JPS6023618Y2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPS6023618Y2
JPS6023618Y2 JP10610680U JP10610680U JPS6023618Y2 JP S6023618 Y2 JPS6023618 Y2 JP S6023618Y2 JP 10610680 U JP10610680 U JP 10610680U JP 10610680 U JP10610680 U JP 10610680U JP S6023618 Y2 JPS6023618 Y2 JP S6023618Y2
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JP
Japan
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blower
indoor
air conditioner
unit
blower unit
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Expired
Application number
JP10610680U
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English (en)
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JPS5730643U (ja
Inventor
匠 井本
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気調和装置の改良に関するもので、主に従
来の空気調和機において見られる冷房開始時の冷房不足
を補うことを目的の一つとするものである。
一般に、室内の冷房を行う空気調和機は、第5図に示す
如く建造材aににより形成された室内すに周知の構造か
らなる室内ユニットCを、また室外dに周知の構造から
なる室外ユニットeをそれぞれ設置し、これらを冷媒管
fにより連結した構成である。
そしてこの装置を動作させると室内ユニットCの吸熱作
用により室内すの温度が低下し、同時に室内すには室外
dからの熱侵入も起こるが総合的に見て室内すの温度低
下となるため、人体へは涼感を与えることができる。
しかし、冷房開始時から室内ユニットCによる吸熱と室
外dから室内すへの熱侵入がバランスして、室内すが快
適な冷房温度となるまでには相当の時間を必要とし、そ
の間は室内すにいる人体に快感を与えることは不可能で
ある。
一方、人体の涼感に影響を与える要因として温度のほか
に気流があることは一般によく知られているが、人体へ
快適な涼感を与える温度と気流の関係は複雑であり、最
適値を決めることがむつかしい。
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、快適かつ消費エネ
ルギーの少ない空気調和装置を提供するものである。
以下、本考案をその一実施例を示す添付図面の第1図〜
第4図を参考に説明する。
まず、第1図により空気調和装置の概略構造について説
明する。
同図において、1は室内空間2を形成する建造物、3は
室内熱交換器4、室内送風機5を具備した周知の構造か
らなる室内ユニット、6は前記室内ユニット3と対をな
す室外ユニットで、室外熱交換器7、室外送風機8等を
具備し、この室外ユニット6と室内ユニット4は配管9
によって連結されている。
10は送風ユニットで、送風機11と、送風方向が任意
に変えられるよう周知の構造からなる風向変更装置12
を具備している。
この送風ユニット10は前記室内ユニット4と接続線1
3を介して電気的に接続されている。
14は主に居住者15が存在する位置に設けられた椅子
で、前記送風ユニット10は、常に前記椅子14側へ気
流を生じさせるようにその取付は位置が任意に設定され
ている。
次に、上記構成からなる空気調和装置の冷凍サイクルお
よび概略電気回路について第2図により説明する。
ここで、第1図と同一のものについては同一の番号を付
して説明を省略する。
同図において、18.19はそれぞれ圧縮機および減圧
器で、これらは室外熱交換器7、室内熱交換器4ととも
に周知の冷凍サイクルを構成している。
20は制御装置であり、前記圧縮器18、前記室外送風
機8、室内送風機5および前記送風機11と電気的に接
続されている。
次に前記制御装置20を含む電気回路について第3図を
参照して説明を行う。
ここで、第1図、第2図と同一のものについては同一の
番号を付して説明を省略する。
同図において、28は電源であり、主スィッチ29を介
して送風機11.室外送風機8、室内送風機5、圧縮機
18等がそれぞれ並列に接続されている。
また、前記送風機11には直列にタイマー31が接続さ
れ、所定時間経過後前記送風機11を高速回転から低速
回転へ切換える。
以上の構成において、次に動作について説明を行う。
まず、主スィッチ29をONに投入すると、圧縮機18
、室外送風機8および室内送風機5がそれぞれ動作し、
圧縮機18より吐出された冷媒は、順次室外熱交換器7
、減圧装置19および室内熱交換器4を通過し、再び圧
縮機18に吸入され、以下、この流れを繰り返すが、そ
の間に冷媒は状態変化を行い冷凍サイクルを形成する。
すなわち、室外熱交換器7では、室外送風機8に起因さ
れた強制対流による放熱作用が行われ、一方室内熱交換
器4では室内送風機5に起因された強制対流による吸熱
作用が行われ、室内2の冷房が開始される。
同時に、送風機11は高速回転を開始し、その結果、送
風ユニット10から室内空間2にいる居住者15に向っ
て大きな速度の気流が与えられる。
ここで、居住者15に吹き当てる送風速度(送風量)に
ついて説明する。
一般に、ある雰囲気温度中において、人体への送風速度
(送風量)を、変えることにより体感的に快適さが異な
ることを示した体感線図が知られている。
この体感線図にもとづいて、人体が受ける体感温度と風
速の関係をまとめると第4図に示す特性が得られる。
同図において、横軸に気流速度(r−/ sec )を
、縦軸に室内温度℃をとり、破線aとbで囲まれた斜線
をほどこした領域Aは、快適さが得られる気流と室内温
度との組合せを示している。
この図からも明らかなように室内温度が高い場合でも気
流を与えることにより、室内温度が低い場合と同じよう
な快適感を得ることができる。
例えば、室内温度が28℃のときでも、1(m/5ec
)の風速を人体に与えることにより、快適さが得られる
ものである。
そして、冷房運転開始時からタイマー31により予め設
定された所定時間が経過すると、タイマー31の動作に
より送風機11の回転が高速から低速へと切換えられ、
室内空間2にいる居住者15には小さな速度の気流しか
あたらない。
しかし、この時には室内2の温度はすでに十分に低下し
ているため居住者15は十分な涼感を得ることができる
なお、本実施例ではタイマー31を組込んだ制御装置2
0により送風機11の回転を高速と低速の二段階、すな
わち送風ユニット10からの気流速度を犬と小の二段階
制御としたが、有と無の二段階制御は当然のこと、多段
階さらに無段階制御であってもかまわないものである。
上記実施例より明らかなように、本考案における空気調
和装置は、冷房装置と、居住空間内の人体に気流を与え
る送風ユニットを設け、前記冷房装置の運転開始から所
定時間前記送風ユニットによって人体に気流を与えるも
ので、冷房装置の冷房効果が充分発揮されていない運転
開始直後は、送風ユニットによる気流によって涼感を得
ることができ、所定時間経過後は冷房装置による冷房効
果にて涼感を得ることができ、特に運転開始直後より涼
感が得られる効果は運転開始から冷房装置を強運転とす
る必要がないため、消費エネルギーの面からもきわめて
大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における空気調和装置の概略
構造を示す説明図、第2図は同空気調和装置における冷
凍サイクル図、第3図は同空気調釦装置における電気回
路図、第4図は同空気調和装置における人体に与える体
感状態を示す温度−風速特性図、第5図は従来例を示す
空気調和装置の概略構造図である。 3・・・・・・室内ユニット、4・・・・・・室内熱交
換器、5・・・・・・室内送風機、6・・・・・・室外
ユニット、7・・・・・・室外熱交換器、10・・・・
・・送風ユニット、18・・・・・・圧縮機、19・・
・・・・減圧装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器からなる冷凍サイク
    ルおよび送風装置を具備し居住空間内の冷房を行う冷房
    装置と、前記居住空間内の人体に気流を与える送風ユニ
    ットを設け、前記冷房装置の主スィッチの投入によって
    計時開始するタイマ一手段と、タイマ一手段の所定時間
    出力がでるまで前記送風ユニットを運転させ前記タイマ
    一手段の所定時間出力がでたとき前記送風ユニットの運
    転を停止させ、若しくは前記送風ユニットの運転速度を
    低下させる制御手段を備えた空気調和装置。
JP10610680U 1980-07-25 1980-07-25 空気調和装置 Expired JPS6023618Y2 (ja)

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JP10610680U JPS6023618Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 空気調和装置

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JPS5730643U JPS5730643U (ja) 1982-02-18
JPS6023618Y2 true JPS6023618Y2 (ja) 1985-07-15

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