JPS60227805A - 複合ダイヤフラム - Google Patents

複合ダイヤフラム

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JPS60227805A
JPS60227805A JP59082959A JP8295984A JPS60227805A JP S60227805 A JPS60227805 A JP S60227805A JP 59082959 A JP59082959 A JP 59082959A JP 8295984 A JP8295984 A JP 8295984A JP S60227805 A JPS60227805 A JP S60227805A
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JP
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diaphragm
soft
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hard
elastomer
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JP59082959A
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JPH0365201B2 (ja
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Norio Yoshiga
法夫 吉賀
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Mitsubishi Plastics Inc
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Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複合ダイヤフラム、詳しくは圧搾式フィルター
プレスにおけるダイヤフラムに関するものである。
近年濾過分野においても省力化を図り高脱水化が要望さ
れ、圧搾式フィルタープレスが主流をしめる様になって
きている。圧搾式フィルタープレスは、濾過室の一側に
ダイヤフラムを設け、ポンプで圧入濾過したケーキをさ
らに圧搾するように構成したものである。
この装置のダイヤフラムの素材としては、対象とするス
ラリーの種類、温度等により、天然ゴム(NR,)、或
ハスチレンゴム(SBFL)、エチレンプロピレンゴム
(EPT)等の合成ゴムが主として使用されている。
しかしながら、これらのゴム類は耐熱性、耐老化性、耐
薬品性等において劣る欠点があり、これに代る優れた素
材が望まれていた。
本発明者らは先にポリオレフィン樹脂とエチレン−プロ
ピレン−非共役ジエン共重合体ゴムとを機械的にブレン
ドするか、もしくは部分架橋したポリオレフィン系熱可
塑性エラストマーからなるダイヤフラムを完成した(特
願昭58−213897号)。
該発明では、エラストマ−Lr1JISA硬度が60〜
85゜の軟質のもので全体が構成されており、したがっ
て芯板とダイヤフラムとの間のシール性を確保する必要
から、ダイヤフラムの芯板への取付構造において、例え
ば特開昭50−69659号に於けるが如き特定の動部
を設けるなど構造上に工夫を施す必要があった。
本発明はこのようにシール部に何等特定の構造を施すこ
となく簡略化してなお確実にシールできるようにしたダ
イヤフラムを提供するものである。
すなわち本発明はフィルタープレス用ダイヤフラムにお
いて、本体の圧搾部と、シール部の内周縁部とを軟質の
ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーにより構成し、
シール部の外周縁部を硬質のポリオレフィン系熱可塑性
エラストマーにより構成してなる複合ダイヤフラムであ
る。
本発明において上記ポリオレフィン系熱可塑性エラスト
マーとはポリオレフィン系樹脂を・・−ドセグメントと
して用い、これにソフトセグメントとしてエチレン−プ
ロピレン共重合体ゴム(以下EPMという)又はエチレ
ン−プロピレン−非共役ジエン共重合体ゴム(以下EP
DMという)を機械的にブレンドするか又は部分架橋し
たものを指す。
上記ハードセグメントとして用いられるポリオレフィン
系樹脂としては、例えばアイソタクチックポリプロピレ
ン、シンジオタクチックポリプロピレン、ポリエチレン
、プロピレン−α−オレフィン共重合体(プロピレン−
エチレン共重合体、プロピレン−1−ブテン共重合体、
プロピレン−1−ヘキセン共重合体、プロピレン−4−
メチル−1−ペンテン共重合体)、エチレン−1−ブテ
ン共重合体等があげられる。1だソフトセグメントのE
PMとしては例えばエチレン含量が20〜90wt %
(好ましくは40〜85.wt%)でプロピレン含量が
80〜IQwt係(好ましくは60〜15wt係)のも
のがあげられる。更にEPDMの非共役ジエンとしては
、例えば1,4−へキサジエン、l、4−ぺ/タジエン
、1.5−ヘキサジエンの鎖状ジエン類、ジシクロペン
タジェン、メチレンノルボルイ、ン、エチリテ7ノルボ
ルネン、シクロオクタジエン、メチルテトラヒドロイン
デン等の環状ポリエン類があげられ、非共役ジエンの組
成比は通常全体の1.〜20 wt%(好ましくは4〜
10 wt% )であればよい(エチレンとプロピレン
の構成比は前記EPMの組成比に準する)。
上記のようなハードセグメントとソフトセグメントより
なるポリオレフィン系熱可塑性エラストマーは、両者を
所定の配合量で混合し、ノクンノ(リーミキサー又は−
軸或は二軸押出機、各種ニーダ−、オープンロール等の
いずれかで機械的にブレンドするか又は次のような手段
で部分架橋することによって得られる。
])EPM又はBPDMを部分架橋しておきポリオレフ
ィン系樹脂とブレンドする。
2) BPM又はEPDMとポリオレフィン系樹脂を混
合しつつ架橋する方法。
3)両者を予め混練しておいてから架橋する方法(架橋
剤としては芳香族系又は脂肪族系のパーオキサイドもし
くはアゾ化合物が好適である)。
以上のような方法があげられ、部分架橋したもののゲル
化率は、シクロヘキサン中に23°Cで48時間浸漬し
た場合の不溶分として20〜95wt %の範囲のもの
が一般的である。
本発明においてはこのようにして、・・−ドセグメント
とソフトセグメントの配合量の調節によって得られるポ
リオレフィン系熱可塑性エラストマーの軟質のものと硬
質のものにより、それぞれダイヤフラムの特定部分を構
成せしめることに重要な意義を有するものである。すな
わちダイヤフラム本体の圧搾部及びシール部の内周縁部
を上記エラストマーの軟質のもので構成し、シール部の
外周縁部をその硬質のもので構成せしめたものである。
圧搾部とは図面に1で示すように、■−■線を境界とし
て本体の中央部に至る区域であり、加圧流体を圧入して
圧搾濾過する際に変形を生ずる部分(周辺の斜面1aと
それに囲まれた内側の部分)である。またシール部とは
2及び3で示される部分を含む図においてI−I線から
下の本体の周縁部で、隣接する濾過板との間でシールさ
れる部分である。特に2で示される部分をその内周縁部
とし、この部分は圧搾部と同様に軟質の゛エラストマー
よりなり、3で示されるその外周縁部のみ硬質のエラス
トマーで構成される。
すなわち圧搾部1は、圧搾流体の圧力により変形を生じ
る部分であるから、ゴム弾性(弾性率が小さい)を有す
ること、変形が永久歪として残らないこと、柔軟である
とと等が要求される。したがってこの要求を満足せしめ
るためには、上記のエラストマーとして軟質のもの、す
なわちJISA硬度で通常60〜85°程度が好ましい
。硬度が60°に満たない程軟質では剛性に乏しくダイ
ヤフラムを取付けている芯板4との間に10〜30 k
畑の高圧流体を圧入して圧搾濾過する操作時に、ダイヤ
フラムの一部が局部的に膨張して原液供給口にもぐり込
みダイヤフラムが破損し易くなる。また硬度が85゜以
上の硬質のものは剛性が大きくなってゴム弾性が乏しく
なり、繰シ返し使用していると永久歪が増大し濾過操作
に支障を来たす。したがって上記の範囲のJISA硬度
のものが好ましい。一方シール部の素材として必要な特
性は、圧縮強度が犬であること(すなわちプレスで芯板
、ダイヤフラム、p布を締めつけた際変形量が少ないこ
と)、芯板のシール面とダイヤフラムとのなじみからす
れば、一部ゴム弾性の方が好ましいこと(シール部全体
がゴム弾性のものであるとプレスに締め付けた際周囲へ
のはみ出しが生ずるので好ましくない)、等のことから
シール部の内周縁部2はJISA硬度を前記圧搾部と同
様の範囲すなわち60〜85°の軟質のものとすること
が好ましい。このようなJISA硬度の範囲のものは、
ポリオレフィン系プラスチツール部の確実な形成を保つ
上で、その外周縁部3は硬質のもの、好ましくはJIS
A85°以上特に好ましくは85°〜95°の硬度を有
する硬質のニジストマーであることが必要であり、した
がってハードセグメントの配合量は30〜70 wt%
、残部をソフトセグメントとすることにょシ得られるも
のが好適である。
本発明の複合ダイヤフラムは、その圧搾部は上記のよう
な軟質のポリオレフィン系熱、可塑性エラストマーで構
成されているので柔軟性にすぐれ、永久伸び率が小さく
p過に当って変形が永久歪として残ることがなく、かつ
弾性率が小さいゴム弾性を有しているため、繰返しの使
用に対し、著しい耐久性を有するものである。またシー
ル部は内周縁部が上記同様の軟質のエラストマーで、そ
の外周縁部が同じエラストマーの特に硬質のもので構成
されているので、前者でシール性を確実にし、後者で締
付時における周辺へのはみ出しを防止することができ、
芯板への取付構造を著しく簡略化できると共に強固で、
確実なシール部を形成することができるものである。
実施例 図面に於ける圧搾部1及びシール部内周縁部2ヲ、エチ
レン含有率が70モル係のエチレン−プロピレン−エチ
リデンノルボルネン共重合体(EPDM)80W1%と
ポリプロピレン20wt%からなりJISA硬度が72
″であるポリオレフィン系熱可塑性エラストマーで、シ
ール部外周縁部3を、エチレン含有率が70モル係のエ
チレン−プロピレン−エチリデンノルボルネン共重合体
(EPDM )25 wt%とポリプロピレン75wt
%からなりJISA硬度が98°であるポリオレフィン
系熱可塑性エラストマーで構成した複合ダイアフラムを
圧縮成形法により成形した。
得られ念ダイヤフラムを実際の圧搾式フィルタープレス
機にて、締付推力; 230TON (シール部締付力
 40 ky/ffl )、圧搾圧力;圧搾媒体:常温
の工業用水にて、圧搾濾過のテストを行なったが、ダイ
ヤフラムの周囲へのハミダシ及びシール漏水は見られな
かった。
比較例 図面に於ける圧搾部1及びシール部内周縁部2、シール
部外周縁部3をエチレン含有率が70モル係のエチレン
−プロピレン−エチリデンノルボルネン共重合体(EP
DM:) 81wt係とポリプロピレン19wt褒から
なシJISA硬度が72°であるポリオレフィン系熱可
塑性エラストマーで、単一組成ダイアフラムを圧縮成形
法により成形した。
得られたダイヤフラムを実際の圧搾式フィルタープレス
機にて、締付推力;23TON(シール部締付力 40
 kNffl ) 、圧搾圧力;15に州、圧搾媒体;
常温の工業用水にて、圧搾濾過のテストを行なったが、
ダイアフラムが締付推力により、周囲にハミダシ、シー
ル漏れが、あった。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のダイアフラムの実施例を示す要部の断面
図である。 1 圧搾部、2 シール部の内周縁部、3 シール部の
外周縁部、4 芯材、カ禰山畦特許出願人 三菱樹脂株
式会社 代理人弁理士 木 村 芳 男

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フィルタープレス用ダイヤフラムにおいて、本体の圧搾
    部とシール部の内周縁部とを軟質のポリオレフィン系熱
    可塑性エラストマーにより構成し、シール部の外周縁部
    を硬質のポリオレフィン系熱可塑性エラストマーにより
    構成してなる複合ダイヤフラム。
JP59082959A 1984-04-26 1984-04-26 複合ダイヤフラム Granted JPS60227805A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59082959A JPS60227805A (ja) 1984-04-26 1984-04-26 複合ダイヤフラム

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JP59082959A JPS60227805A (ja) 1984-04-26 1984-04-26 複合ダイヤフラム

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JPS60227805A true JPS60227805A (ja) 1985-11-13
JPH0365201B2 JPH0365201B2 (ja) 1991-10-11

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0365201B2 (ja) 1991-10-11

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