JPS6023584Y2 - バルブ - Google Patents

バルブ

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Publication number
JPS6023584Y2
JPS6023584Y2 JP1977111590U JP11159077U JPS6023584Y2 JP S6023584 Y2 JPS6023584 Y2 JP S6023584Y2 JP 1977111590 U JP1977111590 U JP 1977111590U JP 11159077 U JP11159077 U JP 11159077U JP S6023584 Y2 JPS6023584 Y2 JP S6023584Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
diaphragm
chamber
receiving area
reduced pressure
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977111590U
Other languages
English (en)
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JPS5437534U (ja
Inventor
攻 須藤
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
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Publication date
Application filed by エヌオーケー株式会社 filed Critical エヌオーケー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はバルブに関し、更に詳しくは、有効径の異なる
二枚のダイアフラムを使用したバルブに関するものであ
る。
(従来の技術) 第1図に基づいて、従来技術に係るバルブを説明する。
本体40内には空所41が形成されており、該空所41
はダイアフラム51より第1の減圧室43と第2の減圧
室4−5とに分割されている。
又、弁棒60は空所41内で本体40により摺動自在に
支持され、一端に於てダイアフラム51を固着し、他端
に弁体61を設けている。
更に、弁棒60と略同中心につる巻きばね52が配置さ
れており、該つる巻きばね52はダイアフラム51を第
1の減圧室43に向かって押圧している。
一方、第1の減圧室43は第1の管路44を介し、第2
の減圧室45は第2の管路46を介し。
て、それぞれ減圧源に導通している。
又、弁体61に対応する本体40側には弁座65が形成
されている。
上述した構成のバルブ特性は第1の減圧室43の減圧量
P□と第2の減圧室45の減圧量P2との差異(P2
Pt)とダイアフラム51の有効受圧面積にとの積M
3(P2−P□)により決まる。
(考案が解決しようとする問題点) 従って、この種従来のバルブ特性は減圧量P1とP2の
差により一次的に決まり、減圧量の相対的増減により変
化させることができない。
又、ダイアフラムを二枚使いする態様のものとして実開
昭52−14353Nに開されたものが知られているが
、これは単に両ダイアプラムの面積比に相当する負圧増
巾が得られるのみで、負圧室と大気との通路にオリフィ
スを設けて、大気がオリフィスを通過して負圧室の負圧
を解消させるようにしたオリフィスによるタイマー的な
負圧解消の技術は得られない。
この考案は上述した従来のバルブによっては得られない
、差圧及び減圧量の相対的増減により作動特性が決まる
、巾広い作動特性を得ることを技術的課題とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するための本考案の技術的手段は
、以下のように構成されている。
すなわち、二枚使いのダイアフラムの有効受圧面積を異
ならせると共に、減圧室にオリフィスを設けたものであ
る。
(作用) 以下、この考案の作動を第2図に基づいて説明する。
第2のダイアフラム25の有効受圧面積鳩に作用する第
2の減圧室15の減圧量P2による第2の減圧室15側
への吸引力が、第1のダイアフラム21の有効受圧面積
M1に作用する第1の減圧室13の減圧量P1による第
1の減圧室13側への吸引力及びつる巻きばね22によ
る第1の減圧室13側−\の押圧力との合力に打勝った
場合には、弁棒30は第2図に示す状態から弁座35側
に移動し、第3の管路17を閉じるように作動する。
ところが、弁座35を開閉弁させるためには、第1の管
路14又は第2の管路16の負圧力源を調節しなければ
開閉弁させることはできない。
しかし、本考案は第2の減圧室15に傘型バルブ23を
設けているため、第2の管路16を介することなくオリ
フィス18から多孔性フィルター20を介して大気を第
2の減圧室15に入れることにより行なうことができる
実施例 本考案の実施例を第2図に基づいて説明する。
第2図に於て本体10内には空所11が形成されており
、該空所11は第1のダイアフラム21及び第2のダイ
アフラム25により第1の減圧室13と第2の減圧室1
5とに分割されており、該第1のダイアフラム21の有
効受圧面積M1は第2のダイアフラムの有効受圧面積M
2よりも小さくなっている。
又、弁棒30は空所11内で本体10により摺動自在に
支持され、一端に於て二枚のダイアフラム21,25を
一体的に固着し、他端にゴム状弾性材製弁体31を設け
ている。
更に、弁棒30と略同中心につる巻きばね22が配置さ
れており、該つる巻きばね22は二枚のダイアフラム2
1,25を第1の減圧室13に向って押圧している。
一方、第1の減圧室13は第1の管路14を介し、第2
の減圧室15は第2の管路16を介して、それぞれ減圧
源に導通している。
又、第1のダイアフラム21と第2のダイアフラム25
との間隙29は通路28により本気に連通している。
更に又、弁体31に対応する本体10側には弁座35が
形成されている。
一方、弁体31が位置する空室19は一方が弁座35及
び第3の管路17を介して減圧源に導通していると共に
、他方が多孔性フィルター20を介して大気に通じてい
る。
弁体31には傘型状のリップ32が設けられており、該
リップ32は本体10側の平面に弾性的に密封接触して
、第2の減圧室15と空室19との間を密封的に仕初っ
ている。
ついで、第2の減圧室15には傘型バルブ23、フィル
ター24が設けられている。
又、空室19と第2の減圧室15とは多孔室材製オリフ
ィス18を介して連通している。
このオリフィス18は種々の通過量の異なるものと変え
ることがきる。
一方、弁体31には環状突起33が形成され、弁体31
における本体10側に設けられている弁座35との密封
性を良くしている。
尚、ダイアフラムの有効受圧面積はダイアプラムの撓み
部の頂点の径にて表わされ、第1のダイアフラム21の
有効受圧面積M1は撓み部の頂点間の径D0を基に算出
され、第2のダイアフラム25の有効受圧面積M2は撓
み部の頂点間の径D2を基に算出される。
従って、有効受圧面積M工、NI!2は各頂点間の径D
1.D2を変えることにより変化するものであり、撓み
部の大きさを変えることにより有効受圧面積M□? M
2を変え得るものである。
又、撓み部の大きさは1のダイアフラム21に埋込んだ
第1の金属補強環及び第2のダイアフラム25に埋込ん
だ第2の金属補強環の大きさを変えることにより変え得
るものである。
本実施例ではダイアフラムに金属補強環を埋込む態様と
したが、金属以外の硬質材製補強環を埋込むことなくダ
イアプラムを挟持する態様としても良い。
(考案の効果) 上述した本考案に係るバルブは以下に述べるような作用
効果が期待できるものである。
本考案のバルブは、第1のダイアフラムの有効受圧面積
Mと第1の減圧室内の減圧量P1との積と、第2のダイ
アプラムの有効受圧面積M2と第2の減圧室内の減圧量
P2との積との差P□9M□−P2? M2により作動
特性が決まるものである。
すなわち、Pl(M□−M2)+(P□−P2)M2に
より作動特性が決まるので、有効受圧面積が相違する本
考案は、有効受圧面積の差と減圧量P1との積及び減圧
量P1とP2の差と有効受圧面積鳩との積により二次的
に作動特性が決まる。
このため、双方のダイアフラムの有効受圧面積M19M
2を変えることにより従来のバルブによっては得られな
かった巾広い作動特性が得られるものである。
更に、第2の減圧室の負圧を解消するために設けたオリ
フィスの大気からの通過量を種々変えることにより、弁
体が巾広い作動特性によって弁座に閉弁したのち、一定
時間経つと開弁させることができる。
つまり、オリフィスによって弁体が閉弁したのち、一定
時間経つと開弁させることのできるタイマーとすること
が可能になる。
従って、本考案は二種のダイアフラムによって巾広い作
動特性を有しながら閉弁したのち、ダイアフラムの負圧
源に関係なく一定時間経つとオリフィスにより弁体を開
弁させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術に係るバルブの断面図、第2図は本考
案のそれぞれ異なる実施例を示す断面図である。 10・・・・・・本体、11・・・・・・空所、13・
・・・・・第1の減圧室、14・・・・・・第1の管路
、15・・・・・・第2の減圧室、16・・・・・・第
2の管路、17・・・・・・第3の管路、18・・・・
・・オリフィス、19・・・・・・空室、20・・・・
・・多孔性フィルター、21・・・・・・第1のダイア
フラム、22・・・・・・つる巻きばね、23・・・・
・・傘型バルブ、24・・・・・・フィルター、25・
・・・・・第2のダイアフラム、28・・・・・・通路
、29・・・・・・間隙、30・・・・・・弁棒、31
・・・・・・弁体、32・・・・・・リップ、33・・
・・・・環状突起、35・・・・・・弁座、40・・・
・・・本体、41・・・・・・空所、43・・・・・・
第1の減圧室、44・・・・・・第1の管路、45・・
・・・・第2の減圧室、46・・・・・・第2の管路、
51・・・・・・ダイアフラム、52・・・・・・・・
・つる巻きばね、60・・・・・・弁棒、61・・・・
・・弁体、65・・・・・・弁座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. それぞれ減圧源と導通可能にされた管路14゜16を備
    えた空所11に形成してなる本体10、前記空所11を
    第1の減圧室13と第2の減圧室15とに仕切っている
    二枚のダイアフラム21゜25、前記本体10により摺
    動自在に保持されて一端が前記二枚のダイアフラム21
    ,25と一体に固着し他端に弁体31を設けてなる弁棒
    30、及び前2弁体31と協働して管路17を開閉弁す
    る弁座35とを有し前記二枚のダイアフラム21.25
    の有効受圧面積M1、鳩を異ならせると共に、前記減圧
    室13.15の一方に大気と連通ずる通路を設は且つ通
    路を設は且つオリフィス18を設けたバルブ。
JP1977111590U 1977-08-19 1977-08-19 バルブ Expired JPS6023584Y2 (ja)

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JP1977111590U JPS6023584Y2 (ja) 1977-08-19 1977-08-19 バルブ

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JPS5437534U JPS5437534U (ja) 1979-03-12
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