JPS60228687A - ニツケルまたは含ニツケル合金のドライエツチング方法 - Google Patents

ニツケルまたは含ニツケル合金のドライエツチング方法

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JPS60228687A
JPS60228687A JP8329684A JP8329684A JPS60228687A JP S60228687 A JPS60228687 A JP S60228687A JP 8329684 A JP8329684 A JP 8329684A JP 8329684 A JP8329684 A JP 8329684A JP S60228687 A JPS60228687 A JP S60228687A
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JP
Japan
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nickel
etching
gaseous
gas
etched
Prior art date
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Pending
Application number
JP8329684A
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English (en)
Inventor
Shinichi Taji
新一 田地
Takashi Nishida
西田 高
Kiichiro Mukai
向 喜一郎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はニッケルまたは含ニツケル合金のドライエツチ
ング方法に関するものである。
〔発明の背景〕
ニッケルおよび含ニツケル化合物のエツチングは、従来
、溶液を用いたウェッ1−エツチングが一般に行われて
いたため、パターン作成用マスク材の下にあるエツチン
グされるべきでないニッケルがエツチングされるアンダ
ーカット現象髪防ぎ、また形成されたニッケルのパター
ンから」二記溶液を完全に除去することが難しいという
欠点があった。上記アンダーカットなどウェットエツチ
ングの欠点はドライエツチングによって除去できること
が知られている。しかし、ニッケルや含ニツケル化合物
をドライエツチングによって処理するには、ガスプラズ
マとニッケルの反応生成物の蒸気圧が高くなければなら
ないにもかかわらず、従来SiやAllのドライエツチ
ングに使用されているハロゲン系ガスの放電を用いてニ
ッケルや含ニツケル化合物をエツチングすると、ニッケ
ルのハロゲン化合物の蒸気圧が低いため全くエツチング
することができなかった。高い蒸気圧を有する含ニツケ
ル化合物の1つとしてはN1(Co)、があり、Niと
COとの反応が40〜100℃の温度範囲のもとてエツ
チング反応をすることが知られているが、この反応はガ
ス状態での反応であるため、エツチング加工が等方的と
なり、微細なエツチングを行うには適していない。また
単純にCOガスプラズマエツチングを行う場合には、c
oから0□が発生してNiの酸化がすすみ、Niをエツ
チングすることが難しい。
〔発明の目的〕
本発明は寸法精度がよく、かつ選択比でエツチングする
ことが可能なニッケルまたは含ニツケル合金のドライエ
ツチング方法を得ることを目的とする。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するために、本発明は二酸化炭素ガス
単独または二酸化炭素ガスを主体としこれに添加ガスを
加えてなるエツチングガスのプラズマと被エツチング物
を接触させることにより、上記被エツチング物のニッケ
ルまたは含ニツケル合金の所望部分を選択的にエツチン
グするものである。
〔発明の実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図はCO2ガスをエツチングガスとして用いてニッ
ケルを異方性ドライエツチングしたときにおけるエツチ
ング速度の入力高周波電力依存性を示した図である。本
実施例はプラズマ処理装置として、高周波放電平行平板
形陰極結合プラズマエツチング装置(通称、反応性イオ
ンエツチング装@)を用い、エツチング時のCO2圧力
を1.5Paとし、CO□ガスの流量を10secmと
してニッケルの異方性ドライエツチングを行った。その
結果は第=3− 1図の曲線】に示すように、ニッケルのエツチング速度
が高周波入力電力の増加とともに大きくなることを示し
ている。ニッケルのエツチング速度はニッケル膜の形成
条件によって若干異なるが、第1図の曲線1はこれらの
代表的な値を示したものであり、CO2の圧力によって
は余り大きな変化を生じない。同様にしてCO2の代り
にハロゲン化合物ガスSF、を用いて、ニッケルのドラ
イエツチングを行った結果を第1図に破線2で示したが
、エツチング速度は極めて小さく、Co2ガスが従来の
SF、よりもニッケルのドライエツチングに好適なエツ
チングガスであることを示している。
」1記のようにCO2ガスを使用した場合におけるニッ
ケル以外の材料のエツチング速度をめ、ニッケルのエツ
チング速度と比較した結果、いずれもニッケルのエツチ
ング速度よりはるかに小さく、たとえばSj、5in2
、Si3N4のエツチング速度はニッケルの1/10/
〜1/30程度にすぎなかった。したがって本発明によ
れば、ニッケルを、4− 8i、5in2、および5j3N4に対してほぼ10〜
30という高い選択比で選択的にエツチングすることが
可能であることが認められた。またホトレジストについ
ては、エツチング条件によって選択比が1〜10と変化
したが、これは−上記ホトレジストがCO2ガスの分解
によって生じるO原子によってエツチングされ、ホトレ
ジストのエツチング速度が増大するためであると考えら
れる。したがってホトレジストのエツチング速度を小さ
くし、ニッケルのエツチング速度を大きくするためには
、つぎの手段を用いることによって良好な結果が得られ
た。すなわち、プラズマ発生電極に炭素含有物質、例え
ばグラファイトを電極として用い、上記O原子の発生に
対し、電極からCを供給して上記0原子と化合させ、る
か、あるいはH2ガスを容量比で最大約20%添加した
CO2ガスを用いてO原子を減少させることはいずれも
有効な手段であった。ホトレジストに関しては、H2ガ
ス添加の場合もグラファイト電極使用の場合もほぼ同様
の選択比が得られた。また上記手段はニッケルの工ッチ
ング工程中におけるニッケルの酸化防止にも有効である
ことが認められた。このようにすれば、ニッケルのエツ
チング速度がさらに大きくなるので実用上有用である。
つぎにニッケルを含む合金などをドライエツチングする
場合、たとえばNj−Go、Ni−Fe、Ni−Crな
どの合金では、N i (G O) 4のみではなく、
Co(GO)、〜Fe(CO)6あるいはCr(CO)
6のようなカルボニル化合物がプラズマとの接触によっ
て生じ、これらが揮散することによってエツチングされ
る。この場合も上記グラファイト電極使用や、最大20
%のN2をCO□に添加した混合ガスの使用によって極
めて良好なエツチング効果を得ることができた。しかし
、ニッケルの含有率が20%以下の合金であるN1−A
(1,Ni −Cu、Ni −8jなどではそれぞれA
a、 Cu、 Sjの酸化がすすむため、最初にそれぞ
れの材料に適したハロゲン化合物ガスでAa、Cu、 
Siなどをエツチングしたのち、残ったNiを二酸化炭
素単独あるいは二酸化炭素ガスを主成分とする混合ガス
からなるエツチングガスを用いてエツチングすれば、良
好な結果が得られる。
上記の各エツチング後におけるニッケルの後処理として
、エツチング後に02ガスを流すか02ガス放電を行う
かして表面を酸化させ、安定化させれば半導体デバイス
の配線などの形成に極めて有用である。
上記のように、二酸化炭素ガスまたは二酸化炭素ガスを
主体とする混合ガスをエツチングガスとしたプラズマエ
ツチングを用いて、ニッケルの異方性エツチングを行う
ことによって、従来方法のようにアンダーカット現象を
生じることなく高精度で、かつ高速なニッケルのドライ
エツチングを行うことができる。本発明においてCO2
の圧力はほぼ2〜100Pa程度の圧力範囲でエツチン
グを行うことができる。2Pa以下ではエツチング速度
が非常に遅くなり、+00 P a以上ではエツチング
が等方的になってしまう。CO2に添加するガスとして
はN2、NH3、N2などが可能であり適宜選択される
。使用するエツチング装置としては、7− 上記平行平板形装置だけでなく、マイクロ波プラズマエ
ツチング装置、イオンビームエツチング装置など、周知
の各種エツチング装置が使用できる。
〔発明の効果〕
上記のように本発明によるニッケルまたは含ニツケル合
金のドライエツチング方法は、二酸化炭素ガスまたは二
酸化炭素ガスを主体としこれに添加ガスを加えた混合ガ
スをエツチングガスとして用いることにより、寸法精度
がよく、かつ高い選択比でニッケルもしくは含ニツケル
合金のドライエツチングを行うができ、半導体デバイス
などの製造に特に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はCO2ガス放電しニッケルを異方性ドライエツ
チングしたときにおけるエツチング速度の入力高周波電
力依存性を示す図である。 1・・・CO2によるNiのドライエツチング曲線2・
・・SFGによるNiのドライエツチング曲線代理人弁
理士 中 村 純之助 =8− 1’1 図 入力電力(W)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被エツチング物を二酸化炭素ガス単独または二酸
    化炭素ガスを主体としこれに添加ガスを加えてなるエツ
    チングガスのプラズマに接触させることにより、上記被
    エツチング物のニッケルまたは含ニツケル合金の所望部
    分をエツチングすることを特徴とするニッケルまたは含
    ニツケル合金のドライエツチング方法。
  2. (2)l記添加ガスは水素ガスであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載したニッケルまたは含ニツ
    ケル合金のドライエツチング方法。
  3. (3)上記二酸化炭素ガスの圧力は、はぼ2Pa〜10
    0Paである特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載
    のニッケルまたは含ニツケル合金のドライエツチング方
    法。
  4. (4)上記エツチングは炭素含有物質を電極として行わ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項に
    記載したニッケルまたは含ニツケル合金のドライエツチ
    ング方法。
JP8329684A 1984-04-25 1984-04-25 ニツケルまたは含ニツケル合金のドライエツチング方法 Pending JPS60228687A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324078A (ja) * 1986-07-14 1988-02-01 Stanley Electric Co Ltd プラズマ洗浄法
EP0285129A2 (en) * 1987-03-31 1988-10-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Dry etching method
JPH02260632A (ja) * 1989-03-31 1990-10-23 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置
US6156666A (en) * 1996-11-15 2000-12-05 Nec Corporation Method of dry etching and apparatus for making exhaust gas non-toxic

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