JP6714020B2 - 芯出し用治具および芯出し方法 - Google Patents

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Description

本発明は、工作機械における工具台の芯出しを容易に行うための芯出し用治具および芯出し方法に関する。
NC旋盤では、例えば、工具台を備えたタレット装置に複数の工具が取り付けられ、加工に使用する工具がタレット装置の旋回割出しによって選択される。一方、回転可能な主軸にはチャックによって工作物(ワーク)が保持され、そのワークに回転が与えられる。そして、駆動装置によってタレット装置が移動することにより、回転するワークに切削工具が当てられて所定の加工が行われる。その際、加工されたワークを寸法公差内に収めるには、ワークと工具との相対的な位置関係について正確な制御が行われる必要がある。そのため、ワーク側の主軸と切削工具側の工具台との間で芯出しが行われる。
図7及び図8は、従来の芯出し方法の一例を簡略化して示した図であり、特に図7は側面図、図8は平面図である。このNC旋盤は、主軸台101において主軸102が回転可能に組み付けられ、工具を備えたタレット装置105が主軸102の軸心201と平行なZ軸方向と、上下のX軸方向に移動可能な2軸旋盤である。タレット装置105に対して行われる芯出しは、主軸102にテストバー110が固定され、回転するテストバー110にダイヤルゲージ130の測定子が当てられて主軸102の軸心201の位置が計測される。一方、タレット装置105には工具台106に芯出し用治具120が取り付けられ、そのY軸方向側面に同じくダイヤルゲージ130の測定子が当てられ、工具台106の回転軸202の位置が計測される。
特開2015−171750号公報
しかし、テストバー110を使用した従来の芯出し方法は、その取り付けに関して次のような問題があった。例えば、上記特許文献1に記載するように、テストバー110を主軸102に組み付けたチャックに把持させて計測する方法がある。しかし、この方法ではチャックの把持状態によってテストバー110の姿勢に変化が生じてしまい、主軸102の軸心201の位置計測が安定せず、または計測に手間がかかることになる。そこで、図7及び図8に示すように、主軸102に対して直接テストバーを固定する方法が採られる。しかし、この方法では、主軸102に対してチャックを組み付けた後は、芯出しの際にテストバー110への組み替えが必要になり、芯出し作業が容易に行えなくなってしまう。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、芯出し作業を容易に行うための芯出し用治具および芯出し方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様における芯出し用治具は、ワークを把持するチャックを備えた主軸の軸心に対して、ワークを加工する工具の着脱が可能な工具台の回転軸を前記軸心上で直交させるためのものであり、前記工具を取付けるための前記工具台の取付け部に対して装着可能な固定部と、中心線が前記工具台の回転軸と直交し、所定の計測位置に計測機器の測定子が当てられる計測用円周面を備えた芯出し部とを有する。
本発明の他の態様における芯出し方法は、軸心を前後方向とした主軸と、前記主軸の前方側において回転軸が前記主軸の軸心に対して上下方向に直交する工具台とに関し、前記工具台の回転軸を前記主軸の軸心上に位置させるためのものであり、中心線が前記工具台の回転軸と直交する計測用円周面を備えた芯出し用治具を前記工具台に対して取り付け、前記主軸側には測定子をもった計測機器を取り付け、前記主軸を回転させて前記計測用円周面の所定の計測位置に前記計測機器の測定子を当てることにより、前記主軸の軸心と当該軸心に直行する前記工具台の回転軸との位置の誤差を計測するようにしたものである。
本発明によれば、中心線が工具台の回転軸と直交する計測用円周面を備えた芯出し用治具を使用し、工具台に対して取り付けた当該芯出し用治具に対して、主軸側に取り付けた計測機器の測定子を前記芯出し用治具の計測用円周面に当て、主軸の軸心と当該軸心に直交する工具台の回転軸との位置の誤差を計測するようにしたので、従来のようにテストバーを使用することなく容易に芯出し作業を行うことができる。


NC旋盤の一実施形態を示した側面図であり、特に内部構造となる加工モジュールが示されている。 タレット装置を構成する工具台について示した一の切削工具を取り付けた状態の斜視図である。 芯出し方法の一実施形態を簡略化して示したY軸方向の側面図である。 芯出し方法の一実施形態を簡略化して示したZ軸方向の正面図である。 タレット装置を構成する工具台について示した芯出し用治具を取り付けた状態の斜視図である。 芯出し用治具の他の例を示した斜視図である。 従来の芯出し方法を簡略化して示した側面図である。 従来の芯出し方法を簡略化して示した平面図である。
次に、本発明に係る芯出し用治具および芯出し方法の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。NC旋盤では、前述したように主軸チャックにワークが保持され、回転するワークに対し切削工具が当てられて所定の加工が行われる。切削工具は工具台に取り付けられ、正確な位置決め制御によって精度の高い加工が行われるが、そのためには加工前における工具台の芯出しが必要である。ここで、図1は、NC旋盤の一実施形態を示した側面図であり、特に内部構造となる加工モジュールを示したものである。
NC旋盤1は、ベース2の上に加工モジュール10が搭載され、全体が不図示の外装カバーによって覆われており、その内部に加工室が構成される。加工モジュール10は、ワークWを保持して回転させる主軸台11や、工具台16を備えたタレット装置15、そのタレット装置15をZ軸方向やX軸方向に移動させるZ軸駆動装置17およびX軸駆動装置18、そして各駆動装置を制御するための制御装置19などによって構成されている。
主軸台11は、その内部に主軸12が回転可能に設けられ、主軸12の先端部分にワークWを把持するチャック13が組み付けられている。主軸12は、その軸心301が水平になるように構成されている。本実施形態では、主軸12の軸心301に平行な水平軸がZ軸であり、Z軸に対して直交する上下方向がX軸である。そして、主軸12の軸心301に直交する加工モジュール10の機体幅方向がY軸方向である。従って、加工モジュール10は、主軸台11に保持されたワークWに対し、タレット装置15の工具25をZ軸方向とX軸方向に移動させる2軸旋盤を構成するものである。
NC旋盤1では、先ずタレット装置15で工具台16の旋回割出しが行われる。工具台16には、エンドミルやドリルなどの回転工具、或いはバイトなどの切削工具が取り付け可能であり、複数あるものの中から加工対象となる工具25が選択される。その後、Z軸駆動装置17及びX軸駆動装置18の駆動により、ワークWの加工個所に工具25(例えば切削工具)の先端を位置合わせした移動が行われる。そして、X軸方向の高さ調整が行われた後Z軸方向に移動し、回転するワークWに当てられて切削加工などが行われる。
ここで、図2は、タレット装置15を構成する工具台16であって、一の工具を取り付けた状態の斜視図である。図示した工具25はバイトであるため、以下「切削工具25」として説明する。タレット装置15の旋回割出しによって選択された切削工具25は、その刃先の位置制御による所定の加工が行われる。その際、2軸のNC旋盤1では、Z軸方向とX軸方向に関してZ軸駆動装置17及びX軸駆動装置18の制御による位置合わせが可能であるが、Y軸方向に関しては移動がないため予めタレット装置15における芯出し作業が必要になる。
タレット装置15を構成する工具台16は、工具ホルダ21が設けられ、その工具ホルダ21を介して切削工具25が着脱可能に取り付けられる。工具台16は、8角形の形状をしており、複数の工具が取り付け可能なものである。そして、工具台16は、中心位置を貫くようにしてX軸方向に沿った回転軸302があり、タレット装置15に対して回転可能に組み付けられている。工具台16に固定された工具ホルダ21は、回転軸302と平行な取付け溝211が形成され、その中に切削工具25が固定できるようになっている。
切削工具25は、シャンク251の先端部分に刃先となるチップ252が固定されたバイトであり、シャンク251の角柱形状部分が取付け溝211に固定される。取付け溝211は、シャンク251よりも幅広に形成されており、切削工具25を挿入した場合に隙間ができるようになっている。そして、その隙間部分には楔形ブロック22があり、工具ホルダ21に対してボルト23によって連結されている。工具ホルダ21の取付け溝211は、楔形ブロック22が配置された方の側壁がテーパ面になっており、楔形ブロック22にも当該側壁に沿って摺接するテーパ面が形成されている。
従って、ボルト23の締め付けにより、楔形ブロック22が取付け溝211内へと進入するとともに、シャンク251が、楔形ブロック22と取付け溝211の反対側の側壁との間で強く挟み込まれる。一方、ボルト23が緩められると、楔形ブロック22が取付け溝211の外側へと移動することにより、その楔形ブロック22の押え込みが解除され、切削工具25が取り外し可能になる。
図2では一つの切削工具だけが示されているが、本来は工具台16に対して複数の工具が取り付けられ、回転軸302を中心にした工具台16の回転によりタレット装置15の旋回割出しが行われ、対象となる切削工具25などが選択される。そして、前述したように、主軸12側で回転するワークWに対して選択された切削工具25が当てられて切削加工などが行われる。その際、加工対象となる切削工具25やその他の工具は、刃先の位置がY軸方向にずれていると加工精度を低下させることになる。従って、芯出しが行われるが、切削工具25などの刃先位置は、工具台16の回転軸302を基準としてY軸方向の設定が行われているため、芯出しでは、タレット装置15に関して、主軸12の回転軸301に対して工具台16の回転軸302の位置が重なるようにした調整が行われる。
図3及び図4は、本実施形態の芯出し方法を簡略化して示した図であり、図3はY軸方向の側面図、図4はZ軸方向の正面図である。本実施形態の芯出し方法では、テストバーを使用することなく、基準となる主軸12の軸心301に対して工具台16における回転軸302のズレ量が計測される。そのズレ量を計測するためのダイヤルゲージ80は主軸12に取り付けられる。従来例では、図7に示すように、主軸台101の非回転部分にダイヤルゲージ130の装着部131が取り付けられ、主軸102側と工具台106側との両方について計測が行われていた。しかし、本実施形態では、主軸12側にダイヤルゲージ80が取り付けられ、工具台16側のみの計測となっている。なお、主軸12側へのダイヤルゲージ80の取り付けは、主軸12に直接取り付ける他、主軸12に組み付けられたチャックに対して取り付けるようにしてもよい。
ダイヤルゲージ80は、装着部81からが延びたアーム82の先端部分に取り付けられている。アーム82は関節を備えており、計測時のダイヤルゲージ80の位置調整が可能になっている。従来のダイヤルゲージ130も同じように構成され、図7に示すようにアーム132の関節を折ることでテストバー110と芯出し用治具120の両方の計測が可能になっている。一方、本実施形態では、図3に示すように、主軸12側から工具台16側へとアーム82が延び、ダイヤルゲージ80の測定子が芯出し用治具28に当てられている。ここで、図5は、タレット装置15を構成する工具台16であって、芯出し用治具28を取り付けた状態の斜視図である。
芯出し用治具28は、切削工具25などに代えて工具ホルダ21に取り付け可能なものであり、固定部281が切削工具25のシャンク251と同じサイズの角柱形状で形成されている。従って、芯出し用治具28は、切削工具25と同じようにして工具ホルダ21の取付け溝211内に固定される。すなわち、楔形ブロック22のボルト23が緩められた状態で取付け溝211内へ固定部281が挿入され、位置決めされた後にボルト23が締め付けられる。その締め付けにより楔形ブロック22が取付け溝211内へと進入し、固定部281が楔形ブロック22と取付け溝211の側壁との間で強く挟み込まれる。一方、芯出し用治具28を取り外す場合にはボルト23を緩めればよく、それにより楔形ブロック22が取付け溝211の外へと移動することにより、固定部281への押え込みが解除される。
芯出し用治具28は、固定部281のほかに芯出し部282が形成されている。芯出し部282には円形の貫通孔が形成され、その内側面がダイヤルゲージ80の測定子が当てられる計測用円周面285になっている。工具ホルダ21に固定された芯出し用治具28は、工具台16の下方に芯出し部282が突き出している。このとき芯出し部282は、計測用円周面285を構成する貫通孔の中心線303と工具台16の回転軸302とが交点305において直交するようになっている。そして、芯出しの際には、芯出し部282の中心線303がZ軸と平行になるように、芯出し用治具28がタレット装置15の旋回割出しによって図3に示す計測位置に配置される。
芯出しでは、Z軸と平行な主軸12の軸心301を基準線として、芯出し用治具28の中心線303と当該基準線とのズレ量を計測することとなる。計測では、ダイヤルゲージ80の測定子が芯出し部282の計測用円周面285に当てられ、主軸12に対する回転角の位置決めが行われる。具体的には、図3及び図4に示すように、中心線303に直交するY軸に平行な横軸線310上の2箇所の計測位置311,312で行われる。このとき、主軸12と芯出し用治具28の軸心301,303が一致していればダイヤルゲージ80に針の振れは生じない。つまり、主軸12の軸心301からY軸方向に見た計測位置311,312までの距離が等しい状態にある。
一方で、図5に示すように、主軸12と芯出し用治具28の軸心301,303が一致していない場合には、軸心301からY軸方向に見た計測位置311,312までの距離が異なるため、ダイヤルゲージ80の針がズレ量y1に応じて振れることになる。このダイヤルゲージ80の値から、工具台16の回転軸302が主軸12の軸心301に対してY軸上におけるズレ方向とズレ量y1が確認できる。そして、工具台16の回転軸302が主軸12の軸心301上に位置するように、タレット装置15についてズレ量y1を解消させる芯出し調整が行われる。
よって、芯出し用治具28を使用する本実施形態の芯出し方法では、ダイヤルゲージ80を回転する主軸12側へ取り付けることにより、従来のようにテストバーを使用することなく芯出しのための計測を行うことが可能である。従って、主軸12にチャック13が組み付けられた後であっても、ダイヤルゲージ80をチャック13に取り付けるようにすれば芯出しのための計測が可能である。また、芯出し用治具28は、切削工具25と同様に工具ホルダ21へ取り付けることができるため、改良を加える必要もなく簡単に芯出しのための計測を行うことができる。また、加工モジュール10からなるNC旋盤1は幅が狭い構造であるが、芯出し用治具28の計測用円周面285に対して測定子を当てたダイヤルゲージ80は、図4に示すように目盛りがほぼ正面を向くような姿勢になるため、外装カバーによって囲まれた内部であても作業者による視認がしやすい。
ところで、本実施形態の芯出し方法に使用される芯出し用治具は、図5に示すもの以外に例えば図6に示す形状をしたものであってもよい。図6は、芯出し用治具の他の例を示した斜視図である。この芯出し用治具29は、工具ホルダ21に取り付け可能な角柱形状の固定部291と、芯出しのための計測を行う芯出し部292が設けられている。特に、芯出し部292には円柱形状の突起296が形成され、その外側面がダイヤルゲージ80の測定子が当てられる計測用円周面295になっている。
この芯出し用治具29も同じように工具台16の工具ホルダ21に取り付けられ、図3および図4に示す主軸12側に固定されたダイヤルゲージ80の測定子が計測用円周面295に当てられる。そして、突起296の中心線307に直交するY軸に平行な横軸線上の2箇所の計測位置でダイヤルゲージ80による計測が行われる。従って、この芯出し用治具29でも、従来のようにテストバーを使用しないため、主軸12にチャック13が組み付けられた後であっても芯出しのための計測が可能である。また、芯出し用治具29は工具ホルダ21へ簡単に取り付けることができるほか、外装カバーによって囲まれた内部であてもダイヤルゲージ80の目盛りを作業者が視認しやすいなどの効果を奏する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、図5に示す芯出し用治具28は、芯出し部282に貫通孔が形成されているが、円形の計測面を備えていれば有底穴であってもよい。
また、芯出し用治具や芯出し方法の使用は、前記実施形態のNC旋盤1に限るものではない。
1…NC旋盤 10…加工モジュール 11…主軸台 12…主軸 13…チャック 15…タレット装置 16…工具台 21…工具ホルダ 22…楔形ブロック 28…芯出し用治具 80…ダイヤルゲージ


Claims (5)

  1. ワークを把持するチャックを備えた主軸の軸心に対して、ワークを加工する工具の着脱が可能な工具台の回転軸を前記軸心上で直交させるための芯出し用治具であり、
    前記工具を取付けるための前記工具台の取付け部に対して装着可能な固定部と、
    中心線が前記工具台の回転軸と直交し、所定の計測位置に計測機器の測定子が当てられる計測用円周面を備えた芯出し部とを有するものであることを特徴とする芯出し用治具。
  2. 前記芯出し部は、前記主軸の軸心方向に深さのある円形の貫通孔又は凹部の内側面が前記計測用円周面であることを特徴とする請求項1に記載する芯出し用治具。
  3. 前記芯出し部は、前記主軸の軸心方向に円柱部が突き出し、その外側面が前記計測用円周面であることを特徴とする請求項1に記載する芯出し用治具。
  4. 前記固定部は、前記工具を構成する固定部の形状と共通であり、
    前記工具台の取付け部に形成された取付け溝に沿って挿入可能な角柱形状であって、前記取付け溝に差し込まれる楔部材が当たる押圧面を有するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載する芯出し用治具。
  5. 軸心を前後方向とした主軸と、前記主軸の前方側において回転軸が前記主軸の軸心に対して上下方向に直交する工具台とに関し、前記工具台の回転軸を前記主軸の軸心上に位置させるための芯出し方法であり、
    中心線が前記工具台の回転軸と直交する計測用円周面を備えた芯出し用治具を前記工具台に対して取り付け、
    前記主軸側には測定子をもった計測機器を取り付け、
    前記主軸を回転させて前記計測用円周面の所定の計測位置に前記計測機器の測定子を当てることにより、前記主軸の軸心と当該軸心に直行する前記工具台の回転軸との位置の誤差を計測するようにしたことを特徴とする芯出し方法。
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