JPS60232269A - 塗装ブ−スの循環式水洗水の再生処理装置 - Google Patents

塗装ブ−スの循環式水洗水の再生処理装置

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Publication number
JPS60232269A
JPS60232269A JP59086976A JP8697684A JPS60232269A JP S60232269 A JPS60232269 A JP S60232269A JP 59086976 A JP59086976 A JP 59086976A JP 8697684 A JP8697684 A JP 8697684A JP S60232269 A JPS60232269 A JP S60232269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
tank
sludge
filter
contaminated
Prior art date
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Pending
Application number
JP59086976A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Sekiguchi
文男 関口
Katsuhiko Yotsuya
四家 勝彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIZUHO PLANT KK
Hitachi Seiki Co Ltd
Original Assignee
MIZUHO PLANT KK
Hitachi Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by MIZUHO PLANT KK, Hitachi Seiki Co Ltd filed Critical MIZUHO PLANT KK
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、工作機械を塗装するクローズド系の循環式水
洗水ブース排水から再使用水を得るための再生処理の方
法及び装置に関する。
工作機械の防銹性、美観性のために塗装が施されるが、
吹付塗装におけるオーバースプレィしたブース室内の排
気を水幕をもって形成した水洗水に通して排気中の浮遊
懸濁粒子を除去している。
この方法によって排気は浄化され大気中に排出しても何
ら公害基準値を越えるものではなく、大気汚染防止の目
的は達成されている。しかしながら水幕となった水洗水
の排水については川河や下水道に排出することは禁じら
れ、所定の排水処理を行った後、公害基準値を下まわっ
た排水を棄流している。一方、節水の立場から、排水の
質が、棄流すれば問題が発生するがクローズド系で使用
し得る程度の汚染度であれば、循環水として再使用する
ことが望まれる。従って、水洗水中の塗料、溶解物およ
び介在物などを除去し、再使用可能な所定の基準の質を
保持するような排水処理が提案されている。この発明は
塗装ブースの排水を循環する水洗水として使用できるよ
うにその排水を処理し、新たに加える補給水をほとんど
用いない方法に直接使用される装置を提供することが目
的である。
以下本発明を図面と表によって説明する。
図は本発明の1実施例の概略配置工程説明図である。1
は塗装建屋であり、建屋l内には複数の塗装ブース2が
設けられている。各塗装ブース2内には水洗水プール3
が夫々設けられており、このプール3内の水を汲み上げ
て水幕とし、流れ落ちた水は再びプール3に溜まるよう
になっている。
このようにして水洗水は繰り返し水幕となるため、塗装
回数が増すにつれ塗料粒子や溶剤の含有量が増大する。
そのうちにプール3内の水洗水は浮遊物及び不要介在物
の量が増加し汚染度を高め着色してくる。
作業者は水洗水の使用日数や、着色の具合を見計らって
排水路4を通してプール3内の汚染水を全て排出させ、
その代りに給水路5からバルブ6を開いて必要量の水洗
水をプール3に流入する。
排水路4を出た汚染水は集中水路7を経て第1タンク8
に一時的に溜められる。
第1タンク8内の汚染水は、底の方になるに従って汚染
度が高くなっており、ポンプ8Aにより底の方から汲み
上げ流量計9を通して攪拌槽10に移される。あらかじ
め定められた流入量が流量計9により計量されると、流
量計9よりポンプ11及び攪拌機13に信号が発せられ
る、一方の信号によりポンプ11が駆動される。薬品タ
ンク12には処理薬例えばポリ塩化アルミニュウムが貯
えられており、ポンプ11により薬品注入管13を通し
て攪拌槽10内の汚染水に所定量添加される。同時に攪
拌機13も駆動されプロペラ14を回転させる、ポンプ
11の停止後もペロペラは攪拌槽10内で回転し続けて
おり、プロペラ14により処理薬は充分に汚染水に混入
されて化学反応が隈なく開始される。
汚染物質は処理薬と反応して沈澱物や凝集物即ちフロッ
グ等を発生し水と化学的に分離してくる、そして一部は
物理的に水と分離し攪拌槽10の底に沈澱する。撹拌槽
10の底面は傾斜しており、傾斜した下端部には溜り部
10Aが形成されている。
この溜り部10Aは脱水袋N22にパイプ等を介して結
ばれており、パイプ上にはバルブ23が設けられている
溜り部10Aの上方にはパイプ21の一端が接続さ、そ
の他端は一次貯水用の第2タンク15に接続されている
。溜り部10Aには最高濃度の反応後湾泥水が沈澱し、
溜り部10Aの上方には薄めの濃度の汚泥水が積層する
ようになっている。
水分を多量に含んだ汚泥水はバルブ23を用いて脱水装
置22へ送られる、この汚泥水は充分に流動性があり脱
水装置22内の多孔板25上に流される。
多孔板25の孔を通して汚泥水はコンベア26上の帯状
フィルター27上に一様に落下する。このフィルター2
7はロール28上に巻かれており、ロール28はコンベ
ア26と同期に回転しフィルター27は第1図中右方へ
移動する。フィルター27を通過したフロッグ脱離液と
しての水分は下方のタンク29に溜められ、所定量に達
する図示外のポンプにより第1タンク8に戻される。こ
の水は今だ汚泥物が混入しているので再度凝集化学反応
を起させるためでる。汚泥の付着したフィルター27は
取替可能な処理箱30に折りたたみながら重ねて収納さ
れる。
処理箱30にはあらかじめ袋31が開口して広げられて
おり、汚れたフィルター27は袋31の中に入れられる
ようになっている。
汚泥の付着したフィルター27が袋31内に所定の厚さ
まで積み上げられると、図示外のカッターによりフィル
ター27を切断し袋31の開口部を紐等で結び閉しる。
袋31を処理箱30ごと所定の位置に設けられた押圧装
置32下方に搬送し、押圧装置32により袋31をフィ
ルター27ごと処理箱30内で押圧する。袋31は水分
を透過する材料でできており、処理箱30は本出願人に
よる特願昭58−20545号に開示した処理箱30を
使用している。
水分の抜かれた汚泥を包むフィルター27は袋31とと
もに処理箱30より所定の装置により取り出され焼却炉
等にて焼却される、一方搾り出された水分はタンク29
から出る水分と合流し同様に第1タンク8に戻される。
比較的薄め反応法の汚泥水は溜り部10Aの上方からパ
イプ21を介して第2タンク15に移され、そこで−次
的に貯蔵される。
しかしながら今だ処理薬と未反応の汚泥水や汚泥物等と
が水洗水と混在しているためポンプ16によりこれら混
在処理水を汲み上げて濾過槽17に移送する。濾過槽1
7内の濾過袋W18により処理水と汚泥水とに分離され
、処理水はパイプ19を通して処理水槽20へ移される
処理水槽20内の水洗水はクローズド系の水幕用の水と
して使用出来る程度に汚染物が除去されており、ポンプ
40により給水路5に送られ必要に応じてプール3に供
給される。
一方濾過装置18で分離された汚泥水は未反応汚染水も
含まれているため、パイプ24を介してタンク29から
出る水分と合流し逆洗排水として同様に第1タンク8へ
戻される。
なお濾過槽17の時間当りの処理能力には限界があるた
め、第2タンク15と濾過槽17との間に流量計33を
設け、濾過装置18の過負荷防止、濾過不良を防止する
ため流量を調整している。このようにして汚染水は第1
タンク8、攪拌槽10および脱水装置の素を循回し、他
方では第1タンク8、攪拌槽10、第2タンク15およ
び濾過槽17の素を循回する。この2つの素を循回する
うちに汚染水は処理水としての純度が高められ、水質の
良くなった分から順次濾過槽17を介して処理水槽20
へ移される。
更に、処理水槽20内の処理水にも今だいくらかの汚泥
が混入しており、この汚泥を含む処理水は処理水槽20
の底に溜まるようになる。このような汚泥水は処理水槽
20の底に設置されたポンプ35により汲み上げてパイ
プ34を介し逆洗水として濾過槽17に戻し再度濾過を
行うようにしている。なお、36は押圧装置32を作動
させるための圧縮空気供給装置であり、押圧装置32は
図示外のコンプレッサーから送られる圧縮空気により駆
動される。
また、クローズド系全体の水量が蒸発等により減少した
場合には、その分量だけの水洗水を通常の水道Wから補
充する。
実施例 塗料としては卵黄変型ポリウタン樹脂塗料を使用してい
る、商品名■トップ(大日本塗料株式会社製)。
塗装ブースのブース3内の水洗水に含まれる汚染物及び
その濃度は下表のとおりであった(500n?/日)。
また、第2表は規制値を示すものである。
第1表 第2表 処理薬のポリ塩化アルミニュウム(Aβ203相当量1
0%:水90%)を0.001〜0.005%即ち汚染
処理水211(に対して2〜10β混入して攪拌槽10
で攪拌、受水槽15内で反応させた。
処理水槽20内の水洗水の汚染度は下表のとおりであっ
た。
第3表 第3表の反応結果からBOD、CODにつしては放流す
る場合の規制値を越えているが、工場内で再量の場合は
問題はない。
以上説明してきたようにこの発明によれば簡1 易な設備により汚染水を処理し、水洗水として再利用で
きるため節水効果が得られるとともに、凝集された汚泥
は充分に水抜きされているため焼却が容易となり工場の
公害防止や工場内の汚染物質を大幅に減少させることが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の1実施例の概略配置工程図である。 2・・・塗装ブース 3・・・プール 8・・・第1タンク 9・・・流量針 10・・・攪拌槽 11・・・ポンプ 12・・・薬品タンク 15・・・第2タンク17・・
・濾過槽 18・・・濾過装置20・・・処理水槽 2
5・・・多孔板27・・・フィルター 30・・・処理
箱31・・・袋 32・・・押圧装置 33・・・流量計 34・・・バイブ 特許出願人 日立精機株式会社 2 く特許庁審査官 殿) 内 く 1、事件の表示 特願昭59−86976号 ン乃に 2、発明の名称 塗装ブースの循環式水洗水の再生処理
装置 イ也ら 住所 工8 ヨ、機よユ会社 □ 明 ブ会 とゐるを:O1凶圓の間早7よ祝明」と副生)る・追加
の関係 原発明の出願番号は特願昭59−200545号であり
、発明は原発明の改良に関する。原発明では集中水路を
出馬集水は直接水位槽を経て攪拌槽に移送される。撹拌
槽で処理薬と混入された汚染水は受水槽に溜められて隅
な化学反応が行なわれる。ここで沈澱物や凝集物を生じ
た集水は濾過槽17に移送され、そこで処理水と汚泥水
と分離される。処理水の方は再使用のために処理水槽へ
、方の汚泥水は逆洗排水槽を経て多孔板、フィルター等
かなる脱水装置に導びかれ凝集物が除去される。搾り出
さた水分はタンクを経て前記受水槽に戻され再び化学反
応行なわれて更に濾過槽で濾過される。これに対し、不
発は集中水路を出た汚染水はまず第1タンクに溜められ
たに流量計を経て攪拌槽に移される。攪拌槽では処理薬
と集水とが化学反応を起し凝集物が成牛ずる。この撹拌
槽底部は一方に傾斜しており、下端部の溜り部には凝集
物沈澱する。まず、凝集物は溜り部から直ちに多孔板、
フルター等からなる脱水装置に導かれて凝集物と水分と
に離される。この水分は下方のタンクを経て前記第1タ
ンに戻されて更に攪拌槽で再度化学反応に供される。攪
拌槽内上方の薄めの汚泥水は第2タンク(原発明の受水
槽に相当)に溜められ、次に原発明と同様に濾過槽に移
送される。この濾過槽で処理水と汚泥水とに分離される
が、処理水は再使用のため処理水槽へ、汚泥水は前記分
離水分と同様に第1タンクに戻され更に攪拌槽で再度化
学反応に供される。 上記のように、本発明は集中水路の後に一時貯蔵用の第
1タンクを設けるとともに撹拌槽内の下方に凝集物の溜
り部を設け、更に、濾過槽からの汚泥水と、脱水装置か
ら分離された水分とは該第1タンクに戻されて再度処理
薬と混合された化学反応が行なわれるようになっている
。したがって、原発明に較べて汚泥水の化学反応が充分
に行なわれるため、最後での処理水の汚泥度が低くなる
。又溜り部から高濃度の凝集物を直接取り出すため、濾
過槽への負゛荷が減少し保守管理の容易な装置となって
いる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塗装ブース内で水幕となって流れる水洗水を溜めるプー
    ルと、このプールの水洗水が塗装用塗料で汚染された後
    貯蔵される第1タンクと、この第1タンクから汚染水が
    流入され所定の流量を検知して信号を発する流量計と、
    攪拌装置を備え、傾斜した底面部の下端に溜り部が形成
    されて前記流量計がちの汚染水が流入される攪拌槽と、
    汚染水と反応する処理薬が貯蔵される薬品槽と、前記流
    量計の信号により始動される前記処理薬品を攪拌槽に移
    送するポンプと、攪拌装置により撹拌された汚染水と処
    理薬とが化学反応を起し汚泥物と水とに分離してこの汚
    泥物が前記溜り部に沈澱した後、この溜り部から排出さ
    れる汚泥物を含む汚泥水を一様に広げて落下させる多孔
    板およびこの多孔板から落下する汚泥水を濾過して汚泥
    を捕捉する折たたみ可能な帯状フィルターとを備えた脱
    水装置と、汚泥を捕捉した該フィルターを収納する処理
    箱と、該フィルターが所定量堆積したときに該フィルタ
    ーを挿圧して汚泥中の水分を搾出する押圧装置と、前記
    溜り部上力から薄い汚泥水を受け入れ濾過する濾過装置
    と、この濾過装置から排出される濾過水が貯蔵されると
    ともに、必要に応じて前記プールに給水する処理水とを
    備えた循環式水洗水の再生処理装置。
JP59086976A 1984-04-28 1984-04-28 塗装ブ−スの循環式水洗水の再生処理装置 Pending JPS60232269A (ja)

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JP (1) JPS60232269A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0474558A (ja) * 1990-07-17 1992-03-09 Taikisha Ltd 塗料除去処理用洗浄設備
JP2013236983A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Mitsubishi Rayon Co Ltd 廃水処理装置及び廃水処理方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0474558A (ja) * 1990-07-17 1992-03-09 Taikisha Ltd 塗料除去処理用洗浄設備
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