、波浪のスプラツシュオーバーが防止できるようにな
っている。これは、チョップ作用が極端に大きい波浪の
場合に特に有効である。スキマー2内に入った水および
油は、第3図中に示されている矢印の方向に進んで後部
(後方部村)30中に入る。後部30において、スキマ
ー2の前部と向かい合った部分は凹面状の形になつてし
、て、水はスキマー2の底部に存在し、油は、このスキ
マーに補集された片状物(デプリス)と−緒になって、
該スキマーの頂部に残留する。この片状物を排出させる
ために、スキマー2の後部を定期的に上昇させる(もち
上げる)ことができる。スキマー2の頂部と独との間に
は空気からなる界面は生じ得ないようになっているから
、油はスキマー2からウェルポィント吸引作用により排
出させることができる。しかしてこの排出は該数の場所
で行なうのが好ましく、すなわち、1つの油回収用大形
サクションポイントを通じて行なうよりも、複数の油回
収用サクションポィント31を通じて行なうのが好まし
い。大形サクション部材を1つ使用した場合には、たと
えば一体化したゥェルポィント吸引部村ではなくオイル
サンプ(油だめ)上に浮く形式の単独式大形吸引部材を
1つ使用した場合には、水もかなり多量排出されるので
都合が悪い。さらに、この単独式大形吸引部材は従来の
スキマーの場合と同様に波浪の運動に対応して上昇、下
降連動を行ない、油上の空気を吸引したり、オイルサン
プの下側の水を吸引したりする。第4図は、第1図記載
の容器7を一層詳細に示した図面である。
が対向状態で配置されている。フレーム21によりスキ
マー2の前方部が開放(関口)状態で維持でき、そして
その中に油および水が流入できるようになっている。ス
キマーの頂部22はニトリルゴムの如き可榛性材料から
構成されていて、波が釆た場合には波の形に応じて容易
に操曲できるようになっている。ソックにより捕捉され
た空気は、排気用ボート24aから排出される。さらに
、回収された油23の油面とスキマーの頂部22との間
の空間に存在する空気も、該排気用ボート24aから排
気され、該空間における空気蓄積が防止できるようにな
っている。この手段があるためにスキマー2からの油の
回収が非常に容易に実施できるが、これについては後で
詳細に説明する。スキマ−2の頂部には空気および発泡
体からなるフロート部(フローテーション部)24があ
るが、このフロート部24は、スキマー2の頂部22を
水面より上の位置に保ち、ただし油面より上の位置に上
昇させないように保つ作用を行なうものである。スキマ
ー2の後部の両側の周縁部には、膨張性フロート部25
が設けられている。第3図に示されているように、スキ
マ−2の底部26は側壁27およびタィ28により該ス
キマー2の頂部22から離隔されており、これによって
、スキマー2の頂部22が大波をかぶるのが防止でき、
かつ、頂部22と回収油23との間に空気界面が生ずる
ことも防止できるようになっている。頂部22と底部2
6とは、大波がきたときに容易に関節運動を行なう(a
Mc山ate)ことができ、かつ張出部が生じたりする
が、スキマ−内では水の運動が比較的静かである。なぜ
ならば頂部22が波浪のチョップ運動が弱め、そして、
底部26が波浪のバーチクル運動を阻止すると共に、ス
キマー2内での水のオービタル運動をも阻止するからで
ある(一般に、このような水の運動がスキマー2内で行
なわれた場合には、これによって、スキマー内の油が洗
い流されてしまうであろう)。また、スキマー2には、
上方に延伸する唇部29も設けられており、これによっ
て、波浪のスプラツシュオーバーが防止できるようにな
っている。これは、チョップ作用が極端に大きい波浪の
場合に特に有効である。スキマー2内に入った水および
油は、第3図中に示されている矢印の方向に進んで後部
(後方部村)30中に入る。後部30において、スキマ
ー2の前部と向かい合った部分は凹面状の形になつてし
、て、水はスキマー2の底部に存在し、油は、このスキ
マーに補集された片状物(デプリス)と−緒になって、
該スキマーの頂部に残留する。この片状物を排出させる
ために、スキマー2の後部を定期的に上昇させる(もち
上げる)ことができる。スキマー2の頂部と独との間に
は空気からなる界面は生じ得ないようになっているから
、油はスキマー2からウェルポィント吸引作用により排
出させることができる。しかしてこの排出は該数の場所
で行なうのが好ましく、すなわち、1つの油回収用大形
サクションポイントを通じて行なうよりも、複数の油回
収用サクションポィント31を通じて行なうのが好まし
い。大形サクション部材を1つ使用した場合には、たと
えば一体化したゥェルポィント吸引部村ではなくオイル
サンプ(油だめ)上に浮く形式の単独式大形吸引部材を
1つ使用した場合には、水もかなり多量排出されるので
都合が悪い。さらに、この単独式大形吸引部材は従来の
スキマーの場合と同様に波浪の運動に対応して上昇、下
降連動を行ない、油上の空気を吸引したり、オイルサン
プの下側の水を吸引したりする。第4図は、第1図記載
の容器7を一層詳細に示した図面である。
容器7は、本発明の実施のために必要な部材をすべて収
容し得るものである。既述の如く、容器7は、油漏出の
ありそうな場所の近くのドリリングプラツトフオーム上
に設置するのが実用的である。油漏れがこのプラツトフ
オームに報告された場合には、この装置の部材が速やか
に作業船上に積込まれる。この作業船が油漏れ地点に向
かって進んでいく間に、デッキ上でスキマー用部材を絹
立ててスキマーを作ることができ、そして現場到着時に
はすぐにこれを展開配置することができる。使用後には
、この装置は修理、清掃でき、かつ、再び容器に収納で
き、すなわち、次の使用時まで待機させることができる
。この容器すなわちキツトはヒンジ付カバー40を有し
、しかしてこのヒンジ付カバー40を開けると、該容器
に具合よく収容されているスキマーが取出せるようにな
っている。水圧(水力)クレーン41は、スキマーを容
器から敬出して作業船または他の便利な船舶の周囲に展
開配置するときに使用されるものである。クレーン制御
部42は、スキマーの展開配置操作の実施時に使用され
る制器である。パッケージ型(着脱式)動力源(パワー
パッケージ)43は、スキマーの使用時に必要な水圧ク
レーン41および他の部村のための動力供離合源として
使用されるものである。なお、このキツトには、スキマ
ーの使用時に必要な、他の種々の都材も収容できる。第
5図は、第4図記載の容器7を、スキマーから送られた
油おぐぴ水の相互分離のために使用するときの、使用状
態を示す図面である。
容し得るものである。既述の如く、容器7は、油漏出の
ありそうな場所の近くのドリリングプラツトフオーム上
に設置するのが実用的である。油漏れがこのプラツトフ
オームに報告された場合には、この装置の部材が速やか
に作業船上に積込まれる。この作業船が油漏れ地点に向
かって進んでいく間に、デッキ上でスキマー用部材を絹
立ててスキマーを作ることができ、そして現場到着時に
はすぐにこれを展開配置することができる。使用後には
、この装置は修理、清掃でき、かつ、再び容器に収納で
き、すなわち、次の使用時まで待機させることができる
。この容器すなわちキツトはヒンジ付カバー40を有し
、しかしてこのヒンジ付カバー40を開けると、該容器
に具合よく収容されているスキマーが取出せるようにな
っている。水圧(水力)クレーン41は、スキマーを容
器から敬出して作業船または他の便利な船舶の周囲に展
開配置するときに使用されるものである。クレーン制御
部42は、スキマーの展開配置操作の実施時に使用され
る制器である。パッケージ型(着脱式)動力源(パワー
パッケージ)43は、スキマーの使用時に必要な水圧ク
レーン41および他の部村のための動力供離合源として
使用されるものである。なお、このキツトには、スキマ
ーの使用時に必要な、他の種々の都材も収容できる。第
5図は、第4図記載の容器7を、スキマーから送られた
油おぐぴ水の相互分離のために使用するときの、使用状
態を示す図面である。
油ノ水混合物はスキマーから管6を通じて容器7の第1
コンパーメント50に入る。第1コンパーメント501
ま、容器7の1つの末端部に形成されたものである。油
はこの第1コンパーメントの中に集まり、そして繊密な
(非多孔型の)オーバーフローバッフル51を越えて、
若干の室52〜54のうちのいずれかに入る。こられの
室52〜54は、多孔型の(パーフオレーテツド)サー
ジバツフル55により形成されたものである。この油お
よび水はこれらの室を通過して、反対側の末端部から1
つの手前の室56に入る。室56は多孔型バッフル55
のうちの1つにより仕切られて形成されたものである。
室56において油は浮遊型吸引ヘッド56を通じて除去
され、そして管8を通じて曳航可能バッグ9に送られる
(第1図参照)。水は末端部から1つ手前の室56から
出て繊密型アンダーフローバッフル57の下側を通過し
末端室58に入る。管60の上流側に小形バッフル59
が設けられているが、これによって、室58から清澄水
(clearwater)(油を含まない水)を回収で
きるようになっている。バツフル59以外のすべての前
記バツフルはヒンジ付のものであり、したがってこれは
、この装鷹の不便用時には該容器の側部の方に向かって
折りたたむことができ、そして該容器に、不便用時のス
キマー展開用部材およびそれに付属する種々の部材を収
容することができる。本発明のスキマ−は移動可能船舶
の周辺部で使用するのが好ましいが、また、船舶を使用
するかまたは使用せずに、流れの中のある静止地点にお
いて油の回収のために使用することも可能である。
コンパーメント50に入る。第1コンパーメント501
ま、容器7の1つの末端部に形成されたものである。油
はこの第1コンパーメントの中に集まり、そして繊密な
(非多孔型の)オーバーフローバッフル51を越えて、
若干の室52〜54のうちのいずれかに入る。こられの
室52〜54は、多孔型の(パーフオレーテツド)サー
ジバツフル55により形成されたものである。この油お
よび水はこれらの室を通過して、反対側の末端部から1
つの手前の室56に入る。室56は多孔型バッフル55
のうちの1つにより仕切られて形成されたものである。
室56において油は浮遊型吸引ヘッド56を通じて除去
され、そして管8を通じて曳航可能バッグ9に送られる
(第1図参照)。水は末端部から1つ手前の室56から
出て繊密型アンダーフローバッフル57の下側を通過し
末端室58に入る。管60の上流側に小形バッフル59
が設けられているが、これによって、室58から清澄水
(clearwater)(油を含まない水)を回収で
きるようになっている。バツフル59以外のすべての前
記バツフルはヒンジ付のものであり、したがってこれは
、この装鷹の不便用時には該容器の側部の方に向かって
折りたたむことができ、そして該容器に、不便用時のス
キマー展開用部材およびそれに付属する種々の部材を収
容することができる。本発明のスキマ−は移動可能船舶
の周辺部で使用するのが好ましいが、また、船舶を使用
するかまたは使用せずに、流れの中のある静止地点にお
いて油の回収のために使用することも可能である。
またこれは、複数のいかだの本体部の間に展開配置する
こともできる。明らかに本発明は、浮遊片状物、および
(油以外の)浮遊液の回収のためにも有利に使用できる
ものである。もし所望なら1よ、使用船舶の片側または
両側に多数のスキマーを展開配置することもできる。前
記の容器は、前記以外の公知技術に従って水/油分離操
作を行なく場合にも有用なものである。さらに、本発明
のスキマーの波浪鎮圧部は、他の形式のスキマーの前方
部の波浪乱流の鎮静のために、分離して使用することが
できる。特に粘度の高い油の場合には、前記の合体型ウ
ェルボィント吸引部材の代りに、吸着剤含有ローブベル
ト(米国特許第36紙118号明細書)をソツク中に縫
い込んで使用することも可能である。
こともできる。明らかに本発明は、浮遊片状物、および
(油以外の)浮遊液の回収のためにも有利に使用できる
ものである。もし所望なら1よ、使用船舶の片側または
両側に多数のスキマーを展開配置することもできる。前
記の容器は、前記以外の公知技術に従って水/油分離操
作を行なく場合にも有用なものである。さらに、本発明
のスキマーの波浪鎮圧部は、他の形式のスキマーの前方
部の波浪乱流の鎮静のために、分離して使用することが
できる。特に粘度の高い油の場合には、前記の合体型ウ
ェルボィント吸引部材の代りに、吸着剤含有ローブベル
ト(米国特許第36紙118号明細書)をソツク中に縫
い込んで使用することも可能である。
被回収油がゥェルポィント吸引手段により充分回収し得
るものである場合でも、ウェルポィント吸引手段の代り
に無端ループ型収着(吸収・吸着)用部材を使用するこ
とも可能である。(米国特許第37005班号明細書)
。粘し、油および浮遊物(片状物)の場合には、ソック
のすぐ後の水面に、適当な細さの糸からなる絹を浮かべ
、このソツクの後部の上方に上げ、集められた油および
浮遊物とこの曳航網の中に入れることができる。この網
を水面から引上げたきに、水は網から漏出するから、残
りの汚染物を前記容器の頂部にバッチ操作により入れる
ことができる。
るものである場合でも、ウェルポィント吸引手段の代り
に無端ループ型収着(吸収・吸着)用部材を使用するこ
とも可能である。(米国特許第37005班号明細書)
。粘し、油および浮遊物(片状物)の場合には、ソック
のすぐ後の水面に、適当な細さの糸からなる絹を浮かべ
、このソツクの後部の上方に上げ、集められた油および
浮遊物とこの曳航網の中に入れることができる。この網
を水面から引上げたきに、水は網から漏出するから、残
りの汚染物を前記容器の頂部にバッチ操作により入れる
ことができる。
第1図は、運転時のスキマーおよび曳航船の説明図であ
る。 第2図および第3図はそれぞれスキマーの上面図および
断面図である。第4図は、容器に取付けられた水圧クレ
ーンおよびパッケージ型動力源の説明図である。第5図
は、第2図および第3図に記載のスキマーにより回収さ
れた油を水から分離するめの分離装置として該容器を使
用する場合の該容器の説明図である。1……作業船、2
・・・・・・スキマー、3・・・・・・フレーム、4…
…フロート、5,6……素(または管)、7・・・・・
・容器(コンテナ)、8・・・・・・送油管、9……バ
ツク、20……フロート、21……フレーム、22・・
・・・・頂部、23・・・・・・油、24・・…・フロ
ーテ−ション部、25・・…・底部、27・・・・・・
側壁、28・・・・・・タイ、29・・・・・・唇部、
30・・・・・・後部(後方部村)、31・・・・・・
油回収用吸引部(吸引点)、40・・・・・・ヒンジ付
カバー、41・・・・・・水圧(水力)クレーン、42
・・・・・・クレーン制御部、43・・・・・・パッケ
ージ型動力源、50・・・・・・第1コンバートメント
、51……オーバーフローバツフル、52,53および
54・・・…室、55……多孔型サージバツフル、56
……吸引ヘッド、57……アンダーフローバッフル、5
8・・・・・・末端室、59・・・・・・小型バツフル
、60・・・・・・排水管。 FIG.2 FIG.l FIG.3 FIG.5 FIG・ム
る。 第2図および第3図はそれぞれスキマーの上面図および
断面図である。第4図は、容器に取付けられた水圧クレ
ーンおよびパッケージ型動力源の説明図である。第5図
は、第2図および第3図に記載のスキマーにより回収さ
れた油を水から分離するめの分離装置として該容器を使
用する場合の該容器の説明図である。1……作業船、2
・・・・・・スキマー、3・・・・・・フレーム、4…
…フロート、5,6……素(または管)、7・・・・・
・容器(コンテナ)、8・・・・・・送油管、9……バ
ツク、20……フロート、21……フレーム、22・・
・・・・頂部、23・・・・・・油、24・・…・フロ
ーテ−ション部、25・・…・底部、27・・・・・・
側壁、28・・・・・・タイ、29・・・・・・唇部、
30・・・・・・後部(後方部村)、31・・・・・・
油回収用吸引部(吸引点)、40・・・・・・ヒンジ付
カバー、41・・・・・・水圧(水力)クレーン、42
・・・・・・クレーン制御部、43・・・・・・パッケ
ージ型動力源、50・・・・・・第1コンバートメント
、51……オーバーフローバツフル、52,53および
54・・・…室、55……多孔型サージバツフル、56
……吸引ヘッド、57……アンダーフローバッフル、5
8・・・・・・末端室、59・・・・・・小型バツフル
、60・・・・・・排水管。 FIG.2 FIG.l FIG.3 FIG.5 FIG・ム
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 船舶上に積込んで取付けるのに通した容器
を有し、この容器は油スキマーの貯蔵のために使用され
、この容器は、さらに水力クレーンを有し、このクレー
ンはスキマーを該容器から出し、広げて組立てるために
、そしてまた、該スキマーを該容器に収納するためにも
使用されるものであり、該容器はさらに油のすくい取り
のための吸引ポンプと、該クレーンおよび該ポンプに動
力を与えるための動力源とを有し、(b) 前記の油ス
キマーは、前記の容器に貯蔵するのに適し、さらにまた
、船舶に接続された曳航手段を介して該船舶によつて曳
航するのにも適した油スキマーであり、(c) 前記ス
キマーを容器内の収納部から取出して前記船舶の近辺で
油回収操作のために使用するときには、該容器内のスキ
マー収納区域を、油水分離装置に変える手段を有し、こ
の油水分離装置は、前記スキマーによつて回収された油
水混合液を水と油とに分離するものであり、(d) 前
記容器内の油水分離装置で分離・除去された油を集める
手段を有することを特徴とする水面から油を除去・回収
する装置。 2 スキマーは次の部材を有し、すなわち、スキマーを
曳航する手段を有し、該曳航手段は該スキマーの実質的
に前の方で該船舶につながれており、しかしてこれによ
つて、該スキマーの運動が該船舶の運動に実際上束縛さ
れないようになつており;該スキマーの開放前方部に浮
遊性を与えるための手段を有し、したがつて該スキマー
は水面における水の運動に自由に追随でき;油および水
を受け入れるための室を該スキマー内に有し;実質的に
水分を含まらい油を該室の頂部から除去する手段を有し
、しかして該室は頂部、底部、脚部、タイおよび後方部
材によつて画定されたものであり;該室の頂部は実質的
に平坦であり、可撓性を有し、かつ波浪順応性を有し、
しかしてこの頂部は油と接触し;該室の底部は、少なく
とも半剛性でありかつ実質的に平坦であり、しかしてこ
の底部は実質的な長さを有するものであつて、この底部
で進行運動を阻止された波浪のオービタル型水流運動を
阻止するが、該室内の水および油の流動は妨げないもの
であり;該室の側部は、前記の頂部と底部とにつながれ
ていて後方にのびているものであり、しかしてこられの
側部は、該室内での水および油の流動を実質的に妨害し
ないような相対的配列態様で構成されたものであり;前
記のタイは、上記の両側部の間の区域で底部と頂部とに
つながれているものであり、しかしてこのタイは、前記
の頂部と底部とをほとんど平行な面の形で強制的に保持
する作用を有するものであり;前記の後方部材は、前記
の頂部から下方にのびておりそして前記の底部の後方に
実質的な距離をへだてて配置されているものであり、し
かしてこの後方部材は、前記の室から除去すべき水を該
室から下方の方向に導くためのものであることを特徴と
する、特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3 該スキマーを前記収納区域から取出して油回収操作
に使用するときに、このスキマーによつて水面から除去
された油および水を相互に分離する前記分離装置が、ス
キマーからの油および水を第1コンパートメントに導入
するための導入手段を有し、この第1コンパーメントは
、該容器の底部から上方に延伸するオーバーフローバツ
フルにより形成されたものであり、その下流側には、多
孔型バツフルにより形成され複数のコンパーメントがあ
り、未端部のコンパーメントの隣りには、多孔型バツフ
ルとアンダーフローバツフルとにより形成された未端部
隣接コンパーメントがあり、この未端部隣接コンパーメ
ントには、そこから油を除去するための浮遊型吸引ヘツ
ドが設けられており、そして、未端部にあるコンパーメ
ントは、そこから水を除去するための除去手段を有する
ものであり;前記の複数の逐次オーバーフロー型コンパ
ーメントの各々を画定する多孔型バツフルは、ヒンジ止
具を備えていて、油回収操作を行わないときにはこられ
のバツフルを前記容器の側部の方に折りたたんで、前記
スキマーおよびそのの付属部材を該容器の中に収納でき
るように構成したことを特徴とする、特許請求の範囲第
1項に記載の装置。 4 前記の室の両側部が、流れの流動方向に実質的に平
行において後方にのびており、しかしこの両側部は、前
記底部の伸長距離に少なくとも大体等しい距離にわたつ
て前記の方向にのびており、そしてそれより後部は、内
側に曲がる弧状をしていて該室の前記後方部材に接続さ
れていることを特徴とする、特許請求の範囲第2項に記
載の装置。 5 該室の頂部が該室の前方部において上方に曲がる弧
状形態になつていて、これによつて、近接波浪のチヨツ
プ作用によるスプラツシユオーバーが防止できるように
なつていることを特徴とする、特許請求の範囲第2項記
載の装置。 6 前記の室の頂部に、空気の入つた発泡体からなるフ
ローテーシヨンすなわちフロートが少なくとも1つ配置
されていることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記
載の装置。 7 実質的に水分を含まない油を前記の室から除去する
ために、複数の場所にサクシヨン手段が設置されている
ことを特徴とする、特許請求の範囲第2項に記載の装置
。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US73793976A | 1976-11-02 | 1976-11-02 | |
US737939 | 1976-11-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5357568A JPS5357568A (en) | 1978-05-24 |
JPS6023728B2 true JPS6023728B2 (ja) | 1985-06-08 |
Family
ID=24965889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52129783A Expired JPS6023728B2 (ja) | 1976-11-02 | 1977-10-31 | 水面から油を除去する装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023728B2 (ja) |
CA (1) | CA1109806A (ja) |
DE (1) | DE2748852A1 (ja) |
FR (1) | FR2369385A1 (ja) |
GB (1) | GB1580467A (ja) |
NL (1) | NL7711932A (ja) |
NO (1) | NO151049C (ja) |
SE (1) | SE428673B (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3063795D1 (en) * | 1979-02-07 | 1983-07-28 | Shell Int Research | Apparatus for removing oil from the surface of a body of water |
JPS5984688A (ja) * | 1982-11-04 | 1984-05-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 流出油回収装置 |
JPS59180414A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-13 | Chugoku X Sen Kk | 被検査位置の遠隔測定方法 |
JPS59160631U (ja) * | 1983-04-15 | 1984-10-27 | 三菱重工業株式会社 | 流出油回収装置 |
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