JPS60235756A - セメント分散剤の製造法 - Google Patents
セメント分散剤の製造法Info
- Publication number
- JPS60235756A JPS60235756A JP8899384A JP8899384A JPS60235756A JP S60235756 A JPS60235756 A JP S60235756A JP 8899384 A JP8899384 A JP 8899384A JP 8899384 A JP8899384 A JP 8899384A JP S60235756 A JPS60235756 A JP S60235756A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sulfonic acid
- cement dispersant
- slaked lime
- manufacture
- neutralization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はナフタレンスルホン酸やりゲニンスルホンl!
!’fjどの芳香族スルホ/酸ホルマリン縮合物のカル
シウム塩の製糸法に関するものである。更に詳しくは芳
香族スルホン酸ホルマリン縮合物のカルシウム塩を製造
する際、中和工程においてスルホン酸と硫酸の総量に対
して、ある定比率の量の消石灰を用いて中和し、次いで
△ 石膏分離工程で石膏を分離した後に、第2段の中和工程
において苛性ソーダで中性あるいは別アルカリ性まで中
和する製造法に関するものである。
!’fjどの芳香族スルホ/酸ホルマリン縮合物のカル
シウム塩の製糸法に関するものである。更に詳しくは芳
香族スルホン酸ホルマリン縮合物のカルシウム塩を製造
する際、中和工程においてスルホン酸と硫酸の総量に対
して、ある定比率の量の消石灰を用いて中和し、次いで
△ 石膏分離工程で石膏を分離した後に、第2段の中和工程
において苛性ソーダで中性あるいは別アルカリ性まで中
和する製造法に関するものである。
従来技術について芳香族スルホン酸ホルマリ7m4a物
の代表例であるナフタレンスルホン酸ホルマリン縮金物
を採り上げて説明すると、ナフタレンを硫酸によりスル
ホン化し次いでホルマリンにより縮合した後に、縮合生
成物を苛性ソーダ又は苛性カリ等のアルカリ金禰の水酸
化物又は炭酸塩により中和して製造されている。
の代表例であるナフタレンスルホン酸ホルマリン縮金物
を採り上げて説明すると、ナフタレンを硫酸によりスル
ホン化し次いでホルマリンにより縮合した後に、縮合生
成物を苛性ソーダ又は苛性カリ等のアルカリ金禰の水酸
化物又は炭酸塩により中和して製造されている。
しかし近年コンクリート骨材事情の悪化に伴い、アルカ
リ骨相反応による弊害が問題となっており、セメント分
散剤中のアルカリ金Mか−も無視できない場合もあると
言われている。
リ骨相反応による弊害が問題となっており、セメント分
散剤中のアルカリ金Mか−も無視できない場合もあると
言われている。
そこでアルカリ土類金属塩への代替が考えられるが、ア
ルカリ金pI4塩の製造の場合に比べて、アルカリ土類
金属塩の製造は種々の問題がある。
ルカリ金pI4塩の製造の場合に比べて、アルカリ土類
金属塩の製造は種々の問題がある。
例えばカルシウム塩の製造に際して、消石灰を使用した
場合、中和当量に合致させることが難かしく又時間を要
する。そして少食でも消石灰が過剰になると1石膏の分
離効率が悪くなることが知られている。これはアルカリ
金践の水酸化物と異なり、消石灰の溶解度が小さいため
。
場合、中和当量に合致させることが難かしく又時間を要
する。そして少食でも消石灰が過剰になると1石膏の分
離効率が悪くなることが知られている。これはアルカリ
金践の水酸化物と異なり、消石灰の溶解度が小さいため
。
スラリー状態での中和反応速度が遅(なり、また過剰に
消石灰が存在すると石膏の分離効率に悪影響を与えるた
めと推察される。
消石灰が存在すると石膏の分離効率に悪影響を与えるた
めと推察される。
炭酸カルシウム全使用した#A合には、中和当量に合わ
せることは容易であるが、炭酸ガスの発生があシ泡立ち
の原因となり大量生産には適さないとされている。
せることは容易であるが、炭酸ガスの発生があシ泡立ち
の原因となり大量生産には適さないとされている。
そこで本発明者らは鋭意研死の結果、より効率的でかつ
セメノド分散剤としての製部品1丙に優ネたナフタレン
スルホン酸ホルマリン縮合物のカルシウム塩の製造法を
見い出し1本発明を光取するに到った。而して本発明の
方法で得られたセメント分散剤は従来のす) IJウム
i!iK比べて、アルカリ骨相反応を起し難いことを確
認した。
セメノド分散剤としての製部品1丙に優ネたナフタレン
スルホン酸ホルマリン縮合物のカルシウム塩の製造法を
見い出し1本発明を光取するに到った。而して本発明の
方法で得られたセメント分散剤は従来のす) IJウム
i!iK比べて、アルカリ骨相反応を起し難いことを確
認した。
即ち本発明は芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物のスル
ホン酸と硫酸の総量に対して、先ず消石灰を一定比率の
範囲1で用いて縮合生成物を中和し1次いで石膏を分離
した後K、苛性ソーダで残存するスルホン酸を中和する
という二段階の中和全特徴とするセメント分散剤の製造
法會提供するものである。
ホン酸と硫酸の総量に対して、先ず消石灰を一定比率の
範囲1で用いて縮合生成物を中和し1次いで石膏を分離
した後K、苛性ソーダで残存するスルホン酸を中和する
という二段階の中和全特徴とするセメント分散剤の製造
法會提供するものである。
本発明で使用される消石灰の比率範囲は、縮合物中のス
ルホン酸と硫酸の&1に対して0.90〜0.9g当量
倍であり、好ましくは0.95〜0.9g当量倍である
。消石灰の使用tがこの範囲より少ないとカルシウム塩
比率が小さくなり、目的とするナフタリンスルホン酸ホ
ルマリン縮合物のカルシウム塩の効果會発揮し誰(なる
、又この範囲より多すぎると石膏の分離工程での効率が
著しく悪くなる。尚本発明の製造法は芳香族スルホン酸
としてナフタレンスルホンall−[用する場合か特に
好ましいが、アルキルナフタレンスルホン酸又はリグニ
ンスルホン酸およびそハらのホルマリン共都合物のカル
シウム塩の製造にも適用できる。
ルホン酸と硫酸の&1に対して0.90〜0.9g当量
倍であり、好ましくは0.95〜0.9g当量倍である
。消石灰の使用tがこの範囲より少ないとカルシウム塩
比率が小さくなり、目的とするナフタリンスルホン酸ホ
ルマリン縮合物のカルシウム塩の効果會発揮し誰(なる
、又この範囲より多すぎると石膏の分離工程での効率が
著しく悪くなる。尚本発明の製造法は芳香族スルホン酸
としてナフタレンスルホンall−[用する場合か特に
好ましいが、アルキルナフタレンスルホン酸又はリグニ
ンスルホン酸およびそハらのホルマリン共都合物のカル
シウム塩の製造にも適用できる。
[′=Aニノi[5例 ]
次に本発明を実施例金挙げて説明するが1本+1’l明
はこわらの実施例に限定されるものでな℃・。
はこわらの実施例に限定されるものでな℃・。
kltfli例1〜2及び比較例1〜2ナフタレノ1モ
ルに98%硫酸1.28モル金(4≦加し5反応基度1
55〜160℃で5時間スルホン化反応を行った。次い
でホルムアルデヒド0.97モル全添加し1反応基度1
00℃で12時間で縮合反応ケ完結した。得られた縮合
−の組成はナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物のス
ルホン酸は0.98当姻であシvt酸は0.56当量で
あった。
ルに98%硫酸1.28モル金(4≦加し5反応基度1
55〜160℃で5時間スルホン化反応を行った。次い
でホルムアルデヒド0.97モル全添加し1反応基度1
00℃で12時間で縮合反応ケ完結した。得られた縮合
−の組成はナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物のス
ルホン酸は0.98当姻であシvt酸は0.56当量で
あった。
十記と同一の反応条件で得られた縮合物を用いて行った
中和条件と石膏分離効率および製部品aの結果を表−1
に示した。
中和条件と石膏分離効率および製部品aの結果を表−1
に示した。
fた比較例として本発明に限定した範囲外の合成条件で
得られた結果を併記した。
得られた結果を併記した。
明らかに本発明品は比較品に比べ石膏分離効率が良(ま
た製品重賞も向上している、次に入・−1で得られた分
散剤及び市販のナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物
のナトリウム塩を用い、1セメント−骨材の潜在性アル
カリ反応試験方法″ASTM 0227に準じて、アル
カリ骨相反応が起こる可能性を示す膨張箪を試験した。
た製品重賞も向上している、次に入・−1で得られた分
散剤及び市販のナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物
のナトリウム塩を用い、1セメント−骨材の潜在性アル
カリ反応試験方法″ASTM 0227に準じて、アル
カリ骨相反応が起こる可能性を示す膨張箪を試験した。
使用桐材及び調合を表−2に示した。
尚アルカリ骨材反応全助長するため、反応性骨相である
ベルタンオパールを少量添加した。
ベルタンオパールを少量添加した。
膨張軸の試験結果を表−5に示した。明らかに本発明品
は比較品に比べて膨張翔、は小さく。
は比較品に比べて膨張翔、は小さく。
分散剤を使用しない場合と略同等であることが判る。
「 続補 1F 書(自発)
昭和59年6月1511
1 事件の表示
特願昭59−88993号
2、発明の名称
セメント分散剤の製造法
3 袖11をする者
ilxヂlとの関係 特約出願人
(091)花十石鹸株式会社
4 代 理 人
東京都中央区11木橋横山町lの3
中井ヒル
明細書の発明の詳細な説明の欄
6、補11.の内容
Claims (1)
- 芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物のカルシウム塩ヲ製
造するに際し、縮合物中のスルホン酸と@酸の総量に対
して、0.90〜0.9g当量倍の消石灰で先ず中和し
1次いで石11ヲ分離した後に苛性ソーダで残存するス
ルホン酸?中和することを特徴とするセメント分散剤の
製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8899384A JPS60235756A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | セメント分散剤の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8899384A JPS60235756A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | セメント分散剤の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60235756A true JPS60235756A (ja) | 1985-11-22 |
JPH0436108B2 JPH0436108B2 (ja) | 1992-06-15 |
Family
ID=13958334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8899384A Granted JPS60235756A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | セメント分散剤の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60235756A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006233210A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-09-07 | Kao Corp | ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物の製造方法 |
JP2009079010A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5861115A (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-12 | Sanyo Chem Ind Ltd | ナフタリンスルホン酸ホルマリン縮合物の製法 |
-
1984
- 1984-05-02 JP JP8899384A patent/JPS60235756A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5861115A (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-12 | Sanyo Chem Ind Ltd | ナフタリンスルホン酸ホルマリン縮合物の製法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006233210A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-09-07 | Kao Corp | ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物の製造方法 |
JP2009079010A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0436108B2 (ja) | 1992-06-15 |
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