JPS60234749A - 連続鋳造設備における略矩形断面の空胴を形成する回転ドラム式鋳型 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は連続鋳造設備における略矩形の断面成形空胴側
面を閉鎖する装置に関するものであシ、該装置では成形
空胴がストランド移動方向に回転する２つの弓形冷却広
幅側壁と２つの固定冷却狭側壁からなり且つ狭側壁は２
つの弓状広幅側壁間で係合する。

〔従来の技術と問題点〕

金属、特に薄い広幅ストリップ状の鋼の連続鋳造におい
て、高鋳造速度が大規模工業作業で要する生産能力に対
して必要である。更に又少なくともその表面で金属が凝
固する広く浅い鋳型への均一な方法での溶融金属を薄い
振動底なし鋳型に供給する際にかなシの困難性を有する
。これらの問題を解決するため溶融金属を２つの回転ド
ラム間や、ストリッジ間又はその組合の中に通したシ、
これらの冷却壁と接触しながら凝固することができる連
続鋳造設備が開発されている。この方式では成形空胴の
狭側を作る冷却壁はドラム又はストリップと共動するか
固定される。

西ドイツ特許公開第２０６３５９１号はストランドが移
動する方向に回転する２つのドラムを有するストリッｆ
ｎ造機を開示する。ドラムの２つの弓状冷却面は成形空
胴の広幅側壁を形成し、２つの固定冷却壁は該空胴の狭
側壁を作る。これらの狭側壁はある程度２つの弓状広幅
側壁内と関連する。

ストランドが移動する方向に、狭側壁の係合部は金属供
給装置に直接接しており電気的に加熱せしめられる。こ
の連続鋳造設備ではストリップ又は薄いスラブの狭側で
の凝固はストランドの厚さ方向で遅れ、そのため２つの
ドラム間であるいは成形空胴の出口で最も狭い空間の下
流でブレークアウトを招く。更に又、ストランド外皮の
凝固部は狭側壁の係合部とストランドの移動方向に狭く
なる成形空胴との間でつｔ、ｂ、そしてこれらの外皮部
は既に凝固した薄いストランド外皮をストランドの広幅
側部で破裂ゝ躬シ欠陥ストランド又はブレークアウトを
招く。

本発明の目的は上記欠陥を除くように前段で述べたよう
に連続鋳造設備で成形空胴の狭細部を形成することであ
る。特に本発明は一方で欠陥のないストランドを製造し
他方では成形空胴を形成する設備部分の摩耗をかなシ減
じるようにストランドの狭細部の凝固をコントロールす
ることである。

他の目的は厚いストリップ又は種々の幅の薄いスラブを
交換可能な部品を使用し々がら１つ且つ同一の生産能力
設備で製造可能とすることである。

以下余白 〔問題点を解決するだめの手段〕 本発明によればこの目的は成形空胴がストランド移動方
向に回転する２つの弓状冷却広幅側壁と２つの固定冷却
狭側壁とからなり、且っ該狭側壁が該２つの弓状広幅壁
間で係合する、連続鋳造設備における略矩形断面の成形
空胴の側部を閉鎖する装置において、該成形空胴１２の
狭側壁ｌｏ。

１１がストランドが動く方向２の第１部分１４で熱的に
絶縁せしめられ、且つ該広幅側壁７，８間の全距離にわ
たり高い熱伝導性を有しそして該第２の部分１５が該広
幅側壁７，８間の成形空胴の略平行部に配置されること
を特徴とする該装置によって達成される。

本発明に係る装置によってストランドの狭細部の凝固を
コントロールし、薄い鋼ストリップに加え約２０〜５０
憫の厚さを有するストリップ又は薄いスラブを高生産速
度で鋳造すふことが可能である。この装置は狭細部及び
広幅部で完全な表面を有する欠陥のないストランドの製
造を可能にもする。更に又、ブレークアウトの数及びド
ラムと狭細部上の摩耗が本発明によって与えられた解決
策によりかなシ減少せしめられる。他の利点は供給手段
と狭側壁のような部品の交換を必要とするので種々の厚
さのストリッツと種々の幅の薄いスラブが１つ且つ同一
の設備で鋳造し得るととにある。

厚い又は薄いスラブの鋳造では狭細部でのブレークアウ
トの危険は鋳造能力にともない増大する。

他の特徴によれば、ストランドが動く方向で且つ広幅側
壁間の最も狭い間隙ＶＣ？８って伸び、広幅側壁間の最
も狭い間隙下流で狭側壁を広げることを提案する。これ
によりストランドの冷却と支持が長い距離に形成されブ
レークアウトの防止が増大する。狭細部間の成形空胴は
第１の熱絶縁部で平行でよく、第２そしてその次の部分
での鋳造方向に集められてよい。

鋳造ストランドの表面品質はもしも狭側壁が成形空胴の
長さにわたり、また該広幅側壁間の全間隙にわたり熱的
に絶縁されるならば、そして狭側壁が１つの平面ならば
狭側壁で更に改善される。

このようにして詰まりと摩耗が減少され、防止される。

ストリッツ又はストランドのＤｒ定の厚さと、狭側壁所
定の変位可能性に依存して冷却水ダクトを以下に述べる
狭側壁内に形成せしめられる。すなわち狭側壁１０．１
１が回転広幅側壁７，８間で係合し、且つ該狭側壁の冷
却水ダクト２０が該回転側壁７．８の外側に主に配置さ
れること、及び狭側壁２９．４０が回転広幅側壁３６．
４４間で係合し、ぞしてその間で且つ該ストランドが動
く方向３１を横切るように変位可能であり、且つ前記冷
却水ダクト３０が該回転広幅側壁３６．４４間で係合す
る狭側壁２９．４０の断面内に配置せしめられることを
特徴とする。

他の特徴によれば、もしも狭側壁をストランドの移動方
向で成形空胴から熱的に絶縁され、広幅側壁間の７２７
７部分によって金属供給手段の端部と直に近接するなら
ほそしてもしも狭側壁が広幅側壁に隣接する２つの端部
で高い熱伝導性を有するならば部分凝固をコントロール
することによって成形空胴がシールせしめられる。

狭側壁は金属供給手段と側面で近接してもよい。

この構造ではストランドの幅の調整は設備が休止してい
る場合にのみ実施せしめられる。金属供給手段は新しい
ストリッツの幅に合う手段に代えられねばならない。も
しも鋳造作業がなされている間、ストランドの幅を調節
することを要するならば、他の方法に従って、少なくと
も１つの狭側壁はストランドが動く方向に見られる金属
供給手段と近接し前記方向を横切るように変位され得る
。

良好な流動性を有する金属の場合、１゛ラムと金属供給
手段との間及び成形空胴内狭側壁との間の中間領域に入
り込み、鋳造作業を妨害（〜たり鋳造ストランドの表面
欠陥につながる。このよう々欠点を解消するために本構
造では金属供給手段に直に隣接子る狭い領域内の熱絶縁
部」−流で旧つ該間隙での全厚さにわたり狭側壁が高い
熱伝導性を有する冷却水（からなるべきであることが提
案される。

初め凝固した外皮は冷却広幅側部から離ねでいる熱絶縁
部領域で離され該狭側忰の冷却部で再形成されるのであ
る。このようにしてストランドの詰まシが防止される。

〔実施例〕

本発明の装置の構造全図面に基づいて説明する。

第１図と第２図はストリッツと薄いスラブ用の連続鋳造
設備を示し、該設備はストランドが動く方向に回転する
２つの冷却鋳造ドラム３と４を具備する。矢印６で示さ
れた距離にわたってドラム３と４が冷却広幅側壁７と８
を形成し、且つ２つの冷却狭側壁１０と１１と共に成形
空胴１２を包む。狭側壁１０と１１は側部で成形空胴１
２を閉鎖し、空胴は矩形ストランドの矩形断面を有する
。

少なくとも狭側壁の部品は２つの弓状広幅側壁７と８の
間ですなわち、ドラム３と４の異面間で係合する。

ストランドの移動方向にみられるように、第１の部分１
４では狭側壁１０と１１は成形空胴１２に沿って例えば
狭側壁内に埋没する耐熱要素５と５′によって熱的に絶
縁せしめられる。耐熱容量、熱伝導性及び材料は鋳造さ
れる金属と鋳造能力等に依存する。溶融材料でぬれない
周知の耐火材料が有利にも利用される。第１の部分１４
では、狭側壁１０と１１が広幅側壁間の全距離で熱的に
絶縁される。

第２の部分１５では、狭側壁ｉｏと１１は広幅側壁７と
８間の全距離１６にわたり熱伝導性を有する。それらは
一般的に金属、特に銅からなシ水冷される。第２の部分
１５は成形空胴１２の最終部を構成する。それはストラ
ンドが動く方向に非常にかすかに傾斜し、従って広幅側
壁７と８間でほぼ平行に側部を形成する。この部分１５
の長さはストリップ又はストランドの狭側部上の外皮の
形成に非常にかなりの影響を有する。高生産能力で且つ
その結果病鋳造速度でもしも長い部分１５が熱の放出に
必要ならはドラム直径をそれに対応して大きくしなけれ
ばならない。２つの狭側壁１０と１１をストランドが動
く方向２に集捷るように配置させ収縮を調整する。

狭側壁ｌＯと１１を成形空胴１２を超える部分１７に迄
伸ばす。ドラム３と４間の最も狭い間隙の下流で壁１０
と１１は再び広がり一点鎖線１８で示されたストランド
を更に冷却し且つ支持することができる。

広幅側壁１０と１１は冷却ダクト２０と２０′を具備し
、ドラムの全又は部分回転面の外側に配置してもよい。

狭側壁１０と１１は部分２１によって金属供給手段２２
を側面で隣接する。

第３図に示すようにそしてストランドが動く方向３１に
見られるように、狭側壁２１は金属供給手段３２を隣接
する。この壁は矢印３５で示すようにストランドが動く
方向３１を横切るように変位可能に配置されそしてスト
リッツの幅を変えるように鋳造作業中に移動せしめられ
る。そのような壁２９の場合冷却水ダクト３０を、回転
広幅壁３６間に係合する狭側壁２９の断面内に配置する
。

この狭側壁２９と熱絶縁部３５上流の場合、高い熱伝導
性を有する冷却材料の狭い領域３４を金属供給手段３２
に隣接して且つ間隙を作る林料の全厚さにわたって配設
する。

第４図と第５図は狭側壁４０をわずかに変形した形状を
示す。金属供給手段４１は第２図に示した形状とほぼ同
じである。ストランドの動く方向で理解されるように、
狭側壁４０を、矢印４２で示され且つ広幅側壁４３と４
４間の距離のメジアン部にわたシ金属供給手段４１の直
接端部で熱的に絶縁する。広幅側壁４３と４４を隣接す
る端部４６と４６′は高い熱伝導性を有する。この実施
例で示すように、狭側壁４０内に埋設された耐火性要素
４８を５つのコーナーの付いたブロックとして形成し得
る。溶融金属は冷却端部４６と４６′に接触して凝固す
る。これによって狭側壁４０と広幅側壁４３と４４間の
間隙を通る金属の危険が減少する。耐火性ブロック４８
はストランドの狭側壁の早期過剰凝固を防止し、成形空
胴内でのつまりを防止する。ブロック４８に続いて、初
めの実施例に基づいて説明したようにかなりの冷却効果
を与える部分４９がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はストリ、ｆ鋳造設備を概略的に示した部分で第
２図の線Ｉ−１に沿った垂直断面を示し、第２図は第１
図の線■−Ｈに沿った断面であり、第３図は他の実施例
の成形空胴断面であシ、第４図は更に他の実施例の空胴
垂直断面であシ、第５図は第４図の線■−ｖにＧりだ断
面を示す。 ２・・・ストランドが動く方向、３．４・・・冷却鋳造
ドラム、７，８・・・冷却広幅側壁、１０．１１・・・
固定冷却狭側壁、１２・・・成形空胴、１４・・・第１
の部分、１５・・・第２の部分、２０．２０’・・・冷
却ダクト、２１・・・狭側壁、２２，３２．４１・・・
金属供給手段、２９．４０・・・狭側壁、３０・・・冷
却水ダクト、３３・・・熱的に絶縁された部分、４３．
４４・・・広幅側壁。 以下東白

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、成形空胴がストランド移動方向に回転する２つの弓
   状冷却広幅側壁と２つの固定冷却狭側壁とかもなシ、且
   つ該狭側壁が該２つの弓状冷却広幅壁間で係合する、連
   続鋳造設備における略矩形断面の成形空胴の側部を閉鎖
   する装置において、該成形空胴（１２）の狭側壁（１０
   ，１１）がストランドが動く方向（２）の第１部分（１
   ４）で熱的に絶縁せしめられ、且つ該広幅側壁（７゜８
   ）間の全距離にわたり高い熱伝導性を有しそして該第２
   の部分（１５）が該広幅側壁（７，８）間の成形空胴の
   略平行部に配置されることを特徴とする連続鋳造設備に
   おける略矩形断面の成形空胴の側部を閉鎖する装置。 ２、前記狭側壁（１０，１１）が、前記ストランドが動
   く方向（２）に該広幅側壁（７，８）間の最も狭い間隙
   を超えて出ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の装置。 ３、少なくとも１つの回転広幅側壁（７，８）がドラム
   （３、４）として形成され且つ前記狭側壁（１０，１１
   ）が該広幅側壁（７，８）間の最も狭い間隙下流で再び
   広がることを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２
   項記載の装置。　）４、前記第１の部分（１４）におい
   て、前記狭側壁（１０，１１）が該広幅側壁（７，８）
   間の全距離にわたり熱的に絶縁せしめられることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項から第３項までのいずれか
   に記載の装置。 ５、前記狭側壁（１０，１１）が金属供給手段（２２）
   が側面で隣接することを特徴とする特許請求の範囲第１
   項から第４項までのいずれかに記載の装置。 ６、前記狭側壁（１０，１１）が前記回転広幅側壁（７
   ，８）間で係合し、且り該狭側壁の冷却水ダク）（２０
   ）が該回転側壁（７，８）の外側に主に配置されること
   を特徴とする特許請求の範門弟１項から第５項までのい
   ずれかに記載の装置。 ７．前記狭側壁（２９，４０）が前記回転広幅側壁（３
   ６，４４）間で係合し、そしてその間で且つ該ストラン
   ドが動く方向（３１）を横切るように変位可能であり、
   且つ前記冷却水グク）　（３０）が該回転広幅側壁（３
   ６，４４）間で係合する狭側壁（２９，４０）の断面内
   に配置せしめられることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項から第５項までのいずれかに記載の装置。 ８、ストランドが動く方向に見られるように前記狭側壁
   （４０）が、金属供給手段（４１）の直接端部で且つ広
   幅側壁（４３，４４）間の距離のメジアン部（４２）Ｋ
   わたシ熱的に絶縁せしめられそして該広幅側壁（４３，
   ４４）を隣接する２つの端部（４６，４６’）で高い熱
   伝導性を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項
   から第３項１でのいずれかに記載の及び特許請求の範囲
   第５項から第７項までのいずれかに記載の装置。 ９、ストランドが動く方向に見られるように、前記狭側
   壁（２９）が金属供給手段（３２）と隣接し、そしてス
   トランドが動く方向を横持るように変位し得るように配
   備されることを特徴とする特許請求の範囲第１項から第
   ４項までのいずれかに記載の装置。 １０、熱的に絶縁された部分（３３）の上流と前記金属
   供給手段（３２）を直に隣接する狭い領域（３４）で前
   記狭側１（２９）が前記間隙で全厚さにわたシ高い熱伝
   導性の材料からなることを特徴とする特許請求の範囲第
   ９項記載の装置。