JPS60228262A - シ−ト - Google Patents
シ−トInfo
- Publication number
- JPS60228262A JPS60228262A JP8358084A JP8358084A JPS60228262A JP S60228262 A JPS60228262 A JP S60228262A JP 8358084 A JP8358084 A JP 8358084A JP 8358084 A JP8358084 A JP 8358084A JP S60228262 A JPS60228262 A JP S60228262A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chlorine dioxide
- stabilized chlorine
- sheet
- gelatin
- granules
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、鮮魚・食肉保存用シート、生理用品、ゴミ袋
等に利用可能で、殺菌・消臭・鮮度保持機能を有するシ
ートに関する。
等に利用可能で、殺菌・消臭・鮮度保持機能を有するシ
ートに関する。
従来の技術及びその問題点
二酸化塩素ガスは殺菌・消臭・鮮度保持機能を有し、ぞ
の発生源としては安定化二酸化塩素溶液、安定化二酸化
塩素粉末等が市販されている。しかしながら、これらを
活性化させて二酸化塩素ガスの発生をコントロールする
ことは容易でなく、前記溶液、粉末等は充分に利用され
ていたとはいえない。
の発生源としては安定化二酸化塩素溶液、安定化二酸化
塩素粉末等が市販されている。しかしながら、これらを
活性化させて二酸化塩素ガスの発生をコントロールする
ことは容易でなく、前記溶液、粉末等は充分に利用され
ていたとはいえない。
問題点を解決するための手段及び作用
本発明者は、安定化二酸化塩素が空気と接触して活性化
し活性ガスを発生することに着目し、安定化二酸化塩素
と空気との接触をコントロールすることにより活性ガス
の発生をコントロールせんとして本発明を完成するに至
った。
し活性ガスを発生することに着目し、安定化二酸化塩素
と空気との接触をコントロールすることにより活性ガス
の発生をコントロールせんとして本発明を完成するに至
った。
すなわち、本発明は安定化二酸化塩素をゼラチンで顆粒
状に形成して空気との接触を遮断し、この顆粒状安定化
二酸化塩素をシート素材にコーティングしたものである
。
状に形成して空気との接触を遮断し、この顆粒状安定化
二酸化塩素をシート素材にコーティングしたものである
。
このようなシートに適量の水分を与えることにより、前
記顆粒状安定化二酸化塩素の適量を溶解して安定化二酸
化塩素を空気と接触させ適量の活性ガスを発生させるこ
とが可能である。
記顆粒状安定化二酸化塩素の適量を溶解して安定化二酸
化塩素を空気と接触させ適量の活性ガスを発生させるこ
とが可能である。
本発明に用いる安定化二酸化塩素の形態としては液状で
も粉末状でも良い。また、安定化二酸化塩素を顆粒状に
形成する手段としては、ゼラチンでマイクロカプセルを
成形しその中に安定化二酸化塩素の粉末又は溶液を収容
してもよく、ゼラチンと安定化二酸化塩素粉末とを混合
して顆粒を形成してもよい。
も粉末状でも良い。また、安定化二酸化塩素を顆粒状に
形成する手段としては、ゼラチンでマイクロカプセルを
成形しその中に安定化二酸化塩素の粉末又は溶液を収容
してもよく、ゼラチンと安定化二酸化塩素粉末とを混合
して顆粒を形成してもよい。
顆粒状安定化二酸化塩素をコーティングするシート素材
は、本発明に係るシートを使用する目的・場所に応じて
選択可能であるが、例えば、紙、布、ビニールフィルム
等の素材が適用可能である。
は、本発明に係るシートを使用する目的・場所に応じて
選択可能であるが、例えば、紙、布、ビニールフィルム
等の素材が適用可能である。
実施例
次に本発明の実施例を図面に従って説明する。
図において、頭は本発明に係るシートであり、0υはシ
ート素材、a4は前記シート素材Oυの表面にコーティ
ングされた顆粒状の安定化二酸化塩素をそれぞれ示す。
ート素材、a4は前記シート素材Oυの表面にコーティ
ングされた顆粒状の安定化二酸化塩素をそれぞれ示す。
顆粒状の安定化二酸化塩素(2)は、第1図に示すよう
にシート素材αηの表面に1層でコーティングしても、
第2図に示すように多層でコーティングしてもよいが、
多層でコーティングしたシートは二酸化塩素ガスの発生
を長期間持続させる必要がある場合に特に好逸である。
にシート素材αηの表面に1層でコーティングしても、
第2図に示すように多層でコーティングしてもよいが、
多層でコーティングしたシートは二酸化塩素ガスの発生
を長期間持続させる必要がある場合に特に好逸である。
また、シート素材αυの表裏両面にコーティングしても
よいし、表面の一部にのみコーティングしてもよい。
よいし、表面の一部にのみコーティングしてもよい。
顆粒状の安定化二酸化塩素としては、ゼラチンでマイク
ロカプセルα1を成形し、その中に安定化二酸化塩素溶
液を収容して形成したもの(第3図)、前記ゼラチンで
成形したマイクロカプセルに安定化二酸化塩素粉末を収
容して形成したもの(図示せず)、又はゼラチンと安定
化二酸化塩素粉末とを混合した後に顆粒に成形し、顆粒
基材たるゼラチンの中に安定化二酸化塩素粉末を分散さ
せたもの(第4図)のいずれの場合でもよい。
ロカプセルα1を成形し、その中に安定化二酸化塩素溶
液を収容して形成したもの(第3図)、前記ゼラチンで
成形したマイクロカプセルに安定化二酸化塩素粉末を収
容して形成したもの(図示せず)、又はゼラチンと安定
化二酸化塩素粉末とを混合した後に顆粒に成形し、顆粒
基材たるゼラチンの中に安定化二酸化塩素粉末を分散さ
せたもの(第4図)のいずれの場合でもよい。
本実施例においては、安定化二酸化塩素溶液としてリオ
リンダケミカル社製のEZ−FLOW(商品名)を、安
定化二酸化塩素粉末としてリオリングケミカル社製のA
BSORB (商品名)を使用したがいずれも好結果を
得た。
リンダケミカル社製のEZ−FLOW(商品名)を、安
定化二酸化塩素粉末としてリオリングケミカル社製のA
BSORB (商品名)を使用したがいずれも好結果を
得た。
顆粒状の安定化二酸化塩素をシート素材にコーティング
する方法としては種々考えられるが、本実施例では、顆
粒状に形成された安定化二酸化塩素をゼラチン溶液に添
加して分散させた後、この分散液をシート素材の表面に
塗布した。
する方法としては種々考えられるが、本実施例では、顆
粒状に形成された安定化二酸化塩素をゼラチン溶液に添
加して分散させた後、この分散液をシート素材の表面に
塗布した。
発明の効果
本発明に係るシートは少量の水分と接触することにより
、二酸化塩素ガスを持続的に発生させるものであり、シ
ート素材の種類によって多方面に応用可能である。
、二酸化塩素ガスを持続的に発生させるものであり、シ
ート素材の種類によって多方面に応用可能である。
例えば、防水紙に顆粒状の゛安定化二酸化塩素をコーテ
ィングしたシートで大型魚類又は食肉を包装すれば、優
れた殺菌・消臭・鮮度保持機能を示し、冷凍手段を用い
ずとも常温で保存可能であるとともに、運搬にも便利で
ある。
ィングしたシートで大型魚類又は食肉を包装すれば、優
れた殺菌・消臭・鮮度保持機能を示し、冷凍手段を用い
ずとも常温で保存可能であるとともに、運搬にも便利で
ある。
ビニールフィルムにコーチインフラ施し、これで袋体を
形成すれば、ごみ袋としても適用可能であり、生ごみ等
の悪臭をその発生源で除去可能である。
形成すれば、ごみ袋としても適用可能であり、生ごみ等
の悪臭をその発生源で除去可能である。
又、生理用ナプキン等の生理用品に応用すれば、生理時
の異臭に気を使う必要もなくなり好ましい。
の異臭に気を使う必要もなくなり好ましい。
以上のように、本発明は、使用目的に応じてシート素材
を選択することにより、各種シート素材に殺菌・消臭・
鮮度保持機能を保有させることかでき、その利用価値は
極めて高いものである。
を選択することにより、各種シート素材に殺菌・消臭・
鮮度保持機能を保有させることかでき、その利用価値は
極めて高いものである。
第1図及び第2図は本発明の実施例を示す部分断面図、
第3図及び第4図は顆粒状に形成された安定化二酸化塩
素の断面図である。 符号の説明 Qυ・・・シート素材、α4・・・顆粒状に形成された
安定化二酸化塩素、叫・・・マイクロカプセル、備03
′)・・・ゼラチン、q→・・・安定化二酸化塩素溶液
、αG・・・安定化二酸化塩素粉末。 特許出願人 1)中 秀 彦 同 吉 1) 藤 夫
第3図及び第4図は顆粒状に形成された安定化二酸化塩
素の断面図である。 符号の説明 Qυ・・・シート素材、α4・・・顆粒状に形成された
安定化二酸化塩素、叫・・・マイクロカプセル、備03
′)・・・ゼラチン、q→・・・安定化二酸化塩素溶液
、αG・・・安定化二酸化塩素粉末。 特許出願人 1)中 秀 彦 同 吉 1) 藤 夫
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、シート素材の表面に、ゼラチンで顆粒状ニ形成され
た安定化二酸化塩素を、コーティングしたことを特徴と
するシート。 2、前記シート素材が紙、布、ビニールフィルム等から
なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシー
ト。 3、前記顆粒状に形成された安定化二酸化塩素が、ゼラ
チンで成形されたマイクロカプセルに安定化二酸化塩素
粉末を内蔵することにより形成されたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のシート。 4、前記顆粒状に形成された安定化二酸化塩素か、ゼラ
チンで成形されたマイクロカプセルに安定化二酸化塩素
溶液を内蔵することにより形成されたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のシート。 5、前記顆粒状に形成された安定化二酸化塩素が、安定
化二酸化塩素粉末とゼラチンとを混合して形成されたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8358084A JPS60228262A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8358084A JPS60228262A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | シ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60228262A true JPS60228262A (ja) | 1985-11-13 |
Family
ID=13806431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8358084A Pending JPS60228262A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60228262A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63152497U (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-06 | ||
JP2009523714A (ja) * | 2006-01-11 | 2009-06-25 | ペー・ウント・ヴェー・インヴェスト・フェアメーゲンス・フェアヴァルトゥングスゲゼルシャフト・エム・ベー・ハー | 封入された薬剤を放出するための被包膜、その製造方法、およびその使用方法 |
JP2012512190A (ja) * | 2008-12-18 | 2012-05-31 | 香港科技大学 | 多重効果の抗菌表面コーティング形成材料およびその製造方法 |
-
1984
- 1984-04-24 JP JP8358084A patent/JPS60228262A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63152497U (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-06 | ||
JP2009523714A (ja) * | 2006-01-11 | 2009-06-25 | ペー・ウント・ヴェー・インヴェスト・フェアメーゲンス・フェアヴァルトゥングスゲゼルシャフト・エム・ベー・ハー | 封入された薬剤を放出するための被包膜、その製造方法、およびその使用方法 |
JP2012512190A (ja) * | 2008-12-18 | 2012-05-31 | 香港科技大学 | 多重効果の抗菌表面コーティング形成材料およびその製造方法 |
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