JPS6023725Y2 - 試薬分注装置 - Google Patents
試薬分注装置Info
- Publication number
- JPS6023725Y2 JPS6023725Y2 JP15139477U JP15139477U JPS6023725Y2 JP S6023725 Y2 JPS6023725 Y2 JP S6023725Y2 JP 15139477 U JP15139477 U JP 15139477U JP 15139477 U JP15139477 U JP 15139477U JP S6023725 Y2 JPS6023725 Y2 JP S6023725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reagent
- dispensing device
- dispenser
- protrusion
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は試薬分注装置に関する。
更に詳しくは、この考案は断熱壁で囲まれ試薬ビンを冷
蔵保存可能な冷蔵室内に試薬分注器を付設し、且つこの
試薬分注器のノズル先端が断熱壁の外壁面に開口してな
る試薬分注装置に関する。
蔵保存可能な冷蔵室内に試薬分注器を付設し、且つこの
試薬分注器のノズル先端が断熱壁の外壁面に開口してな
る試薬分注装置に関する。
一般の分析測定は、まず検体を反応管にピペッティング
し、次いで分注器によって試薬ビンから試薬を反応管に
分注して、その反応を測定することによって行われる。
し、次いで分注器によって試薬ビンから試薬を反応管に
分注して、その反応を測定することによって行われる。
ところが試薬は常温で保存すると寿命が短いので、その
試薬ビンは分注器には直接結合されないで別途冷蔵保存
されている。
試薬ビンは分注器には直接結合されないで別途冷蔵保存
されている。
従って緊急の検体がきても、すぐには分析測定すること
ができない。
ができない。
すなわち、まず試薬ビンを冷蔵室から取り出して分注器
にセットし、次いて分注器の試薬吸入・排出の両件動を
行わせて反応管に分注する必要があるわけである。
にセットし、次いて分注器の試薬吸入・排出の両件動を
行わせて反応管に分注する必要があるわけである。
この考案はこれらの事情に鑑みなされたものであり、そ
の主要な特徴の一つは、試薬保存用冷蔵庫（室）内に分
注器を組み込むことにある。
の主要な特徴の一つは、試薬保存用冷蔵庫（室）内に分
注器を組み込むことにある。
この特徴によってこの考案は、分注器の試薬排出作動の
みで反応管に試薬を分注することができ、分析測定の時
間短縮を可能にする。
みで反応管に試薬を分注することができ、分析測定の時
間短縮を可能にする。
この考案の具体的な構成上の特徴の一つは、冷蔵室内に
試薬分注器を付設し、且つこのノズル先端が断熱壁の外
壁面に開口したことにある。
試薬分注器を付設し、且つこのノズル先端が断熱壁の外
壁面に開口したことにある。
この考案のその他の構成上の特徴及び利点は以下の説明
によって明らかになろう。
によって明らかになろう。
以下、図に示す実施例に基づいてこの考案を詳述する。
なお、これによってこの考案が限定されるものではない
。
。
まず、第１〜２図において、自動試薬分注装置１は、発
泡ポリウレタンよりなる断熱壁２で囲まれた冷蔵室３と
、この冷蔵室内に組み込まれた試薬分注器４とから主と
して構成されている。
泡ポリウレタンよりなる断熱壁２で囲まれた冷蔵室３と
、この冷蔵室内に組み込まれた試薬分注器４とから主と
して構成されている。
前記冷蔵室３は、主冷蔵室部５とこの主冷蔵室部の側壁
より蛇口状に突出する突出部６よりなり、前者の主冷蔵
室部５は試薬ビンＴと共に後述する試薬分注器４の大部
分を収納できる冷蔵空間Ｒを備えている。
より蛇口状に突出する突出部６よりなり、前者の主冷蔵
室部５は試薬ビンＴと共に後述する試薬分注器４の大部
分を収納できる冷蔵空間Ｒを備えている。
なお、７は冷凍サイクルの一つの構成要素である冷却器
である。
である。
後者の突出部６は、冷蔵空間を備えていないがその空間
に対応する場所に前記冷蔵空間Ｒの冷熱をこの突出部先
端まで伝えるための銅よりなる熱良導体８を充満してい
る。
に対応する場所に前記冷蔵空間Ｒの冷熱をこの突出部先
端まで伝えるための銅よりなる熱良導体８を充満してい
る。
前記試薬分注器４は、試薬吸排ポンプ９と、このポンプ
より電磁開閉弁１０を介して試薬ビンＴに延びる試薬吸
入管路１１と、ポンプより電磁開閉弁１２を介し前記突
出部６の熱良導体８中を通り、更にその先端の断熱壁２
を貫いて開口先端面１３を断熱壁の下外表面と同一面と
するノズル１４に至る試薬排出管路１５とから構成され
ている。
より電磁開閉弁１０を介して試薬ビンＴに延びる試薬吸
入管路１１と、ポンプより電磁開閉弁１２を介し前記突
出部６の熱良導体８中を通り、更にその先端の断熱壁２
を貫いて開口先端面１３を断熱壁の下外表面と同一面と
するノズル１４に至る試薬排出管路１５とから構成され
ている。
前記試薬吸排ポンプ９はシリンダ１６、ピストン１７、
プランジャ１８及びその往復駆動手段（図示省略）を備
えている。
プランジャ１８及びその往復駆動手段（図示省略）を備
えている。
次に以上のような構成からなる自動分注装置１の作動を
説明する。
説明する。
ます、新しい試薬を分注する場合は、その試薬ビンＴに
試薬吸入管路１１を投入腰電磁開閉弁１２を閉、電磁開
閉弁１０を開にしてポンプ９を吸引作動させる。
試薬吸入管路１１を投入腰電磁開閉弁１２を閉、電磁開
閉弁１０を開にしてポンプ９を吸引作動させる。
かくして、多量の試薬がポンプ９内に保持され、両電磁
開閉弁１２，１０を逆作動させてポンプ９を適宜排出作
動させるとノズル１４を通じて反応管ＲＴに所定量の試
薬が分注される。
開閉弁１２，１０を逆作動させてポンプ９を適宜排出作
動させるとノズル１４を通じて反応管ＲＴに所定量の試
薬が分注される。
そしてポンプ９、及びノズル１４を含ム試薬排出管路１
５に試薬を残した状態にて次の検体が来るまで放置され
るが、以上の部分が冷蔵温度に制御されているので試薬
の寿命は長く維持できる。
５に試薬を残した状態にて次の検体が来るまで放置され
るが、以上の部分が冷蔵温度に制御されているので試薬
の寿命は長く維持できる。
更に緊急検体が来ても、ポンプ９の排出作動のみですば
やく反応管に所定量の試薬を供給することができる。
やく反応管に所定量の試薬を供給することができる。
すなわち、この自動分注装置１は、分注器のノズルや試
薬排出管路を冷蔵室から出し入れするような操作の必要
をなく、２瞬間中いつでも短時間に所定量の試薬の分注
を可能にするわけである。
薬排出管路を冷蔵室から出し入れするような操作の必要
をなく、２瞬間中いつでも短時間に所定量の試薬の分注
を可能にするわけである。
なお、試薬を反応管に供給する場合、ポンプ９、すなわ
ちピストン１７及びプランジャ１８を急激に停止させる
と、試薬排出管路１５の垂直部先端、すなわちノズル１
４に空気層１９ができるので、試薬の先端は冷蔵温度の
熱良導体８によって十分冷やされ、従って試薬が乾燥し
て固まることも少ない。
ちピストン１７及びプランジャ１８を急激に停止させる
と、試薬排出管路１５の垂直部先端、すなわちノズル１
４に空気層１９ができるので、試薬の先端は冷蔵温度の
熱良導体８によって十分冷やされ、従って試薬が乾燥し
て固まることも少ない。
以上の実施例では、試薬分注器４は一組のみであるが、
複数組を一つの冷蔵室３に組込むこともできる。
複数組を一つの冷蔵室３に組込むこともできる。
もちろん突出部６もそれに対応して複数設けてもよい。
またこの突出部６の熱良導体８部分は、第２図のように
冷蔵空間Ｒａの一部Ｒ’ａとし、この狭い空間にファン
２０ａなどによって冷気を強制的に送ってもよい。
冷蔵空間Ｒａの一部Ｒ’ａとし、この狭い空間にファン
２０ａなどによって冷気を強制的に送ってもよい。
もちろん第１図における突出部６の熱良導体８として循
環する冷却水を用いてもよい。
環する冷却水を用いてもよい。
更に、以上の実施例ではノズル１４の先端は外部に直接
開口しているが、適当な蓋を付設し、分注操作を行うと
きのみその蓋が開放するようにしてもよい。
開口しているが、適当な蓋を付設し、分注操作を行うと
きのみその蓋が開放するようにしてもよい。
第１図はこの考案に係る試薬分注装置の一実施例を示す
縦断面図、第２図は他の実施例を示す前回相当部分図で
ある。 １．１ａ・・自動試薬分注装置、２，２ａ・・断熱壁、
３，３ａ・・冷蔵室、４，４ａ・・試薬分注器、１４，
１４ａ・・ノズル、Ｔ、 Ｔａ １１ ＠試薬ビン。
縦断面図、第２図は他の実施例を示す前回相当部分図で
ある。 １．１ａ・・自動試薬分注装置、２，２ａ・・断熱壁、
３，３ａ・・冷蔵室、４，４ａ・・試薬分注器、１４，
１４ａ・・ノズル、Ｔ、 Ｔａ １１ ＠試薬ビン。
Claims (1)
- 断熱壁で囲まれ試薬ビンを冷蔵保存可能な冷蔵室内に試
薬分注器を付設腰更に冷蔵室の側壁に冷蔵空間を突出さ
せるべく断熱壁で囲まれた突出部を形成するか、又は断
熱壁で囲まれると共に冷蔵空間の冷熱を伝えるための熱
良導体を充填した突出部を形成腰且つ試薬分注器のノズ
ルが突出部の冷蔵空間または熱良導体を貫き、そのノズ
ル先端が突出部の断熱壁の下外表面に開口してなる試薬
分注装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15139477U JPS6023725Y2 (ja) | 1977-11-10 | 1977-11-10 | 試薬分注装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15139477U JPS6023725Y2 (ja) | 1977-11-10 | 1977-11-10 | 試薬分注装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5476790U JPS5476790U (ja) | 1979-05-31 |
| JPS6023725Y2 true JPS6023725Y2 (ja) | 1985-07-15 |
Family
ID=29136603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15139477U Expired JPS6023725Y2 (ja) | 1977-11-10 | 1977-11-10 | 試薬分注装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6023725Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2020235162A1 (ja) * | 2019-05-17 | 2020-11-26 | ||
| WO2023127878A1 (ja) * | 2021-12-28 | 2023-07-06 | 積水メディカル株式会社 | 自動分析装置及び自動分析装置の試薬分注方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0625768B2 (ja) * | 1982-08-20 | 1994-04-06 | セイコー電子工業株式会社 | ケミカルマニピユレ−タ |
-
1977
- 1977-11-10 JP JP15139477U patent/JPS6023725Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2020235162A1 (ja) * | 2019-05-17 | 2020-11-26 | ||
| WO2020235162A1 (ja) * | 2019-05-17 | 2020-11-26 | 株式会社日立ハイテク | 自動分析装置 |
| WO2023127878A1 (ja) * | 2021-12-28 | 2023-07-06 | 積水メディカル株式会社 | 自動分析装置及び自動分析装置の試薬分注方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5476790U (ja) | 1979-05-31 |
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