JPS60233234A - 油圧ショベル等建設機械の油圧回路 - Google Patents

油圧ショベル等建設機械の油圧回路

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JPS60233234A
JPS60233234A JP59089327A JP8932784A JPS60233234A JP S60233234 A JPS60233234 A JP S60233234A JP 59089327 A JP59089327 A JP 59089327A JP 8932784 A JP8932784 A JP 8932784A JP S60233234 A JPS60233234 A JP S60233234A
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    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
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    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2239Control of flow rate; Load sensing arrangements using two or more pumps with cross-assistance
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (関連分野) この発明は油圧ショベル等建設機械における油圧回路の
改良に係るものである。
(従来技術) 建設機械が走行中に他のアクチュエータを作動させる場
合、従来の油圧ショベルは第1図の油圧回路のように、
すべての方向切換弁はパラレル接続されているため、負
荷の軽いアクチュエータを作動させた方の走行モータ側
に供給される油量が、もう一方の走行モータに供給され
る油量より少なくなり、蛇行の原因となる。又走行モー
タより負荷圧が高い他のアクチュエータを走行中に作動
させようとしてもそのアクチュエータは作動しないとい
う問題があった。
第1図に示した従来の回路図についてさらに詳しく説明
すると、1は第1の油圧ポンプ、2は第2の油圧ポンプ
、3は第1及び第2の油圧ポンプを駆動する原動機。4
は第1の方向切換弁のグループで、順不同にパラレル接
続したパケット周方3− 面切換弁4a、第1のブーム用方向切換弁4b、左右の
走行用の一方たとえば左走行用方向切換弁4c、及びリ
リーフバルブ4dで構成されている。5は第2の方向切
換弁のグループで順不同にパラレル接続したアーム用方
向切換弁5a、第2のブーム用方向切換弁5b、旋回用
方向切換弁5c、左右の走行用の他方たとえば右走行用
方向切換弁5d、及びリリーフバルブ5eで構成されて
いる。
以上の様に構成された油圧回路では以下に列挙した不具
合がある。
A)直進走行中糸走行用方向切換弁4Cと右走行用方向
切換弁5dとを同方向に操作してアーム操作をする場合
、アーム用方向切換弁5aと右走行用方向切換弁5dと
はパラレル接続となっているため、アーム移動圧〈走行
駆動圧の関係では、右走行用方向切換弁5d側に比較し
て負荷の軽いアーム用方向切換弁5a側に圧油が流れる
傾向となる。この結果右走行モータ速度が左走行モータ
速度より遅くなり、アームは動くが直進走行ができない
。又アーム移動圧〉走行駆動圧の場合は、アームシリン
−4− ダに与える圧力が不足するので直進走行はできてもアー
ムは動かない。
B)直進走行中に旋回操作をする場合右走行用方向切換
弁5dと旋回用方向切換弁5Cはパラレル接続となって
いるため、旋回駆動圧〈走行駆動圧の関係の場合では右
走行用方向切換弁5d側に比較して旋回用方向切換弁5
c側に圧油が流れる傾向となる。その結果右走行モータ
速度が左走行モータ速度より遅くなり、旋回はできるが
直進走行ができなくなる。又旋回駆動圧〉走行駆動圧の
場合では、旋回モータに与える圧力が不足し、旋回動作
を行なわせにくくなる。
C)直進走行中にパケット操作をする場合、左走行用方
向切換弁4cとパケット用方向切換弁4aとはパラレル
接続となっているため、パケット駆動圧〈走行駆動圧の
関係の場合では、左走行用方向切換弁4c側に比較して
負荷の軽いパケット用方向切換弁4a側に圧油が流れる
傾向となる。その結果左走行モータ速度が右走行モータ
速度より遅くなり、パケットは動くが直進走行ができな
い。又バケラト駆動圧〉走行駆動圧の場合は、バケツ1
−シリンダに与える圧力が不足し直進走行はできてもバ
ケットは動かない。
D)直進中にブーム操作をする場合、左走行用方向切換
弁4cと第1のブーム用方向切換弁4bとが、又右走行
用方向切換弁5dと第2のブーム用方向切換弁5bとが
各々パラレル接続となっているため、ブーム駆動圧〈走
行駆動圧の関係の場合、負荷の軽い第1.第2のブーム
昂方向切換弁4b、5bに圧油が流れる傾向となり、ブ
ームは動くが走行が出来ない。又ブーム駆動圧〉走行駆
動圧の関係では、ブームシリンダに与える圧力が不足し
直進走行はできてもブームは動がない。
(発明の目的) 本発明は」二記問題点を解決すべくなされたもので、走
行中に他のアクチュエータを作動させた場合でも、直進
走行が維持でき、しがも他のアクチュエータも確実に作
動できるようにした油圧回路を提供しようとするもので
ある。
(構成の概要) アクチュエータの圧油の方向を制御する複数の方向切換
弁のグループの内、第1の方向切換弁のグループにはパ
ケット用方向切換弁及び第1のブーム用方向切換弁等を
順不同にパラレル接続とし、それらの最下流に左右の走
行の内、定められた一方の走行用方向切換弁たとえば左
走行用方向切換弁を絞り及びチェック弁を介してタンデ
ム接続し、これら絞り及びチェック弁と左走行用方向切
換弁との間のタンデム通路に圧油流人ポートを設ける。
又第2の方向切換弁のグループにはアーム用方向切換弁
、第2のブーム用方向切換弁及び旋回用方向切換弁等を
順不同にパラレル接続し、それらの最下流に左右の内、
定められた他方の走行用方向切換弁たとえば右走行用方
向切換弁を絞り及びチェック弁を介しタンデム接続する
。これら絞り及びチェック弁と右走行用方向切換弁との
間のタンデム通路に圧油流人ボートを設ける。これら各
方向切換弁のグループへの複数の油圧ポンプからの圧油
の供給は以下の如くする。つまり複数の油圧ポンプの内
、第1の油圧ポンプの圧油は第1の方向7− 切換弁のグループのパケット用方向切換弁及び第1のブ
ーム用方向切換弁にはパラレルに供給し、最下流の左走
行用方向切換弁にはタンデムに供給するとともに、前記
チェック弁と左走行用方向切換弁の間にも切換弁を介し
て供給している。又第2の油圧ポンプの圧油は前記チェ
ック弁と右走行用方向切換弁の間に供給すると共に、前
記切換弁を介して第2の方向切換弁のグループのアーム
用方向切換弁、第2のブーム用方向切換弁及び旋回用方
向切換弁にパラレルに供給し、最下流の右走行用方向切
換弁にはタンデムに供給している。しかも前記切換弁が
切換ると、第1(又は第2)の油圧ポンプの圧油は第1
の方向切換弁のグループのパケット用方向切換弁、第1
のブーム用方向切換弁及び前記切換弁を介して第2の方
向切換弁のグループのアーム用方向切換弁、第2のブー
ム用方向切換弁、旋回用方向切換弁に各々パラレルに供
給し、又第2(又は第1)の油圧ポンプの圧油は第1の
方向切換弁のグループの前記チェック弁と左走行用方向
切換弁の間、及び前記切換弁を介して8− 第2の方向切換弁のグループの前記チェック弁と右走行
用方向切換弁の間に各々切換えて供給できるよう構成し
である。
(発明の実施例) 以下本発明の油圧回路の実施例について説明する。第2
図は本発明の第1の実施例を示す油圧回路図、第3図は
同じく第2の実施例を示す油圧回路図、第4図は同じく
第3の実施例を示す油圧回路、さらに第5図は切換弁部
を一部変更した油圧回路の例である。なおこれらの図中
、前述した第1図の回路と同一構成部品については同一
符号で示しである。
さて、第2図において1は第1の油圧ポンプ、2は第2
の油圧ポンプ、3は第1及び第2の油圧ポンプを駆動す
る原動機。4は第1の方向切換弁のグループで、パケッ
ト用方向切換弁4a、第1のブーム用方向切換弁4b、
左右の走行用の一方たとえば左走行用方向切換弁4cで
構成されており、かつ各切換弁4a〜4cには各々これ
らと連動する補助切換弁4a’〜4c’ が連設されて
いる。前記方向切換弁4a 、 4bは互にパラレルに
、また、左走行用方向切換弁4cはこれらの方向切換弁
4a 、 4bとタンデムに接続されている。5は第2
の方向切換弁のグループで、アーム用方向切換弁5a、
第2のブーム用方向切換弁5b、旋回用方向切換弁5c
、左右の走行用の他方たとえば右走行用方向切換弁5d
で構成されており、かつ各切換弁5a〜5dのうち、方
向切換弁5bを除く各切換弁には、各々これらと連動す
る補助切換弁5a’ 、5c’ 、5d’ が連設され
ている。
そして前記方向切換弁5a、5b、5cは互にパラレル
接続され、かつ右走行用方向切換弁5dはこれらの方向
切換弁58〜5cとタンデムに接続されている。4eは
左走行用方向切換弁4cのタンデム通路に設けたチェッ
ク弁、4fはチェック弁4eと直列に設けた絞りである
。5fは右走行用方向切換弁5dのタンデム通路に設け
たチェック弁、5gはチェック弁5fと直列に設けた絞
りである。6は切換弁で前記チェック弁4eと左走行用
方向切換弁4cとの間と第1の油圧ポンプ1とを接続す
る管路及び第2の方向切換弁のグループ5の主油圧流入
通路11の途中に設けられている。8は切換弁6の前段
から分岐した第1の方向切換弁のグループ4の主圧油流
入管路である。9,10は第1.第2の油圧ポンプ1,
2の最高圧力を規制するリリーフ弁である。12は前記
チェック弁5fと右走行用方向切換弁5dとの間と第2
油圧ポンプ2とを接続する管路である。
13はパイロットポンプ、14はパイロットポンプ13
の最高圧力を規制するリリーフ弁、15は前記右走行用
方向切換弁5dと連動する補助切換弁5d’ とパイロ
ットポンプ13とを接続するパイロット管路である。1
6は前記補助切換弁5d’のドレーン管路、17.18
は前記補助切換弁5d’ と左走行用方向切換弁4cと
連動する補助切換弁40′ と結ぶパイロット管路、1
9は前記補助切換弁4c’のドレーン管路、20は前記
補助切換弁4c’ と前記切換弁6にパイロットポート
とを接続するパイロット管路である。
20′は前記パイロット管路20から分岐したパイロッ
ト管路で、前記走行用切換弁4c、5dと連動する補助
切換弁4c’ 、5d’ を除く補助切換弁4a’ 、
4b’11− 58′、50′の一つに接続され、かつ他の補助切換弁
はパイロット管路21,22.23を介し互に順不同に
接続されると共に、最終段の補助切換弁はドレーン管路
24に接続されている。
従って、パイロット管路15は走行用方向切換弁4c、
5dが中立又はいずれか一方のみが作動位置にある場合
及び走行用方向切換弁4c 、 5dが作動位置にあり
、かつ他のアクチュエータ用方向切換弁4a、4b、5
a〜5cがいずれも中立位置にある場合にはいずれかの
ドレン回路16,19.24を介してタンクに接続され
るので、切換弁6にはパイロット圧は作用せず、走行用
方向切換弁4c 、 5dが共に作動位置にあり、かつ
他の切換弁の少くとも一つが作動位置にある場合にのみ
ドレーン管路を遮断して切換弁6のパイロットボートに
パイロット圧が作用するように構成されている。
ここで切換弁6の構成を説明する。
イ)切換弁6がイ位置にある場合は第1の油圧ポンプ1
は切換弁6の前段から分岐した管路8を経て第1の方向
切換弁グループ4の主圧油流入管12− 路に接続されると共に、切換弁6を介して管路7を経て
チェック弁4eと左走行用方向切換弁4cとの間に接続
されている。又第2の油圧ポンプ2は切換弁6の前段か
ら分岐した管路12を経て右走行用方向切換弁5dとチ
ェック弁5fとの間に接続されると共に、切換弁6を介
し管路11を経て第2方向切換弁グループ5の主圧油流
入管路に接続されている。すなわち第1の油圧ポンプ1
の圧油は第1の方向切換弁のグループ4へ、又第2の油
圧ポンプ2の圧油は第2の方向切換弁のグループ5へ各
々供給される。
口)切換弁6が口位置になった場合、第1の油圧ポンプ
1は切換弁6の前段から分岐した管路8を経て第1方向
切換弁のグループ4の主圧油流入管路に接続されると共
に、切換弁6を介して管路11を経て第2方向切換弁の
グループ5の主圧油流入管路に接続されている。又第2
の油圧ポンプ2は切換弁6の前段から分岐した管路12
を経て右走行用方向切換弁5dとチェック弁5fとの間
に接続されると共に切換弁6を介して管路7を経て左走
行用方向切換弁4cとチェック弁4eとの間に接続され
ている。すなわち第1の油圧ポンプ1の圧油は第1及び
第2の方向切換弁4,5の主圧油流人通路にパラレル供
給され、第2の油圧ポンプ2の圧油は左右の走行用方向
切換弁4c、5dに各々供給される。
(作動) 第2図の状態(なにも操作していない状態)では第1の
油圧ポンプ1の圧油は管路8を通り第1の方向切換弁の
グループ4のセンタバイパス通路を経てタンクに戻る。
同様に第2の油圧ポンプ2の圧油は切換弁6を介して管
路11を通り第2の方向切換弁のグループ5のセンタバ
イパス通路を経てタンクに戻る。又パイロットポンプ1
3の圧油はパイロット管路15を通り補助切換弁5d’
 を介してドレーン管路16を経てタンクに戻る。つま
り従来の油圧回路と同様無負荷回路を構成している。
次に各動作時に於ける作動について説明する。
A)直進走行のみの場合; 左走行用方向切換弁4cをA位置(あるいはB)に、又
右走行用方向切換弁5dをA位置(あるいはB)に切換
えるとこれに連動して補助切換弁4c′。
5d’もそれぞれA′位置に切換わリパイロットポンプ
13からの圧油はパイロッ1−管路15→補助切換弁5
d’→管路17(管路18)→補助切換弁4c’→パイ
ロット管路20.20’→補助切換弁4b’→パイロッ
ト管路21→補助切換弁4a’→パイロット管路22→
補助切換弁5a’→パイロット管路23→補助切換弁5
c’ を経てドレーン管路24に導びかれ、タンクに戻
る。すなわちパイロット管路2゜の圧力はほぼ零となり
、切換弁6は第2図のイ位置を維持するので、第1の油
圧ポンプlの圧油は管路7と8に分配され、管路7に導
びかれた圧油は直接左走行用方向切換弁4cに、管路8
に導びがれた圧油はセンターバイパス通路→絞り4f→
チエツク弁4eを経て左走行用方向切換弁4cに供給さ
れる。
すなわち第1の油圧ポンプ】の圧油の全量が左走行モー
タに供給される。文節2の油圧ポンプ2の圧油は管路1
1と12に分配され、管路用に導びがれた圧油はセンタ
バイパス通路→絞り5g→チェック15− 弁5fを経て右走行用方向切換弁5dに、管路12に導
びかれた圧油は直接右走行用方向切換弁5dに供給され
る。すなわち第2の油圧ポンプ2の圧油の全量が右走行
モータへ供給されるので第1、第2の油圧ポンプ1,2
が同容量ならば直進走行する。
B)上記A)の操作中(直進走行中)に独立性を要する
他のアクチュエータを作動させる場合;説明上アーム動
作をした場合の作動を説明する。
直進走行しながらアーム用方向切換弁5aを切換えると
補助切換弁5a’も連動して切換わリパイロット管路2
2と23は遮断され、パイロワ1〜管路はリリーフ弁の
規制圧力逃昇圧し、この圧力が切換弁6のパイロットボ
ートに作用して切換弁6は口位置に自動的に切り換わる
。この事、に依り、第1の油圧ポンプ1の圧油は管路8
と11に切換接続され、管路8に導びかれた圧油はセン
タバイパス通路→絞り4f→チエツク弁4eを介して左
走行用方向切換弁4cに供給され、管路11に導びかれ
た圧油は第2の方向切換弁のグループ5のパラレル通路
を介してアーム用方向切換弁5aに供給される。従っ1
6− て絞り4fの絞り量を適当に選定することにより、アー
ム用方向切換弁へ供給される圧油の流量を制御すること
ができる。又、第2の油圧ポンプ2の圧油は管路7と1
2に切換接続され管路7に導びかれた圧油は左右の走行
用方向切換弁4c 、 5dに供給される。この時アー
ム駆動圧〈走行駆動圧の場合は、第1の油圧ポンプ1の
圧油は全量アーム用切換弁5aに供給され、第2の油圧
ポンプ2の圧油は全量が走行体であるクローラ自身の持
つ本質的な直進性に依り、左右の走行用方向切換弁4c
、5d(すなわち左右の走行モータ)に均等に分配され
、直進走行性が保たれる。又アーム駆動圧〉走行駆動圧
の場合、絞り4fによりアームの駆動圧を確保し、第1
の油圧ポンプ1の圧油でアームを動かし、アームを動か
す以外の余剰油は切換弁6を介して管路7と12が連通
されているので、左右の走行用方向切換弁4c、5dに
均等に分配され、直進走行性を保つことができる。
上記の作動はアーム以外の場合についても同様であるの
で、他のアクチュエータの場合の説明は省くことにする
第2図の実施例ではすべてのアクチュエータが走行に対
して独立性を有する様にすべての方向切換弁に補助切換
弁を設けたが、使用頻度の少ないアクチュエータの場合
あるいは直進走行性の必要のないアクチュエータの場合
には上記補助切換弁を省いても良いことは言うまでもな
い。又切換弁6を自動切換するための回路は第2図に示
したパイロット回路だけに限定するものでなく他の配列
にしても勿論良い。
第3図は本発明の第2の実施例である。第2図の油圧回
路では切換弁6は常にスプリング力に依って「イ」位置
を保持するように橋成し、直進走行中に走行と独立性を
要するアクチュエータを作動させた時に切換弁6のパイ
ロン1〜ポートにパイロット圧力を導びき「口」位置に
切換えるようにしたが、第3図に示した第2の実施例で
は逆に常時は切換弁6のパイロットポートにパイロン1
〜ポンプ13からのパイロット圧を作用させ、その圧力
で「イ」位置に保持し、直進走行中に走行と独立性を要
するアクチュエータを作動させた時、上記切換弁6のパ
イロワ1−ポートに作用していたパイロット圧を零にし
てスプリング力で切換弁6をr口」位置に切換るように
パイロット管路と補助切換弁の構成を変更した点で相違
する。
(第2実施例の作動) 第3図の状態(なにも操作していない状態)では第1の
油圧ポンプ1の圧油は切換弁6の前段から分岐した管路
8を通り第1の方向切換弁のグループ4のセンタバイパ
ス通路を経てタンクに戻る。
同様に第2の油圧ポンプ2の圧油は切換弁6を介して管
路11を通り第2の方向切換弁のグループ5のセンタバ
イパス通路を経てタンクに戻る。又パイロットポンプ1
3の圧油はパイロット管路25が補助切換弁5d’でブ
ロックされており、該管路25の油圧を切換弁6のパイ
ロットポートに導いてイ位置を保持している。
次に各作動時に於ける作動について説明する。
A)直進走行のみの場合; 左走行用方向切換弁4cをA位置(あるいはB)に、1
9− 又右走行用方向切換弁5dtc−A位置(あるいはB)
に切換えるとパイロットポンプ13の圧油はパイロット
管路25→補助切換弁5d’→管路26(管路27)→
補助切換弁4c’→パイロット管路28に導びかれるが
補助切換弁4a’ 、IH,I 、5a’ 、5C′は
いずれもブロック(中立)されているので切換弁6のパ
イロットポートにはパイロット圧が作用し第3図のイ位
置を維持する。従って、第1の油圧ポンプ1の圧油は管
路7と8に分配され、管路7に導びかれた圧油は直接左
走行用方向切換弁4cに、管路8に導びかれた圧油はセ
ンターバイパス通路→絞り4f→チエツク弁4eを経て
左走行用方向切換弁4Cに供給される。すなわち第1の
油圧ポンプ1の圧油は全量が左走行モータに供給される
。文節2の油圧ポンプ2の圧油は管路11と12に分配
され、管路11に導びかれた圧油はセンタバイパス通路
→絞り5g→チェック弁5fを経て右走行用方向切換弁
5dに、管路12に導びかれた圧油は直接右走行用方向
切換弁5dに供給される。すなわち第2の油圧ポンプ2
の圧油は全量が右走行モータに供給されること20− となり第1.第2の油圧ポンプ1,2が同容量なら直進
走行する。
B)上記A)の操作中(直進走行中)に独立性を要する
他のアクチュエータを作動させる場合;説明上アーム動
作をした場合の作動を説明する。
直進走行しながらアーム用方向切換弁5aを切換えると
補助切換弁5a’もこれに連動して切換わリパイロット
管路28は補助切換弁5a’ を介してドレーン管路2
9(タンク)に接続され、パイロット圧は零となる。従
って、切換弁6はスプリング力によリロ位置に自動的に
切り換わる。この事に依り、第1の油圧ポンプ1は管路
8と11に切換接続され、管路8に導びかれた圧油はセ
ンタバイパス通路→絞り4f→チエツク弁4eを介して
左走行用方向切換弁4cに供給され、管路11に供給さ
れた圧油は第2の方向切換弁のグループ5のパラレル通
路を介してアーム用方向切換弁5aに供給される。この
時絞り4fの絞り量を適当に選定することによりアーム
用方向切換弁へ供給される圧油の流量を制御することが
できる。又、第2の油圧ポンプ2の圧油は管路7と12
に切換接続され管路7に導びかれた圧油は左走行用方向
切換弁4cに供給され、管路12に導びかれた圧油は右
走行用方向切換弁5dに供給される。この時アーム駆動
圧〈走行駆動圧の場合は、第1の油圧ポンプ1の圧油は
全量アーム用切換弁5aに供給され、第2の油圧ポンプ
2の圧油は全量が走行体であるクローラ自身の持つ本質
的な直進性に依り、左右の走行用方向切換弁4c、5d
(すなわち左右の走行モータ)に均等に分配され、直進
走行性が保たれる。又アーム駆動圧〉走行駆動圧の場合
、絞り4fによりアームの駆動圧を確保し、第1の油圧
ポンプ1の圧油でアームを動かしアームを動かす以外の
余剰油は切換弁6を介して管路7と12が連通されてい
るので、左右の走行用方向切換弁4c、5dに均等に分
配され、直進走行性を保つことができる。
第4図は本発明の第3の実施例で、第1.第2の実施例
がパイロット圧により自動的に切換弁6を切換えるのに
対し、第3実施例の場合は運転者が切換弁6を操作する
ようにしたもの(その操作方式は必ずしも手動方式でな
く電気操作でもよい)である。その他の基本的な構成は
第2図及び第3図と同様であるので作動の説明は省略す
る。
第5図は第2〜第4図の実施例に於ける切換弁6の直前
に配管されていた管路8,12を第1油圧ポンプと第2
油圧ポンプの直後に配した配管8’ 、12’に置換し
たものである。又第2図〜第5図で、リリーフ弁9,1
0は切換弁6と油圧ポンプとの間に組み込んでいるが、
例えば9を第1の方向切換弁のグループ4側に組込んで
もよく、各種弁の配置は第2図〜第5図に限定するもの
でない。
(効果) 本発明による油圧ショベル等の建設機械の油圧回路は以
上のように構成したので直進走行しながら各種のアクチ
ュエータを作動させた場合でも、切換弁が切り換われば
第2(又は第1)の油圧ポンプの圧油を他のアクチュエ
ータとは独立して左右の走行モータへ均等に分配し、文
節1(又は第2)の油圧ポンプの圧油を走行以外の各種
アクチュエータに、走行に対して優先して供給できるの
で、23− 蛇行することなく直進走行が可能である。しかも各種の
アクチュエータの作動も確実にでき、能率的作業を保障
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の油圧ショベルの回路図。 第2図は本発明の第1実施例回路図。 第3図は同じく第2実施例回路図。 第4図は同じく第3実施例回路図。 第5図は切換弁6近傍の配管を変更した別の実施例回路
。 図において; 1 第1油圧ポンプ 2 第2油圧ポンプ3 原動機 4 第1方向切換弁グループ 4a パケット用方向切換弁 4b 第1ブーム用方向切換弁 4c 左走行用方向切換弁 4a’ 、4b’ 、4c’ (方向切換弁と連動する
)補助切換弁 4d リリーフバルブ 4e チェック弁=24− 4f 絞り 5 第2方向切換弁グループ 5a アーム用方向切換弁 5b 第2ブーム用方向切換弁 5c 旋回用方向切換弁 5d 右走行用方向切換弁 5a’ 、5c’ 、5d’ (方向切換弁と連動する
)補助切換弁 5e リリーフバルブ 5f チェック弁5g 絞り 
6 切換弁 9.10 リリーフ弁 7,8,11.12 管路13
 パイロットポンプ14 リリーフ弁15.17,18
,20,20’ 、21,22,23,25,26,2
7.28パイロツト管路 16.19,24.29 ドレーン管路以上 出願人 住友重機械工業株式会社 復代理人 弁理士 大 橋 勇 第5図 ゛d″イ゛′ 創誉7+′:亜苗 を鈷蹟昭ζ0−只Qff?7)手続
補正書(自発) 昭和59年6月 4日 特許庁長官若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和 59年特 許 願第89627号2、発明の名称
 油圧ショベル等建設機械の油圧回路3、 補正をする
者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代IT1区大手町2丁112番1壮氏
 名(名称) (210)住友重機械工業株式会社4、
復代 理 人 5、補正命令の日付 6゜ 補正により増加する発明の数 別紙の通り 1; 妨 油 工 11 t ^ 衣 )1、明細書第
18ページ第5行を次の通り補正する。 「かれた圧油は左走行用方向切換弁4Cffiに゛びか
れた2は−、−功1戸1F光5dに供」2、明細書第2
2ページ末行〜23ページ1行目[油圧ポンプ2の圧油
は管路7と〜」を[油圧ポンプ2は管路7と〜」とする
。 3、明細書第24ページ9行目 [例えば9を第1の方向切換弁〜」を [例えば臥丈二ズ井9,10を第1.夷主の方向切換弁
〜」とする。 以上 出願人 住友重機械工業株式会社 復代理人 弁理士 大 橋 勇 十 統 fill t 肯 (目光〕 昭和59年7月31日 特許庁長官志賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年特 許 願第89327号 2、発明の名称 油圧ショベル等建設機械の油圧回路3
、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区大手町2丁目2番1号4、復代
 理 人 5、 補正命令の日付 6、 補正により増加する発明の数 補正事項(特願昭59−89327) 11図面第3図を別紙未配した如く補正する。 2、明細書第2ページ16行を次の如く補正する。 「換弁とチェック弁との間にL文節2−0m1戸の油圧
ポンプJ 3、明細書第5ページ11行〜12行を次の如く補正す
る。 rA)直進走行中、1表定行用方向切換弁4cと右走行
用方向切換弁5dとを同方向に操作してΣアーム操作」 4、明細書第11ページ19行 F管路」をr管路L」とする。 5、明細書第16ページ3行 rA’位置」を 「A あるいはB′ 位置Jとする。 以上 出願人 住友重機械工業株式会社 復代理人 弁理士 大 橋 勇

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [11次の要件1)、2)、3)よりなる複数の油圧ポ
    ンプと、これらの油圧ポンプによって駆動される複数の
    アクチュエータと、前記油圧ポンプから前記アクチュエ
    ータへ供給される圧油の方向及び流量を制御する複数の
    方向切換弁を備えた油圧ショベル等建設機械の油圧回路
    。 1)第1の方向切換弁のグループはパケット用方向切換
    弁及び第1のブーム用方向切換弁等を順不同にパラレル
    接続し、これらの最下流に左右の内、定められた一方の
    走行用方向切換弁をタンデムに接続し、前記走行用方向
    切換弁に接続されるタンデム通路に絞り弁及びチェック
    弁を直列に設けるとともに、第2の方向切換弁のグルー
    プはアーム用方向切換弁、第2のブーム用方向切換弁及
    び旋回用方向切換弁等を順不同にパラレル接続し、これ
    らの最下流に左右の内、定められた他方の走行用方向切
    換弁をタンデム接続し、前記走行用方向切換弁に接続さ
    れるタンデム通路に絞り及びチェック弁を直列に設けた
    。 2)第1(又は第2)の油圧ポンプは第1(又は第2)
    の方向切換弁のグループの最上流の主圧油流入口及び切
    換弁を介して一方の走行用切換弁と前記チェック弁との
    間に、又第2(又は第1)の油圧ポンプは他方の走行用
    方向切換弁と前記チェック弁との間、及び切換弁を介し
    て第2(又は第1)の方向切換弁のグループの最上流の
    主圧油流入口とに各々接続可能とした。 3)前記切換弁の切換により、第1(又は第2)の油圧
    ポンプを第1.第2の方向切換弁のグループの各々の最
    」二流の主圧油流入口(又は第1.第2の方向切換弁の
    グループの各々の走行用方向切換弁とチェック弁との間
    に、又第2の油圧ポンプを第1.第2の方向切換弁のグ
    ループの各々の走行用方向切換弁と前記チェック弁との
    間(又は第1゜第2の方向切換弁のグループの各々の最
    上流の主圧油流入口)に切換接続できるように構成した
    。 [2]各々の走行用方向切換弁に、該弁と連動する補助
    切換弁を各々に設けると共に、走行と独立性を要するア
    クチュエータ用の方向切換弁に、該弁と連動する補助切
    換弁を設け、直進走行中に走行と独立性を必要とするア
    クチュエータの少くとも一つのを作動させた場合、前記
    切換弁のパイロットポートにパイロット圧が作用するよ
    うにして、該切換弁を自動的に切り換えうるようにした
    ことを特徴とする特許請求の範囲[11記載の油圧シ巨
    ベル等建設機械の油圧回路。 [3]各々の走行用方向切換弁に、該弁と連動する補助
    切換弁を各々に設けると共に、走行と独立性を要するア
    クチュエータ用の方向切換弁に、該弁と連動する補助切
    換弁を設け、直行直進中に走行と同時に独立性を必要と
    するアクチュエータの少くとも一つを作動させた場合、
    前記切換弁のパイロットボートに作用するパイロワ1〜
    圧を減少させるようにして、該切換弁を自動的に切り換
    えうるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲[1
    ]記載の油圧ショベル等建設機械の油圧回路。
JP59089327A 1984-05-07 1984-05-07 油圧ショベル等建設機械の油圧回路 Granted JPS60233234A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0617449A (ja) * 1992-04-03 1994-01-25 Kayaba Ind Co Ltd 建設車両の油圧回路
JP2016151305A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 Kyb株式会社 流体圧制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0617449A (ja) * 1992-04-03 1994-01-25 Kayaba Ind Co Ltd 建設車両の油圧回路
JP2016151305A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 Kyb株式会社 流体圧制御装置

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