JPH03139972A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ガンマ補正機能を備えた画像読取装置に関す
るものである。

（従来の技術） 従来、ガンマ補正用のデータを外部装置より入力する方
法として、データをデータテーブルとして入力するか、
または、高次元式による曲線近似を行い、その式の情報
を入力していた。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来例のデータテーブルによる方法
では、データ量が多く、また高次元式近似による方法で
は、高次演算処理が必要となり処理時間が増大するとい
う欠点があった。

よって本発明の目的は上述の点に鑑み、ガンマ補正を行
うための所要データ量を少なくし、且つ、処理時間を短
縮した画像読取装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係る画像読取装置は、外部装置Ｓから入力され
たガンマデータを記憶する記憶手段と、前記ガンマデー
タに基づいてガンマ曲線を再現させる再現手段と、再現
された前記ガンマ曲線を用いてガンマ補正を行う補正手
段とを備え、前記入力されたガンマデータの形式が、ガ
ンマ曲線を複数の直線で近似したそれぞれの直線の範囲
と傾きであることを特徴とするものである。

〔作　用〕

本発明によれば、ガンマ曲線を折線で近似し、それぞれ
の直線の傾きと範囲を情報とすることにより、データテ
ーブルとしてガンマ補正用データを送るより少ないデー
タ量でダウンロードすることが可能となり、高次元式近
似による情報を処理するより、処理時間をはるかに少な
くすることが可能となる。

（実施例〕 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

実施例１ （１）構成 第１図は、本発明を適用した画像読取装置の一実施例の
外観斜視図であり、第２図は、その内部構成図を示す。

第２図において、１は原稿画像読取装置（以下、リーダ
と称する）である。このリーダは、いわゆる“シート（
スル・−）モード”を有しない”ブックモード”専用の
形式のものを示す。すなわち、ブック原稿（必ずしも綴
込のある書籍でなく、シート状であってもよい）１８を
プラテンガラス１７上に原稿面を下向とに載置して、光
学走査系の原稿照明ユニット１５の蛍光灯１５ａで照射
し、反射ミラー１６を介して、レンズ１４により主走査
方向に配列された複数の受光素子からなるＣＣＯ（電荷
結合デバイス）１２に原稿像を結像させるように構成し
である。このＣＣＤ１２は、ＣＣＤ　ドライバ１３によ
り駆動される。１１は後述する制御ユニット、また、１
９は原ｉ１８をプラテンガラス１７上に密着させるため
のプラテンカバー、３１はシェーディング補正用白色基
準板である。

次に第３図に本実施例装置の要部回路構成のブロック図
を示す。本図は、第２図におけるＣＯＤ　ドライバ１３
及び制御ユニット１１の回路要部を示すもので、２３は
ＣＣＤ駆勅回路、２１は増幅器、２２はＡ／Ｄ変換器で
ある。一方、制御ユニット１１部は、地肌濃度検出回路
２４．２値化回路２５、セレクタ２６、外部装置へ出力
するインターフェース回路２７、ＲＯＭ２８Ａ及びＲＡ
Ｍ２８Ｂを含むＣＰＯ２８、タイミング信号発生回路２
９及びその発振器３０を備えている。

（２）動作 次に、第２図、第３図及び第４図を参照して、本実施例
に係るリーダ１の動作を説明する。第４図は、読み取り
動作のシーケンスフローチャートである。ブック原稿１
８は、プラテンカバー１９を開は第２図におけるプラテ
ンガラス１７に右端が原稿先端部となるように載置しプ
ラテンカバー１９を綴しることにより原稿１８を押え、
プラテンガラス１７に密着させるよう構成されている。

光学系の原稿照明ユニット１５は、第２図における右端
が初期位置（基準位置）となり、不図示の光学位置セン
サにより位置を確認するよう構成されている。

本実施例のり−ダ１は、常に、不図示の夕（部装置（例
えば、ディジタルプリンタ、パーソナルコンピュータ等
）と接続されて使用されるものであり、これらの外部装
置との制御信号の通信や、リーダ１から外部装置への画
像信号出力は、インターフェース回路２７（第３図参照
）を介して行われる。

リーダ１の動作に先立って、外部装置により各種モード
の指令が入力される。例えば、濃度をどれくらいにする
か、画素密度（ドツト／インチニｄｐｉ）を４００，３
００，２００のいずれにするか、画像の読み取り領域を
原稿のどの位置にするか、また、ダウンロードガンマを
行うかどうか、行う場合には、ガンマ曲線データも入力
される。これらの指令を受けたＣＰＬ１２８は、予め、
タイミング信号発生回路２９やセレクタ２６に制御信号
−を出力し゛Ｃ，而記画素密度や読み取り領域位置／サ
イズの設定をしておく。また、ダウンロードされたガン
マ曲線データは、ガンマｎへＭ３１　に展開され記憶さ
れる。

外部装置より、原稿読み取り開始指令が入力されると、
まず、ステップ５１において、原ｉ１８がブックポジシ
ョンにあるか否かを確認し、ＣＰＵ２Ｂは、まず、ラン
プ制御信号を出力して、原稿照明ユニット１５のランプ
１５ａを点灯させる（ステップＳ２）　、ここにおいて
、シェーディング補正、ガンマ補正を行い、第２図矢印
へ方向に走査を開始する。

原稿照明ユニット１５の初期位置からブラデンガラス１
７」−の原稿先端部位置までは約２〜３ｍｍあり、この
間に、パルスモータ（不図示）による光学系の走査速度
が安定するよう制御されている。

原稿照明ユニット１５が上記原稿先端位置まで来たとき
、ＣＰＯ２８は、インターフェース回路２７に画像４３
号出力可の制御信号を出力し、読み取られた画像が順次
、外部装置に送出される。（ステップＳ３） 光学系の走査長は、（：ＰＯ２８がパルスモータ（不図
示）を駆動するパルス数によって一義的に決定されるた
め、ＣＰＯ２８は、必要なパルス数なモータに出力した
時点で、原稿読み取り終了と判断して、ランプ１５ａを
消灯しくステップＳ４）、画像信号出力不可、モータ反
転の制御を行うとともに、原稿読み取り終了信号を外部
装置に出力する。

ＣＰＵ２８のモータ反転制御（ステップＳ５）により、
原稿照明ユニット１５は、第２図における矢印Ａ方向と
逆に進み、前記不図示の光学位置センサにより、初期位
置（ボームポジション）に到達したことが検出されたと
き（ステップ、Ｓ６）に停止する（ステップＳ７）。こ
の光学系の戻りの区間に、外部装置より次の原ｍ読み取
り開始指令がこない場合には、上記初期位置に停止して
、動作終了となる。

（３）回路動作 次に、第３図に示したブロック図に基づいて、この回路
動作を説明する。第２図におけるＣＣＤ　ドライバ１３
上のＣＣＤ１２は、制御ユニットｌｉ上のタイミング信
号発生回路２９によって生成される各タイミング信号に
より、ＣＣＤ駆動回路２３を通して駆動される。

ＣＣＤ１２より出力される画像アナログ信号は、アンプ
２１により増幅されて、アナログ・ディジタル（八／Ｄ
）コンバータ２２に入力される。このへ／Ｄコンバータ
２２においては、タイミング信号発生回路２９で生成さ
れたタイミング信号により、画像信号がアナログ信号か
ら８ビツトのディジタル信号に変換され、制御ユニット
１１に出力される。

制御ユニット１１では、入力したディジタル画像信号に
対し照明ユニット１５の光量の不均一性・レンズ１４の
透過不均一性及びＣＣＤ１２の感度不均一性に起因する
画像信号レレベルの不均一性（シェーディングと呼ぶ）
を、シェーディング補正回路２０にて電気的に除去する
。このシェーディング補正されたディジタル画像信号は
、ガンマＲＡＭ３１に記憶されたガンマデータに基づい
て補正されセレクタ２６によって外部装置から指示され
た出力モードに処理され、インターフェース回路２７を
通して外部装置へ出力される。

（４）ガンマ補正用データ形式 次に第５図を用いて、ガンマ曲線データ入力形式の説明
を行う。

第５図（Ａ）は本発明の一実施例におけるガンマ曲線の
一例を示したグラフである。同図において、Ａ、Ｂ、Ｃ
，Ｄ、Ｅ、Ｆ、Ｇはガンマ曲線を折線で近似したそれぞ
れの直線式の傾ぎ、そしてａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅ、ｆ、ｇ
は、それぞれの折線の範囲データである。第５図（Ｂ）
に第５図（Ａ）のガンマ曲線データのデータ形式の一例
を示す。

データを送る順序としては、他にも、傾きデータを先に
送り、その後範囲データを送る。又は、その逆等とする
こともできる。

スキャナーは、上記データを読み取りに先立って受ζづ
取り、ガンマＲへＭ３１　にあらかじめ展開しておき、
読み取り時にシェーディング補正回路２０から出力され
た画像データを補正する。

また、第６図（Ａ）　、　（Ｂ）に示したように、範囲
データを一定とし、データ数を減らす形式等も実施する
ことができる。

実施例２ 次に、ガンマＲＡＭを持たずＣＰ　１１２８内ＲＡＭに
ガンマ補正用データを展開する場合について説明を行う
。

第７図は、実施例１の説明における第３図のがンマＲＡ
Ｍ３１を除いたものであり、読み取りに先立って入力さ
れたガンマデータは、ＣＰｔ１２８内ＲＡＭに展開され
、シェーディング補正回路から出力された画像データは
、ＧＰＩＩＺａ内ＲＡＭにに辺されているデータを用い
て補正され、セレクタ２６によって外部装置から指示さ
れた出力モードに処理され、インターフェース回路２７
をｉｌｌ　して外部装置へ出力される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、ガンマ曲線データ
を入力する形式として、折線で近似したデータの範囲と
傾きをデータテーブルどすることにより、より簡単に、
また、処理時間も長くかけることな（、ガンマ補正をす
ることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用１７た画像読取装置の外観斜視図
、 第２図は本発明を適用した画像読取装置の内部構成図、 第３図は第２図における要部回路ブロック図、第４図は
読み取り動作を示すフローチャート、第５図および第６
図はガンマ曲線を示すグラフとそのガンマデータテーブ
ルを示す図、 第７図は他の実り’ｏ例における要部回路ブロック図で
ある。 １・・・リーダ（原稿画像読取装置）、ｉｉ・・・制御
ユニット、 １３・・・ＣＣＤ　ドライバ、 Ｉ８・・・原稿、 ３１・・・ガンマデータ記憶用ＲＡＭ　。 第４ 図 力゛ンマテパ一タデーフ゛ル カー〉マチ−タテ−７′ル

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）外部装置から入力されたガンマデータを記憶する記
   憶手段と、 前記ガンマデータに基づいてガンマ曲線を再現させる再
   現手段と、 再現された前記ガンマ曲線を用いてガンマ補正を行う補
   正手段と を備え、前記入力されたガンマデータの形式が、ガンマ
   曲線を複数の直線で近似したそれぞれの直線の範囲と傾
   きであることを特徴とする画像読取装置。 ２）前記記憶手段として、専用のＲＡＭもしくはＣＰＵ
   内ＲＡＭを用いることを特徴とする請求項第１項記載の
   画像読取装置。