JP2001269842A - 芯出しゲージとこのゲージを用いた内径加工工具の芯出し方法 - Google Patents

芯出しゲージとこのゲージを用いた内径加工工具の芯出し方法

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JP2001269842A
JP2001269842A JP2000085619A JP2000085619A JP2001269842A JP 2001269842 A JP2001269842 A JP 2001269842A JP 2000085619 A JP2000085619 A JP 2000085619A JP 2000085619 A JP2000085619 A JP 2000085619A JP 2001269842 A JP2001269842 A JP 2001269842A
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Kazuhisa Niwa
和久 丹羽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内径加工工具の刃先位置をタレット旋回中心
を含む平面に対し芯出しする芯出しゲージを提供する。 【解決手段】 旋盤タレット2の主軸側端2bに外形加
工工具取付用の断面U形溝2cを設ける。タレット2が
割出されたとき主軸軸心と平行となる断面U形溝2cの
側面を取付基準面2fとする。この取付基準面2fに当
接させられる直方体状の基部7aと、この基部7aから
延在しているアーム部7bと、アーム部7Bの先端に設
けられて内径加工工具の刃先5eを当接させ刃先5eの
芯出しを行う刃先基準面7cとを備えた芯出しゲージで
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は旋盤のタレットに取
り付ける内径加工用工具の刃先の芯出しゲージ及びその
ゲージを用い芯出しする方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タレットを有する旋盤においては主軸軸
心位置とタレットの旋回中心位置とは製作時に高さを一
致させさることが一般に行われている。従って通常は切
削加工の作業に際して、作業者によってタレット旋回中
心の高さ位置を補正する必要はないものである。一方、
切削加工のためにタレットに工具を取り付ける場合にあ
っては、各種工具の製作誤差や取り付け誤差等により、
タレットに取り付けた工具の刃先位置がタレットの旋回
中心位置即ち主軸軸心の高さ位置と必ずしも一致してい
るとは限らない。
【0003】そのため切削加工においてびびり現象が発
生したり、仕上げ面に縞模様が発生する場合があり、こ
のときには切削条件を変更するばかりでなく、切刃刃先
位置の芯ずれをチエックすることが必要となる。従来内
径加工工具の刃先位置を計測する方法としては図8に示
すようセッティングゲージを用いた図9〜図11のもの
が知られている。図7はタレットを有する旋盤の一例を
示すものであって、ベッド101の左側上面に主軸台1
02が取り付けられている。主軸台102には図示しな
い主軸が水平Z軸方向に回転可能に軸承されていて、主
軸の右端には工作物Wを把握するチャック103が取り
付けられている。
【0004】ベッド101の上面で主軸台102の右方
にはZ軸方向に案内面101aが設けられている。そし
てこの案内面101a上にはZ軸方向に移動位置決め可
能に往復台105が取り付けられている。往復台105
の上面にはZ軸方向に直角なX軸方向に案内面105a
が設けられていて、この案内面105a上にX軸方向に
移動位置決め可能に刃物台106が取り付けられてい
る。
【0005】タレット107は外周が多角形をなしてい
て、多角形の各面107aは工作物の内径を切削加工す
る内径加工用の旋削工具の工具ホルダ等を取り付け可能
な工具取付面に形成されている。更にタレット107に
は主軸台102側端面107bにチャック103に把握
した工作物Wの外径を切削加工る外径加工工具を取り付
けるための断面U形溝107cが外周の各工具取付面1
07bに向かって放射状に複数条設けられている。
【0006】従来上記タレット107に内径加工工具を
取り付けた場合の工具刃先位置の位置計測について図8
に示すセッティングゲージ110が用いられていた。セ
ッティングゲージ110は一端部を直角に折り曲げた直
定規状をなした主尺111と、この主尺111と長手方
向に相対移動可能には把持している琴柱状の副尺112
とから構成さている。そして主尺111の折り曲げられ
た一端端面111aと副尺112で琴柱の琴胴に接触す
る部分に相当する端面112aがそれぞれ基準面とされ
ている。そしてこの基準面となる二つの端面111aと
112aとの位置の差を読み取る目盛が主尺111の直
定規部分に刻設されている。
【0007】次に上記セッティングゲージ110を用い
てタレット107に取り付けた内径加工工具の刃先位置
を計測する方法について説明する。
【0008】1.内径加工工具 1-1 タレット107の工具取付面107aに工具ホル
ダ130を固着し、この工具ホルダ130に内径加工用
のボーリングバー131を装着する。この場合のボーリ
ングバー131先端に取り付けた内径加工工具T101
のX軸方向におけるボーリングバー131,円柱面13
1aからの突き出し寸法の計測〔図9,図10〕。セッ
ティングゲージ110の主尺111の基準面111aを
ボーリングバー131の円柱面131aで内径加工工具
T101と同一放射状方向に当接する。この状態で副尺
112の基準面112dを内径加工工具T101の先端
に当接する。このときの主尺111の目盛の読みがボー
リングバー131,円柱面131aからの内径加工工具
T101のX軸方向突き出し寸法である。
【0009】1-2 タレット107の工具取付面107
aに工具ホルダ130を介して装着した内径加工工具T
101のZ軸方向への突き出し寸法の計測〔図11〕。
セッティングゲージ110の主尺の基準面111aをボ
ーリングバー131の先端面131bに当接する。この
状態で副尺112の基準面112aを内径加工工具T1
01の先端に当接する。このときの主尺111の目盛の
読みがボーリングバー131の先端131bからの内径
加工工具T101のZ軸方向突き出し寸法である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で述べた内径
加工工具の刃先位置計測方法では、ボーリングバーに対
する内径加工工具のX軸方向即ち半径方向の突き出し寸
法と、Z軸方向即ち長手方向の突き出し寸法とを計測し
ているのみであって、刃先位置をタレット旋回中心位置
との高さを合致させる芯出し方法は全く行われていなか
った。そのため内径加工工具の刃先をタレット旋回中心
位置即ち主軸中心位置に合致させることが出来ず、作業
者の目視により芯高合わせが行われていた。従って切削
加工時のびびり等の不具合をなおすよう主軸軸心位置に
対する刃先位置の高さを変更するに際し変更寸法を知る
ことが出来ないという問題を有していた。本発明は従来
技術の有するこのような問題に鑑みなされたものであっ
て、その目的とするところは、内径加工工具の刃先位置
をタレット旋回中心位置に合致させる芯出しゲージ及び
この芯出しゲージを用いる芯出し方法を提供しようとす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載された本発明の芯出しゲージは、旋盤
の主軸軸心と平行な軸で旋回するタレットの外周に取り
付ける内径加工工具を主軸軸心に対して芯出しする芯出
しゲージであって、前記タレットの主軸側端面に形成さ
れた外径加工工具取付用の断面U形溝に当接して取着さ
れる基部と、該基部から続いて延在しているアーム部
と、該アーム部の先端に突設され主軸軸心と同一又は所
定寸法離れて位置する前記内径加工工具の刃先を当接さ
せる刃先基準面とを備えてなり、内径加工工具の刃先を
刃先基準面に当接することにより加工穴中心と所定位置
関係にセッティングできるようにしたものである。
【0012】上述の芯出しゲージはタレットの外形加工
工具を取り付ける断面U形溝の基準面に当接して取り付
けることができるので、取り付け位置が正確で、かつ特
別の取り付け手段を必要としない。更に断面U形溝に芯
出しゲージを取り付けるようになしたので、断面U形溝
の側面の基準面と芯出しゲージとの間に所定寸法の敷板
を介在させることにより、旋削工具の刃先芯高を所定量
変更することが出来る。
【0013】また、請求項2に記載された本発明の内径
加工工具の芯出し方法は、旋盤の主軸軸心と平行な軸で
旋回するタレット外周の工具取付面に取着する内径加工
工具の芯出し方法であって、前記タレットの旋盤主軸側
端面に形成された外径加工工具取付用の断面U形溝に取
着した際に、主軸軸心と同一または所定寸法離れて位置
する芯出しゲージの刃先基準面に、前記タレットの外周
の工具取付面に取着した工具ホルダに前記加工工具を刃
先方向が前記タレットの中心方向を向くよう保持してそ
の刃先を移動させて前記芯出しゲージの刃先基準面に当
接して位置決めすることによって前記加工工具の刃先の
芯出しを行うようにしたものである。
【0014】上述の方法によればタレットの旋回中心を
含む平面に平行に刃先基準面が固定された芯出しゲージ
の刃先基準面に内径加工工具の刃先を当接させ、工具ホ
ルダをタレットに固着するのみにて芯出しが行えるので
タレットの旋回中心に対し刃先の芯高を容易に位置決め
させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
もとづいて説明する。図1はタレットの外周に取り付け
た内径加工工具とタレット端面に取り付けた芯出しゲー
ジとの関係を示す正面図である。図2は図1のA−A矢
視図である。図3は図1のB−B線断面図である。
【0016】旋盤において、X軸方向に移動可能な刃物
台1は、それと直角方向の旋盤主軸軸線と平行なZ軸方
向の軸を旋回軸心とするタレット2が旋回割出し可能に
取り付けられている。図1において、タレット2は外周
が例えば八角形をなしていて、外周の8個所に工具取付
面2aを有している。工具取付面2aには工具ホルダ3
がタレット2のZ軸方向主軸側端面2bと顎3aで係合
して取り付けられている。
【0017】工具ホルダ3の工具取付面2aへの取り付
けには複数のボルト4が用いられて確実に固着されてい
る。しかし各ボルト4をわずかに緩めて工具ホルダ3を
Z軸方向に対し直角な方向に移動させることが出来るよ
う、工具ホルダ3の各ボルト穴3bはわずかに大きく穿
設されている。工具ホルダ3には中心にZ軸方向の貫通
穴3cが穿設されていて、この貫通穴3cに内径加工工
具5の円柱状のシャンク5aが嵌挿されている。
【0018】内径加工工具5はシャンク5aに続いて長
い首部分5bが延在しており、この首部分5bの先端に
工作物の内径加工を行う切刃5cを取り付けている。シ
ャンク5aの円柱面の外周には軸心方向全長にわたって
一個所平面図5dが形成さている。そしてシャンク5a
を貫通穴3cに嵌挿し留めねじ6にてシャンク5aを工
具ホルダ3に固着するとき、留めねじ6の先端を平面部
5dに当接させ内径加工工具5の軸心線に対する回転を
阻止する。尚このとき切刃5cがタレット2の旋回中心
を向くように平面部5cの形成位置が決められている。
【0019】タレット2の旋盤主軸側端面2bには中心
部から外周の各工具取付面2aの中央に向かって断面U
形溝2cが放射状に形成されている。この溝はタレット
2が加工位置に旋回割出しされたとき、その片方の側面
が主軸軸線と平行となるように形成されていて、その面
をゲージ取着時の基準面とする。また断面U形溝2cに
外径加工工具に代えて、内径加工工具5に対する芯出し
ゲージ7を取り付ける。断面U形溝2cのタップ穴2e
から遠い側で取付基準面となる側面2fと底面2dとに
芯出しゲージ7の直方体状の基部7aが当接して取り付
けられている。
【0020】芯出しゲージ7は基部7aに続いてZ軸方
向に長いアーム部分7bが延在しており、このアーム部
分7bの先端には内径加工工具5の切刃5cの刃先5e
と当接し、内径加工工具5の刃先5eの芯出し位置とな
る刃先基準面7cが形成されている。この刃先基準面7
cは内径加工用の切削工具5の首部分5bの各種長さに
対応させるために、Z軸方向に適当な長さを有している
ものである。そして重要なことは、芯出しゲージ7が断
面U形溝2cの取付基準面2fに当接して取着されたと
き、刃先基準面は図4に示すように主軸軸線を含む面内
に位置するか、または所定寸法偏位した位置に位置する
ように形成されている。なお所定寸法偏位した位置とは
市販工具の仕様に合わせて決定される。
【0021】次に芯出しゲージ7をタレット2の断面U
形溝2c内に取り付ける機構について図3にもとづいて
説明する。断面U形溝2cのタップ穴2eに取付基準面
2fに当接させて芯出しゲージ7の基部7aを位置決め
する。タップ穴2e側の側面2gと底面2dとに当接さ
せて、タップ穴2eを塞がない位置に底面2dとの接触
面の大きな断面台形状のブロック8が配置されている。
【0022】そして一面9aを芯出しゲージ7の直方体
状の基部7aに当接させ、反対面の傾斜面9bをブロッ
ク8の断面台形状の傾斜面8aに面当接させ、ブロック
8と逆向きの断面台形状をなしたクランプ体9が重ねら
れている。クランプ体9は断面U形溝2cの底面2dに
設けられたタップ穴2eに螺装するボルト10により底
面2dの方へ引き上げられる。そしてクランプ体9は傾
斜面9bがブロック8の傾斜面8aに沿って移動し、芯
出しゲージ7の基部7aを断面U形溝2cの取付基準面
2fと底面2dに押し付けて芯出しゲージ7を強固にク
ランプ位置決めする。
【0023】芯出しゲージの取り付け手順を説明する。
内径加工工具5を取り付けるタレット2の工具取付面2
sに対応した断面U形溝2cの取付基準面2fに芯出し
ゲージ7基部7aの基準側となる面を当接してブロック
8とクランプ体9を介してボルト10により断面U形溝
2c内に取着する。工具ホルダ3に内径加工工具5のシ
ャンク5aを挿入して止めねじ6にてクランプする。こ
のとき切削工具5の切刃5cは、工具ホルダ3を工具取
付面2aに取り付けることにより自動的にタレット2の
旋回中心方向を向く。工具ホルダ3をタレット2の工具
取付面2aに取り付けるに際し工具ホルダ3が取付面2
a上で動きうる程度にボルト4を軽く締める。そして工
具ホルダ3を動かして切削工具5の切刃5cの刃先5e
を芯出しゲージ7の刃先基準面7cに圧接させながらボ
ルト4で取り付ける。
【0024】工具ホルダに内径加工工具5を固定する別
の機構を図5にもとづいて説明する。タレット2の工具
取付面2aに取り付ける工具ホルダを工具取付面2aに
平行な面にて切断した二つ割り状とするものである。工
具ホルダの下側半分21には内径加工工具5のシャンク
5aを半分だけ支持する半円筒状の凹部21aが設けら
れている。工具ホルダの上側半分23にも下側半分21
と同様、内径加工工具5のシャンク5aを半分だけ支持
する半円筒状の凹部23aが設けられている。
【0025】まず工具取付面2aに工具ホルダの下側半
分21をボルト22により固着する。そして凹部21a
内に内径加工工具5のシャンク5aを載せる。工具ホル
ダの上側半分23をシャンク5aに被せて、上側半分2
3を下側半分21にボルト24により仮締めする。この
凹部21a内にて内径加工工具5を軸線に対し回転させ
ることにより内径加工工具5の切刃5cの刃先5eを芯
出しゲージ7の刃先基準面7cに当接させて、ボルト2
4を本締めして上側半分23を下側半分21に固着する
ことによりシャンク5aを完全に固定することができ
る。
【0026】尚、シャンク5aを被覆したとき下側半分
21を上側半分23との二つ割り接触面間にわずかの間
隙δが生じるように形成すればシャンク5aのクランプ
がより確実となる。その他上側半分23に下側半分21
を工具取付面2aに締め付けるボルト22を操作する穴
25を設けておけば二つ割り工具ホルダ切削工具5をク
ランプ後第1実施例と同様上下二つの工具ホルダを一体
として移動させて刃先5eを芯出しゲージ7の刃先基準
面7cに当接させることも可能である。
【0027】さらに芯出しゲージの取り付けの他の機構
を図6にもとづいて説明する。タレット2の断面U形溝
2cのタップ穴2eに取付基準面2fに当接させて芯出
しゲーシ7を配置し、タップ穴2eに近い側面2gに当
接し直方体状のブロック31を配置する。ブロック31
には断面U形溝2cの溝方向適数個所に底面2dと平行
にタップ穴31aが設けられている。このタップ穴31
aには頭部先端を芯出しゲージ7に当接させた状態でボ
ルト32が螺装されている。そしてこのボルト32を回
すことよってボルト32の頭部にて芯出しゲージ7を断
面U形溝2cの取付基準面2fに押圧クランプし位置決
めするものである。
【0028】
【発明の効果】本発明の方法および芯出しゲージは上述
のように構成されているので次に記載する効果を奏す
る。請求項1の芯出しゲージは、タレットの外形加工工
具を取り付ける断面U形溝の基準面に当接してセッティ
ングするようになしたので、取り付けが正確で特別の取
り付け手段を必要としない。また断面U形溝の側面と芯
出しゲージとの間に所定寸法の敷板を介在させることに
より、内径加工工具の刃先芯高を主軸軸線に対し任意に
所定量変更することが出来る。
【0029】請求項2の方法は、タレットの旋回中心を
含む平面に平行に刃先基準面が固定された芯出しゲージ
の刃先基準面に内径加工工具の刃先を当接させた状態で
工具ホルダをタレットに固着するので、タレットの旋回
中心に対し刃先の芯出しを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タレット外周の工具取付面に取り付けた内径加
工工具とタレット端面に取り付けた芯出しゲージとの関
係を示す正面説明図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】内径加工工具の刃先位置と旋盤主軸軸心との位
置関係を示す説明図である。
【図5】工具ホルダの他の実施例う示す説明図である。
【図6】心出しゲージの取り付けの他の実施例を示す説
明図である。
【図7】タレットを有する旋盤の概略説明図である。
【図8】従来技術のセッティングゲージの説明図であ
る。
【図9】従来技術のタレットに取り付けた内径加工工具
に対しボーリングバー円柱部からの突出量を測定する方
法を示す説明図である。
【図10】図9のC−C矢視図である。
【図11】従来技術のタレットに取り付けた内径加工工
具に対しボーリングバー先端からの突出量を測定する方
法を示す説明図である。
【符号の説明】
2 タレット 2a 工具取付面 2b 主軸側端面 2c 断面U形溝 2d 底面 2e タップ穴 2f 取付基準面 2g 側面 3 工具ホルダ 5 内径加工工具 5a シャンク 5d 平面部 5e 刃先 6 止めねじ 7 芯出しゲージ 7a 基部 7b アーム部 7c 刃先基準面 8,31 ブロック 8a,9b 傾斜面 9 クランプ体 10,32 ボルト 21 工具ホルダの下側半分 23 工具ホルダの上側半分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋盤の主軸軸心と平行な軸で旋回するタ
    レットの外周に取り付ける内径加工工具を主軸軸心に対
    して芯出しする芯出しゲージであって、前記タレットの
    主軸側端面に形成された外径加工工具取付用の断面U形
    溝に当接して取着される基部と、該基部から続いて延在
    しているアーム部と、該アーム部の先端に突設され主軸
    軸心と同一又は所定寸法離れて位置する前記内径加工工
    具の刃先を当接させる刃先基準面とを備えてなり、内径
    加工工具の刃先を刃先基準面に当接することにより加工
    穴中心と所定位置関係にセッティングできることを特徴
    とする内径加工工具の芯出しゲージ。
  2. 【請求項2】旋盤の主軸軸心と平行な軸で旋回するタレ
    ット外周の工具取付面に取着する内径加工工具の芯出し
    方法であって、前記タレットの旋盤主軸側端面に形成さ
    れた外径加工工具取付用の断面U形溝に取着した際に、
    主軸軸心と同一または所定寸法離れて位置する芯出しゲ
    ージの刃先基準面に、前記タレットの外周の工具取付面
    に取着した工具ホルダに前記加工工具を刃先方向が前記
    タレットの中心方向を向くよう保持してその刃先を移動
    させて前記芯出しゲージの刃先基準面に当接して位置決
    めすることによって前記加工工具の刃先の芯出しを行う
    ことを特徴とする内径加工工具の芯出し方法。
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