JPS6023431Y2 - 縦横部材の隅角連結装置 - Google Patents
縦横部材の隅角連結装置Info
- Publication number
- JPS6023431Y2 JPS6023431Y2 JP7562080U JP7562080U JPS6023431Y2 JP S6023431 Y2 JPS6023431 Y2 JP S6023431Y2 JP 7562080 U JP7562080 U JP 7562080U JP 7562080 U JP7562080 U JP 7562080U JP S6023431 Y2 JPS6023431 Y2 JP S6023431Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical
- horizontal members
- horizontal
- side walls
- connecting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、主にアルミニウム又はアルミニウム合金(
以下アルミと称す)の押出形材より切断した縦横部材を
、簡単にしかも強固に連結固定し得るようにした縦横部
材の隅角連結構造に関する。
以下アルミと称す)の押出形材より切断した縦横部材を
、簡単にしかも強固に連結固定し得るようにした縦横部
材の隅角連結構造に関する。
従来の縦横部材は、縦横部材の突合部に連結板を重ね、
又は連結板を嵌挿し、連結板と縦横部材をビス止めする
かりベット止めし、或は縦横部材の一部を連結板に向っ
て加締、縦横部材を連結固定する手段と、縦横部材にビ
スポケットを設け、縦部材より横部材のビスポケットに
、又横部材より縦部材のビスポケットにビスを食違いに
螺入し、縦横部材を連結固定する手段、及び縦横部材に
設けたビスポケットを利用して連結板を固定し、縦横部
材を連結固定する手段が主に用いられていたが、何れの
連結手段にあっても、ビス止め用の穴開加工を要し、こ
の穴開加工を正確にしないと、縦横部材の突合部に食違
いが正するため、穴開加工に高度の熟練を要した。
又は連結板を嵌挿し、連結板と縦横部材をビス止めする
かりベット止めし、或は縦横部材の一部を連結板に向っ
て加締、縦横部材を連結固定する手段と、縦横部材にビ
スポケットを設け、縦部材より横部材のビスポケットに
、又横部材より縦部材のビスポケットにビスを食違いに
螺入し、縦横部材を連結固定する手段、及び縦横部材に
設けたビスポケットを利用して連結板を固定し、縦横部
材を連結固定する手段が主に用いられていたが、何れの
連結手段にあっても、ビス止め用の穴開加工を要し、こ
の穴開加工を正確にしないと、縦横部材の突合部に食違
いが正するため、穴開加工に高度の熟練を要した。
そこでこの考案は、縦部材と横部材を連結板によって突
合せ状態に仮止めし、縦横部材の突合部と連結板の空間
に合成樹脂を注入発泡して、縦横部材を穴穿段加工しな
いで一体に連結固定し得るようにしたものである。
合せ状態に仮止めし、縦横部材の突合部と連結板の空間
に合成樹脂を注入発泡して、縦横部材を穴穿段加工しな
いで一体に連結固定し得るようにしたものである。
以下本案による縦横部材の隅角連結構造を実施例の図面
に基づき説明すると、1は主壁Aの裏側に相対する側壁
B、 Bを設け、両側壁B、 Bの内側に平行する2条
の突縁C,C’を対設し、突縁C,C’によって側壁B
、Bの内側に対向する内内凹溝り、Dを形成した縦横形
材、2,3は上記押出形材1より切取った縦部材と横部
材で、縦横部材2,3の両端は45度に切断され、直角
に突合せ得るように加工されている。
に基づき説明すると、1は主壁Aの裏側に相対する側壁
B、 Bを設け、両側壁B、 Bの内側に平行する2条
の突縁C,C’を対設し、突縁C,C’によって側壁B
、Bの内側に対向する内内凹溝り、Dを形成した縦横形
材、2,3は上記押出形材1より切取った縦部材と横部
材で、縦横部材2,3の両端は45度に切断され、直角
に突合せ得るように加工されている。
4はL字形に屈折する連結板で、連結板4の縦片41を
縦部材2の切断面より凹溝2D内に、又横片42を横部
材3の切断面より凹溝3D内に挿入し、縦横部材2゜3
を直角に突合さる状態に仮止めする。
縦部材2の切断面より凹溝2D内に、又横片42を横部
材3の切断面より凹溝3D内に挿入し、縦横部材2゜3
を直角に突合さる状態に仮止めする。
5は発泡剤入りの合成樹脂で、合成樹脂5は縦横部材2
゜3の突合部と、その凹溝2D、3Dに跨がって挿入す
る連結板4間の空間に注入し、空間内で発泡固化して発
泡樹脂層6と戒り、縦横部材2,3と連結板4を一体に
固定するものである。
゜3の突合部と、その凹溝2D、3Dに跨がって挿入す
る連結板4間の空間に注入し、空間内で発泡固化して発
泡樹脂層6と戒り、縦横部材2,3と連結板4を一体に
固定するものである。
本案の縦横部材における隅角連結構造は上記の如く、押
出形材1より縦部材2と横部材3を切取り、縦横部材2
,3の45度に切断されている端面を相対向し、縦部材
2の端面より凹溝2D内に連結板4の縦片41を、又横
部材3の端面より凹溝3D内に連結板4の横片42を挿
入し、同一断面形状の縦横部材2,3を連結板4で直角
に突合さる状態に仮止めし、仮止め状態にある縦横部材
2.3と、その凹溝2D、3Dに跨がって挿入する連結
板4間の空間に、発泡剤を混入した合成樹脂5を注入し
、これを発泡して固化せしめ、固化した発泡樹脂層6に
て縦横部材2,3と連結板4を一体に固定するものであ
る。
出形材1より縦部材2と横部材3を切取り、縦横部材2
,3の45度に切断されている端面を相対向し、縦部材
2の端面より凹溝2D内に連結板4の縦片41を、又横
部材3の端面より凹溝3D内に連結板4の横片42を挿
入し、同一断面形状の縦横部材2,3を連結板4で直角
に突合さる状態に仮止めし、仮止め状態にある縦横部材
2.3と、その凹溝2D、3Dに跨がって挿入する連結
板4間の空間に、発泡剤を混入した合成樹脂5を注入し
、これを発泡して固化せしめ、固化した発泡樹脂層6に
て縦横部材2,3と連結板4を一体に固定するものであ
る。
すなわち、本考案は、同一の押出形材1からなる縦横部
材2,3を45度接合するとともに、これら縦横部材2
,3の接合部にL字形の連結板4を挿着してなるもので
あって、前記押出形材1は、主壁Aの裏側に連結板B、
Bを相対設腰両側壁B、Bに内向凹溝り、Dを対向し
て備えてなり、さらに、前記連結板4は、その縦片41
を縦部材2の凹A2D、2D間に、また、横片42を横
部材3の凹溝3D、3D間に、挿入し、前記縦横部材2
,3の主壁A1両側壁2B、3B及び縦横片41.42
で形成される中空部内に、発泡樹脂を注入して発泡樹脂
層6を形成してなるものである。
材2,3を45度接合するとともに、これら縦横部材2
,3の接合部にL字形の連結板4を挿着してなるもので
あって、前記押出形材1は、主壁Aの裏側に連結板B、
Bを相対設腰両側壁B、Bに内向凹溝り、Dを対向し
て備えてなり、さらに、前記連結板4は、その縦片41
を縦部材2の凹A2D、2D間に、また、横片42を横
部材3の凹溝3D、3D間に、挿入し、前記縦横部材2
,3の主壁A1両側壁2B、3B及び縦横片41.42
で形成される中空部内に、発泡樹脂を注入して発泡樹脂
層6を形成してなるものである。
このような構成をとる結果、発泡樹脂層6は、縦横部材
2,3の接合部内において、主壁A、両側壁2B、3B
及び縦横片41.42に固着することになる。
2,3の接合部内において、主壁A、両側壁2B、3B
及び縦横片41.42に固着することになる。
尚合成樹脂5を注入発泡する際、発泡時に膨張する合成
樹脂5によって、縦横部材2,3の突合部が離反しない
よう、連結板4にて仮止めされている縦横部材2,3の
突合部を離反しないよう治具G等で保持し、縦横部材2
,3の突合部と連結板4間の空間に合成樹脂5を注入発
泡する。
樹脂5によって、縦横部材2,3の突合部が離反しない
よう、連結板4にて仮止めされている縦横部材2,3の
突合部を離反しないよう治具G等で保持し、縦横部材2
,3の突合部と連結板4間の空間に合成樹脂5を注入発
泡する。
空間内で発泡膨張する樹脂5は、開口している空間の両
側より外部に溢れ出ることもある。
側より外部に溢れ出ることもある。
又この考案の具体的な構造は上記実施例に限定されるも
のではなく、押出形材1の断面形状や側壁B、 2に設
ける凹溝り、Dの形状、或は縦横部材2,3を突合せ状
態に仮止めする連結板4の形状は、この考案の要旨に反
しないかぎり変更可能である。
のではなく、押出形材1の断面形状や側壁B、 2に設
ける凹溝り、Dの形状、或は縦横部材2,3を突合せ状
態に仮止めする連結板4の形状は、この考案の要旨に反
しないかぎり変更可能である。
従って本案の隅角連結構造によって縦部材と横部材を連
結すれば、縦横部材を連結板で仮止めし、縦横部材と連
結板の空間に合成樹脂を注入発泡するだけで連結し得る
ため、縦横部材と連結板にビス挿入穴の穿設が全く不要
になるし、そのための熟練も要しない。
結すれば、縦横部材を連結板で仮止めし、縦横部材と連
結板の空間に合成樹脂を注入発泡するだけで連結し得る
ため、縦横部材と連結板にビス挿入穴の穿設が全く不要
になるし、そのための熟練も要しない。
しかも縦部材と横部材は連結板で1度仮止めし、仮止め
した状態で合成樹脂を注入発泡して、連結板と縦横部材
間の空間において固化した発泡樹脂層によって一体に連
結固定するものであるから、縦横部材の突合部は非常に
強固に連結固定されて分解不能となる。
した状態で合成樹脂を注入発泡して、連結板と縦横部材
間の空間において固化した発泡樹脂層によって一体に連
結固定するものであるから、縦横部材の突合部は非常に
強固に連結固定されて分解不能となる。
その結果、本案の隅角連結構造を一度組立た後に分解す
ることのない障子用の組子枠や、飾額枠等に用いれば最
適である等、縦横部材の連結固定手段が容易で、その固
定も強固である前記特徴と共に、本案の隅角連結構造は
縦横部材の連結に顕著な効果を奏するものである。
ることのない障子用の組子枠や、飾額枠等に用いれば最
適である等、縦横部材の連結固定手段が容易で、その固
定も強固である前記特徴と共に、本案の隅角連結構造は
縦横部材の連結に顕著な効果を奏するものである。
第1図は本案の隅角連結構造を可能にする縦横部材用押
出形材の斜視図、第2図は類例押出形材の断面図、第3
図乃至第6図は本案の隅角連結構造を可能にする縦横部
材の連結工程図、第7図は連結板の斜視図、第8図は類
例隅角連結構造を示す正面図、第9図は第6図のイーイ
拡大断面図、第10図は第8図のローロ拡大断面図であ
る。 1・・・・・・押出形材、2・・・・・・縦部材、3・
・・・・・横部材、A・・・・・・主壁、B、 2B、
3B・・・・・・側壁、C9C′・・・・・・突縁、
D、2D、3D・・・・・・凹溝、4・・・・・・連結
板、41・・・・・・縦片、42・・・・・・横片、5
・・・・・・合成樹脂、6・・・・・・発泡樹脂層、G
・・・・・・治具。
出形材の斜視図、第2図は類例押出形材の断面図、第3
図乃至第6図は本案の隅角連結構造を可能にする縦横部
材の連結工程図、第7図は連結板の斜視図、第8図は類
例隅角連結構造を示す正面図、第9図は第6図のイーイ
拡大断面図、第10図は第8図のローロ拡大断面図であ
る。 1・・・・・・押出形材、2・・・・・・縦部材、3・
・・・・・横部材、A・・・・・・主壁、B、 2B、
3B・・・・・・側壁、C9C′・・・・・・突縁、
D、2D、3D・・・・・・凹溝、4・・・・・・連結
板、41・・・・・・縦片、42・・・・・・横片、5
・・・・・・合成樹脂、6・・・・・・発泡樹脂層、G
・・・・・・治具。
Claims (3)
- (1)同一の押出形材1からなる縦横部材2,3を45
度接合するとともに、これら縦横部材2,3の接合部に
L字形の連結板4を挿着し、さらに下記(イ)、(ロ)
及び(ハ)要件を備えたことを特徴とする縦横部材の隅
角連結装置。 (イ)押出形材1は、主壁Aの裏側に側壁B、 Bを相
対設し、両側壁B、 Bに内向凹溝り、Dを対向して備
えてなること。 (ロ)連結板4は、その縦片41を縦部材2の凹溝2D
、2B間に、また、横片42を横部材3の凹溝3D、3
B間に、挿入すること。 (ハ)縦横部材2,3の主壁A1両側壁2B、3B及び
縦横片41.42で形成される中空部内に、発泡樹脂を
注入して発泡樹脂層6を形成すること。 - (2)押出形材1において、側壁B、 Hの内側に二条
の突縁C,C’を平行に設け、突縁C,C’によって側
壁B、 Bの内側に内向凹溝り、Dを形成したことを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の縦横部材
の隅角連結装置。 - (3)発泡樹脂層6は、縦横部材2,3の接合部内にお
いて、主壁A、両側壁2B、3B及び縦横片41.42
に固着していることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項記載の縦横部材の隅角連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7562080U JPS6023431Y2 (ja) | 1980-05-31 | 1980-05-31 | 縦横部材の隅角連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7562080U JPS6023431Y2 (ja) | 1980-05-31 | 1980-05-31 | 縦横部材の隅角連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56176378U JPS56176378U (ja) | 1981-12-26 |
JPS6023431Y2 true JPS6023431Y2 (ja) | 1985-07-12 |
Family
ID=29438293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7562080U Expired JPS6023431Y2 (ja) | 1980-05-31 | 1980-05-31 | 縦横部材の隅角連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023431Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9057542B2 (en) * | 2009-04-27 | 2015-06-16 | Unirac, Inc. | Snap-on structural connector |
-
1980
- 1980-05-31 JP JP7562080U patent/JPS6023431Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56176378U (ja) | 1981-12-26 |
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