JPS585164Y2 - 温度式流量調整弁 - Google Patents
温度式流量調整弁Info
- Publication number
- JPS585164Y2 JPS585164Y2 JP10314480U JP10314480U JPS585164Y2 JP S585164 Y2 JPS585164 Y2 JP S585164Y2 JP 10314480 U JP10314480 U JP 10314480U JP 10314480 U JP10314480 U JP 10314480U JP S585164 Y2 JPS585164 Y2 JP S585164Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- chamber
- pressure
- temperature
- valve body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は被検知部の温度を感温筒で検知し、該温度に対
する封入ガスの飽和蒸気圧力を圧力応動部材の変位に転
換して流体通路の弁の開閉を制御するようにした温度式
流量調整弁の改良に関するものである。
する封入ガスの飽和蒸気圧力を圧力応動部材の変位に転
換して流体通路の弁の開閉を制御するようにした温度式
流量調整弁の改良に関するものである。
本考案の温度式流量調整弁は冷凍回路や温水回路等に使
用されるものであるが、これらの回路における温度式流
量調整にあっては、−次側における圧力変動が弁の開閉
に及ぼす影響を実質的に除去することが望まれる。
用されるものであるが、これらの回路における温度式流
量調整にあっては、−次側における圧力変動が弁の開閉
に及ぼす影響を実質的に除去することが望まれる。
これを可能とする従来技術としては、実開昭53−85
757号公報に示されるものが公知である。
757号公報に示されるものが公知である。
これにあっては、第1図に示される如く、弁本体1′の
一側に一吹口A′が設けられると共に他側には中間の弁
室2′を介して二次口B′が設けられ、弁室2′におい
て二次ロB′側には弁座3′が形成されている。
一側に一吹口A′が設けられると共に他側には中間の弁
室2′を介して二次口B′が設けられ、弁室2′におい
て二次ロB′側には弁座3′が形成されている。
弁室2′内には有底筒状の弁体4′が上下方向に移動自
在に設けられ、その外周部に設けられた開孔4hが弁座
3′により開閉されるように構成される。
在に設けられ、その外周部に設けられた開孔4hが弁座
3′により開閉されるように構成される。
弁体4′の弁棒9′の一端は一吹口A′側に設けられた
ベローズ1′に結合され、他端は対抗スプリング14′
の受部材8′に結合される。
ベローズ1′に結合され、他端は対抗スプリング14′
の受部材8′に結合される。
ベローズ7′・内は圧力室として構成され、感温筒11
′を有するキャピラリーチューブ12′が接続され、冷
媒が充填されている・。
′を有するキャピラリーチューブ12′が接続され、冷
媒が充填されている・。
この構成においてミ感温部11′の温度が上昇してベロ
ーズ7′内部の冷媒ガス圧力が対応スプリング14′の
荷重を上回る迄増加すると、弁体9′乃至弁体4′は下
カへ移動し、流路A−+Bを開く。
ーズ7′内部の冷媒ガス圧力が対応スプリング14′の
荷重を上回る迄増加すると、弁体9′乃至弁体4′は下
カへ移動し、流路A−+Bを開く。
この公知技術にあっては、ベローズ7′の有効受圧面積
と弁体4′の受圧面積とを等しくして弁体4′に作用す
る流体圧力とベローズ7′に作用する流体圧力を相殺し
、もって−次側の流体圧力の変動が弁の開閉に影響しな
いようにしている。
と弁体4′の受圧面積とを等しくして弁体4′に作用す
る流体圧力とベローズ7′に作用する流体圧力を相殺し
、もって−次側の流体圧力の変動が弁の開閉に影響しな
いようにしている。
ところで、このものに於いては、濃度変化に対する弁の
開度を正確に匍脚することが困難であるという問題があ
る。
開度を正確に匍脚することが困難であるという問題があ
る。
すなわち、弁口径が必要以上に木きくなる為弁リフトを
非常に細かく制御しなげればならず、また弁の摺動面積
が大きくなって摺動抵抗による機能的ヒステリシスが大
きくなり、スムーズな弁作動が出来ない。
非常に細かく制御しなげればならず、また弁の摺動面積
が大きくなって摺動抵抗による機能的ヒステリシスが大
きくなり、スムーズな弁作動が出来ない。
そこで本考案の技術的課題は、弁体の直径を大きくする
ことなく上記ベローズに作用する一次流体圧力の影響を
小さくすることである。
ことなく上記ベローズに作用する一次流体圧力の影響を
小さくすることである。
本考案の技術的手段は、
(1)弁本体に弁室と、該弁室な中間に介在させて対向
する同等の大きさの2個のダイアフラムを設け、 (2)該弁室において流路を開閉する弁体を設けると共
にその弁棒を該2個のダイアフラムの中心に結合し、 (3)−力のダイヤフラムの外側に感温筒に接続される
圧力室を設けると共に他方のダイアフラムの外側に対抗
スプリングを設け、 (4)両ダイアフラムの内側に均圧室を設けて均圧導孔
により一次側流路と導通させたものである。
する同等の大きさの2個のダイアフラムを設け、 (2)該弁室において流路を開閉する弁体を設けると共
にその弁棒を該2個のダイアフラムの中心に結合し、 (3)−力のダイヤフラムの外側に感温筒に接続される
圧力室を設けると共に他方のダイアフラムの外側に対抗
スプリングを設け、 (4)両ダイアフラムの内側に均圧室を設けて均圧導孔
により一次側流路と導通させたものである。
上記の技術的手段は次のように作用する。
−次側圧力がダイヤフラムの内側の均圧室に導かれるの
で、−次側圧力が相殺される。
で、−次側圧力が相殺される。
弁体に一次と二次の差圧がかかるが、ダイヤフラムの有
効面積に比べて弁口径が非常に小さいので実質的に無視
することができる。
効面積に比べて弁口径が非常に小さいので実質的に無視
することができる。
本考案は以上の如く弁口径が小さくなるので弁体が小さ
くなり、弁全体を小型化することができる効果を有する
。
くなり、弁全体を小型化することができる効果を有する
。
以下前記の技術手段の具体例を示すために図示の実施例
について説明する。
について説明する。
第2,3図において、1は弁本体であり、■側に一吹口
Aが設けられ、他側には中間の弁室2を介して二次口B
が形成されている。
Aが設けられ、他側には中間の弁室2を介して二次口B
が形成されている。
弁室2において二次ロB側には弁座3が形成されている
。
。
弁室2内には弁体4が上下方向に移動自在にして該弁座
3に対して接離するように設けられている。
3に対して接離するように設けられている。
弁室2を中間において、弁本体1の上下には均圧室5,
6が対向して設けられ、該均圧室5.,6には同等の大
きさのダイアフラム7.8が設けられている。
6が対向して設けられ、該均圧室5.,6には同等の大
きさのダイアフラム7.8が設けられている。
ダイアフラム7.8は弁体4の弁棒9により連結されて
おり、上方のダイアフラム7の外側部は圧力室10とし
て構成されて、感温筒11を有するキャピラリーチュー
ブ12が接続され、冷媒が充填されている。
おり、上方のダイアフラム7の外側部は圧力室10とし
て構成されて、感温筒11を有するキャピラリーチュー
ブ12が接続され、冷媒が充填されている。
また下方のダイアフラム8の外側部には圧力調整ネジ1
3との間に対抗スプリング14が設けられている。
3との間に対抗スプリング14が設けられている。
均圧室5には一吹口Aより均圧導入孔15が設けられ、
均圧室6.には弁室2より弁棒9周囲の環状孔を利用し
た均圧導入孔16が設げられている。
均圧室6.には弁室2より弁棒9周囲の環状孔を利用し
た均圧導入孔16が設げられている。
上記において、感温部11の温度が上昇して内部の冷媒
ガス圧力が対抗スプリング14の荷重を上回る迄に増加
すると、第1図の如くに弁棒9乃至弁体4は下方へ移動
し、流路A−+Bを開く。
ガス圧力が対抗スプリング14の荷重を上回る迄に増加
すると、第1図の如くに弁棒9乃至弁体4は下方へ移動
し、流路A−+Bを開く。
逆に、感温部11の温度が下降すると弁体4は対抗スプ
リング14に押されて上方へ移動し、第2図の如くに流
路A−+ Bを閉じる。
リング14に押されて上方へ移動し、第2図の如くに流
路A−+ Bを閉じる。
第1図は従来例についての縦断面図、第2図は本考案の
一実施例についての縦断面図、第3図は同上の作動状態
図である。 1・・・・・・弁本体、2・・・・・・弁室、4・・・
・・・弁体、5゜6・・・・・・均圧室、I、8・・・
・・・ダイアフラム、9・・・・・・弁棒、10・・・
・・・圧力室、14・・・・・・対抗スプリング。
一実施例についての縦断面図、第3図は同上の作動状態
図である。 1・・・・・・弁本体、2・・・・・・弁室、4・・・
・・・弁体、5゜6・・・・・・均圧室、I、8・・・
・・・ダイアフラム、9・・・・・・弁棒、10・・・
・・・圧力室、14・・・・・・対抗スプリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (イ)弁本体に弁室と、該弁室を中間に介在させて対向
する同等の大きさの2個のダイアフラムを設け、 (ロ)該弁室において流路を開閉する弁体を設けると共
にその弁棒を該2個のダイアフラムの中心に結合し、 (ハ)一方のダイアフラムの外側に感温筒に接続される
圧力室を設けると共に他方のダイアフラムの外側に対抗
スプリングを設け、 に)両ダイアフラムの内側に均圧室を設けて均圧導孔に
より一次側流路と導通させた温度式流量調整弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10314480U JPS585164Y2 (ja) | 1980-07-23 | 1980-07-23 | 温度式流量調整弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10314480U JPS585164Y2 (ja) | 1980-07-23 | 1980-07-23 | 温度式流量調整弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5727570U JPS5727570U (ja) | 1982-02-13 |
JPS585164Y2 true JPS585164Y2 (ja) | 1983-01-28 |
Family
ID=29464539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10314480U Expired JPS585164Y2 (ja) | 1980-07-23 | 1980-07-23 | 温度式流量調整弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585164Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100348485B1 (ko) * | 1999-12-27 | 2002-08-13 | 만도공조 주식회사 | 온도 감지 유닛을 가진 팽창 밸브 |
-
1980
- 1980-07-23 JP JP10314480U patent/JPS585164Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5727570U (ja) | 1982-02-13 |
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