JPS60228539A - ポリベンズイミダゾ−ルの製造方法 - Google Patents
ポリベンズイミダゾ−ルの製造方法Info
- Publication number
- JPS60228539A JPS60228539A JP8414884A JP8414884A JPS60228539A JP S60228539 A JPS60228539 A JP S60228539A JP 8414884 A JP8414884 A JP 8414884A JP 8414884 A JP8414884 A JP 8414884A JP S60228539 A JPS60228539 A JP S60228539A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- polybenzimidazole
- organic sulfonic
- dicarboxylic acid
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はポリベンズイミダゾールの製造方法に関し、更
に詳しくは高分子量のポリベンズイミダゾールを温和な
条件下で製造する方法に関する。
に詳しくは高分子量のポリベンズイミダゾールを温和な
条件下で製造する方法に関する。
ポリベンズイミダゾールは耐熱性に優れ、また各種の極
性溶剤に可溶であって成形加工も容易な樹脂であるため
注目を集めている。
性溶剤に可溶であって成形加工も容易な樹脂であるため
注目を集めている。
このポリベンズイミダゾールは、例えば、ジカルボン酸
と芳香族テトラアミンとをポリリン酸の存在下で閉環重
縮合反応させて製造されている。
と芳香族テトラアミンとをポリリン酸の存在下で閉環重
縮合反応させて製造されている。
この場合、ポI717ン酸は溶媒兼縮合剤として機能す
る。上記の反応においては、逸書反応温度が約200℃
、反応時間が12〜13時間程度である。
る。上記の反応においては、逸書反応温度が約200℃
、反応時間が12〜13時間程度である。
そして、この製造プロセスは可成り煩雑であったタメ、
ポリベンズイミダゾールの工業的な製造は必ずしも容易
でちるとはいいがたかった。
ポリベンズイミダゾールの工業的な製造は必ずしも容易
でちるとはいいがたかった。
本発明は、上記したような従来の製造方法における難点
を解消し、比較的低温でしかも短時間で、すなわち1m
和な反応条件下において、高分子量のポリベンズイミダ
ゾールを容易に製造する方法の提供を目的とする。
を解消し、比較的低温でしかも短時間で、すなわち1m
和な反応条件下において、高分子量のポリベンズイミダ
ゾールを容易に製造する方法の提供を目的とする。
本発明者は上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねる過程
で、反応系に用いる溶媒兼縮合剤を従来のポリリン酸に
代えて五酸化リンと有機スルホン酸との混合液にすると
効果的であるとの事実を見出し、本発明方法を開発する
に到った。
で、反応系に用いる溶媒兼縮合剤を従来のポリリン酸に
代えて五酸化リンと有機スルホン酸との混合液にすると
効果的であるとの事実を見出し、本発明方法を開発する
に到った。
すなわち、本発明のポリベンズイミダゾールの製造方法
は、 次式: HOOO−R−000H・・・・・・・・・(
1)(ただし B/は炭素数1〜10の炭化水素二価の
基を表わす) 、+ OH*+n(ただし、aは1〜1
0の整数を表わす)、べFXのいずれかを表わす)で示
されるジカルボン酸と、 のいずれかを表わす) で示される芳香族テトラアミン若しくはその塩又はその
含水物とを、五酸化リンと有機スルホン酸の存在下で反
応させることを特徴とする。、本発明方法の出発原料は
式(I)のジカルボン酸と式(If)の芳香族テトラア
ミンあるいはその塩酸塩などの塩又はその含水物である
。
は、 次式: HOOO−R−000H・・・・・・・・・(
1)(ただし B/は炭素数1〜10の炭化水素二価の
基を表わす) 、+ OH*+n(ただし、aは1〜1
0の整数を表わす)、べFXのいずれかを表わす)で示
されるジカルボン酸と、 のいずれかを表わす) で示される芳香族テトラアミン若しくはその塩又はその
含水物とを、五酸化リンと有機スルホン酸の存在下で反
応させることを特徴とする。、本発明方法の出発原料は
式(I)のジカルボン酸と式(If)の芳香族テトラア
ミンあるいはその塩酸塩などの塩又はその含水物である
。
両者の仕込み世はそれぞれ格別に限定されるものではな
いが、等モル量であることが好ましい。
いが、等モル量であることが好ましい。
本発明方法にあっては、五酸化リンと有機スルホン酸の
混合液を溶媒兼縮合剤として使用することが最大の特徴
である。
混合液を溶媒兼縮合剤として使用することが最大の特徴
である。
このときの有機スルホン酸としては、アルカンスルホン
酸、ベンゼンスルホ/酸、フェノールスルホン酸、ハラ
トルエンスルホン酸、メシチレンスルホン酸などを用い
ることができるが、とくに。
酸、ベンゼンスルホ/酸、フェノールスルホン酸、ハラ
トルエンスルホン酸、メシチレンスルホン酸などを用い
ることができるが、とくに。
メタンスルホン酸が好ましい。この混合液において、五
酸化リンと有機スルホン酸の混合比は、モル比で1=1
〜1:30、好ましくは1:2〜1:20である。また
、この混合液の使用量は式(I)、式(II)の化合物
を溶解するに充分な溶媒量である。
酸化リンと有機スルホン酸の混合比は、モル比で1=1
〜1:30、好ましくは1:2〜1:20である。また
、この混合液の使用量は式(I)、式(II)の化合物
を溶解するに充分な溶媒量である。
反応温度は50〜150℃、好ましくは100〜140
℃でよく、また1反応時間は0.5〜10時間、好まし
くは1〜6時間で充分である。
℃でよく、また1反応時間は0.5〜10時間、好まし
くは1〜6時間で充分である。
実施例1〜6
反応器に、メタンスルホン酸と五酸化リンのモル比が1
021である混合液5−を入れ、ここにセバシン酸1
mmol及びジアミノベンジジン塩酸塩1mmolを添
加して、第1表に示した反応温度、反応時間で重縮合反
応を行なった。得られた各重合体につき、収率、対数粘
度(η1nh)の測定、赤外吸収スペクトル(IR)分
析、熱分析を行なった。
021である混合液5−を入れ、ここにセバシン酸1
mmol及びジアミノベンジジン塩酸塩1mmolを添
加して、第1表に示した反応温度、反応時間で重縮合反
応を行なった。得られた各重合体につき、収率、対数粘
度(η1nh)の測定、赤外吸収スペクトル(IR)分
析、熱分析を行なった。
IR分析の結果、 3360 cm−’の位置に第二級
アミンに基づく吸収がみられ、得られた重合体の構造は
、 がわかった。
アミンに基づく吸収がみられ、得られた重合体の構造は
、 がわかった。
また、熱分解開始温度(10チ重量減少温度)は370
℃(空気中)であった。なお、対数粘度は、容重合体を
濃硫酸に溶解して濃度0.2 II/adの溶液とし、
この溶液の30℃における値である。
℃(空気中)であった。なお、対数粘度は、容重合体を
濃硫酸に溶解して濃度0.2 II/adの溶液とし、
この溶液の30℃における値である。
以上の結果を一括して第1表に示した。
第1表
実施例7〜11
ジカルボン酸: HOOO−R−000HのBが第2表
に示したものを用いた外は実施例1〜6と同様にして反
応を行なった。得られた重合体の緒特性を第2表に示す
。
に示したものを用いた外は実施例1〜6と同様にして反
応を行なった。得られた重合体の緒特性を第2表に示す
。
第2表
実施例12
ジカルボン酸として、ジフェニルエーテルジカルボン酸
1mmolを用い、反応温度140℃1反応時間2時間
としたほかは、実施例1〜6と同様にしてポリベンズイ
ミダゾールを得た。このポリベンズイミダゾールにつき
、溶媒としてメタンスルホン酸を用い、その0.2 、
lil / dj 娘度の溶液の対数粘度(ηlnh
) k測定したところ、 3.81 dl/1/ででめ
った。
1mmolを用い、反応温度140℃1反応時間2時間
としたほかは、実施例1〜6と同様にしてポリベンズイ
ミダゾールを得た。このポリベンズイミダゾールにつき
、溶媒としてメタンスルホン酸を用い、その0.2 、
lil / dj 娘度の溶液の対数粘度(ηlnh
) k測定したところ、 3.81 dl/1/ででめ
った。
IR分析の結果、実施例1〜6における吸収の外、12
40crn−’の位置にエーテル結合に基づく吸収が認
められた。また、熱分解開始温度(10%重量減少温度
)は464℃(空気中)であった。
40crn−’の位置にエーテル結合に基づく吸収が認
められた。また、熱分解開始温度(10%重量減少温度
)は464℃(空気中)であった。
以上の説明で明らかなように1本発明方法によれば、従
来に比べて低温でかつ短時間に高分子量のポリベンズイ
ミダゾール金製造することができる。本発明方法で得ら
れたポリベンズイミダゾールはその熱分解温度も高位に
あり、電気・電子機器、各種機械部品の素材としての有
用性に富む。
来に比べて低温でかつ短時間に高分子量のポリベンズイ
ミダゾール金製造することができる。本発明方法で得ら
れたポリベンズイミダゾールはその熱分解温度も高位に
あり、電気・電子機器、各種機械部品の素材としての有
用性に富む。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (ただし、Wは炭素数1〜10の炭化水素二価の基を表
わす)、千〇Hz+fl(ただし、Uは1〜70の整数
を表わす)、舎のいずれかを表わす) で示されるジカルボン酸ト、 で示される芳香族テトラアミン若しくはその塩又はその
含水物とを、五酸化リンと有機スルホン酸の存在下で反
応させることを特徴とするポリベンズイミダゾールの製
造方法。 ′
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8414884A JPS60228539A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | ポリベンズイミダゾ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8414884A JPS60228539A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | ポリベンズイミダゾ−ルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60228539A true JPS60228539A (ja) | 1985-11-13 |
Family
ID=13822413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8414884A Pending JPS60228539A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | ポリベンズイミダゾ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60228539A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63501300A (ja) * | 1986-05-27 | 1988-05-19 | ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー | 芳香族複素環式ポリマーの製造 |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP8414884A patent/JPS60228539A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63501300A (ja) * | 1986-05-27 | 1988-05-19 | ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー | 芳香族複素環式ポリマーの製造 |
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