JPS602362A - ク−ラ−ホ−ス用プラスチツクチユ−ブ - Google Patents

ク−ラ−ホ−ス用プラスチツクチユ−ブ

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Publication number
JPS602362A
JPS602362A JP10930683A JP10930683A JPS602362A JP S602362 A JPS602362 A JP S602362A JP 10930683 A JP10930683 A JP 10930683A JP 10930683 A JP10930683 A JP 10930683A JP S602362 A JPS602362 A JP S602362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
tube
plastic tube
layer
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP10930683A
Other languages
English (en)
Inventor
勝也 大野
菅 尚彦
「つつみ」 忠夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS602362A publication Critical patent/JPS602362A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はクーラーホース用プラスチックチューブに関す
るものである。
(背景) 従来からポリアミドチューブは公知である。
ポリアミドチューブはフッ素化合物系の冷媒の透過が少
ないので、クーラー等のチューブとして使用されている
が、ポリアミドとして比較的柔軟なポリラウロアミドを
使用しても、なお柔軟性に欠ける。そこで本発明者等は
フッ素化合物系の冷媒の透過が少なく、かつ柔軟なプラ
スチックチューブとしてポリエステルアミド樹脂層とポ
リアミド樹脂層との少なくとも2層から構成される多層
プラスチックチューブが良い事を見出した。しかしなが
ら、本構成の多層プラスチックチューブは、初期の眉間
の接着力が非常に弱い事がわかった。
この層間接着力が弱いと外力により層間剥離を起こし、
強度的にも弱くなり少しの衝撃で破壊したり、内圧によ
り変形したり、フッ素化合物系の冷媒が継手部からショ
ートパスして逸散する等の問題が発生することがわかっ
た。
〔目的) そこで本発明者等は、フッ素化合物系冷媒の
ガスバリヤ−性およびチューブの柔軟性を兼備し、かつ
層間の接着力が強いクーラーホース用多層プラスチック
チューブを得る目的で種々検討した。
(構成ン その結果、ポリエステルアミド樹脂層とポリ
アミド−樹脂層との少なくとも21−から構成される多
層プラスチックチューブにおいて、少なくとも一方の樹
脂層に変性ポリオレフィンを1〜50重量%を含有せし
めてなるクーラーホース用プラスチックチューブが上記
目的を効果的に達成することを見出した。
以下、具体的に本発明のプラスチックチューブ構造につ
いて説明する。
本発明で使用するポリエステルアミド樹脂とは、ポリエ
ステル形成成分であるジカルボン酸と低分子ジオールと
ポリアミド形成成分であるω−アミノ酸、ω−ラクタム
及び/またはジアミンとジカルボン酸とを重縮合せしめ
て得られた樹脂であり、前記のジカルボン酸としては、
テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレン−
2,6−ジカルボン酸、ジフェニル−4,4′−ジカル
ボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、3−スルホ
イソフタル酸ナトリウムのごとき芳香族ジカルボン酸、
1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、ジシクロへキシ
ル−4,4′−ジカルボン酸のごとき脂環族ジカルボン
酸、およびアジピン酸、セバシン酸、ドデカンニ酸のご
とき脂肪族ジカルボン酸を挙げることができる。特にテ
レフタル酸、イソフタル酸、l、4−シクロヘキサンジ
カルボン酸、セバシン酸、ドデカンニ酸のようなジカル
ボン酸が重合性、色調およびポリマの物理的性質の点か
ら好ましく用いられる。
前記の低分子ジオールとしては、エチレングリコール、
トリメチレングリコール、l、4−ブタンジオール、ペ
ンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、
ネオペンチルグリコール、デカメチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピ
レングリコール等の脂肪族ジオール、l、4−シクロヘ
キサンジメタツールのごとき脂環族ジオール、キシリレ
ングリコール、ビス(p−ヒドロキシ)ジフェニル、ビ
ス(p−ヒドロキシフェニル)プロパンなどの芳香族基
を含むジオール等が例示される。
前記ω−アミノ酸としては、ω−アミノカプロン酸、ω
−7ミノウンデカン酸、ω−アミノドデカン酸、そして
ω−ラクタムとしては、ε−カプロラクタム、ω−ラウ
ロラクタムがある。
前記ジアミンとしては、ヘキサメチレンジアミン、ウン
デカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン等の脂
肪族ジアミン、ビス−(b−アミノンクロヘキシル)メ
タン等の脂R族ジアミン、キシリレンジアミン等の芳香
族ジアミンがある。
本発明に係るポリアミド樹脂としては、ポリカプロアミ
ド(ナイロン6)、ポリウンデカアミド(ナイロン11
)、ポリドデカアミド (ナイロン12)、ポリヘキサ
メチレンアジパミド(ナイロン66)、ポリへキサメチ
レンセバカミド(ナイロン610)等の樹脂族ポリアミ
ド単独重合体、または前記重合体成分を少なくとも一つ
の成分とする共重合体等がある。好ましくはナイロン6
あるいはナイロン6/66共重合体が効果的に使われる
また、変性ポリオレフィン樹脂としては、エチレンおよ
び/またはプロピレンおよび/またはブテンのコノマ成
分として0.1〜10モル%の不飽和カルボン酸または
その誘導体を線状に共重合またはグラフト共重合してな
る共重合体を意味し、共重合成分の不飽和カルボン酸と
してはアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル
酸などの不飽和モノあるいはジカルボン酸またはこれら
のアミド、エステル、金R1M化合物および酸無水物な
どが挙げられる。
この変性ポリオレフィンの混合は、ポリエステルアミド
樹脂の側でも、ポリアミド樹脂の側でも良く、あるいは
両方に混合しても良く、その混合比率は1〜50重量%
、好ましくは5〜40重量%が良い。ただし、ガスバリ
ヤ−性を考慮すると、ポリエステルアミド樹脂側に混合
する方が好ましい。
また、この混合比率が1重量%以下では接着性の改良効
果が殆んどなく、50重量%以上では、層構成をなす樹
脂本来の特性である柔軟性または耐ガスバリヤ−性が損
なわれ好ましくない。
この混合方法としては、トライブレンド法でも、一度押
出機等で混練した再ペレタイズ方法でも良い。
本発明の多層プラスチックチューブにおけるポリエステ
ルアミド樹脂とポリアミド樹脂との層構成は選択が自由
であり、どちらの樹脂が内層、外層になっても良く、3
層以上の組み合わせでも良い。
また、厚み構成についても、柔軟性、耐ガスバリヤ−性
の各種要求特性に対応して種々の構成にすることができ
る。
本発明のチューブは前記2種の重合体を溶融し、少なく
とも管状の2層にして共押出をすることによって得られ
る。例えば、2層管状体の場合、2台の押出機へ、上記
2種の樹脂を別々に供給し、これら2種の溶融樹脂の別
々に押出された流れを共通のグイ内に圧力供給して、各
々、環状の流れになした後、グイ内で合流させて2層管
状体とし、ついでグイ外へ共押出して通常のサイジング
法、冷却方法により所定の寸法になるよう賦形、冷却固
化後、引取機にかける方法および3層の管状体の場合、
3台の押出機を用いて上記方法にて3層にするか、また
は2台の押出機を用い、外層と内層を形成する樹脂を押
出機から一つの流れで押出した後、グイ内で環状に2分
して、内側の流れは内層を、外側の流れは外層を形成す
るようにし、別の押出機からの溶融樹脂の流れをグイ内
で2分された内側および外側環状溶融樹脂の間にやはり
環状で供給して3者を環状に合流して接合した後、グイ
側へ共押出し、通常の方法でサイジング、冷却する方法
が代表的である。
また、クーラーホースは一般には、プラスチックチュー
ブの表層に各種繊維でプレーディング補強したゴムを被
覆する方法が採用されており、該多層プラスチックチュ
ーブについても同様の方法を採用することができる。し
かしながら必ずしもこの構成の被覆に限定する必要はな
い。
(効果) 本発明のチューブは特にフッ素系化合物の冷
媒透過性に耐え、柔軟性にも富み、かつ層間の接着力も
強く、優れた機能を有している。
(用途) 本発明のチューブは、室内・自動車その他の
クーラー用チューブとして有効に使用される。
以下、実施例をもって本発明のチューブの特性を具体的
に示す。
実施例1〜 2台の押出機を用い、一方の押出機にはナイロン6〔東
しく株)′アミラン’CM1046)または該ナイロン
と変性ポリオレフィン〔三井石油化学(株)′アトマー
’LBO30)の80:20 重量比の混練品、または
ナイロン6/66共重合体〔東しく株)CM60.41
)を投入し、240〜260℃の範囲の好適温度で押出
し、230〜250℃の範囲の好適温度のグイ内で環状
の流れとなし、更に一方の押出機には11−アミノウン
デカン酸と1.4−ブタンジオール、ドデカンニ酸から
重合して得られたナイロンll/P’BDの重量比が7
5/25%のポリエステルアミド樹脂と変性ポリオレフ
ィン〔三井石油化学@)′アトマー’LBO30)の7
0:30重量比、80:20重量比または90:10重
量比の混練品、または前記ポリエステルアミド樹脂と変
性ポリオレフィン〔三井ポリケミカル@)′ハイミラン
’ 1855 )の80:20重量比の混練品、または
前記ポリエステルアミド樹脂を200〜240℃の範囲
の好適温度で押出して、前述のグイ内のポリマーの外側
に導入後環状流れとなして、外側、内側の流れを合流さ
せて2層からなる環状流れをグイ外へ押出した。
この2層合流物をバキュームタンク内でサイジングしな
がら冷却して、第1表に示す各種構成からなる外径14
1ffφ、内径12flφの2層ナユーブおよび単層の
ナイロン6〔東しく株)′アミラン′CM1041)チ
ューブ、単層のナイロン12C東、(株)#リルサン’
 AESNOTL )チューブ、単層の前記ポリエステ
ルアミド樹脂チューブを成形した。
これらの各種チューブの物性評価結果を第1表に示す。
なお、チューブの柔軟性の測定は、30備長に切断した
チューブの両端を最小曲げ半径まで折り曲げた時に要し
た荷重を測定し、応力に換算し、可撓性の尺度とした。
7L/オン12ガスの透過試験はSAE (Socie
tyof Automotive Engineers
 Inc、 )規格J51111に準じ、30ff長に
切断したチューブ内にフレオン12をlc4当り0.6
±0.1 f封入し、60℃の空気温槽内に96時間放
置し、24時間放置後からの重量変化を測定し、透過量
(f/m/72μr)を算出した。
層間接着強度の測定は、lOa長に切断したチューブを
5朋幅の短冊状に切り出した試験片について乾熱処理(
温度120℃X時間500HR)前後の層間の180°
剥離強さをもとめ、接着強度(8/10顛)を算出した
第1表から明らかなように、本発明のチューブは、フッ
素化合物系冷媒のガスバリア性およびチューブの柔軟性
を兼ね備え、かつ、層間の接着力も強く、クーラーホー
ス用チューブとして有用であることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリエステルアミド樹脂層とポリアミド樹脂層との少な
    くとも2層から構成される多層プラスチックチューブに
    おいて、少なくとも前記一方の樹脂層に変性ポリオレフ
    ィンを1〜50重量%を含有せしめてなるクーラーホー
    ス用プラスチックチューブ。
JP10930683A 1983-06-20 1983-06-20 ク−ラ−ホ−ス用プラスチツクチユ−ブ Pending JPS602362A (ja)

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JP10930683A JPS602362A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 ク−ラ−ホ−ス用プラスチツクチユ−ブ

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JP10930683A JPS602362A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 ク−ラ−ホ−ス用プラスチツクチユ−ブ

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JPS602362A true JPS602362A (ja) 1985-01-08

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ID=14506849

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JP10930683A Pending JPS602362A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 ク−ラ−ホ−ス用プラスチツクチユ−ブ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01206191A (ja) * 1988-02-13 1989-08-18 Toyobo Co Ltd 耐フロンガスホース
JPH08247345A (ja) * 1995-03-09 1996-09-27 Elf Atochem Sa ポリアミドをベースとしたガソリン移送用パイプ
EP1563214A4 (en) * 2002-11-18 2010-10-20 Saint Gobain Performance Plast HOSE WITH MODIFIED 6/12 NYLON MATERIAL

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