JPS60232115A - 食品の加熱加工装置 - Google Patents

食品の加熱加工装置

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JPS60232115A
JPS60232115A JP59087557A JP8755784A JPS60232115A JP S60232115 A JPS60232115 A JP S60232115A JP 59087557 A JP59087557 A JP 59087557A JP 8755784 A JP8755784 A JP 8755784A JP S60232115 A JPS60232115 A JP S60232115A
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J2027/006Cooking-vessels especially adapted for preparing pasta

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  • Noodles (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、麺の茹加工又は魚加工、豆類の茹加工、又
は包装食品の加熱加工のような、食品の加熱加工装置に
関するものである。
〔従来技術〕
例えば、従来からも、生の麺線を、圧力釜を利用して茹
加工すると、短時間で食味の良い茹麺が得られることは
、よく知られている。
しかしながら、公知の圧力釜を用いた麺の茹加工装置は
、バッチ方式であるため、大変多くの手数を必要とする
したがって、現在量も多く使用されている麺の茹〃ロエ
装置は、その殆んどが、茹槽と、との茹槽の内外を経過
して多数の多孔容器を循環させる多孔容器の搬送装置と
、茹槽外において多孔容器の搬送径路の適所に夫々配設
された多孔容器への生麺の供給装置及び多孔容器からの
茹麺の取出し装管とを組合わせてなるものである(例え
ば特公昭45−27879号、特公昭48−4152号
及び特公昭51−14592号公報等を参照)。
[発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このような多孔容器を用いた麺の茹加工
装置は、大量の生の麺線を省力化して連続的に茹加工で
きる点では優れているが、従来装置は、たとえ茹槽に簡
単な蓋を施してあっても、茹槽の上方位は大気中に連通
されていて、麺が大気圧下において茹加工されるもので
あったから、圧力釜に比較すると、よシ長い茹時間を必
要とし、したがってよシ多くの熱エネルギーを必要とし
、しかも食味も劣るといった欠点をもっていた。
この発明の一つの目的は、後者の茹加工装置を改良して
、該装置が持っている長所を生かしつつ、麺を若干の加
圧状態の下で茹加工することによシ、可及的に、茹時間
の短縮と、熱エネルギーの節約と、食味の向上とを図る
ことができる。新規な麺の連続的茹加工装置として使え
る、食品の加熱加工装置を提供しようとするものである
◎また、上記したような麺の茹加工装置は、茹槽内の湯
を抜いて、槽内に配設されている加熱蒸気の噴出パイプ
から加熱蒸気を噴出させると、それを魚槽として使用す
るととができる。しかしその場合においても、従来装置
によって得られる蒸室は、それが多孔容器の搬送経路を
経て大気中に連通されているので、麺を、大気圧に近い
圧力の下でしか魚加工できないものであった。
この発明の目的は、この蒸室内の温度を上昇せしめるこ
とにより、従来装置よシも短時間で、且つより少いエネ
ルギーの消費量でもって、麺を魚加工することができる
、麺の魚加工装置として使える、食品の加熱加工装置を
提供することにある。
また、前記したような公知の麺の茹加工装置は、例えば
、納豆とか豆腐等の原料となる大豆のような豆類の連続
的な加熱加工装置、及び又は、例えば卵豆腐とかポイμ
豆腐のような、容器入りの食品の連続的表加熱加工装置
として使用することができる。しかしながら、その場合
においても、従来装置の茹槽内は、それが多孔容器の搬
送経路を経て大気中に連通されていて、被加熱加工物を
、大気圧以上の圧力下で加熱加工できるものではなかっ
た。
この発明の目的は、上記のような加熱加工装置における
加熱加工室内の圧力と温度を上昇せしめることにより、
被加熱加工物を、より短時間で、且つより少いエネルギ
ーの消費量でもって、加熱加工することができる、豆類
とか包装食品等の加熱加工装置として使える、食品の加
熱加工装置を提供することである。
また、この発明の目的は、加熱装置全体をコンパクトに
構成して、しかも加熱加工室内の圧力と温度をよシ大き
く上昇せしめうる、食品の加熱加工装置を提供すること
である。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る食品の加熱加工装置の要旨とするところ
は、加熱室と、この加熱室の内外を経過して多数の多孔
容器を循環させる多孔容器の搬送装置と、加熱室外にお
いて多孔容器の搬送経路の適所に夫々配設された多孔容
器への被加工物の供給装置及び多孔容器からの被加工物
の取出し装置とを備えた食品の加熱加工装置であって、
■ 加熱室が、槽内に加熱蒸気の噴出パイプを配設され
た加熱槽と、加熱槽の上方位をカバーしている蓋とでも
って構成されていること、■ 加熱槽の前壁に接して、
その槽底が加熱槽の槽底よシも低い位置にある前水槽を
連設し、加熱槽の後壁に接して、その槽底が加熱槽の槽
底よりも低い位置にある前水槽を連設しであること、 ■ 前水槽と後水槽は、夫々、その下端部が槽底に達し
ない仕切壁でもって、底部が連通された前室と後室に仕
切られていること、 ■ 加熱槽の上方位をカバーしている前記蓋が、加熱槽
の側方位に配設された支持装置でもって開閉自在に支持
されておシ、蓋の開閉駆動源が、加熱槽の下位に配設さ
れていること、 ■ 加熱槽の上方位をカバーしている前記蓋が、前水槽
の後室の上方位と後水槽の前室の上方位をもカバーして
いて、蓋を閉じた状態においては、加熱槽内が、前水槽
内の仕切壁の下方位及び後水槽内の仕切壁の下方位を経
過してのみ加熱槽外に連通せしめられるようになってい
ること、 ■ 多孔容器の搬送装置によって、被加工物の供給装置
の下方位を経過した多孔容器が、前水槽の上方位から前
水槽の前室内へと案内され、前水槽内では前水槽内の仕
切壁の下方位を経過して前室から後室へと案内され、前
水槽から加熱槽へは両者間の上方位を経過して前水槽の
後室から加熱槽内へと案内され、加熱槽から後水槽へは
両者間の上方位を経過して加熱槽から後水槽の前室内へ
と案内され、後水槽内では後水槽内の仕切壁の下方位を
経過して前室から後室へと案内され、後水槽の後室から
その上方の後水槽外へと案内されることによって、加熱
室内を経過せしめられていること、 を特徴としてなる食品の加熱加工装置にある。
[実施例] 一実施例を第1図について説明すると、加熱室(1)は
加熱槽(2)とその上方位をカバーしている蓋(3)と
でもって構成されているのであるが、この加熱槽(2)
の前壁(2)aに接しては、その槽底が加熱槽(2)の
槽底よりも低い位置にある前水槽(4)を連設してあり
、加熱槽(2)の後壁(2)bに接しては、前水槽(4
)と同じ深さの後水槽(5)を連設しである。また、前
水槽(至)内は、その下端部が槽底に達しない仕切壁(
6)Kよって、底部が互いに連通された前室(4)aと
(4)bとに仕切られており、後水槽(5)内は、その
下端部が槽底に達しない仕切壁(7)によって、底部が
互いに連通された前室(5)aと後室(5)bに仕切ら
れている。そして、加熱槽(2)の上方位をカバーして
いる前記蓋(3)は、加熱槽(2)の前後に連設された
前水槽の後室(4)b及び後水槽の前室(5)aの上方
位まで延びていて、この蓋(3)は、それを閉じると、
前水槽(4)内の仕切壁(6)と後水槽(5)内の仕切
壁(7)との間にある、前水槽の後室(4)bと加熱槽
(2)と後水槽の前室(51a゛−との上方位が、一連
の密室になるように、開閉自在に設けられている0すな
わち、この実施例の前記各仕切壁t61171は、前水
槽(4)の側壁面と後水槽(5)の各側壁面に夫々固定
されていて、この実施例の蓋(3)は、これらの仕切壁
(61(71の各上端縁と、前水槽(4)・後水槽(5
)及び加熱槽(2)の各側壁の上端縁とに密接すること
で、加熱槽の後室(4)b・後水槽の前室(5)a及び
加熱槽(2)の上方位を塞いでおり、この蓋(3)を閉
じた状態では、加熱槽(2)内は、前水槽(4)内の仕
切壁(6)の下方位及び後水槽(5)内の仕切壁(7)
の下方位を経過してのみ加熱槽(2)外に連通せしめら
れている。
−5そして、加熱槽(2)内には加熱蒸気の噴出パイプ
(8)が配設されており、実施例の前水槽(4)内と後
水槽(5)内にも夫々加熱蒸気の噴出パイプ+9+ (
lαが配設されている。
上記のように構成された加熱槽(2)とその前後の水槽
+41 +51は、機枠(−によって適宜の高さに架設
されておシ、一連の前水槽(4)と加熱槽(2)と後水
槽(5)に、その内外を巡る、被加工物を収容した多孔
容器の搬送装置が配設されているのであるが、この多孔
容器の搬送装置αυは、第1図に示しである如く、上記
各種141 +21 +51の内外の適所に配して夫々
−討究架設しである多数のスプロケットホイー/L10
2〜(5)の対と、これらのスプロケットホイー、/L
/(社)〜鰭の対に懸は回した一対の無端チェーン面と
、スプロケットホイール@の軸に連結した駆動装置(図
示せず)と、一対の無端チェーン面間に並列せしめて架
は渡した多数の多孔容器(2)等でもって構成されてい
て、各多孔容器(支)は次のような順序で上記各種f4
1 +21 +51の内外を循環せしめられている。
すなわち、各多孔容器■は、搬送装置Iの適所に配設し
である被加工物の供給装置−の下方位を経過したものが
、前水槽(4)へは、前水槽(4)の上方位からその前
室(4)a内へと案内されており、前室(4)aへと導
入された多孔容器(支)は、前水槽(4)内の仕切壁(
6)の下方位を経過して前室(4)aから後室(4)b
へと案内されておシ、前水槽(4)から加熱槽(2)へ
は、蓋(3)の内側で、後室(4)bから一旦槽外へと
出て、両者間の隔壁となっている加熱槽(2)の前壁(
2)aの上方位を経過し先止、加熱槽(2)内の前部へ
と案内されており、加熱槽(2)内では、蛇行して槽内
を後部へと案内されており、加熱槽(2)から後水槽(
5)へは、蓋(3)の内側で、加熱槽(2)から一旦槽
外へと出て、両者間の隔壁となっている加熱槽(2)の
後壁(2)bの上方位を経過した上、後水槽(5)の前
室T511内へと案内されており、後水槽(5)内では
、仕切壁(7)の下方位を経過して前室(5)aから後
室(5)b・へと案内されており、後水槽(5)外へは
、その後室(5)bからその上方の空間へと案内されて
いる。
・ 多孔容器■は、公知の麺茹加工装置における多孔容
器と同一の構造で、その構造は当業界には周知であるか
ら、その詳細な説明は省略するが、実施例の多孔容器−
も、公知の麺のゆで加工装置のものと同様に、開閉自在
な蓋を有しており、またその内部は進行方向に沿った仕
切壁にて数基に仕切られていて、各室内へと前記供給装
置(2)から、被〃u工食品(例えば生麺とか豆等)を
、適宜数貴兄供給すると、蓋を閉じた上で、前水槽(4
)内へと進入し、多孔容器■が前水槽(4)内を経過す
る短い区間においては被加工物が選択的に若干煮沸加工
され、多孔容器(支)が加熱槽(2)内を経過する長い
区間においては被加工物が加熱加工され、多孔容器(支
)が後水槽(5)を経過する区間においては被加工物が
煮沸加工又は冷却処理されるようになっており、後水槽
(5)外に出ると、べA/)コンベヤωの上方位で蓋が
開かれ、加熱加工された被加工物が該ベルトコンベヤ■
の上に放出されるようになっているのであって、上記加
熱槽(2)内では、該槽内に湯を入れておくと、多孔容
器(2)内の被加工物が煮沸加工され、該槽内を空にし
ておくと、それが蒸熱加工されるようになっている。
なお、図において、clυは前水槽(3)の前室(4)
aに配設した溢流受樋、@は後水槽の後室(5)bに配
設した溢流受樋、■は蓋(3)に配設した調圧弁(安全
弁)である。
また、上記実施例においては、各仕切壁tel +71
が夫々前水槽14)及び後水槽(5)内においてその側
壁に固定されている例を示したが、他の実施例において
は、これらの仕切壁は、それを蓋側に固定しておいて、
蓋を被せると仕切壁が前水槽及び又は後水槽内に挿入さ
れて、前水槽及び後水槽内が夫々前記同様の前室と後室
に仕切られるように構成してもよい(図示せず)。
次に、加熱槽(2)の上方位をカバーしている前記蓋(
3)の開閉装置について説明すると、この発明にしたが
い、前水槽(4)及び後水槽(5)の槽底を加熱槽(2
)の槽底よりも低くして、加熱槽(2)の前後に前水槽
(4)及び後水槽(5)を連設すると、加熱槽(2)の
下位に、前後の水槽+41 +51間で、前記多孔容器
■のスプロケットホイール@(社)間の搬送経路との間
に、大きな空間αが得られる。この発明の装置では、こ
の空間を利用して蓋(3)の開閉装置が次のように構成
されている。
(4])(転)闘は、加熱槽(2)の両側方位の適所に
配し、夫々直立させて一討究配設したねじ棒で、各ねじ
棒(旬8轡は、加熱槽(2)を所定の高さに支持してい
る機枠間に取付けられた、上下各−討究のベアリング1
41(至)でもって、夫々、回転自在に支承されている
。ベアリング(451はスラストベアリングである。
各ねじ棒(411U f431には、ねじ部分1411
a (42a laaに夫々ナツト+4[9(471(
ハ)を螺合してあり、各ナツト(461(資)咽は前記
蓋(3)の側面に固着されている。ωは、加熱槽(2)
の下方位の前記空間αに配設した減速機付原動機、@p
@は、上記空間α内において前後方向に架設した伝動軸
、r4(財)■は、前記空間α内において巾方向に架設
した伝動軸で、伝動軸φ◇(至)間は、スプロケットホ
イー/L’t4(ロ)とチェン曽を介して連結されてお
り、各伝動軸(至)と伝動軸F4MGとの間及び各伝動
軸Q(財)曽とねじ棒f41)1424 taとの間が
、夫々ベベルギヤを介して連結されていて、この実施例
の蓋の支持装置は、原動機−を正転させると、各ねじ棒
(2)(42−が正転し、蓋(3)が上昇して開かれ、
反対に原動機ωを逆転させると、蓋(3)が降下して閉
じられるようになっている。(至)輪は、蓋(3)の昇
降を動作を規制するリミットスイッチである。
[実施例の作用] この発明の装置では、無端チェーン面で連続された多数
の多孔容器(ハ)が、前水槽(4)、加熱槽(2)及び
後水槽(5)を上記せる如くジグザグ状に経過せしめら
れるようになっているのであるが、前水槽(4)と後水
槽(5)は、夫々仕切壁+61171でもって前室(4
)a(5)aと後室+41b (51bに仕切られてい
て、各前室(41a (51aと後室+41b 151
b との間が、上記各仕切壁161+71の下位におい
てのみ互いに連通されてお9、且つ、両仕切壁161+
71の間にある、前水槽の後室(4)bと加熱槽(2)
と後水槽の前室(5)aの各上方の一連の空間が、蓋(
3)でもって覆われているので、今、前水槽(4)と後
水槽(5)内に夫々水を入れて、前水槽(4)内の水を
噴出パイプ(9)から噴出させた加熱蒸気にて加熱する
と共に、加熱槽(2)内の水又は空気を噴出パイプ(8
)から噴出させた加熱蒸気にて加熱しておき、被加工物
を供給された多孔容器(支)をしてこれらの槽+41+
21+51内を順次経過させると、被加工物は、行程が
短い前水槽(4)内で僅かに煮沸加工された上、主とし
て行程の長い加熱槽(2)内で煮沸加工又は蒸加工され
、後水槽(5)内で煮沸加工又は冷却されることになる
のであるが、この発明にしたがった加熱加工装置では、
加熱槽(2)内の蒸気が100℃以上に加熱されると、
蓋(3)でもって密閉されている加熱室(1)内の蒸気
圧が上昇するから、前水槽(4)内では後室(4)bの
液面が前室(4)aの液面よりも低くな9、後水槽(5
)内では前室(5)aの液面が後室(5)bの液面より
低くなって、各室間には、夫々水頭差りが生じることに
なる。そして、このような水頭差りが生じた状態におい
ては、上記加熱室(1)内の蒸気圧が水頭差りに比例し
て大気圧以上に上昇し、加熱室(1)内の蒸気温度が水
頭差りに比例して1009C以上に上昇することになる
[効果] この発明に係る食品の加熱加工装置は、加熱室が、特に
前記せる如き加熱槽と、加熱槽の前後に接して連設した
、その槽底が加熱槽の槽底よりも低い位置にある前水槽
及び後水槽と、前水槽及び後水槽内を夫々下部が互いに
連通された前室と後室に仕切っている各仕切壁と、前水
槽の後室と加熱槽と後水槽の前室の上方位をカバーして
いる蓋と、でもって構成されていて、加熱室を形成して
いる加熱槽内が、夫々湯又は水が入った前記前水槽内の
仕切壁の下方位及び上記後水槽内の仕切壁の下方位を経
過してのみ、外気に連通されうるようになっているので
、前水槽の前室(4)aの上端縁から仕切壁(6)の下
端縁まで、及び後水槽の後室(5)bの上端縁から仕切
壁(7)の下端縁までに、夫々適宜の高さHを与えてお
くと、この高さHによって許容される範囲内において前
記水頭差りを生ぜしめることにより、加熱室内の気圧を
大気圧以上に上昇せしめ、もってカロ熱室内の温度を1
00℃以上に上昇せしめうるのであるが、この発明の加
熱加工装置では、前後の水槽の槽底を加熱槽の槽底より
も特に低くして、前後の水槽の各前室と後室間に、夫々
充分大きい水頭差が得られるようにしであるので、この
発明の加熱加工装置によれば、100℃の高温で加熱加
工されるが故に高温で加熱されたから食味がよい食品を
、よ如短時間で、連続的に得ることができる。ちなみに
、例えば前記水頭差りを60〜100c11にコントロ
ーpすれば、加熱室内の気圧を0.06〜0.1上昇せ
しめ、加熱加工に要する時間を相応に短縮せしめうるの
である。
したがって、この発明の食品の加熱加工装置によれば、
それの加熱加工に要する時間を短縮せしめ得た分、加工
能力を向上せしめ、且っ熱エネルギーの節約を図ること
ができるのであるが、この発明の加熱加工装置は、加熱
槽内に供給する熱量を適当にコントロールして上記水頭
差りを常時前記高さHに近い状態に保つと、上記各効果
を最大限に得られるものである。
なお、この発明の食品の加熱加工装置は、加熱室の一部
を、前記したような加熱槽でもって構成しであるので、
この加熱槽内に湯又は水を入れてそれを加熱すると、こ
の加熱槽を煮沸槽として機能せしめ、槽内を空にしてお
くと、この加熱槽を蒸熱槽として機能せしめて、上記の
作用効果を奏せしめうることも言うまでもない。
また、この発明の食品の加熱加工装置は、加熱槽の前後
に連投しである水槽の槽底を、特に、加熱槽の槽底より
も低くしたことによって、一方では、前記せる如くより
大きい水頭差を前後の水槽 1内に与え、他方では、前
後の水槽間において加熱槽の上方位に生じた空間に蓋の
開閉駆動源を配設し、蓋を加熱槽の側方位に配設した支
持装置でもって開閉できるようにすることで、この発明
の加熱装置を全体としてコンパクトなものとなし、−石
二鳥の効果を得ている◎
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る食品の加熱加工装置の一実施例
を示した一部縦断側面図、第2図は蓋の支持装置の一部
切欠側面図、第8図は同一部切欠横断正面図である。 −(11・・・加熱室、 (2)・・・加熱槽、(3)
・・・蓋、 (4)・・・前水槽、(4)a・・・前室
、 (4)b・・・後室、(5)・・・後水槽、+51
 a・・・前室、(5)b・・・後室、 161 +7
1・・・仕切壁、18)(91(1G・・・加熱蒸気の
噴出パイプ、(社)・・・多孔容器の搬送装置、 −〜cm・・・スプロケットホイ−μ、■・・・多孔容
器、 ■・・・被加工物の供給装置、(至)・・・べμ
トコンベヤ、啼・・・無端チェーン、霞・・・機枠、 
tan <a ta・・・ねじ棒、(4#−・・・軸受
、 −曲間・・・ナツト、ω・・・原動機。 特許出願人 村上謙次 代理人(6870)西村武美

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加熱室と、この加熱室の内外を経過して多数の多孔
    容器を循環させる多孔容器の搬送装置と、加熱室外にお
    いて多孔容器の搬送経路の適所に夫々配設された多孔容
    器への被加工物の供給装置及び多孔容器からの被加工物
    の取出し装置とを備えた食品の加熱加工装置であって、 ■ 加熱室が、槽内に加熱蒸気の噴出パイプを配設され
    た加熱槽と、加熱槽の上方位をカバーしている蓋とでも
    って構成されていること、■ 加熱槽の前壁に接して、
    その槽底が加熱槽の槽底よりも低い位置にある前水槽を
    連設し、加熱槽の後壁に接して、その槽底が加熱槽の槽
    底よりも低い位置にある前水槽を連設しであること、 ■ 前水槽と後水槽は、夫々、その下端部が槽底に達し
    ない仕切壁でもって、底部が連通された前室と後室に仕
    切られていること、 ■ 加熱槽の上方位をカバーしてハる前記蓋が、加熱槽
    の側方位に配設された支持装置でもって開閉自在に支持
    されており、蓋の開閉駆動源が、加熱槽の下位に配設さ
    れていること、 ■ 加熱槽の上方位をカバーしている前記蓋が、前水槽
    の後室の上方位と後水槽の前室の上方位をもカバーして
    いて、蓋を閉じだ状態においては、加熱槽内が、前水槽
    内の仕切壁の下方位及び後水槽内の仕切壁の下方位を経
    過してのみ加熱槽外に連通せしめられるようになってい
    ること、 ■ 多孔容器の搬送装置によって、被加工物の供給装置
    の下方位を経過した多孔容器が、前水槽の上方位から前
    水槽の前室内へと案内され、前水槽内では前水槽内の仕
    切壁の下方位を経過して前室から後室へと案内され、前
    水槽から加熱槽へは両者間の上方位を経過して前水槽の
    後室から加熱槽内へと案内され、加熱槽から後水槽へは
    両者間の上方位を経過して加熱槽から後水槽の前室内へ
    と案内され、後水槽内では後水槽内の仕切壁の上方位を
    経過して前室から後室へと案内され、後水槽の後室から
    その上方の後水槽外へと案内されることによって、加熱
    室内を経過せしめられていること、 を特徴としてなる食品の加熱加工装置・2、前記前水槽
    及び後水槽の各仕切壁が、夫々、前水槽の側壁面及び後
    水槽の側壁面に固定されていて、前記蓋が、これらの仕
    切壁の上端縁と、前水槽・後水槽及び加熱槽の各側壁の
    上端縁とに密接することで、前水槽の後室・後水槽の前
    室及び加熱槽の一連の上方位を塞いでいる、特許請求の
    範囲第1項に記載の装置。 8、前記前水槽が、槽内に加熱蒸気の噴出パイプを配設
    されているものである。特許請求の範囲第1項または第
    2項に記載の装置。 4、前記後水槽が、槽内に加熱蒸気の噴出パイプを配設
    されているものである、特許請求の範囲第1〜8項のい
    づれか一つの項に記載の装置。 5、加熱装置の側方位罠配設された蓋の前記支持C□ヵ
    8.7o□□オ。あIK*#L’Cい、ゆによって直立
    状態に支承され且つ回転自在に支承された複数個のねじ
    棒と、蓋に固定して上記ねじ棒に夫々螺合されたナツト
    とでもって構成されている、特許請求の範囲第1項に記
    載の装置・
JP59087557A 1984-04-28 1984-04-28 食品の加熱加工装置 Granted JPS60232115A (ja)

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JP59087557A JPS60232115A (ja) 1984-04-28 1984-04-28 食品の加熱加工装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63111832U (ja) * 1987-01-14 1988-07-18
JPH03107027U (ja) * 1990-02-22 1991-11-05
JPH05199935A (ja) * 1992-01-27 1993-08-10 House Food Ind Co Ltd 茹 機

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JPH05199935A (ja) * 1992-01-27 1993-08-10 House Food Ind Co Ltd 茹 機

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