JPS60227738A

JPS60227738A - Ｘ線透視撮影台

Info

Publication number: JPS60227738A
Application number: JP59082986A
Authority: JP
Inventors: 永野　周一; 小林　一男; 小貫　雄二
Original assignee: Hitachi Medical Corp
Current assignee: Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Priority date: 1984-04-26
Filing date: 1984-04-26
Publication date: 1985-11-13
Also published as: JPH0410337B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の利用分野本発明は、被検者をテーブル忙載せて該テーブルを各種
の姿勢状態に起倒しＸ線によって消化器等の診察、撮影
をするＸ線透規準影台に関し、特に上記テーブルへの被
検者の載せ換え及び被検者に対する触診を容易とするこ
とができるＸ線透視撮影台に関する。

従来技術と問題点従来のＸ線透視撮影台は、第６図に示すようＫ、起倒動
可能の支持枠１と、被検者を載せるテーブル２と、この
テーブル２を間に挟んで対向位置に配置されたＸ線管装
置３及び映像装置４と、上記Ｘｄ管装置３及び映像装置
４を連結して支える支柱５とを有して成っていた。ここ
で、上記テーブル２は、矢印Ａ、Ｂのように支持枠１に
対してその長手方向へ移動可能とされているが、その移
動構造は、支持枠１の長手方向に沿って設けられた案内
部材５ａ、６ｂと、上記テーブル２０両側辺部に設けら
れたテーブル支持部材？ａ、７ｂと、このテーブル支持
部材７ａ、７ｂの下部外側面から外方へ突出した板状の
摺動材Ｑａ、Ｑｂとからなり、該テーブル支持部材７ａ
、７ｂに設けられた凹溝９ａ＋９ｂを上記案内部材６ａ
、６ｂに嵌合することにより、矢印Ａ、Ｂ方向へ滑動可
能に支持していた。

しかしこの場合１．、′Ｐｊ７図に示すように、Ｘ線照
射の拡大ぼけを防市して良好な画像を得るためテーブル
２から映像装置４のフィルム４′までの距離Ｄ１を小さ
くする必要があ′す、上記テーブル２はテーブル支持部
材７ａ、７ｂの内側下部に取り付けられ、また、上記テ
ーブル支持部材７ａ、７ｂは被検者１００体重によるた
わみを小さくするため、上記案内部材６ａ、６ｂｌＣｆ
Ｎ合する凹溝９ａ、９ｂの立上り高さをある程度大きく
して、その剛性を高めていた。したがって、上記テーブ
ル２からテーブル支持部材７ａ。

７ｂの上面までの高さＤ２＆まある程度大きくなるもの
であった。

このようにＤ２がある程度大きいと、ストレッチャに寝
かせて移動してきた被検者１０を、支柱５とは反対側の
テーブル支持部材Ｔｂ側に横付けしてテーブル２上に載
せる際、上記テーブル支持部材７ｂの高さが邪魔になっ
て載せ換え作業がやりにくいものであった。また、検査
終了後に再びストレッチャに載せ換える作業もその段差
をのり越えなければならず、やりにくいものであった。

さらに、被検者１０をテーブル２上に載せたまま、医者
等が該被検者１０の腹部等にされって触診をすることが
あるが、この場合も上記テーブル支持部材７ｂの高さが
邪魔になって、上記触診がやりにくいものであった。

また、場合によっては、上記テーブル２上に被検者１０
を寝かせたまま心臓や肺等の循環器系の検査をするため
、上記テーブル支持部材１ｂの側方に別のＸ線管装置を
セットし、第７図に矢印Ｃで示す方向からＸ線を照射し
て、対向するテーブル支持部材Ｉａ側にセントされたカ
セツテ内のフィルムに撮影することがある。このときも
、Ｊ二記テーブル支持部材１ｂの高さが邪魔になって、
側方からのＸ線撮影ができないことがあった。さらに、
上記テーブル支持部材Ｔａ、７ｂの上面には、テーブル
２上に載せられた被検者１０がつかまるにぎり１１（第
７図参照）等の付属品を取り付けるための逆Ｔ字形の溝
１２が形成されているが、被検者１０が誤ってバリウム
等の造影剤をこぼした際にその造影剤が上記溝１２に流
入して汚すことがあり、この溝１２の清掃がやりにくい
ものであった。さらにまた、被検者１０をテーブル２−
Ｈに載せ換えるときに、その着衣が上記溝１２に引っ掛
ることがあった。

発明の目的本発明は上記の問題点を解消するためになされたもので
、テーブル上への被検者の載せ換え及び被検者に対する
触診を容易とすることができるＸ線透視撮影台を提供す
ることを目的とする。

発明の構成そして上記の目的は本発明によれば、脚で起倒動可能に
支えられた支持枠と、両側辺部にテーブル支持部材を有
しこのテーブル支持部材を上記支持枠の長手方向妊設げ
られた案内部材処沿って摺動させ上記支持枠の長手方向
へ移動可能とされた被検者用のテーブルと、上記テーブ
ルを間に挟んで対向位置に配置されテーブルの一側辺部
に位置する支柱で連結されたＸ線管装置及び映像装置と
を有して成るＸ線透視撮影台において、上記支柱が位置
する側辺部とは反対側の側辺部のテーブル支持部材を所
定の断面積を有する中実角柱状に形成すると共に、当該
側辺部の案内部材も所定の断面積を有する中実角柱状に
形成したことを特徴とするＸ線透視撮影台を提供するこ
とによって達成される。

発明の実施例以下、本発明の実施例を添付図面に基いて詳細に説明す
る。

７ＰＪ１図は本発明による透視撮影台を示す斜視図でち
る。支持枠１は、テーブル２を支える枠体で、第２図に
示すように、脚１３の上部の回転支軸１４によって回動
自在に支えられ、図示外の駆動部の作動により起倒動さ
れ正傾斜又は逆傾斜しうるようになっている。上記支持
枠１の正面両端部には、枕部材１５ａ、１５ｂが設けら
れ、この枕部材１’５ａ、１５ｂの上面側に、彼倹各１
０を寝かせた状態で載せるテーブル２が設けられ−Ｃい
る。このテーブル２の上方にはＸ　３”Ｊ管装置３が配
置されると共妬、上記テーブル２の下面側にて上記Ｘ線
管装置３と対向する位置には映像装置４が配置されてい
る。そして、上記Ｘ線管装置３と映像装置４とは、上記
テーブル２の一側辺部に位置する支柱５で互いに連結さ
れている。

ここで、上記テーブル２は、被検者１０の検査部位をＸ
線管装置３の真下に位置させるため、第１図に矢印Ａ、
Ｂで示すように、支持枠１に対してその徒手方向へ移動
可能とされている。

その移動構造は、テーブル２の上記支柱５が位置する一
側辺部がわは従来と同じとなっている。

すなわち、支持枠１の長手方向に沿って枕部材１５ａ、
１５ｂＫ：ｄ定された第一の案内部材６ａと、上記テー
ブル２の一側辺部に設けられた第一のテーブル支持部材
７ａと、この第一のテーブル支持部材７ａの下部外側面
から外方へ突出した板状の摺動材８ａとからなり、該テ
ーブル支持部材？ａに設けられた凹溝９ａを上記第一の
案内部材６３に嵌合することにより滑動可能に支持して
いる。

上記支柱５が位置する側辺部と反対側の他側辺部がわの
移動構造は、第１図及び第２図に示すように、支持枠１
の長手方向に沿って枕部材１５ａ、１５ｂＦＣ固定され
た第二の案内部材６Ｃと、上記テーブル２の他側辺部に
設けられた第二のテーブル支持部材７Ｃと、この第二の
テーブル支持部材７Ｃの外側面から外方へ突出したレー
ル状の摺動材８Ｃとからなる。そして、上記第二の案内
部材６Ｃも第二のテーブル支持部材７ｃもともに、・岡
製にて所定の断面積を右側る中実角柱状に形成されてい
る。このように中プこ角柱状に形成したのは、テーブル
２上に載せられた被検者１００体９重によって上記第二
のテーブル支持部材７ｃや第二の案内部材６ｃがたわま
ないような断面二次モーメントを確保して剛ｉ：ｉを、
・ｈ、めると同時に、その厚さをできるだけ小さくする
ためである。上記摺動材８ｃは、例えばナイロン製であ
り、第二のテーブル支持部材７ｃの外側面にその長手方
向に沿って埋め込まれており、その外向きの突出レール
状部を第二の案内部材６ｃの内側面の凹溝９ｃへ嵌合す
ることにより滑動可能とされている。したがって、第２
図に示すように、テーブル２から映像装置４のフィルム
４′までの距離Ｄ１は従来と同様に小さく保ったまま、
上記テーブル２から第二のチーグル支持部利１ｃの上面
までの高さＤ２を該第二のテーブル支持部材７ｃの厚さ
だけとすることができ、従来に比し上記高さＤ２を小さ
くすることができる。

上記第一のテーブル支持部材７ａの上面には、第２図に
示すように、付属品としてのにぎり１１等を取り付ける
ための逆子字形の溝１２が形成されている。これに対応
して、テーブル２の他側辺部の第二のテーブル支持部材
７ｃの上面には、付属品取付部材１６が着脱可能に取り
−付けられている。この付属品取付部材１６は、第３図
に示すように、テーブル２上又はその側部に、にぎり１
１や肩当て１７等の付属品を取り付けるためのもので、
テーブル２の上面からの高さが第一のテーブル支持部材
１ａと同じになるような厚さの角柱状に形成され、その
上面には第一のテーブル支持部材７ａの溝１２と同一形
状の逆子字形の溝１２′が設けられている。この溝１２
′には、第４図に示すように、例えばＫぎり１１の取付
軸１８の下端脚部１９が嵌挿され、その上部の締付ねじ
２０を回転操作することにより固定したり、矢印り、Ｅ
方向にスライドして位置を調節したりする。上記付属品
取付部材１６の長さ方向の両端部には、着脱操作ノブ２
１、２１が設けられており、この着脱操作ノブ２１，２
１を回転操作することによりそのねじ軸を第二のテーブ
ル支持部材７ｃに設けられたねじ穴に螺合、離脱して、
着脱可能とされている。

したがって、被検者１０をストレッチャとテーブル２と
の間で載せ換えをするときは、上記付属品取付部材１６
を取り外せばよい。なお、第３図中、符号２２は、第二
のテーブル支持部材７ｃＫ着脱操作ノブ２３で着脱可能
に取り付けられた踏板である。

上記テーブル２の直下面には、第５図に示すように、安
全シート２４が張られている。この安全シート２４は、
テーブル２上に寝ている被検者１００手や足が駆動部処
触れないように保護するもので、Ｘ線吸収が少ないと共
に柔軟性をｆ了する材質からなり、その−側辺部はねじ
２５等により第一の案内部材６ａの下側面に形成された
凹所２６ａに止着され、他側辺部は第二の案内部材６Ｃ
の下面角部に形成された凹所２６Ｃに入れ、ここに当て
材２Ｔを当てがって押圧し、ねじ２Ｂで締め付けて止着
されている。

なお、このようにテーブル２の下面側に安全シート２４
を止着した状態で、上記第−及び第二の案内部材６ａ、
６ｃは第１図に示す枕部材１５ａ、１５ｂの上面に載置
固定されている。

発明の効果本発明は以上説明したように、支柱５が位置する側辺部
とは反対側の側辺部のテーブル支持部材７ｃ及び当該側
辺部の案内部材６Ｃを所定の断面積を有する中実角柱状
に形成１−だので、従来と同様の剛性を確保しつつ上記
テーブル支持部材７ｃ及び案内部材６Ｃの厚さを小さく
できる。したがって、テーブル２から上記テーブル支持
部材７ｃの上面までの高さＤ２を従来に比して低くする
ことができる。このことから、上記テーブル２とこれに
横付げされたストレッチャとの間で被検者１０を載せ換
える際、上記テーブル支持部材ＩＣがあまり邪魔になら
ずその作業を容易とすることができる。また、医者等が
テーブル２上に載せられたままの被検者１０のＩｌ！部
等にされって行う触診も容易とすることができる。さら
に、テーブル２の側方に別のＸ線管装置をセットして循
環’ｂＦｚ系の検査を並行して行う場合も、Ｌ記案内部
利６Ｃ及びテーブル支持部材１ｃが邪ｔｒ、ｔ　Ｋなら
ず、−Ｆ記側方からのＸ線撮影が支障なく行える。、ま
た、テーブル支持部材７ｃの上面に付属品取付部材１６
を着脱可能に取り付けた場合は、被検者１０等が誤って
漬影剤なこぼしても、該付属品取付部材１６を取り外し
て？ｌ’を体で洗浄することができ、その清掃を容易と
することができる。

【図面の簡単な説明】

、窪１図は本発明によるＸ線透視撮影台を示す斜視図、
第２図はその１１線断面図、第３図は付属品取（＝Ｊ部
材の取付は状態を示す側面図、第４図は付属品取付部材
へのにぎりの取付は状態を示す要部拡大断面図、第５図
は安全シートの取付状態を示す説明図、第６図は従来の
透視撮影台を示す斜視図、第７図はその■１−■線断回
線断ある。１・・・支持枠、　２・・・テーブル、３・・・Ｘ線管
装置、　４・・・映像装置、５・・・支　柱、　＄ａ、
５ｂ・・・案内部材、７ａ、７ｃ・・・テーブル支持部
材、８ａ、８ｃ・・・摺動材、９ａ、９ｃ・・・凹　溝、１０・・・被検者、　１３・・・脚、１４・−・回転支軸、１５ａ、１５ｂ・・・枕部材、１
６・・・付属品取付部材、２１・・・着脱操作ノブ、２４・・・安全シート。出願人　株式会社日立メデイコ第」図第２図

Claims

【特許請求の範囲】１、脚で起倒動可能に支えられた支持枠と、両側辺部に
テーブル支持部材を有しこのテーブル支持部材を上記支
持枠の長手方向に設けられた案内部材に沼って摺動させ
上記支持枠の長手方向へ移動可能とされた被検者用のテ
ーブルと、上記テーブルを間に挟んで対向位置に配置さ
れテーブルの一側辺部に位置する支柱で連結されたＸ線
管装置及び映像装置とを有して成るＸ線透視撮影台にお
いて、上記支柱が位置する側辺部とは反対側の側辺部の
テーブル支持部材を所定の断面積を有する中実角柱状に
形成すると共に、当該側辺部の案内部材も所定の断面積
を有する中実角柱状に形成したことを特徴とするＸ線透
視撮影台。２、上記中実角柱状に形成されたテーブル支持部材の上
面に、付属品取付部材を着脱可能に取り付けたことを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載のＸ線透視撮影台