JPS60229216A - 薄膜磁気ヘツドの製造方法 - Google Patents
薄膜磁気ヘツドの製造方法Info
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- JPS60229216A JPS60229216A JP8488084A JP8488084A JPS60229216A JP S60229216 A JPS60229216 A JP S60229216A JP 8488084 A JP8488084 A JP 8488084A JP 8488084 A JP8488084 A JP 8488084A JP S60229216 A JPS60229216 A JP S60229216A
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- magnetic
- layer
- insulating layer
- thin film
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/31—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
- G11B5/3103—Structure or manufacture of integrated heads or heads mechanically assembled and electrically connected to a support or housing
- G11B5/3106—Structure or manufacture of integrated heads or heads mechanically assembled and electrically connected to a support or housing where the integrated or assembled structure comprises means for conditioning against physical detrimental influence, e.g. wear, contamination
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/31—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
- G11B5/3109—Details
- G11B5/313—Disposition of layers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
i8) 発明の技術分野
本発明は薄膜磁気ヘッドの製造方法に係り、特に水平磁
気記録、或いは垂直磁気記録用の薄膜磁気ヘッドのスラ
イダ面となるべき面と磁極先端面とを同一平面に精度良
く形成することを可能にした製造方法に関するものであ
る。
気記録、或いは垂直磁気記録用の薄膜磁気ヘッドのスラ
イダ面となるべき面と磁極先端面とを同一平面に精度良
く形成することを可能にした製造方法に関するものであ
る。
(bl 技術の背景
近来、磁気ディスク装置等に用いられている磁気ヘッド
は、磁気ディスク記録媒体に対する高記録密度化及び高
速転送化が図られ、その形状は益々小型化されると共に
、高精度化され、記録に寄与する磁極先端部でのヘッド
磁界分布が急峻で、高密度な記録を可能とする小型な薄
膜磁気ヘッドが実用化されつつあり、既に種々のタイプ
のものが提案されている。
は、磁気ディスク記録媒体に対する高記録密度化及び高
速転送化が図られ、その形状は益々小型化されると共に
、高精度化され、記録に寄与する磁極先端部でのヘッド
磁界分布が急峻で、高密度な記録を可能とする小型な薄
膜磁気ヘッドが実用化されつつあり、既に種々のタイプ
のものが提案されている。
(C1従来技術と問題点
ところで上記した従来の薄膜磁気ヘッドは、第1図の上
面図及び第1図に示すn−n ′切断線に沿った第2図
の要部断面図に示すように、例えばセラミック等からな
る基板1上にAg2O3,または5i02からなる非磁
性絶縁層2を介してパーマロイ(Ni−Fe合金)から
なる下部磁極層3をスパッタリング法等により被着し、
フォトリソグラフィ工程によって所定パターン(図示せ
ず)に形成する。
面図及び第1図に示すn−n ′切断線に沿った第2図
の要部断面図に示すように、例えばセラミック等からな
る基板1上にAg2O3,または5i02からなる非磁
性絶縁層2を介してパーマロイ(Ni−Fe合金)から
なる下部磁極層3をスパッタリング法等により被着し、
フォトリソグラフィ工程によって所定パターン(図示せ
ず)に形成する。
次に該下部磁極層3上に5i02等からなるギャップ形
成層4を含む絶縁層5を被着形成し、その上面に銅(C
u)等の導体をスパッタリング法などにより被着した後
、該導体をフォトリソグラフィ工程によって薄膜コイル
6に形成する。次に該薄膜コイル6を含む前記絶縁層5
上に絶縁層7及び上部磁極層8を、図示のように順に積
層形成し、更に該上部磁極層8をフォトリソグラフィ工
程によって所定パターン形状にパターニングする。
成層4を含む絶縁層5を被着形成し、その上面に銅(C
u)等の導体をスパッタリング法などにより被着した後
、該導体をフォトリソグラフィ工程によって薄膜コイル
6に形成する。次に該薄膜コイル6を含む前記絶縁層5
上に絶縁層7及び上部磁極層8を、図示のように順に積
層形成し、更に該上部磁極層8をフォトリソグラフィ工
程によって所定パターン形状にパターニングする。
次にこの上部磁極層8を含む全基板上にA1□0,5ま
たは5i02からなる保護膜9を厚くスパッタリング法
等によって被覆した後、磁気記録媒体と対向するスライ
ダ面、即ち上、下部磁極層3.8の先端面が露出するス
ライダ面10を平面状に研磨仕上げすることによって、
前記下部磁極層3と上部磁極層8とがギャップ形成層4
を介してU字形の磁気回路を構成してなる薄膜磁気ヘッ
ドを完成させている。
たは5i02からなる保護膜9を厚くスパッタリング法
等によって被覆した後、磁気記録媒体と対向するスライ
ダ面、即ち上、下部磁極層3.8の先端面が露出するス
ライダ面10を平面状に研磨仕上げすることによって、
前記下部磁極層3と上部磁極層8とがギャップ形成層4
を介してU字形の磁気回路を構成してなる薄膜磁気ヘッ
ドを完成させている。
しかしながら、上記上、下部磁極層3.8の先端面が露
出するスライダ面10を平面状に研磨仕上げする工程に
おいて、該スライダ面10の一部を構成する非磁性絶縁
層2及び保護111!9の硬度がその他のスライダ面1
0を構成するセラミック等からなる基板1に比べて小さ
く、又研磨速度が大きいことに起因して第3図で示され
るように基板1面よりも非磁性絶縁層2及び保護膜9の
面が過度に研磨されて凹んだ形状に仕上がるといった欠
点があった。
出するスライダ面10を平面状に研磨仕上げする工程に
おいて、該スライダ面10の一部を構成する非磁性絶縁
層2及び保護111!9の硬度がその他のスライダ面1
0を構成するセラミック等からなる基板1に比べて小さ
く、又研磨速度が大きいことに起因して第3図で示され
るように基板1面よりも非磁性絶縁層2及び保護膜9の
面が過度に研磨されて凹んだ形状に仕上がるといった欠
点があった。
このような仕上がり現象は、取りも直さず非磁性絶縁層
2及び保護膜9に囲まれた上、下部磁極層3,8の先端
面も同様に凹んだ形状に仕上がることになり、かかる薄
膜磁気ヘッドを磁気ディスク媒体上に浮上動作させた場
合に、該磁気ヘッドの実効的な浮上量が増加し、記録・
再生特性の劣化を招来する不都合があった。
2及び保護膜9に囲まれた上、下部磁極層3,8の先端
面も同様に凹んだ形状に仕上がることになり、かかる薄
膜磁気ヘッドを磁気ディスク媒体上に浮上動作させた場
合に、該磁気ヘッドの実効的な浮上量が増加し、記録・
再生特性の劣化を招来する不都合があった。
(di 発明の目的
本発明は上記従来の欠点を解消するため、薄膜磁気ヘッ
ドの基板側のスライダ面と上、下部磁極層を囲む形に設
ける非磁性絶縁層及び保護膜とを同一の耐摩耗性を有す
る非磁性絶縁材料、或いは同程度の耐摩耗性を有する非
磁性絶縁材料を用いて形成し、スライダ面研磨仕上げに
おいて材質の硬度の違いによるかたベリを排除して、ス
ライダ面の平面仕上げ精度の向上を図った新規な薄膜磁
気ヘッドの製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
ドの基板側のスライダ面と上、下部磁極層を囲む形に設
ける非磁性絶縁層及び保護膜とを同一の耐摩耗性を有す
る非磁性絶縁材料、或いは同程度の耐摩耗性を有する非
磁性絶縁材料を用いて形成し、スライダ面研磨仕上げに
おいて材質の硬度の違いによるかたベリを排除して、ス
ライダ面の平面仕上げ精度の向上を図った新規な薄膜磁
気ヘッドの製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
(el 発明の構成
そしてこの目的は本発明によれば、スライダ面となるべ
き面に耐摩耗性の第1の非磁性絶縁層を設けた基板を準
備する工程と、同一板平面関係の基板面及び非磁性絶縁
層面の面上に、前記第1の非磁性絶縁層と同一材料、又
はそれと同程度の耐摩耗性を有する第2の非磁性絶縁層
を形成する工程と、該第2の非磁性絶縁層上に、前記第
1の非磁性絶縁層面と対応する位置に磁極先端部が位置
するように磁極、非磁性絶縁層及び薄膜コイルで構成さ
れる薄膜磁気へラド部を形成する工程と、該薄膜磁気ヘ
ッド上に前記第1の非磁性絶縁層と同一材料、又は同程
度の耐摩耗性を有する非磁性絶縁材からなる保護膜を被
覆する工程と、磁気記録媒体と対向するスライダ面を平
面研磨仕上げする工程とを行って前記磁極先端面を含む
スライダ面を均一な平面に形成することを特徴とするW
Ii膜磁気ヘッドの製造方法を提供することによって達
成される。
き面に耐摩耗性の第1の非磁性絶縁層を設けた基板を準
備する工程と、同一板平面関係の基板面及び非磁性絶縁
層面の面上に、前記第1の非磁性絶縁層と同一材料、又
はそれと同程度の耐摩耗性を有する第2の非磁性絶縁層
を形成する工程と、該第2の非磁性絶縁層上に、前記第
1の非磁性絶縁層面と対応する位置に磁極先端部が位置
するように磁極、非磁性絶縁層及び薄膜コイルで構成さ
れる薄膜磁気へラド部を形成する工程と、該薄膜磁気ヘ
ッド上に前記第1の非磁性絶縁層と同一材料、又は同程
度の耐摩耗性を有する非磁性絶縁材からなる保護膜を被
覆する工程と、磁気記録媒体と対向するスライダ面を平
面研磨仕上げする工程とを行って前記磁極先端面を含む
スライダ面を均一な平面に形成することを特徴とするW
Ii膜磁気ヘッドの製造方法を提供することによって達
成される。
(fl 発明の実施例
以下図面を用いて本発明の実施例について詳細に説明す
る。
る。
第4図乃至第6図は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造
方法の一実施例を工程順に示す工程図である。先ず第4
図の斜視図に示すように、例えばアルミナ・チタンカー
バイト (Ag2O3・Tic)からなる基板ブロック
21上の所定面に、M2O3からなる耐摩耗性のj@l
の非磁性絶縁層22をスパッタリング法等により厚く被
着した後、スライシングマシンなどによって図示のよう
に所定の厚さに切断し、切断面を51rH加工して基板
23を形成する。
方法の一実施例を工程順に示す工程図である。先ず第4
図の斜視図に示すように、例えばアルミナ・チタンカー
バイト (Ag2O3・Tic)からなる基板ブロック
21上の所定面に、M2O3からなる耐摩耗性のj@l
の非磁性絶縁層22をスパッタリング法等により厚く被
着した後、スライシングマシンなどによって図示のよう
に所定の厚さに切断し、切断面を51rH加工して基板
23を形成する。
次に第5図の要部断面図に示すように該基板23の基板
23面と第1の非磁性絶縁層22面とか露出した面上に
、前記第1の非磁性絶縁層22と同一材料のAl20.
からなる耐摩耗性を有する第2の非磁性絶縁層24を被
着形成する。次に該第2の非磁性絶縁[24上の前記第
1の非磁性絶縁層22面と対応する位置に、磁掘先端部
が位置するようにパーマロイ (Ni−Fe合金)等か
らなる下部磁極層25をスパッタリング法等により被着
し、フォトリソグラフィ工程によって所定パターン(図
示せず)に形成する。
23面と第1の非磁性絶縁層22面とか露出した面上に
、前記第1の非磁性絶縁層22と同一材料のAl20.
からなる耐摩耗性を有する第2の非磁性絶縁層24を被
着形成する。次に該第2の非磁性絶縁[24上の前記第
1の非磁性絶縁層22面と対応する位置に、磁掘先端部
が位置するようにパーマロイ (Ni−Fe合金)等か
らなる下部磁極層25をスパッタリング法等により被着
し、フォトリソグラフィ工程によって所定パターン(図
示せず)に形成する。
次に該下部磁極層25上に51021又はAl2O3等
からなるギャップ形成層26を含む第3の非磁性絶縁層
27を被着形成し、その上面に銅(Cu)等の導体をス
パッタリング法などにより被着した後、該導体をフォト
リソグラフィ工程によって薄膜コイル28に形成する0
次に該薄膜コイル28を含む前記絶縁層27上に第4の
非磁性絶縁層29及びパーマロイ(Ni−Fe合金)等
からなる上部磁極層30を図示のように順に積層形成し
、更に該上部磁極層30をフォトリソグラフィ工程によ
って所定パターン形状にバターニングする。そしてこの
上部磁極層30を含む全基板上に、前記第1の非磁性絶
縁122と同一材料のAl2Oりからなる耐摩耗性を有
する保護膜31を厚くスパッタリング法等によって被覆
する。
からなるギャップ形成層26を含む第3の非磁性絶縁層
27を被着形成し、その上面に銅(Cu)等の導体をス
パッタリング法などにより被着した後、該導体をフォト
リソグラフィ工程によって薄膜コイル28に形成する0
次に該薄膜コイル28を含む前記絶縁層27上に第4の
非磁性絶縁層29及びパーマロイ(Ni−Fe合金)等
からなる上部磁極層30を図示のように順に積層形成し
、更に該上部磁極層30をフォトリソグラフィ工程によ
って所定パターン形状にバターニングする。そしてこの
上部磁極層30を含む全基板上に、前記第1の非磁性絶
縁122と同一材料のAl2Oりからなる耐摩耗性を有
する保護膜31を厚くスパッタリング法等によって被覆
する。
しかる後、磁気記録媒体と対向するスライダ面と成るべ
き面、即ち前記上、下部磁極層30.25の先端面及び
第1、第2の非磁性絶縁層22.24、更に保護膜31
等が露出する面を平面状に研磨仕上げしてスライダ面3
2を形成する。形成されたスライダ面32は、第6図に
示すように前記上、下部磁極1’1i30.25の先端
面を除き全てAl2O3からなる耐摩耗性を有する非磁
性11!1線材料で構成されているため、従来の如き材
質の硬度差、或いは研磨速度の違いによる過度な研磨凹
みを生じない。
き面、即ち前記上、下部磁極層30.25の先端面及び
第1、第2の非磁性絶縁層22.24、更に保護膜31
等が露出する面を平面状に研磨仕上げしてスライダ面3
2を形成する。形成されたスライダ面32は、第6図に
示すように前記上、下部磁極1’1i30.25の先端
面を除き全てAl2O3からなる耐摩耗性を有する非磁
性11!1線材料で構成されているため、従来の如き材
質の硬度差、或いは研磨速度の違いによる過度な研磨凹
みを生じない。
従って、平面仕上げ精度の良いスライダ面32を有する
薄膜磁気ヘッドを得ることが可能となる。
薄膜磁気ヘッドを得ることが可能となる。
更に第7図乃至第9図は本発明に基づく他の実施例を工
程順に示す工程図で有り、本実施例においては先ず第7
図に示すように、例えばアルミナ・チタンカーバイト
(Al203・Tic)からなる基板ブロック21上の
所定面に、Al2O3からなる耐摩耗性の第1の非磁性
絶縁層22をスパッタリング法等により厚く被着した後
、その上面に更に別に用意したアルミナ・チタンカーバ
イト CAl2o3・Tic)からなるブロック材41
を接着剤42により固着し、かかるブロック複合基材を
スライシングマシンなどによって図示のように所定の厚
さに切断し、切断面を研磨加工して複合基板43を形成
する。
程順に示す工程図で有り、本実施例においては先ず第7
図に示すように、例えばアルミナ・チタンカーバイト
(Al203・Tic)からなる基板ブロック21上の
所定面に、Al2O3からなる耐摩耗性の第1の非磁性
絶縁層22をスパッタリング法等により厚く被着した後
、その上面に更に別に用意したアルミナ・チタンカーバ
イト CAl2o3・Tic)からなるブロック材41
を接着剤42により固着し、かかるブロック複合基材を
スライシングマシンなどによって図示のように所定の厚
さに切断し、切断面を研磨加工して複合基板43を形成
する。
次に第8図の要部断面図に示すように該基板43の第1
の非磁性絶縁層22面が露出した所定面上に、前記第1
の非磁性絶縁Jii22と同一材料のN2O3からなる
耐摩耗性を有する第2の非磁性絶縁層24を被着形成す
る。次に該第2の非磁性絶縁層24上の前記第1の非磁
性絶縁層22面と対応する位置に、図示の如く磁極先端
部が位置するようにパーマロイ (Ni−Fe合金)等
からなる下部磁極層25をスパッタリング法等により被
着し、フォトリソグラフィ工程によって所定パターン(
図示せず)に形成する。
の非磁性絶縁層22面が露出した所定面上に、前記第1
の非磁性絶縁Jii22と同一材料のN2O3からなる
耐摩耗性を有する第2の非磁性絶縁層24を被着形成す
る。次に該第2の非磁性絶縁層24上の前記第1の非磁
性絶縁層22面と対応する位置に、図示の如く磁極先端
部が位置するようにパーマロイ (Ni−Fe合金)等
からなる下部磁極層25をスパッタリング法等により被
着し、フォトリソグラフィ工程によって所定パターン(
図示せず)に形成する。
次に該下部磁極層25上に51021又はAl2O3等
からなるギャップ形成層26を含む第3の非磁性絶縁1
9127を被着形成し、その上面にl1I((:u)等
の導体をスパッタリング法などにより被着した後、該導
体をフォトリソグラフィ工程によってlllココイル2
8形成する。
からなるギャップ形成層26を含む第3の非磁性絶縁1
9127を被着形成し、その上面にl1I((:u)等
の導体をスパッタリング法などにより被着した後、該導
体をフォトリソグラフィ工程によってlllココイル2
8形成する。
次に該薄膜コイル28を含む前記絶縁層27上に第4の
非磁性絶縁層29及びパーマロイ (Nl−Fe合金)
等からなる上部磁極層30を図示のように順に積層形成
し、更に該上部磁極層30をフォトリソグラフィ工程に
よって所定パターン形状にバターニングする。そしてこ
の上部磁極層30を含む全基板上に前記第1の非磁性絶
縁層22と同一材料のA7203からなる耐摩耗性を有
する保護膜31を厚くスパッタリング法等によって被覆
する。
非磁性絶縁層29及びパーマロイ (Nl−Fe合金)
等からなる上部磁極層30を図示のように順に積層形成
し、更に該上部磁極層30をフォトリソグラフィ工程に
よって所定パターン形状にバターニングする。そしてこ
の上部磁極層30を含む全基板上に前記第1の非磁性絶
縁層22と同一材料のA7203からなる耐摩耗性を有
する保護膜31を厚くスパッタリング法等によって被覆
する。
しかる後、図中一点鎖線Aで示す部位で切断して前記ブ
ロック材41側を除去し、その切断面、即ち前記上、下
部磁極層30.25の先端面及び第1、第2の非磁性絶
縁層22,24 、更に保護膜31等が露出する面を平
面状に研磨仕上げしてスライダ面32を形成することに
より、第9図に示すように該スライダ面32が前記上、
下部磁極層30.25の先端面部分以外が全てM2O3
からなる耐摩耗性を有する非磁性絶縁材料で構成されて
いるため、前記第6図による実施例で説明したと同様に
平面仕上げ精度の良いスライダ面32を有する薄膜磁気
ヘッドを得ることができる。
ロック材41側を除去し、その切断面、即ち前記上、下
部磁極層30.25の先端面及び第1、第2の非磁性絶
縁層22,24 、更に保護膜31等が露出する面を平
面状に研磨仕上げしてスライダ面32を形成することに
より、第9図に示すように該スライダ面32が前記上、
下部磁極層30.25の先端面部分以外が全てM2O3
からなる耐摩耗性を有する非磁性絶縁材料で構成されて
いるため、前記第6図による実施例で説明したと同様に
平面仕上げ精度の良いスライダ面32を有する薄膜磁気
ヘッドを得ることができる。
又、本実施例はブロック材41を接着剤42により固着
した構成の複合基板43を用いているので該基板43面
上の中央部に薄膜磁気ヘッド部が形成されることから、
膜厚精度のよい薄膜磁気ヘッド部を容易に形成すること
が可能となる。
した構成の複合基板43を用いているので該基板43面
上の中央部に薄膜磁気ヘッド部が形成されることから、
膜厚精度のよい薄膜磁気ヘッド部を容易に形成すること
が可能となる。
尚、以上の何れの実施例においても、基板にアルミナ・
チタンカーバイト (Aj203・Tic)を用いた場
合の例について説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えばフォトセラム等からなる基板を用
いた場合にも適用可能なことは云うまでもない。
チタンカーバイト (Aj203・Tic)を用いた場
合の例について説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えばフォトセラム等からなる基板を用
いた場合にも適用可能なことは云うまでもない。
又、第1、第2の非磁性絶縁層22.24及び保護y!
31についても、Aj203からなる耐摩耗性を有する
非磁性絶縁材料に限定されるものではなく、例えば二酸
化珪77: (Si02)等を用いた場合にも同様の効
果が得られる。
31についても、Aj203からなる耐摩耗性を有する
非磁性絶縁材料に限定されるものではなく、例えば二酸
化珪77: (Si02)等を用いた場合にも同様の効
果が得られる。
(匍 発明の効果
以上の説明から明らかなように、本発明に係る薄膜磁気
ヘッドの製造方法によれば、スライダ面を形成すべき面
を、上、下部磁極層の先端面部分以外が全て同一の耐摩
耗性を有する非磁性絶縁材料で構成しているため、平面
研磨仕上げ後のスライダ面に従来の如き材質の硬度差、
或いは研磨速度の違いによる過度な研磨凹みが生じるこ
とが無くなり、平面仕上げ精度の良いスライダ面を有す
る薄膜磁気ヘッドを容易に得ることが可能となる。
ヘッドの製造方法によれば、スライダ面を形成すべき面
を、上、下部磁極層の先端面部分以外が全て同一の耐摩
耗性を有する非磁性絶縁材料で構成しているため、平面
研磨仕上げ後のスライダ面に従来の如き材質の硬度差、
或いは研磨速度の違いによる過度な研磨凹みが生じるこ
とが無くなり、平面仕上げ精度の良いスライダ面を有す
る薄膜磁気ヘッドを容易に得ることが可能となる。
従ってスライダ面の凹みに起因する記録・再生特性の劣
化が解消され、この種の薄膜磁気ヘッド、或いは既に本
発明者等が提案した特開昭58−19717号等の単磁
極lI膜磁気ヘッドなどの製造に適用して極めて有利で
ある。
化が解消され、この種の薄膜磁気ヘッド、或いは既に本
発明者等が提案した特開昭58−19717号等の単磁
極lI膜磁気ヘッドなどの製造に適用して極めて有利で
ある。
第1図は従来のim磁気ヘッドの製造方法を説明するた
めの上面図、第2図は第1図に示す■−■゛切断線に沿
った要部断面図、第3図は従来の薄膜磁気ヘッドの製造
方法における問題点を説明するための要部断面図、第4
F!!J乃至第6WJは本発明に係るWI襖磁気ヘッド
の製造方法の一実施例を工程順に示す工程図、第7図乃
至第9図は本発明に基づく他の実施例を工程順に示す工
程図である。 図面において、21は基板ブロック、22は第1の非磁
性゛絶縁層、23は基板、24は第2の非磁性絶縁層、
25は下部磁極層、26はギャップ形成層、27は第3
の非磁性絶縁層、28はsyIコイル、29は第4の非
磁性絶縁層、30は上部磁極層、31は保護膜、32は
スライダ面、41はブロック材、42は接着材、43は
複合基板を示す。 第1図 第2図 第4図 第5図 第8図 第91!1
めの上面図、第2図は第1図に示す■−■゛切断線に沿
った要部断面図、第3図は従来の薄膜磁気ヘッドの製造
方法における問題点を説明するための要部断面図、第4
F!!J乃至第6WJは本発明に係るWI襖磁気ヘッド
の製造方法の一実施例を工程順に示す工程図、第7図乃
至第9図は本発明に基づく他の実施例を工程順に示す工
程図である。 図面において、21は基板ブロック、22は第1の非磁
性゛絶縁層、23は基板、24は第2の非磁性絶縁層、
25は下部磁極層、26はギャップ形成層、27は第3
の非磁性絶縁層、28はsyIコイル、29は第4の非
磁性絶縁層、30は上部磁極層、31は保護膜、32は
スライダ面、41はブロック材、42は接着材、43は
複合基板を示す。 第1図 第2図 第4図 第5図 第8図 第91!1
Claims (1)
- スライダ面となるべき面に耐摩耗性の第1の非磁性絶縁
層を設けた基板を準備する工程と、同一板平面関係の基
板面及び非磁性絶縁層面の面上に、前記第1の非磁性絶
縁層と同一材料、又はそれと同程度の耐摩耗性を有する
第2の非磁性絶縁層を形成する工程と、該第2の非磁性
絶縁層上に、前記第1の非磁性絶縁層面と対応する位置
に磁極先端部が位置するように磁極、非磁性絶縁層及び
薄膜コイルで構成される薄膜磁気ヘッド部を形成する工
程と、該薄膜磁気ヘッド上に前記第1の非磁性絶縁層と
同一材料、又は同程度の耐摩耗性を有する非磁性絶縁材
からなる保護膜を被覆する工程と、磁気記録媒体と対向
するスライダ面を平面研磨仕上げする工程とを行って前
記磁極先端面を含むスライダ面を均一な平面に形成する
ことを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8488084A JPS60229216A (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 薄膜磁気ヘツドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8488084A JPS60229216A (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 薄膜磁気ヘツドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60229216A true JPS60229216A (ja) | 1985-11-14 |
Family
ID=13843083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8488084A Pending JPS60229216A (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 薄膜磁気ヘツドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60229216A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62214507A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-21 | Fujitsu Ltd | 薄膜磁気ヘツド |
-
1984
- 1984-04-25 JP JP8488084A patent/JPS60229216A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62214507A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-21 | Fujitsu Ltd | 薄膜磁気ヘツド |
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