JPS6023163Y2 - 刻印装置 - Google Patents

刻印装置

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Publication number
JPS6023163Y2
JPS6023163Y2 JP7630080U JP7630080U JPS6023163Y2 JP S6023163 Y2 JPS6023163 Y2 JP S6023163Y2 JP 7630080 U JP7630080 U JP 7630080U JP 7630080 U JP7630080 U JP 7630080U JP S6023163 Y2 JPS6023163 Y2 JP S6023163Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
scale
punch
main body
flange
Prior art date
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Expired
Application number
JP7630080U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS571698U (ja
Inventor
敏夫 広野
寛司 天野
源次 比嘉
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP7630080U priority Critical patent/JPS6023163Y2/ja
Publication of JPS571698U publication Critical patent/JPS571698U/ja
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Publication of JPS6023163Y2 publication Critical patent/JPS6023163Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は、ポンチによって母材に所望の深さの刻印を
するようにした技術分野に属する。
而し7て、この考案は、ハンマによる打撃を受けるフラ
ンジを基部に形成されているポンチが筒状の本体に挿入
されている刻印装置に関する考案であり特に、上記フラ
ンジに対するストッパが本体にネジ螺合されて軸方向に
取付位置調節自在に且つ回動自在に装備されており、そ
の外周部に該ストッパと前記フランジとの初期間隔を表
示する目盛が該初期間隙に比例的に対応するように目盛
られて設けられ、更に該ストッパの目盛を目盛り合せす
る基準目盛を有する基準リングが本体に回動自在に設け
られている刻印装置に係る考案である。
〈従来技術〉 各種機械の組立作業では各組立部品の合わせ面を手作業
によって削り、部品相互間の面当接による組合わせを行
なう作業があり、例えば、自動車ボデーの組立作業で、
プレス後の受金を車体モデルに合うように組合わせるべ
く受金相互の合わせ面をグラインダ等で加工する作業が
これに該当する。
従来、かかる現物合わせ加工ではグライングダ等による
削り加工の際の削り代は作業者の勘にたよっていたので
、高度な熟練工作技術が必要とされ作業が煩瑣となると
共に品質管理も不充分となる欠点がある。
く考案が解決しようとする問題点〉 このような削り加工を適正に行うには、部品の加工面に
一定の深さの印をポンチを用いて打刻し、この印の打撃
深さを目安として削り量を正確に出し、この削り加工を
繰り返して部品合わせが最も良好となる削り面をさがし
出す手段がある。
しかしながら、上述の如〈従来のポンチを用いた刻印作
業では、刻印深さを正確に出すことが出来ないので、加
工作業が必ずしも高精度に行えるものではなかった。
この考案の目的は上述従来技術に基づく現物合わせ加工
の問題点を解決すべき技術的課題とし、ポンチによる打
刻深さを正確に出せるようにすることによって手作業に
よる削り作業の精度を挙げることが出来るようにして機
械装置製造産業における組立技術利用分野に益する優れ
た刻印装置を提供せんとするものである。
〈問題点を解決するための手段・作業〉 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を要旨とす
るこの考案の構成は、前述問題点を解決するために、ポ
ンチによって打刻しようとする印の深さに応じて本体で
のストッパの位置をストッパの目盛と本体に設けた基準
リングの基準目盛との目盛り合せにより決めて、ストッ
パとポンチのフランジとの初期の間隔が上記印の深さに
相当するようにセットし、本体の先端とポンチ先端とを
加工物の面に当てて、ポンチのフランジに打撃を与える
ことにより、フランジがストッパに当たるまで、ポンチ
が加工物に陥没腰前記の設定深さの印を打刻出来るよう
にした技術的手段を講じたものである。
〈実施例−構成〉 次に、この考案の1実施例を図面に基づいて説明すれば
以下の通りである。
1はポンチであり、先端には失笑形状部1′が形成され
、又、基部にはハンマによる打撃を受けるフランジ1″
が一体的に形成されており、該ポンチ1は筒状の本体2
に軸方向摺動自在に挿入されている。
そして、該本体2の側部にはネジ3がナツト4にて固定
されて取付けられており、該ネジ3の先端がポンチ1の
側部切欠部1″内に挿入されてポンチ1の抜は止めがな
されるようにされている。
而して、上記本体2はその先端面が軸方向に対し直角に
加工されて加工物の刻印面に当接させるための基準面A
が形成されている。
又、本体2の中央上方には外周部に目盛り合せ用の基準
目盛aを付した基準リング5が回動自在に嵌装されてお
り、該基準リング5は止めネジ6によって本体2に対し
ロック出来るようにされている。
更に、本体2の最上部には雄ネジ7が刻設されてストッ
パ8が螺装されてこれを回動させることによって本体2
に対する軸方向の取付位置が調節可能であるようにされ
ており、又、ロックボルト9によってこの取付位置がロ
ック出来るようにされている。
又、ストッパ8の外周面には周方向に一定間隔を介して
目盛すが付されており、ロックボルト9を緩めた後スト
ッパ8を回動させると、目盛すによって表示される寸法
だけストッパ8は本体2の軸方向に進退移動するように
されている。
したがって、ストッパ8の目盛すをして基準リング5の
基準目盛aに合せて更に回転させることにより、設定目
盛針だけストッパ8を回転させて、基準目盛すに合せる
と当該目盛器だけフランジの打刻深さdが設定されるこ
とになる。
〈実施例一作業〉 上述構成の刻印装置を用いて加工物に刻印をするには、
まず、第2図に示す様に、本体2の先端基準面Aを定盤
10の上面に当接させ、又、ポンチ1の先端を基準面A
に当接一致させ、この状態でロックボルト9を緩めてス
トッパ8を回転させ、該ストッパ8の上面をポンチ1の
フランジ1″の下面に当接させる。
そこで、基準リング5の止めネジ6を緩めて該基準リン
グ5を周方向に回転させ、第2図に示す様に基準リング
5の目盛aをストッパ8の目盛すの0点に一致させ止め
ネジ6でロックする。
次に、ポンチ1の先端と基準面Aとを一致させたまま、
ストッパ8を時計方向に回転させて、第3図に示す様に
、加工物に対して刻印しようとする深さ分に対応する目
盛すを基準リング5の目盛aに一致させて目盛り合せを
行い、その位置でロックボルト9を締めてストッパ8を
固定する。
この状態では、第3図に示す様に、目盛すの読取り寸法
骨だけ、即ち、設定打刻深さdだけストッパ8が下がり
、ストッパ8とポンチのフランジ1“との間には目盛d
の読取り寸法に応じた初期間隙すが形成される。
第3図に図示する態様では目盛すの表示寸法が0.11
771171とされであるので、上記初期間隙dは0.
1耽に設定される。
次に、第4図に示す様に、この刻印装置の本体2の基準
面Aを加工物11の刻印面に当接させ、ハンマ12によ
ってポンチ1のフランジ1′の上面に打撃力を印加する
その結果、ポンチ1の先端は上部のフランジ1′がスト
ッパ8に当たるまでの加工物11内に陥没し、前記初期
間隙dと同−深さの刻印12が加工物11の面に形成さ
れる。
したがって、加工物11の刻印面を削り加工するときに
は上記刻印12の深さ分だけ切削加工することによって
初期間隙dに応じた厚さ分の加工が容易に行えることと
なる。
尚、この考案の実施態様は上述実施例に限るものでない
ことは勿論であり、例えば、基準リング5を本体2に固
定し、ストッパ8の上限位置にストツバ片を設けておき
、ストッパ8がこのストッパ片に当接したときにストッ
パ8とフランジ1“とが当接する等種々の態様が採用可
能である。
く考案の効果〉 以上、この考案によれば、基本的にポンチのフランジと
ストッパとの間隔を設定することによって、ポンチによ
る加工物に対する刻印深さを正確に設定することが出来
るので、当該刻印装置を用いて加工物の加工面に刻印を
打刻し、該刻印を目安として削り加工を行うことにより
、正確な寸法の加工を行うことが出来る効果がある。
したがって、部品の現物合わせの面を削る作業で削り過
ぎの生じることが防止され、作業が能率的、且つ、正確
に行えるようになり、組合わせ加工品の品質も向上され
る優れた効果が奏される。
又、この刻印装置を用いて加工のセンタ出し作業を行え
ば、常に一定の寸法のセンタ刻印を得ることが可能とな
り、けがき作業を正確に行えるようにもなる効果もある
而して、本体上部のストッパ側部に目盛を設け、本体に
設けた基準リングの側部の基準目盛とにより目盛り合せ
を行うことが出来るようにしたことにより、ストッパの
軸方向深さ、即ち、刻印深さが正確、且つ、自在に行う
ことが出来、上述基本的効果が確実に奏される効果があ
る。
又、ストッパが本体にネジ螺合していることにより上記
目盛合せによる目盛回転量に比例した刻印深さが設定出
来る効果がある。
更に、ストッパをポンチのフランジに当接させて基準合
せをした後に設定刻印深さを決めることが出来るので正
確に刻印深さが出せる優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案のl実施例を示すものであり、第1図は
刻印装置の全体態様半断面図、第2図は基準リングの位
置決めを行う状態を示す側面図、第3図はストッパの位
置決めを行う側面図、第4図は打刻作業側面図である。 1z・・・・・フランジ、1・・・・・・ポンチ、2・
・・・・・本体、8・・・・・・ストッパ、7・・・・
・・ネジ、d・・・・・・初期間隙、a・・・・・・目
盛、b・・・・・・基準目盛、5・・・・・・基準リン
グ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基部に打撃用のフランジが形成されているポンチが筒状
    の本体に挿入されている刻印装置において、本体には上
    記フランジが当接するストッパがネジ螺合され1、該ス
    トッパとの外側にはストッパと上記フランジとの初期間
    隔を示す目盛が該間隙に比例的に対応するように目盛ら
    れて設けられ、更に上記本体には該ストッパの目盛り目
    盛に合せする他の基準目盛を付された基準リングが回動
    自在に軸装されていることを特徴とする刻印装置。
JP7630080U 1980-06-03 1980-06-03 刻印装置 Expired JPS6023163Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7630080U JPS6023163Y2 (ja) 1980-06-03 1980-06-03 刻印装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7630080U JPS6023163Y2 (ja) 1980-06-03 1980-06-03 刻印装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS571698U JPS571698U (ja) 1982-01-06
JPS6023163Y2 true JPS6023163Y2 (ja) 1985-07-10

Family

ID=29438948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7630080U Expired JPS6023163Y2 (ja) 1980-06-03 1980-06-03 刻印装置

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JPS571698U (ja) 1982-01-06

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