JPS6023590Y2 - サ−モバルブ装置 - Google Patents
サ−モバルブ装置Info
- Publication number
- JPS6023590Y2 JPS6023590Y2 JP8708683U JP8708683U JPS6023590Y2 JP S6023590 Y2 JPS6023590 Y2 JP S6023590Y2 JP 8708683 U JP8708683 U JP 8708683U JP 8708683 U JP8708683 U JP 8708683U JP S6023590 Y2 JPS6023590 Y2 JP S6023590Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve seat
- diameter
- cooling water
- cylindrical portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本発明は水冷式のエンジンにおいて、エンジン側とラジ
ェータ側とを連通す水の通路内に設備されるサーモバル
ブ装置に関する。
ェータ側とを連通す水の通路内に設備されるサーモバル
ブ装置に関する。
従来この種装置として、冷却水の通路内に弁とこれに対
向する弁座とを設けると共に数置に感温素子とばねとを
備えて該冷却水の高温時は数置が該感温素子に押されて
該ばねに抗して開くようにした式のものは知られるが、
この場合駄弁と該弁座とは金属板で作られる式を一般と
したものでか）るものでは冷却水中に砂、切粉その他の
異物が多少とも混入すする場合、その閉弁のときその着
座面に該異物が存在するとこれにかみ込まれ、かくて数
置は完全には閉弁せずこれを介して冷却水が多少ともラ
ジェータ側に導かれ勝ちであり、これはエンジンの通論
その他を生じて好ましくない。
向する弁座とを設けると共に数置に感温素子とばねとを
備えて該冷却水の高温時は数置が該感温素子に押されて
該ばねに抗して開くようにした式のものは知られるが、
この場合駄弁と該弁座とは金属板で作られる式を一般と
したものでか）るものでは冷却水中に砂、切粉その他の
異物が多少とも混入すする場合、その閉弁のときその着
座面に該異物が存在するとこれにかみ込まれ、かくて数
置は完全には閉弁せずこれを介して冷却水が多少ともラ
ジェータ側に導かれ勝ちであり、これはエンジンの通論
その他を生じて好ましくない。
本考案はか）る不都合のない装置を得ることをその目的
としたもので、冷却水の通路内に、弁と、これらに対向
する弁座とを設けると共に数置に感温素子とばねとを備
えて該冷却水の高温時は数置が該感温素子に押されて該
ばねに抗して開き側に作動させるようにしたサーモバル
ブ装置において、前記弁を上流側の円筒部と、該円筒部
から下流に向って漸次小径の第１テーパ部と、該第１テ
ーパ部から下流に向って漸次小径の第２テーパ部とで構
成させると共に、前記弁座を前記弁の円筒部及び第１テ
ーパ部が間隔を存して嵌合する大径円筒部と該大径円筒
部から下流に向って漸次小径にして前記第２テーパ部が
着座する小径テーパ部とで構成させ、前記弁の円筒部及
び第１テーパ部と前記弁座の大径円筒部との対向面のな
くとも一方をゴムその他の弾性体で構成させることを特
徴とする。
としたもので、冷却水の通路内に、弁と、これらに対向
する弁座とを設けると共に数置に感温素子とばねとを備
えて該冷却水の高温時は数置が該感温素子に押されて該
ばねに抗して開き側に作動させるようにしたサーモバル
ブ装置において、前記弁を上流側の円筒部と、該円筒部
から下流に向って漸次小径の第１テーパ部と、該第１テ
ーパ部から下流に向って漸次小径の第２テーパ部とで構
成させると共に、前記弁座を前記弁の円筒部及び第１テ
ーパ部が間隔を存して嵌合する大径円筒部と該大径円筒
部から下流に向って漸次小径にして前記第２テーパ部が
着座する小径テーパ部とで構成させ、前記弁の円筒部及
び第１テーパ部と前記弁座の大径円筒部との対向面のな
くとも一方をゴムその他の弾性体で構成させることを特
徴とする。
本考案の実施例を別紙図面に付説明する。
図面で１は冷却水の通路を示し、該通路１はエンジン側
２とラジェータ側３とを互に連通ずるものとし、該通路
１内に弁４とこれに対向するその下流側の弁座５とを設
けると共に数置４には温度に応じて伸縮するワックス型
その他の感温素子６と、ばね７とを備え、かくて冷却水
の高温時は該素子６が膨張するから数置４はこれに押さ
れて該ばね７に抗して図面で下方に開弁するが、冷却水
の低温時は該素子６が収縮するから数置４は該ばね７に
押されて図面で上方に閉弁するようにした。
２とラジェータ側３とを互に連通ずるものとし、該通路
１内に弁４とこれに対向するその下流側の弁座５とを設
けると共に数置４には温度に応じて伸縮するワックス型
その他の感温素子６と、ばね７とを備え、かくて冷却水
の高温時は該素子６が膨張するから数置４はこれに押さ
れて該ばね７に抗して図面で下方に開弁するが、冷却水
の低温時は該素子６が収縮するから数置４は該ばね７に
押されて図面で上方に閉弁するようにした。
この点は従来のものと特に異ることなく、数置４と該弁
座５とは共に金属板で作られるもので、か）るものでは
前記した不都合を生じ勝ちである。
座５とは共に金属板で作られるもので、か）るものでは
前記した不都合を生じ勝ちである。
本考案はか）る不都合を無くすもので、数置４を第２図
に明示するように上流側の円筒部８と、下流側の第２テ
ーパ部９と、その中間の下流側に向って漸次小径のテー
パ部１０とで構成させると共に、該弁座５に大径円筒部
１１とその下流側の小径テーパ部１２とを備え、更に数
置４の該円筒部８及び該テーパ部１０と該弁座５の該円
筒部１１との対向面の少くとも一方をゴムその他の弾性
体１３で構成させるようにした図示のものでは該弾性体
１３を該弁４側に、該円筒部８から該テーパ部１０に亘
つつ被覆して設けるようにした。
に明示するように上流側の円筒部８と、下流側の第２テ
ーパ部９と、その中間の下流側に向って漸次小径のテー
パ部１０とで構成させると共に、該弁座５に大径円筒部
１１とその下流側の小径テーパ部１２とを備え、更に数
置４の該円筒部８及び該テーパ部１０と該弁座５の該円
筒部１１との対向面の少くとも一方をゴムその他の弾性
体１３で構成させるようにした図示のものでは該弾性体
１３を該弁４側に、該円筒部８から該テーパ部１０に亘
つつ被覆して設けるようにした。
その作動を説明するに、冷却水の高温時は感温素子６が
伸びるから弁４はこれに押されてばね７に抗して図面で
下動して第３図示のような開弁状態に存するが、次で冷
却水が漸次低温となると感温素子６はそれに応じて漸次
収縮して弁４はばね７に押されて図面で上方に移動し、
閉弁作動となる。
伸びるから弁４はこれに押されてばね７に抗して図面で
下動して第３図示のような開弁状態に存するが、次で冷
却水が漸次低温となると感温素子６はそれに応じて漸次
収縮して弁４はばね７に押されて図面で上方に移動し、
閉弁作動となる。
この状態は第４図乃至第６図示の通りであり即ち弁４は
先づそのテーパ部１０と、次でその円筒部８において順
次弁座５側の円筒部１１内に進入し、次でその第２テー
パ部９において弁座５側の小径テーパ部１２に着座する
。
先づそのテーパ部１０と、次でその円筒部８において順
次弁座５側の円筒部１１内に進入し、次でその第２テー
パ部９において弁座５側の小径テーパ部１２に着座する
。
かくて弁４と弁座５との間の隙間は、先づ第４図示のよ
うに少しく絞られ、次で第５図乃び第６図示のように上
流側で大きく絞られると共に下流側に向って漸次開く状
態となり、従って冷却水中に砂その他の異物ａが混入す
る場合、該異物の進入が制限されると共に一旦進入した
ものは次でその下流側に速かに流出し、かくて着座面に
これがかみ込まれるようなことがない。
うに少しく絞られ、次で第５図乃び第６図示のように上
流側で大きく絞られると共に下流側に向って漸次開く状
態となり、従って冷却水中に砂その他の異物ａが混入す
る場合、該異物の進入が制限されると共に一旦進入した
ものは次でその下流側に速かに流出し、かくて着座面に
これがかみ込まれるようなことがない。
このように本考案によるときは、弁４を上流側の円筒部
８と該円筒部８から下流に向って漸次小径の第１テーパ
部１０と該第１テーパ部１０から下流に向って漸次小径
の第２テーパ部９とで構成されると共に、弁座５を前記
弁４の円筒部８及び第１テーパ部１０が間隙を存して嵌
合する大径円筒部１１と該大径円筒部１１から下流に向
って漸次小径にして前記第２テーパ部９が着座する小径
テーパ部１２とで構成したから弁４の閉弁作動に際し、
その着座に先立って弁４と弁座５との間に上流側で大き
く絞られると共に、下流側に向って漸次開く流路が形成
されて該流路は砂その他の異物の進入を制限するばかり
でなく一旦進入したものを速かに流出すべく作用腰かく
て着座面における砂等のかみ込みの防止に有効であり、
しかもその非接続部分に弾性体１３を配したものである
から、弾性体１３は弁４と弁座５とを相対移動させて噛
み込んだ異物による弁の動きを制限することがないので
、弁４の閉鎖を完全にすることができる等の効果を有す
る。
８と該円筒部８から下流に向って漸次小径の第１テーパ
部１０と該第１テーパ部１０から下流に向って漸次小径
の第２テーパ部９とで構成されると共に、弁座５を前記
弁４の円筒部８及び第１テーパ部１０が間隙を存して嵌
合する大径円筒部１１と該大径円筒部１１から下流に向
って漸次小径にして前記第２テーパ部９が着座する小径
テーパ部１２とで構成したから弁４の閉弁作動に際し、
その着座に先立って弁４と弁座５との間に上流側で大き
く絞られると共に、下流側に向って漸次開く流路が形成
されて該流路は砂その他の異物の進入を制限するばかり
でなく一旦進入したものを速かに流出すべく作用腰かく
て着座面における砂等のかみ込みの防止に有効であり、
しかもその非接続部分に弾性体１３を配したものである
から、弾性体１３は弁４と弁座５とを相対移動させて噛
み込んだ異物による弁の動きを制限することがないので
、弁４の閉鎖を完全にすることができる等の効果を有す
る。
第１図は本考案装置の１例の截断側面図、第２図はその
要部の拡大した截断側面図、第３図乃至第６図はその作
動の説明線図である。 １・・・・・・通路、４・・・・・・弁、５・・・・・
・弁座、６・・・・・・感温素子、７・・・・・・ばね
、訃・・・・・円筒部、９・・・・・・第２テーパ部、
１０・・・・・・第１テーパ部、１１・・・・・・大径
円筒部、１２・・・・・・小径テーパ部、１３・・・・
・・弾性体。
要部の拡大した截断側面図、第３図乃至第６図はその作
動の説明線図である。 １・・・・・・通路、４・・・・・・弁、５・・・・・
・弁座、６・・・・・・感温素子、７・・・・・・ばね
、訃・・・・・円筒部、９・・・・・・第２テーパ部、
１０・・・・・・第１テーパ部、１１・・・・・・大径
円筒部、１２・・・・・・小径テーパ部、１３・・・・
・・弾性体。
Claims (1)
- 冷却水の通路内に、弁と、これらに対向する弁座とを設
けると共に数置に感温素子とばねとを備えて該冷却水の
高温時は数置が該感温素子に押されて該ばねに抗して開
き側に作動させるようにしたサーモバルブ装置において
、前記弁を上流側の円筒部と、該円筒部から下流に向っ
て漸次小径の第１テーパ部と、該第１テーパ部から下流
に向って漸次小径の第２テーパ部とで構成させると共に
、前記弁座を前記弁の円筒部及び第１テーパ部が間隙を
存して嵌合する大径円筒部と該大型円筒部から下流に向
って漸次小径にして前記第２テーパ部が着座する小径テ
ーパ部とで構成させ、前記弁の円筒部及び第１テーパ部
と前記弁座の大径円筒部との対向面の少なくとも一方を
ゴムその他の弾性体で構成させることを特徴とするサー
モバルブ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8708683U JPS6023590Y2 (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | サ−モバルブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8708683U JPS6023590Y2 (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | サ−モバルブ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5922370U JPS5922370U (ja) | 1984-02-10 |
| JPS6023590Y2 true JPS6023590Y2 (ja) | 1985-07-13 |
Family
ID=30217009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8708683U Expired JPS6023590Y2 (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | サ−モバルブ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6023590Y2 (ja) |
-
1983
- 1983-06-09 JP JP8708683U patent/JPS6023590Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5922370U (ja) | 1984-02-10 |
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