JPS60235572A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は原稿等の情報を読み取り、その情報を伝送、あ
るいは蓄積、あるいは複写する画像読取装置に関するも
のである。

従来例の構成とその問題点 近年、原稿等から情報を読み取り、その情報を電話回線
等で伝送したり、あるいは磁気ディスク等に記憶蓄積さ
せる、いわゆる画像情報処理技術の発達はめざましいも
のがある。

以下、第１図を参照しながら画像情報処理技術において
その技術的−分野を形成する画像読取装置について説明
する。

第１図は従来の画像読取装置のブロック構成を示すもの
である。

第１図において、１は原稿２を照明するための光源、３
は原稿２からの反射光を採光レンズ４を介して受光する
電荷結合素子等により構成されているラインイメージセ
ンサ、５はライン・イメージセンサ３から送出されてく
る原稿２の画像情報に対して後述する制御手段からの制
御に基づいて振幅と基準白黒レベルとを調整する調整手
段である。６は調整手段５に対して読取走査信号の振幅
と基準白黒レベルとの調整を指示する制御手段で、操作
者が指示できるようにキーボード等により構成されてい
る。７は調整手段６により調整がなされたアナログの画
像情報をデジタルの画像情報に変換するＡ／Ｄ変換手段
、８はＡ／Ｄ　変換手段７により変換されたデジタルの
画像情報を記憶手段８ａに記憶、あるいは電話回線等の
伝送手段８ｂを介して外部に伝送する画像情報処理手段
である。

９は原稿台９ａに載置された原稿２を移動させる駆動部
で、原稿情報読取時には原稿台９ａを矢印Ａの方向に駆
動し、その読取が終了すると、原稿台９ａを矢印Ｂの方
向に駆動して駆動前の位置に戻る。

上記構成において、以下その動作を説明する。

まず駆動部９が駆動台９ａを矢印への方向に駆動して原
稿２がラインイメージセンサ３の読取光軸上にはいると
、光源１から照射される光が原稿２面上で反射し、その
反射光がレンズ４を介し原稿２の画像情報としてライン
・イメージセンサ３に入力される。ライン・イメージセ
ンサ３はその反射光から得られる情報を電気的信号（ア
ナログ信号）に変換して調整手段６に送出する。そして
調整手段６ではライン・イメージセンサ３から送出され
てくるアナログの画像情報信号に対して制御手段６から
の制御に基づいて基準白黒レベル（基準黒レベル及び振
幅）を調整する。なお制御手段６は操作者により制御が
なされる。すなわち操作者が原稿２の濃度を視覚的に判
断し、その判断に基づき制御手段６を介して調整手段５
により画像情報信号の振幅と基準黒レベルとを制御する
。

次にＡ／Ｄ変換手段７は振幅と基準黒レベルとの制御が
なされた調整手段６の出力であるアナログの画像情報信
号をデジタルの画像情報信号に変換する。そして最終的
に画像情報処理手段８にて画像情報信号の補正等を実行
した後、磁気ディスクや穿孔テープ等の記憶手段８ａに
より一時記憶を行なったり、あるいは電話回線や無線等
の伝送手段８ｂにより外部へ送信する。

なお、原稿２の画像情報の読み取りが終了すると、駆動
手段９は駆動台９ｄを矢印Ｂの方向に移動させて、原稿
２の画像情報を読み取る前の位置に戻す。

さて上記の動作により一連の処理を終了するわけである
が、上記のような構成ではたとえば原稿２の途中が白紙
、すなわち原稿２の中間において情報がほとんど記録さ
れていないようなものであっても、駆動手段９による駆
動は等速であり、一連の処理には多大の時間を費やすと
いう欠点を有していた。

発明の目的 本発明は上記欠点に鑑み、高速で画像の読取処理ができ
る画像読取装置を提供するものである。

発明の構成 本発明は駆動手段が被画像情報物と第２画像情報読取手
段とに対して相対的運動をさせている際に前記第２の画
像情報読取手段が前記被画像情報物の画像情報を読み取
り、その画像情報から画像情報が空白情報となる前記被
画像情報物の位置を記憶する記憶手段と、前記駆動手段
が被画像情報物と第１の画像情報読取手段に対して相対
的運動をさせている際に前記第２の画像情報読取手段の
読取が終了した前記被画像情報物の画像情報を前記第１
の画像情報読取手段が読み取り、前記記憶手段の記憶情
報に応じて前記駆動手段にスキップあるいは駆動を速め
るように指示する駆動制御手段とを設けることにより、
上記目的を達成するものである。

実施例の説明 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。

第２図は本発明の一実施例における画像読取装置のブロ
ック構成を示すものである。

第２図において、１１はレンズ系１２を介して原稿１３
を照明するための光源、１４ａは原稿１３からの反射光
を光学系１５を介して受光する電荷結合素子等により構
成された一次元イメージセンサで、原稿１３の画像情報
を線（ライン）で入力する。１４ｂは原稿１３からの反
射光を光学系１５を介して受光する２次元イメージセン
サで、原稿１３の画像情報を面情報で入力する。なお光
学系１５はセンサ１４ａ　、　１４ｂに光情報が伝送さ
れるようにハーフミラ、プリズム等を具備している。

１ｅａ、１ｅｂはそれぞれイメージセンサ１４ａ。

１４ｂから送出されてくる原稿１３の画像読取信号を増
幅するプリアンプ、１７は後述する駆動部により原稿１
３が運動をしている際にプリアンプ１６ｂから送出され
プロセスアンプ１８に入力される画像読取信号に対して
振幅値及び基準黒レベル値を決定するレベル制御部、１
９はプロセスアンプ１８から送出される画像読取信号の
Ａ／Ｄ変換や補正等を行なった後に記憶したり外部に伝
送したりする処理部である。２０はプリアンプ１６ｂを
介して２次元イメージセンサ１４ｂが読み取った原稿情
報を記憶するメモリで、黒レベル情報が記憶されていな
い空白部分、すなわち余白となっている部分のラインを
記憶する。２１は後述する駆動部に対する制御を行なう
駆動制御部で、メモリ２０の内容に応じて駆動部の駆動
を早めたり、スキップさせたりするよう制御する。２２
は原稿１３を矢印Ａの方向に駆動する駆動部である。２
３は制御部で、各イメージセンサ１４ａ、１４ｂ、レベ
ル制御部１７、プロセスアンプ１８、駆動制御部２１、
及び駆動部２２等の動作タイミングの制御を行なう。

上記構成において、以下その動作を説明する。

まず原稿１３は駆動部２２により矢印Ａの方向に移動が
行なわれる。その際まず、２次元イメージセンサ１４ｂ
は光源１１から照射され原稿１３で反射される面状の反
射光を、つまり原稿１３の原稿情報に応じた反射光を順
次受光して電気的信号、す々わち画像読取信号に変換す
る。そして２次元イメージセンサ１４ｂの出力はプリア
ンプ１６ｂに送出され、プリアンプ１６ｂにて増幅され
、さらにメモリ２ｏに送出される。

そしてメモリ２０は２次元イメージセンサ１４ｂが読み
取る空白ライン情報、すなわち余白となっている部分の
ライン番号をプリアンプ１６ｂを介して記憶する。なお
、このライン番号はメモリ２゜がプリアンプ１６ｂの出
力を入力して内部でその情報に応じたラインを見い出し
て記憶する。さてライン・イメージセンサ１４ａは２次
元イメージセンサ１４ｂが読み取った後の原稿情報を追
いかけるように原稿１３の原稿情報を読み取っていく。

すなわちライン・イメージセンサ１４ａは２次元イメー
ジセンサ１４ｂと同様に原稿情報に応じた反射光を順次
電気的信号に変換していく。この時駆動制御部２１はメ
モリ２ｏの内容から、原稿１３において情報が記録され
ていない余白部分の走査の際に、駆動部２２に対してそ
のライン走査のスキップ、あるいは駆動速度を速めるよ
う制御する。

そして２次元イメージセンサ１４ｂはライン・イメージ
センサ１４ａが進んだ読み取りの分だけ、先の画像情報
を読み取ってプリアンプ１６ｂを介してメモ１７２０に
送出する。

さて、ライン・イメージセンサ１４ａの出力はプリアン
プ１６ａにより増幅され、制御部２１の指示に基づきプ
ロセスアンプ１８に入力される。

プロセスアンプ１８はプリアンプ１６ａから入力された
画像読取信号を入力し、レベル制御部１７から送出され
る制御基準黒レベル値に応じて制御する。プロセスアン
プ１８により基準点レベノペ振幅の調整がレベル制御部
１７の指示に基づきなされた画像読取信号は処理部１９
に送出される。

そして処理部１９では　−　メモリ２０により生じた駆
動のスキップや駆動速度を考慮して、入力信号に対して
アナログ／デジタル変換や補正等を行なった後、磁気デ
ィスクや穿孔テープ等の記憶手段に記憶させたり、電話
回線等を介して伝送する。

以上本実施例によれば、ライン・イメージセンサ１４ａ
が原稿１３の画像情報を読み取る前に、２次元イメージ
センサ１４ｂにより原稿１３の記録状態を検出して必要
に応じて原稿１３に対するライン・イメージセンサ１４
ａの読み取りをスキップさせたゆ、速く駆動させること
により、そのＣＧ理速度は大幅に改善される。

なお本実施例では画像情報として原稿１３を用かしだが
、駆動部２０により各イメージセンサ１４ａ、１４ｂを
動かすように構成してもよい。

さらに本実施例では画像情報読取手段として一次元イメ
ージセンサ１４ａと２次元イメージセンサ１４ｂとを用
いたが、１次元イメージセンサ１４ａのかわりに読取の
１ラインを順次走査していくようなセンサを用いた場合
、２次元イメージセンサ１４ｂとしてはそのようなセン
サ、あるいはさらに読取次元の高い１次元イメージセン
サ（ライン・イメージセンサ）でもよい。

すなわちメモリ２ｏに画像情報を送出するセンサはプロ
セスアンプ１８に画像情報を送出するセンサと同じ読取
次元のものか、あるいはそれ以上の読取次元のものであ
ればよい。

発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明は被画像情報物と
光学的な第１．第２の画像情報読取手段とを相対的な運
動に供し、被画像情報物の記憶状態を検出しておき、そ
の情報に応じて駆動手段のスキップ、あるいは駆動速度
を制御するよう構成することにより処理時間を従来に比
し飛躍的に短縮することができ、その工業的価値は大な
るものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の画像読取装置のブロック結線図、第２図
は本発明の一実施例における画像読取装置のブロック結
線図である。 １１・・・・・・光源、１２，１５・・・・・・レンズ
系、１３・・・・・・原稿、１４ａ・・・・・・ライン
・イメージセンサ、１４ｂ・・・・・・２次元イメージ
センサ、１６ａ、１６　ｂ・・・・・・プリアンプ、１
７・・・・レベル制御部、１８・・・・・プロセスアン
プ、１９・・・・・処理部−２０・・・・メモリ、２１
・・・・・駆動制御部、２２・・・・・・駆動部、２３
・・・・・・制御部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被画像情報物の画像情報を光学的に読み取る第１の画像
   情報読取手段と、前記被画像情報物の画像情報を光学的
   に読み取るとともに、前記第１の画像情報読取手段と読
   取次元が同等か、あるいはそれ以上の第２の画像情報読
   取手段と、前記被画像情報物と前記第１．第２の画像情
   報読取手段とが相対運動をするように前記被画像情報物
   あるいは前記第１．第２画像情報読取手段を駆動させる
   駆動手段と、前記駆動手段が前記被画像情報物と前記第
   ２の画像情報読取手段に対して相対的運動をさせ前記第
   ２の画像情報読取手段が前記被画像情報物の画像情報を
   読み取る際に、その画像情報からすくなくとも画像情報
   が空白情報となる前記被画像情報物の位置を記憶する記
   憶手段と、前記駆動手段が前記被画像情報物と前記第１
   の画像情報読取手段に対して相対的運動をさせ前記第２
   の画像情報読取手段の読み取りが終了した前記画像情報
   物の画像情報を前記第１の画像情報読取手段が読み取る
   際に、前記記憶手段の記憶情報に応じて前記駆動手段に
   スキップ、あるいは駆動を速めるように指示する駆動制
   御手段とを具備する画像読取装置。