JPS602315B2 - ジチオリン酸エステルジハライドの製造方法 - Google Patents

ジチオリン酸エステルジハライドの製造方法

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JPS602315B2
JPS602315B2 JP51084081A JP8408176A JPS602315B2 JP S602315 B2 JPS602315 B2 JP S602315B2 JP 51084081 A JP51084081 A JP 51084081A JP 8408176 A JP8408176 A JP 8408176A JP S602315 B2 JPS602315 B2 JP S602315B2
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dithiophosphoric acid
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ハンスヨアヒム・デイール
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic System
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/06Phosphorus compounds without P—C bonds
    • C07F9/16Esters of thiophosphoric acids or thiophosphorous acids
    • C07F9/165Esters of thiophosphoric acids
    • C07F9/20Esters of thiophosphoric acids containing P-halide groups

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、殺昆虫活性化合物の合成用の中間生成物とし
て使用できるジチオリン酸ヱステルジハラィドの予期さ
れない製造方法に関するものである。
ジチオリン酸アルキルェステルジクロラィドは、対応す
るリン酸アルキルェステルジクロラィドを硫化リン(V
)と共に140〜150qoに加熱することにより適度
な収率で製造することはすでに知られている〔ホウベン
ーウエイル(Ho地en−Weyl)「有機化学の方法
(DieMethodender○r鱗nischen
Chemie)」12/2巻、総2頁(1964)、ジ
ヨージ・チエム・フエルラグ・ストウツ ト ガ ー
ト( Qorg Thieme VerlagStut
咳an)」。
この方法における中間生成物段階として、リン酸アルキ
ルェステルジクロラィド及び五硫化リン(V)からチオ
リン酸○−アルキルェステルジクロラィドが生成し、そ
れは下記式に従って変法として硫化リン(V)と直接反
応してジチオリン酸アルキルェステルジクロライドを与
えることもできる:これらの方法を工業的に実施する際
には、ジチオリン酸ァルキルェステルジクロラィドと共
に生成する五酸化リンを分離しそして除去する必要があ
るために難点が生じる。
ジチオリン酸アルキルェステルジクロラィドを分離した
後に固体として残る五酸化リンは硫黄を含有している非
常に悪臭のある化合物を依然として含有している。それ
らを除いてアルカリ性媒体中での酸化により臭気のない
生成物とすることは部分的にしか可能ではなく、かつ長
い時間及び高い費用を必要とする。ジチオリン酸アリー
ルェステルジクロラィドは上記の方法に従っては得られ
ず、その理由は対応するチオリン酸○−アリールエステ
ルジクロラィドは加熱しても転位してチオリン酸Sーア
リールェステルジクロラィドを与えないからである。ジ
チオリン酸ェステルジハラィドを製造するための他の公
知の合成方法は、ラオール及び三塩化リンから得られる
チオリン酸ェステルジクロラィドと元素状硫黄との反応
である:硫黄とチオリン酸ェステルジクロラィドの付加
反応は10び0より高い温度においてのみ生じ、チオリ
ン酸ェステルジクロラィドの硫化にはジジチオリン酸ジ
ェステルジハラィド及び三塩化リンに対する顕著な異性
化が伴なう。
この副反応を抑制するためには、硫化を圧力下で実施し
なければならない〔ホウベン‐ウェイル、上記引用文参
照〕。ジチオリン酸ェステルジクロラィドを簡単な方法
で対応するチオール化合物とチオホスホリルクロラィド
との反応により製造する方法は、これま・で知られてい
なかった。
この反応においては、酸結合剤の存在下ですらほとんど
トリチオリン酸ジェステルクロラィド及びテトラチオン
酸ェステルだけが反応生成物として得られる〔ホウベン
‐ウ.ェィル、上記引用文参照〕。本発明は、一般式 R−SH (0) 〔Rは炭素数が1〜8のアルキル基(これは任意にァル
コキシにより置換されていてもよい)、ペンジル基又は
ハロゲンにより置換されていてもよいフェニル基を表わ
す〕のチオール化合物を、触媒としてのN,N−ジ置換
されたカルボン酸ァミド又はリン酸ァミド(これは任意
に元素状硫黄又はヨウ素と組合わされていてもよい)の
存在化で1oo 〜150ooの温度において、一般式
PSX3 (m)〔式中、×
は塩素を表わす〕のオホスホリルハラィドと反応させる
、一般式〔式中、X及びRは上記の意味を有する〕のジ
チオリン酸ェステルジハラィドの製造方法を提供する。
好適には、Rは、炭素数が1〜6のアルキル基を表わす
か、或いは任意に塩素で置換されていてもよいフェニル
を表わす。
当業界の現状に照らすとチオール化合物とチオホスホリ
ルラィドとの反応によるとトリチオリン酸ェステルハラ
ィド及びチオリン酸ェステルだけが得られるだろうと予
想されていたため、本発明に従う方法を使用するジチオ
リン酸ェステルジハライドが得られることは非常に驚ろ
くべきことである。
本発明に従う方法はジチオリン酸ェスアルジハライドの
公知の製造方法よりも多数の利点を有している。
従って、本発明の方法は容易に入手可能な出発物質だけ
を必要とし、該出発物質に容易に調節できるワンポット
法で高収率で反応できて希望する生成物を与えることも
できる。該方法に従って得られるジチオリン酸ェステル
ジハラィドを簡単な操作、例えば蒸留又は結晶化、によ
り反応混合物から単離できる。列挙すべき他の特徴は、
本発明に従う方法は環境を汚染しないということである
。反応中に生成する唯一の副生物はハロゲン化水素であ
り、これは容易に除去できる。使用され触媒は繰返して
使用できるため、それらを1回使用した後にそれらを工
程から棄てる必要がない。さらに該方法を使用すると、
非常に多種の可能な置換基を有するジチオリン酸ェステ
ルハラィドを得ることもでき、該方法はある種の代表的
なこの範ちゆうの化合物、例えばジチオリン酸アルキル
ェステルジクロラィドの製造に限定されるものではない
。例えばn一プロピルメルカプタン及びチオホスホリル
クロラィドを出発物質として使用し、そして触媒を使用
する場合、反応過程は下式により表わされる:本発明に
従って出発物質として使用きるチオール化合物は公知で
あり、そして例えばホウベン−ウェィル(上記引用文参
照)K巻、3頁以下に託されている方法に従って製造で
きる。
上記の方法に従って得られるのが難かしいチオフヱノー
ルはクワルト及びニューマンKwaれ及びNewman
)のJ.仇g.Chem.31、410〔1966〕及
びM.S.ニューマン(Newman)他、同上31、
3980〔1966〕の方法により得られる。該方法を
実施するときの溶媒の使用は絶対的に必須なものではな
いが、ハロゲン化された炭化水素類、例えばジクロルェ
タン、モノクロルベンゼン又はジクロルベンゼン、を使
用できる。
本発明に従う反応は前記の如く、触媒として、カルボン
酸及びリン酸のN,N−ジ置換されたアミド、例えばN
,N‐ジメチルアセトアミド又はへキサメチルリン酸ト
リアミドを、適宜元素状硫黄又は元素状ヨウ素と一緒に
して、使用することができる。好適にはN,N−ジメチ
ルホルムアミドをそれだけで又は元素状硫黄もしくは元
素状ヨウ素と組合せて反応に使用する。
本発明に従う反応は1ぴ 〜150℃の温度において、
一般に常圧下で実施される。
しかしながらそれをわずかにないし適度に過剰な圧力下
で実施できる。一般に反応は0.5〜5気圧の圧力にお
いて行なわれる。本発明に従う方法を実施する際には1
モルのチオール化合物(0)当り1.1〜2、好適には
1.4〜1.9モルのチオホスホリルハライド(m)及
び0.001〜oi、好適には0.005〜0.1モル
の触媒を使用する。
特定の態様に従うと、その後蒸留により精製しようとす
るジチオリン酸ェステルジハラィドの製造方法も連続的
に実施できる。
この方法では反応の完了後にそして菓剰量のチオホスホ
リルハラィド及び生成したジチオリン酸ェステルジハラ
ィドを蒸留除去した後に、反応容器を変えることなく触
媒を含有している蒸留残澄を再びチオホスホリルハラィ
ド及びチオール化合物と反応させる。反応混合物の処理
方法は製造されるジチオリン酸ェステルジハラィドの物
理的性質による。ジチオリン酸アルキルェステルジクロ
ラィドは一般に液体であり、そして減圧下での蒸留によ
り分離できる。ある種のジチオリン酸アリールェステル
ジクロラィド及び複秦環式基を含有している化合物は固
体状で得られ、そして過剰量のチオホスホリルクロラィ
ドを蒸除去した後に炭化水素、例えばトルェン又はリグ
ロィン、からの再結晶化により精製できる。本発明に従
う方法により製造できたジチオリン酸ェステルジハラィ
ドは、殺虫剤性のチオリン酸ェステルの合成用の中間生
成物として使用できる。
本発明に従う方法を下記の製造実施例により説明する。
実施例 131夕(0.5モル)のエチルメルカプタン
を119夕(0.7モル)のチオホスホリルクロライド
、0.9夕(0.012モル)の乾燥N.N−ジメチル
ホルムァミド及び0.5夕(0.016)の硫黄の混合
物に800〜85℃において滴々添加した。
混合物の温度を1〜2時間にわたって130〜135℃
にゆっくりと上昇させ、バッチを135〜14封0にお
いてさらに6時間蝿拝し、そして過剰量のチオホリルク
ロラィドを減圧下で3ぴ〜40℃において蒸留除去した
。液体残澄からの蒸留により、80夕(理論値の82%
)の沸点75〜76℃/4〜5肋日夕のジチオリン酸エ
チルヱステルジクロラィドが得られた。実施例 2 76夕(1モル)のn−プロピルメルカブタンを2楓夕
(1.7モル)のチオホスホリルクロライド、0.9夕
(0.012モル)の乾燥N,N−ジメチルホルムアミ
ド及び0.5夕(0.002モル)のヨウ素の混合物に
3ぴ〜35℃において滴々添加した。
反応混合物の温度を1〜2時間にわたって130〜13
90にゆっくりと上昇させ、次にバッチを135〜14
5℃において9時間燭拝し、そして過剰のチオホスホリ
ルクロラィドを蒸留除した後に、液体残澄を減圧下で蒸
留したo175夕(理論値の84%)の沸点105〜1
06℃/10側日夕のジチオリン酸n−プロピルェステ
ルジクロラィドが得られた。
実施例 3 119夕(0.7モル)のチオホスホリルクロライド、
1夕(0.0056モル)のへキサメチルリン酸トリア
ミド及び38夕(0.5モル)のn−プロビルメルカプ
タンの混合物を約2時間にわたって130qoにゆっく
りと加熱した。
次にバッチを135〜140qoにおいて6時間燈拝し
、そして過剰量のチオホスホリルクロラィドを蒸留除去
した後に、液体残盤を減圧下で蒸留した。73夕(理論
値の約70%)の沸点104〜10がo/肌岬日夕のジ
チオリン酸n−プロピルェステルジクロライドが得られ
た。
実施例 4 90夕(1モル)のn−ブチルメルカプタンを237夕
(1.4モル)のチオホスホリルクロライド、0.9夕
(0.012モル)の乾燥N,N−ジメチルホルムアミ
ド及び0.5夕(0.002モル)のヨウ素の混合物に
50o 〜60℃において滴々添刀肋0した。
次に混合物の温度をi25o 〜135℃に1〜2時間
にわたってゆっくりと上昇させ、バッチを135〜14
0qoにおいて時間櫨拝し、そして過剰量のチオホスホ
リルクロラィドを真空中で蒸留除去した後に残澄を5柳
日タの圧力において蒸留した。沸とう範囲88o〜92
℃の留分(176夕、論値の約79%)を集めた。沸点
に基づき、それを確かなジチオリン酸nーブチルェステ
ルと同定した。実施例 5 実施例5に記載されている方法と同様にして、119夕
(0.7モル)のチオホスホリルクロライド、0.9夕
(0.012モル)の乾燥N,N−ジメチルホルムアミ
ド、0.5夕(0.002モル)のヨウ素及び66夕(
0.5モル)の94%強度のペンジルメルカプタンから
95夕(理論値の約74%の沸点1球〜160qo/4
肋日夕のジチオリン酸ペンジルェステルジクロライドが
得られた。
実施例 6 119夕(0.7モル)のチオホスホリルクロライド、
72.3夕(0.5モル)の4一クロルチオフエノール
、0.9夕(0.012モル)の乾燥N,N−ジメチル
ホルムアミド及び0.5夕(0.0016モル)の硫黄
の混合物を1350 〜145qoに3時間加熱し、そ
してチオホスホリルクロライドを減圧下で蒸留除去した
後に、固体残簿をリグロィン(沸点400〜80℃)か
ら再結晶化させた。
105夕(理論値の約76%)のジチオリン酸4−クロ
ルフェニルェステルジクロラィドが融点64℃の無色の
結晶怪物質の形で得られた。
分析 CZ S 計 算 値: 38.3※ 23.1※実 測
値: 38.6% 23.6%下記式■〜(
11)の化合物を対応する出発原料を用いて、そして、
式側の化合物は実施例1の手順に従い、式{7)〜(1
0)の化合物は実施例2の手日頃に従い、及び式(11
)の化合物は実施例6の手順に従い、それぞれ製造した

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 R−SH(II) 〔式中、Rは炭素数が1〜8のアルキル基、これは任意
    にアルコキシにより置換されていてよい、ベンジル基、
    又はハロゲンにより置換されていてもよいフエニル基を
    表わす〕のチオール化合物を、触媒としてのN,N−ジ
    置換されたカルボン酸アミド又はリン酸アミド(これら
    は任意に元素状硫黄又はヨウ素と組合わされていてもよ
    い)の存在下で、10°〜150℃の温度において、一
    般式PSX_3(III) 〔式中、Xは塩素を表わす〕 のチオホスホリルハライドと反応させることを特徴とす
    る一般式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X及びRは上記の意味を有する〕のジチオリン
    酸エステルジハライドの製造方法。 2 Rが、炭素数が1〜6のアルキル基を表わすか、或
    いは任意に塩素置換基を有していてもよいフエニルを表
    わす、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 反応0.5〜5気圧の間の圧力において実施する特
    許請求の範囲第1項及び第2項のいずれかに記載の方法
    。 4 触媒が、N,N−ジメチルホルムアミド又はヘキサ
    メチルリン酸トリアミドであり、この触媒を元素状硫黄
    又は元素状ヨウ素と一緒にして使用してもよい、特許請
    求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の方法。 5 N,Nジメチルホルムアミドをそれだけで又は元素
    状硫黄もしくは元素状ヨウ素と一緒にして、触媒として
    使用する、特許請求の範囲第4項記載の方法。 6 1モルのチオール化合物当り1.1〜2モルのチオ
    ホスホリルハライド及び0.001〜0.1モルの触媒
    を使用する、特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか
    に記載の方法。 7 1モルのチオール化合物当り1.4〜1.9モルの
    チオホスホリルハライド及び0.005〜0.1モルの
    触媒を使用する、特許請求の範囲第6項記載の方法。 8 該方法を連続的に実施するために、反応の終了後に
    そして生成したジチオリン酸エステルジハライド及び過
    剰量のチオホスホリルハライドを蒸留除去した後に、触
    媒を含有している蒸留残渣を再びチオホスホリルハライ
    ド及びチオール化合物と反応させる、特許請求の範囲第
    1項〜第7項のいずれかに記載の方法。
JP51084081A 1975-07-19 1976-07-16 ジチオリン酸エステルジハライドの製造方法 Expired JPS602315B2 (ja)

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DE2532396.0 1975-07-19
DE2532396A DE2532396C3 (de) 1975-07-19 1975-07-19 Verfahren zur Herstellung von Dithiophosphorsäureesterdichloriden

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JPS5212132A JPS5212132A (en) 1977-01-29
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ID=5951956

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BR (1) BR7604638A (ja)
CH (1) CH606051A5 (ja)
DE (1) DE2532396C3 (ja)
DK (1) DK141169C (ja)
FR (1) FR2318874A1 (ja)
GB (1) GB1546106A (ja)
IE (1) IE43395B1 (ja)
IL (1) IL50053A (ja)
IT (1) IT1062537B (ja)
LU (1) LU75400A1 (ja)
NL (1) NL7607933A (ja)

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BE844227A (fr) 1977-01-17
NL7607933A (nl) 1977-01-21
IE43395B1 (en) 1981-02-11
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