JPS5949233B2 - O,o−ジアルキルチオノ燐酸クロリドの製造法 - Google Patents
O,o−ジアルキルチオノ燐酸クロリドの製造法Info
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- JPS5949233B2 JPS5949233B2 JP51102486A JP10248676A JPS5949233B2 JP S5949233 B2 JPS5949233 B2 JP S5949233B2 JP 51102486 A JP51102486 A JP 51102486A JP 10248676 A JP10248676 A JP 10248676A JP S5949233 B2 JPS5949233 B2 JP S5949233B2
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- acid chloride
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F9/00—Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic System
- C07F9/02—Phosphorus compounds
- C07F9/06—Phosphorus compounds without P—C bonds
- C07F9/16—Esters of thiophosphoric acids or thiophosphorous acids
- C07F9/165—Esters of thiophosphoric acids
- C07F9/20—Esters of thiophosphoric acids containing P-halide groups
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式:
〔式中Rは炭素原子数1〜6を有するアルキル基を表わ
す〕の0,0−ジアルキルチオノ燐酸クロリドを、相応
する0,0−ジアルキルジチオノ燐酸を塩素と反応させ
、かつ沈殿せる硫黄を反応生成物と分離することにより
製造する法に関する。
す〕の0,0−ジアルキルチオノ燐酸クロリドを、相応
する0,0−ジアルキルジチオノ燐酸を塩素と反応させ
、かつ沈殿せる硫黄を反応生成物と分離することにより
製造する法に関する。
すでに、0,0−ジアルキルチオノ燐酸クロリドを、0
,0−ジアルキルジチオノ燐酸を塩素ガスで塩素化する
ことにより製造するために、一連の方法が公知である(
西ドイツ国特許明細書第1191369号、同第121
1170号および米国特許明細書第3089890号)
。0,0−ジアルキルチオノ燐酸クロリドを製造する場
合、操作方法に応じ、S2Cl2または硫黄ないしはこ
れら物質の混合物が不可避的に副生成物として生じる。
,0−ジアルキルジチオノ燐酸を塩素ガスで塩素化する
ことにより製造するために、一連の方法が公知である(
西ドイツ国特許明細書第1191369号、同第121
1170号および米国特許明細書第3089890号)
。0,0−ジアルキルチオノ燐酸クロリドを製造する場
合、操作方法に応じ、S2Cl2または硫黄ないしはこ
れら物質の混合物が不可避的に副生成物として生じる。
さらに著るしく不純であるこれら生成物を環境保護的に
使用または廃却することは、大きい技術的および経済的
難点を有する。すでに、この関係の進歩は西ドイツ国特
許明細書第1801432号により達せられた。これに
よれば、0,0−ジアルキルチオノ燐酸クロリドは、0
,0−ジアルキルジチオ燐酸2モルおよび塩素3モルを
反応させることにより得られた、0,0−ジアルキルチ
オノ燐酸クロリドを含有する反応生成物を、0〜75℃
の温度でさらに0,0−ジアルキルジチオ燐酸1モルと
混合し、その後に蒸溜することにより、高収率および高
純度で得られる。
使用または廃却することは、大きい技術的および経済的
難点を有する。すでに、この関係の進歩は西ドイツ国特
許明細書第1801432号により達せられた。これに
よれば、0,0−ジアルキルチオノ燐酸クロリドは、0
,0−ジアルキルジチオ燐酸2モルおよび塩素3モルを
反応させることにより得られた、0,0−ジアルキルチ
オノ燐酸クロリドを含有する反応生成物を、0〜75℃
の温度でさらに0,0−ジアルキルジチオ燐酸1モルと
混合し、その後に蒸溜することにより、高収率および高
純度で得られる。
その後に蒸溜残渣を、沈殿せる硫黄と分離し、この精製
された蒸溜残渣を装入液として、0,0−ジアルキルジ
チオ燐酸と塩素との新たな反応に使用する、それという
のもさもないときは1バツチ当り0,0−ジアルキルジ
チオノ燐酸1モルが失なわれていくからである。しかし
ながらこの場合、蒸溜残渣を、塩素化工程を通して繰返
し通過させることにより、一方で最終生成物同じくまた
硫黄残渣の組成、品位および特性に対し影響を有する不
利な二次反応をますます進行させ、他方でこの場合液状
反応残渣の量が不断に増加することを回避することがで
きず、これによりすでに、該工程を3〜4回繰返すこと
により該方法の限界に達し、かつ価値の高い、一塩化硫
黄不含の0,0−ジアルキルチオノ燐酸クロリドの単離
がもはや不可能である。本発明の根底をなす課題は、西
ドイツ国特許明細書第1801432号による方法を改
良することにより、純粋な最終生成物の高い収率も、ま
た、不可避的に生じる、環境保護の観点下に十分に使用
可能であるこのような副生成物の形成(これは公知の方
法では十分に可能でない)をも可能にする、0,0−ジ
アルキルチオノ燐酸クロリドの製造法を見出すことであ
る。
された蒸溜残渣を装入液として、0,0−ジアルキルジ
チオ燐酸と塩素との新たな反応に使用する、それという
のもさもないときは1バツチ当り0,0−ジアルキルジ
チオノ燐酸1モルが失なわれていくからである。しかし
ながらこの場合、蒸溜残渣を、塩素化工程を通して繰返
し通過させることにより、一方で最終生成物同じくまた
硫黄残渣の組成、品位および特性に対し影響を有する不
利な二次反応をますます進行させ、他方でこの場合液状
反応残渣の量が不断に増加することを回避することがで
きず、これによりすでに、該工程を3〜4回繰返すこと
により該方法の限界に達し、かつ価値の高い、一塩化硫
黄不含の0,0−ジアルキルチオノ燐酸クロリドの単離
がもはや不可能である。本発明の根底をなす課題は、西
ドイツ国特許明細書第1801432号による方法を改
良することにより、純粋な最終生成物の高い収率も、ま
た、不可避的に生じる、環境保護の観点下に十分に使用
可能であるこのような副生成物の形成(これは公知の方
法では十分に可能でない)をも可能にする、0,0−ジ
アルキルチオノ燐酸クロリドの製造法を見出すことであ
る。
意外にもこの課題は、ジアルキルジチオ燐酸の塩素化を
2つの工程で行い、その場合第1の工程において、前記
酸に塩素を、前記醗対塩素のモル比1:1.15〜1:
1.50で、塩素化生成物を得るのに必要な時間、沈殿
する硫黄により混濁を呈するようになるまで反応させ、
この塩素化生成物を15〜30分放置し、その結果下相
が硫黄である2つの液相を形成し、前記硫黄を分離し、
残りの液相に、第2の工程で塩素化された先行バツチの
蒸溜生成物を混合し、かつこれにさらに、はじめに使用
せる酸1モル当り0,0−ジアルキルジチオ燐酸0.2
5〜0.7モルを混合し、かつこの混合物から所望の最
終生成物を蒸溜により分離し、かつ第2の工程において
、前記第1の工程の蒸溜残渣に、はじめに使用せる酸1
モル当り合計比0.9〜1.0モルの塩素を反応させ、
この第2の工程の塩素化生成物から沈殿せる硫黄を分離
し、液相を溜去し、かつ得られた溜出物を前記第1の塩
素化工程へ戻すことにより解決される。
2つの工程で行い、その場合第1の工程において、前記
酸に塩素を、前記醗対塩素のモル比1:1.15〜1:
1.50で、塩素化生成物を得るのに必要な時間、沈殿
する硫黄により混濁を呈するようになるまで反応させ、
この塩素化生成物を15〜30分放置し、その結果下相
が硫黄である2つの液相を形成し、前記硫黄を分離し、
残りの液相に、第2の工程で塩素化された先行バツチの
蒸溜生成物を混合し、かつこれにさらに、はじめに使用
せる酸1モル当り0,0−ジアルキルジチオ燐酸0.2
5〜0.7モルを混合し、かつこの混合物から所望の最
終生成物を蒸溜により分離し、かつ第2の工程において
、前記第1の工程の蒸溜残渣に、はじめに使用せる酸1
モル当り合計比0.9〜1.0モルの塩素を反応させ、
この第2の工程の塩素化生成物から沈殿せる硫黄を分離
し、液相を溜去し、かつ得られた溜出物を前記第1の塩
素化工程へ戻すことにより解決される。
有利に蒸溜は真空中で行なわれる。
本発明による方法の有利な実施例は、塩素化を第1の工
程で30〜80℃、有利に55〜75℃の温度で実施し
、かつ第1の工程で塩素化するために、窒素でモル比1
:1で希釈された塩素ガスを使用することである。これ
によればなかんずく、すでに生じたアルキルチオノ燐酸
クロリドが相応するジクロリドに後塩素化されることが
回避される。さらに有利であると実証されたのは、第1
の塩素化工程の後に硫黄と分離せる液相と、第2の塩素
工程の生成物の蒸溜物および他の酸との混合を、40〜
70℃、有利に55〜65℃の温度で行ない、かつ第2
の塩素化工程を、50〜80℃の温度で実施し、かつ第
2の塩素化工程で、窒素でモル比1:2に希釈された塩
素ガスを使用する場合である。
程で30〜80℃、有利に55〜75℃の温度で実施し
、かつ第1の工程で塩素化するために、窒素でモル比1
:1で希釈された塩素ガスを使用することである。これ
によればなかんずく、すでに生じたアルキルチオノ燐酸
クロリドが相応するジクロリドに後塩素化されることが
回避される。さらに有利であると実証されたのは、第1
の塩素化工程の後に硫黄と分離せる液相と、第2の塩素
工程の生成物の蒸溜物および他の酸との混合を、40〜
70℃、有利に55〜65℃の温度で行ない、かつ第2
の塩素化工程を、50〜80℃の温度で実施し、かつ第
2の塩素化工程で、窒素でモル比1:2に希釈された塩
素ガスを使用する場合である。
不利な二次反応およびそれによる、最終生成物の組成、
品位および特性の損傷は、出発物質として使用される0
,0−ジアルキルジチオ燐酸が、P2O5を0,0−ジ
アルキルジチオ燐酸中に懸濁し、得られた懸濁液に、P
2O5lモル当りアルコール3.9〜4.0モルを50
〜110℃の温度で撹拌下に混合し、かつ未反応のP2
O5を反応生成物と分離することにより製造された酸で
ある場合に回避することができる。
品位および特性の損傷は、出発物質として使用される0
,0−ジアルキルジチオ燐酸が、P2O5を0,0−ジ
アルキルジチオ燐酸中に懸濁し、得られた懸濁液に、P
2O5lモル当りアルコール3.9〜4.0モルを50
〜110℃の温度で撹拌下に混合し、かつ未反応のP2
O5を反応生成物と分離することにより製造された酸で
ある場合に回避することができる。
本発明による操作方法および公知の方法間の本質的な相
異は、塩素化を2つの相互に分けられた塩素化工程で実
施することである。
異は、塩素化を2つの相互に分けられた塩素化工程で実
施することである。
該操作方法は、公知の実施形態に比べ多数の利点を有す
る。適切な条件および選択された塩素/ジチオ燐酸比に
より、すでに形成された0,0−ジアルキノvチオノ燐
酸クロリドの、ジクロリド、ROP(S)Cl2、およ
びチオホスホリルクロリド、P(S)C/3に過塩素化
されることが十分に回避される、それというのも第1の
塩素化工程で高収率を得るのに必要な、主成分に対し2
0〜25%の過剰量の塩素が、次の工程で残りの0,0
−ジアルキルジチオ燐酸を塩素化するのに利用される一
塩化硫黄の形で生じるからであり、その結果理論的に必
要な全量の塩素が所望の最終生成物中へ入る。さらに、
第2の塩素化工程により得られた蒸溜物を返流し、引続
き一方で後続の量の0,0−ジアルキルジチオ燐酸を添
加しかつ他方で第2の塩素化工程により、例えば一塩化
硫黄、ビス一(ジアルコキシーチオホスホリル)−ジス
ルフイドおよび(ジアルコキシーチオホスホリル)−ス
ルフエニルクロリドのような中間的に生じた副生成物が
、定量的に塩素化に利用し去られるかまたは完全に所望
の最終生成物に変る。
る。適切な条件および選択された塩素/ジチオ燐酸比に
より、すでに形成された0,0−ジアルキノvチオノ燐
酸クロリドの、ジクロリド、ROP(S)Cl2、およ
びチオホスホリルクロリド、P(S)C/3に過塩素化
されることが十分に回避される、それというのも第1の
塩素化工程で高収率を得るのに必要な、主成分に対し2
0〜25%の過剰量の塩素が、次の工程で残りの0,0
−ジアルキルジチオ燐酸を塩素化するのに利用される一
塩化硫黄の形で生じるからであり、その結果理論的に必
要な全量の塩素が所望の最終生成物中へ入る。さらに、
第2の塩素化工程により得られた蒸溜物を返流し、引続
き一方で後続の量の0,0−ジアルキルジチオ燐酸を添
加しかつ他方で第2の塩素化工程により、例えば一塩化
硫黄、ビス一(ジアルコキシーチオホスホリル)−ジス
ルフイドおよび(ジアルコキシーチオホスホリル)−ス
ルフエニルクロリドのような中間的に生じた副生成物が
、定量的に塩素化に利用し去られるかまたは完全に所望
の最終生成物に変る。
極めて有利な事実は、一塩化硫黄が生じる難点が、付加
的な操作過程および助剤なしに解決されることである。
本発明による操作方法の公知方法に対する、従つてまた
西ドイツ国特許明細書第1801432号に対する他の
相異および改良点は、該方法が、種々の操作工程中で簡
単に相分離することにより、残渣を容易かつ定量的にそ
の、室温で固体のおよび液体の成分に分離し、これらを
場合により;従つて例えば硫黄を五硫化燐の製造に循環
させることである。もう1つの重要な利点は、第2の塩
素化工程の蒸溜後に生じる残渣が、一方で工程生成物が
蒸溜により得られる公知の方法におけるよりも遥かにわ
ずかな量で生じ;他方で該残渣を、そこで生じる残渣と
反対に窒温でも液体のままで、良好に分離することがで
き、熱処理する際に搬送可能(ポンプ搬送可能)のまま
でかつ重合および制御不能な分解(爆発)の傾向がない
ことである。
的な操作過程および助剤なしに解決されることである。
本発明による操作方法の公知方法に対する、従つてまた
西ドイツ国特許明細書第1801432号に対する他の
相異および改良点は、該方法が、種々の操作工程中で簡
単に相分離することにより、残渣を容易かつ定量的にそ
の、室温で固体のおよび液体の成分に分離し、これらを
場合により;従つて例えば硫黄を五硫化燐の製造に循環
させることである。もう1つの重要な利点は、第2の塩
素化工程の蒸溜後に生じる残渣が、一方で工程生成物が
蒸溜により得られる公知の方法におけるよりも遥かにわ
ずかな量で生じ;他方で該残渣を、そこで生じる残渣と
反対に窒温でも液体のままで、良好に分離することがで
き、熱処理する際に搬送可能(ポンプ搬送可能)のまま
でかつ重合および制御不能な分解(爆発)の傾向がない
ことである。
またもう一つの相異点は、本発明により使用される0,
0−ジアルキルジチオ燐酸が、すでに製造された酸中に
懸濁することにより、過剰量のアルコールおよび付加的
な溶剤の回避下に製造されることである。
0−ジアルキルジチオ燐酸が、すでに製造された酸中に
懸濁することにより、過剰量のアルコールおよび付加的
な溶剤の回避下に製造されることである。
これにより、例えば過剰量のアルコールが塩素化ないし
は酸化されることにより生じる、除去するのに極めて費
用がかかるだけの副生成物の形成、従つてなかんずく、
エタノールを使用せる場合のジクロルアセトアルデヒド
ジエチルアセテートの形成が全く除かれる。さらに劇毒
性のトリエステルの形成が十分に回避される。総じて、
本発明による方法は、高収率における良好な生成物品位
とともに最大可能な環境保護を保証する。以下に本発明
を実施例につき詳説する。
は酸化されることにより生じる、除去するのに極めて費
用がかかるだけの副生成物の形成、従つてなかんずく、
エタノールを使用せる場合のジクロルアセトアルデヒド
ジエチルアセテートの形成が全く除かれる。さらに劇毒
性のトリエステルの形成が十分に回避される。総じて、
本発明による方法は、高収率における良好な生成物品位
とともに最大可能な環境保護を保証する。以下に本発明
を実施例につき詳説する。
例1
0,0−ジメチルチオノ燐酸クロリドの製造撹拌および
、保護ガスとしての窒素下に、装入された粗0,0−ジ
メチルジチオ燐酸162f1に五硫化燐537.459
(2.42モル)を室温で混入する。
、保護ガスとしての窒素下に、装入された粗0,0−ジ
メチルジチオ燐酸162f1に五硫化燐537.459
(2.42モル)を室温で混入する。
該混合物に、できるだけ激しい混合下に、90℃の温度
で1時間以内にメタノール310.349(9.69モ
ル)を配量する。
で1時間以内にメタノール310.349(9.69モ
ル)を配量する。
五硫化燐:メタノールのモル比は1:4である。メタノ
ール添加の終了後に、同じ温度で10〜15分の後反応
を続ける。生じた硫化水素を該条件下にガス状で逃出さ
せる。場合により、わずかな量の未反応五硫化燐を炉別
する。前述の条件下に合計9129の粗0,0−ジメチ
ルジチオ燐酸を得、その内の1629を次の酸バツチの
装入液として残存させる。こうして得られた粗製の酸は
、0,0−ジメチルジチオ燐酸86重量%を含有する。
引続く第1の塩素化工程で、粗製の酸4509を、85
分以内に激しい混合下に、窒素でモル比1:1に希釈さ
れた塩素ガス2559(3.59モル)と反応させる。
塩素化温度は55℃であり、かつこれを冷却することに
より維持する。
ール添加の終了後に、同じ温度で10〜15分の後反応
を続ける。生じた硫化水素を該条件下にガス状で逃出さ
せる。場合により、わずかな量の未反応五硫化燐を炉別
する。前述の条件下に合計9129の粗0,0−ジメチ
ルジチオ燐酸を得、その内の1629を次の酸バツチの
装入液として残存させる。こうして得られた粗製の酸は
、0,0−ジメチルジチオ燐酸86重量%を含有する。
引続く第1の塩素化工程で、粗製の酸4509を、85
分以内に激しい混合下に、窒素でモル比1:1に希釈さ
れた塩素ガス2559(3.59モル)と反応させる。
塩素化温度は55℃であり、かつこれを冷却することに
より維持する。
塩素化の終点は、わずかな混濁が生じた場合に得られる
。次いで塩素化バツチに、引続き以下の順序で45〜5
0℃で、第2の塩素化工程C最終塩素化″)の蒸溜物2
059および粗0,0−ジメチルジチオ燐酸3009を
添加し、得られる反応混合物を、薄層蒸発器(DUnn
schihtverdampfer)を経る真空蒸溜を
使用し5T0rrの圧力および44〜45℃の温度で、
0,0−ジメチルチオノ燐酸クロリド6249(3.8
9モル)および液体残渣4579に分離する。その後に
該液体残渣を、゛最終塩素化工程1で21分以内にガス
状塩素63.39で後塩素化する(温度=50〜55℃
)、その場合塩素ガスは窒素で1:2のモル比に希釈さ
れている。後塩素化が終了せる後、50℃で60分の放
置時間後に、液体で沈殿する硫黄残渣163f!を相分
離を使用して除去し、かつ上部の層を引続き真空中で蒸
留する(圧力:5T0rr、温度:42〜45℃)。黄
色蒸留物2059を得、これを第1の塩素化工程へ戻す
。残存する蒸留残渣を液体で沈殿させ、これを取扱い性
良好に遠心分離する(122.3f!)。この操作方法
において、合計で、粗製酸の0,0−ジメチルジチオ燐
酸含分に対し、ジチオ燐酸1モル当り塩素1.10モル
が使用される(粗製酸に対して塩素0.95モルが使用
される)。
。次いで塩素化バツチに、引続き以下の順序で45〜5
0℃で、第2の塩素化工程C最終塩素化″)の蒸溜物2
059および粗0,0−ジメチルジチオ燐酸3009を
添加し、得られる反応混合物を、薄層蒸発器(DUnn
schihtverdampfer)を経る真空蒸溜を
使用し5T0rrの圧力および44〜45℃の温度で、
0,0−ジメチルチオノ燐酸クロリド6249(3.8
9モル)および液体残渣4579に分離する。その後に
該液体残渣を、゛最終塩素化工程1で21分以内にガス
状塩素63.39で後塩素化する(温度=50〜55℃
)、その場合塩素ガスは窒素で1:2のモル比に希釈さ
れている。後塩素化が終了せる後、50℃で60分の放
置時間後に、液体で沈殿する硫黄残渣163f!を相分
離を使用して除去し、かつ上部の層を引続き真空中で蒸
留する(圧力:5T0rr、温度:42〜45℃)。黄
色蒸留物2059を得、これを第1の塩素化工程へ戻す
。残存する蒸留残渣を液体で沈殿させ、これを取扱い性
良好に遠心分離する(122.3f!)。この操作方法
において、合計で、粗製酸の0,0−ジメチルジチオ燐
酸含分に対し、ジチオ燐酸1モル当り塩素1.10モル
が使用される(粗製酸に対して塩素0.95モルが使用
される)。
0,0−ジメチルチオノ燐酸クロリドの収率は、粗製酸
の0,0−ジメチルジチオ燐酸含分に対し96.4%で
ある。
の0,0−ジメチルジチオ燐酸含分に対し96.4%で
ある。
これは五硫化燐に対し80.3%である(参考例、西ド
イツ国特許明細書第1801432号例1:P2S,に
対する収率=76.4%)。得られた0,0−ジメチル
チオノ燐酸クロリドは無色で、一塩化硫黄およびメチル
チオノ燐酸ジクロリドを全く含まず、ガスクロマトグラ
フ分析により97〜98%の純度を有する。例2 撹拌反応器中で、90%0,0−ジエチルジチオ燐酸1
159に、撹拌および不活性ガス雰囲気(N2)下に室
温で、五硫化燐377.79(1.7モル)を装入する
。
イツ国特許明細書第1801432号例1:P2S,に
対する収率=76.4%)。得られた0,0−ジメチル
チオノ燐酸クロリドは無色で、一塩化硫黄およびメチル
チオノ燐酸ジクロリドを全く含まず、ガスクロマトグラ
フ分析により97〜98%の純度を有する。例2 撹拌反応器中で、90%0,0−ジエチルジチオ燐酸1
159に、撹拌および不活性ガス雰囲気(N2)下に室
温で、五硫化燐377.79(1.7モル)を装入する
。
この混合物中へ、95〜100℃の温度で、保護ガスと
しての窒素およびできるだけ激しい混合下75分以内に
、エチルアルコール305.49(6.63モル)を混
入する。全部を、五硫化燐およびエチルアルコールを1
:3.9のモル比で反応させる(アルコール不足量2.
5重量%)。エチルアルコール添加の終了後に、10分
の後反応を95℃で継続させる。その後に、生じた硫化
水素を完全に除去する。場合により、わずかな量の未反
応五硫化燐を濾別する。前述の条件下に、粗0,0−ジ
エチルジチオ燐酸合計708fIを得、その内1159
を、次の酸バツチの装入液として反応器に残す。こうし
て得られた粗製の酸は、0,0−ジエチルジチオ燐酸9
0重量%を含有する。引続く第1の塩素化工程で、この
酸450gを、77分以内に激しい混合下に、窒素で1
:1のモル比で希釈された塩素ガス198.89(2.
8モル)と反応させる。塩素化温度は70℃であり、か
つわずかに冷却することにより維持する。塩素化終点は
、硫黄の沈殿による混濁が生じた場合に得られる。60
℃で20分の滞留時間の後に、重い液相としての硫黄残
渣(119〉=全硫黄残渣の14.1重量%;S含分9
0重量01))を、相分離を使用して除去する。
しての窒素およびできるだけ激しい混合下75分以内に
、エチルアルコール305.49(6.63モル)を混
入する。全部を、五硫化燐およびエチルアルコールを1
:3.9のモル比で反応させる(アルコール不足量2.
5重量%)。エチルアルコール添加の終了後に、10分
の後反応を95℃で継続させる。その後に、生じた硫化
水素を完全に除去する。場合により、わずかな量の未反
応五硫化燐を濾別する。前述の条件下に、粗0,0−ジ
エチルジチオ燐酸合計708fIを得、その内1159
を、次の酸バツチの装入液として反応器に残す。こうし
て得られた粗製の酸は、0,0−ジエチルジチオ燐酸9
0重量%を含有する。引続く第1の塩素化工程で、この
酸450gを、77分以内に激しい混合下に、窒素で1
:1のモル比で希釈された塩素ガス198.89(2.
8モル)と反応させる。塩素化温度は70℃であり、か
つわずかに冷却することにより維持する。塩素化終点は
、硫黄の沈殿による混濁が生じた場合に得られる。60
℃で20分の滞留時間の後に、重い液相としての硫黄残
渣(119〉=全硫黄残渣の14.1重量%;S含分9
0重量01))を、相分離を使用して除去する。
その後に塩素化バツチに、引続き以下の順序で、同じ温
度で、゛最終塩素化”の蒸留物123f!および0,0
−ジエチルジチオ燐酸1431を添加し、得られる反応
混合物を、薄層蒸発器を経る真空蒸留を使用し、4.5
T0rrの圧力および57〜58″Cの温度で、0,0
−ジエチルチオノ燐酸クロリド546y( 2.89モ
ル)および液体残渣2569に分離し、次いで該残渣を
最終塩素化で14分以内にガス状塩素(窒素ガスで希釈
した)35.75yで70〜72゜Cで後塩素化し、か
つ60′Cで60分の放置時間後に相分離することによ
り液体硫黄残渣69.5yを分離し、かつその後に真空
中で蒸留する(圧力=2T0rr、温度− 41〜 4
2゜C)。
度で、゛最終塩素化”の蒸留物123f!および0,0
−ジエチルジチオ燐酸1431を添加し、得られる反応
混合物を、薄層蒸発器を経る真空蒸留を使用し、4.5
T0rrの圧力および57〜58″Cの温度で、0,0
−ジエチルチオノ燐酸クロリド546y( 2.89モ
ル)および液体残渣2569に分離し、次いで該残渣を
最終塩素化で14分以内にガス状塩素(窒素ガスで希釈
した)35.75yで70〜72゜Cで後塩素化し、か
つ60′Cで60分の放置時間後に相分離することによ
り液体硫黄残渣69.5yを分離し、かつその後に真空
中で蒸留する(圧力=2T0rr、温度− 41〜 4
2゜C)。
黄色の蒸留物123Jを得、これを第1の塩素化工程へ
戻す。蒸留せる後に、取扱い良好な液体残渣(86g)
が残存する、これを遠心分離する。この方法では、全部
で、粗0,0−ジエチルジチオ燐酸に対し1モル当り塩
素1.03モルが使用され、0,0−ジエチルジチオ燐
酸の含分に対し塩素1.15モルが使用される。
戻す。蒸留せる後に、取扱い良好な液体残渣(86g)
が残存する、これを遠心分離する。この方法では、全部
で、粗0,0−ジエチルジチオ燐酸に対し1モル当り塩
素1.03モルが使用され、0,0−ジエチルジチオ燐
酸の含分に対し塩素1.15モルが使用される。
0,0−ジエチルチオノ燐酸クロリドの収率は、粗製酸
の0,0−ジエチルジチオ燐酸含分に対し101重量%
であり;五硫化燐に対しこれは85.1チである。得ら
れた生成物は無色であり、一塩化硫黄を全く不含、およ
び硫黄含有トリエステルを殆んど不含である。
の0,0−ジエチルジチオ燐酸含分に対し101重量%
であり;五硫化燐に対しこれは85.1チである。得ら
れた生成物は無色であり、一塩化硫黄を全く不含、およ
び硫黄含有トリエステルを殆んど不含である。
ガスクロマトグラフで調べた純度は97〜98(!)で
ある。明らかに、本発明による方法で得られた収率およ
び抜群の生成物品位は、前述の方法により製造された粗
製酸中に存在する副生成物および不純物の大部分が、付
加的に所望の最終生成物、0,0−ジアルキルチオノ燐
酸へ戻されることを示す。
ある。明らかに、本発明による方法で得られた収率およ
び抜群の生成物品位は、前述の方法により製造された粗
製酸中に存在する副生成物および不純物の大部分が、付
加的に所望の最終生成物、0,0−ジアルキルチオノ燐
酸へ戻されることを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Rは炭素原子数1〜6を有するアルキル基を表わ
す〕の0,0−ジアルキルチオノ燐酸クロリドを、適当
な0,0ジアルキルジチオ燐酸を塩素と反応させ、かつ
沈殿せる硫黄を反応生成物と分離することにより製造す
るに当り、ジアルキルジチオ燐酸の塩素化を2つの工程
で実施し、その場合第1の工程において、前記酸に塩素
を、前記酸対塩素のモル比1:1.15〜1:1.50
で、塩素化生成物を得るのに必要な時間、沈殿する硫黄
により混濁を呈するようになるまで反応させ、この塩素
化生成物を15〜30分装置し、その結果下相が硫黄で
ある2つの液相を形成し、前記硫黄を分離し、残りの液
相に、第2の工程で塩素化された先行バッチの蒸溜生成
物を混合し、かつこれにさらに、はじめに使用せる酸1
モル当り0,0−ジアルキルジチオ燐酸0.25〜0.
7モルを混合し、かつこの混合物から所望の最終生成物
を蒸溜により分離し、かつ第2の工程において、前記第
1の工程の蒸溜残渣に、はじめに使用せる酸1モル当り
合計比0.9〜1.0モルの塩素を反応させ、この第2
の工程の塩素化生成物から沈殿せる硫黄を分離し、液相
を溜去し、かつ得られた溜出物を前記第1の塩素化工程
へ戻すことを特徴とする0,0−ジアルキルチオノ燐酸
クロリドの製造法。 2 第1の工程の塩素化を30〜80℃の温度で実施す
ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の0,
0−ジアルキルチオノ燐酸クロリドの製造法。 3 第1の工程の塩素化を55〜75℃の温度で実施す
ることを特徴とする、特許請求の範囲第2項記載の0,
0−ジアルキルチオノ燐酸クロリドの製造法。 4 第1の工程の塩素化を、窒素でモル比1:1に希釈
された塩素ガスを使用し実施することを特徴とする、特
許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記
載の0,0−ジアルキルチオノ酸クロリドの製造法。 5 第1の塩素化工程で硫黄と分離された液相に、第2
の蒸溜工程から得られ溜出物および追加割合の酸を40
〜70℃の重度で混合することを特徴とする、特許請求
の範囲第1項から第4項までのいずれか1項に記載の0
,0−ジアルキルチオノ燐酸クロリドの製造法。 6 混合を55〜65℃の温度で実施することを特徴と
する、特許請求の範囲第5項記載の0,0−ジアルキル
チオノ燐酸クロリドの製造法。 7 第2の工程の塩素化を50〜80℃の温度で実施す
ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項から第6項
までのいずれか1項に記載の0,0−ジアルキルチオノ
燐酸クロリドの製造法。 8 第2の工程の塩素化を、窒素で1:2のモル比に希
釈された塩素ガスを使用し実施することを特徴とする、
特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれか1項に
記載の0,0−ジアルキルチオノ燐酸クロリドの製造法
。 9 出発物質として使用される0,0−ジアルキルジチ
オ燐酸が、P_2O_5を0,0−ジアルキルジチオ燐
酸中に懸濁し、得られた懸濁液に、P_2O_51モル
当りアルコール3.9〜4.0モルを50〜110℃の
温度で撹拌下に混合し、かつ未反応のP_2O_5を反
応生成物と分離することにより製造された酸であること
を特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の0,0−ジ
アルキルチオノ燐酸クロリドの製造法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2538310A DE2538310C3 (de) | 1975-08-28 | 1975-08-28 | Verfahren zur Herstellung von O.O-Dialkylthionophosphorsäurechloriden |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5231034A JPS5231034A (en) | 1977-03-09 |
JPS5949233B2 true JPS5949233B2 (ja) | 1984-12-01 |
Family
ID=5955051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51102486A Expired JPS5949233B2 (ja) | 1975-08-28 | 1976-08-27 | O,o−ジアルキルチオノ燐酸クロリドの製造法 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4078023A (ja) |
JP (1) | JPS5949233B2 (ja) |
BE (1) | BE845531A (ja) |
CA (1) | CA1060463A (ja) |
CH (1) | CH620222A5 (ja) |
DE (1) | DE2538310C3 (ja) |
DK (1) | DK143346C (ja) |
FR (1) | FR2322151A1 (ja) |
GB (1) | GB1516440A (ja) |
IT (1) | IT1066345B (ja) |
NL (1) | NL7609576A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0431098Y2 (ja) * | 1984-10-29 | 1992-07-27 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4185053A (en) * | 1977-10-03 | 1980-01-22 | Stauffer Chemical Company | Process for manufacturing substantially pure dialkyl phosphorochloridothionate |
US4173603A (en) * | 1977-12-29 | 1979-11-06 | Hooker Chemicals & Plastics Corp. | Method for the manufacture of dialkyl dithiophosphoric acid and dialkyl phosphorochloridothionate |
US4332747A (en) * | 1980-09-17 | 1982-06-01 | Stauffer Chemical Company | Process for producing dialkyl phosphorochloridothionates |
CN101130554B (zh) * | 2007-08-07 | 2010-06-09 | 浙江新农化工股份有限公司 | 一种0,0-二乙基硫代磷酰氯残液的处理方法 |
CN110483568B (zh) * | 2019-08-08 | 2022-03-08 | 湖北驰顺化工有限公司 | 甲基-氯化物的绿色合成方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3089890A (en) * | 1960-05-18 | 1963-05-14 | Monsanto Chemicals | Method of purification for phosphorochloridothioates |
DE1191369B (de) * | 1963-09-13 | 1965-04-22 | Knapsack Ag | Verfahren zur Herstellung von O, O-Dialkyl-thionophosphorsaeurechloriden |
FR1466354A (fr) * | 1965-10-12 | 1967-01-20 | Rhone Poulenc Sa | Procédé de préparation des chlordialcoylthiophosphates |
US3794703A (en) * | 1969-12-22 | 1974-02-26 | Stauffer Chemical Co | Process for the purification of dialkyl phosphorochloridothionates |
US3836610A (en) * | 1970-01-30 | 1974-09-17 | Hercules Inc | Process for making an o,o-di(c1-c8 alkyl)thiophosphoryl chloride |
US3897523A (en) * | 1971-01-19 | 1975-07-29 | Stauffer Chemical Co | Continuous process for producing dialkyl phosphorochloridothionates |
US3887659A (en) * | 1973-10-31 | 1975-06-03 | Nippon Chemical Ind | Process for producing dialkyl phosphorochloridothioate |
-
1975
- 1975-08-28 DE DE2538310A patent/DE2538310C3/de not_active Expired
-
1976
- 1976-08-06 GB GB32856/76A patent/GB1516440A/en not_active Expired
- 1976-08-12 CA CA258,934A patent/CA1060463A/en not_active Expired
- 1976-08-24 US US05/717,086 patent/US4078023A/en not_active Expired - Lifetime
- 1976-08-26 IT IT51033/76A patent/IT1066345B/it active
- 1976-08-26 BE BE170086A patent/BE845531A/xx not_active IP Right Cessation
- 1976-08-27 FR FR7626060A patent/FR2322151A1/fr active Granted
- 1976-08-27 DK DK390976A patent/DK143346C/da not_active IP Right Cessation
- 1976-08-27 CH CH1089376A patent/CH620222A5/de not_active IP Right Cessation
- 1976-08-27 NL NL7609576A patent/NL7609576A/xx not_active Application Discontinuation
- 1976-08-27 JP JP51102486A patent/JPS5949233B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0431098Y2 (ja) * | 1984-10-29 | 1992-07-27 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
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DE2538310B2 (de) | 1979-12-20 |
BE845531A (fr) | 1977-02-28 |
DK143346C (da) | 1981-12-14 |
DK143346B (da) | 1981-08-10 |
JPS5231034A (en) | 1977-03-09 |
US4078023A (en) | 1978-03-07 |
DE2538310A1 (de) | 1977-03-10 |
CA1060463A (en) | 1979-08-14 |
NL7609576A (nl) | 1977-03-02 |
FR2322151A1 (fr) | 1977-03-25 |
DK390976A (da) | 1977-03-01 |
CH620222A5 (ja) | 1980-11-14 |
GB1516440A (en) | 1978-07-05 |
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