JPS6022764Y2 - 吊り下げ用コ−ド装置 - Google Patents

吊り下げ用コ−ド装置

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JPS6022764Y2
JPS6022764Y2 JP2556681U JP2556681U JPS6022764Y2 JP S6022764 Y2 JPS6022764 Y2 JP S6022764Y2 JP 2556681 U JP2556681 U JP 2556681U JP 2556681 U JP2556681 U JP 2556681U JP S6022764 Y2 JPS6022764 Y2 JP S6022764Y2
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JP
Japan
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cord
core
reinforcing core
holder
reinforcing
Prior art date
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Expired
Application number
JP2556681U
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JPS57139225U (ja
Inventor
育夫 勝又
Original Assignee
東芝テック株式会社
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Publication date
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Priority to JP2556681U priority Critical patent/JPS6022764Y2/ja
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は吊り下げ用コード装置に係り、例えば吊り下は
形態照明器具の吊り下げ用引掛はローゼットに接続され
が丸打ち、袋打ちコードの端末保持構造に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、この種照明器具などの吊り下げ器具に用いる電源
コードは、第1図、第2図に示すような丸打ちコード1
を用い、このコード1は電源接続の作用と器具を吊り下
げる作用を兼ねていた。
このコード1は器具重量が3kp以上のものでは、コー
ドの強度の安全性からゴムまたはビニール樹脂などの絶
縁被覆材2には被覆した2本の導体芯線3.3を介在部
材4にて囲繞し、この介在部材4に補強芯5を添わせ、
編組6にて被覆して構成したコード1を用い、芯線3,
3に加わる荷重を補強芯5に分散させ、器具重量5kg
までの安全性を確保している。
そしてコード1の端末は第3図に示すように介在部材4
および木綿の補強芯5を編組6とともにファイバーなど
の環状体に巻き付けて形成した拡径部7を例えばシーリ
ングローゼット器体8のコード挿通孔9の内側周縁に係
止して器具の重量を受け、芯線3,3に荷重がかからな
いようにしているが、コード1の端末処理の作業性が悪
く、コード1の介在部材4、編組6の処理に時間がかか
つていた。
また強度の弱い介在部材4、編組6は長時間使用してい
ると周囲温度にも影響され、介在部材4、編組6が伸び
て芯線3゜3を接続した端子10に荷重がかかる欠点を
有していた。
また第4図に示すようにコード端末処理具11を用い、
この処理具11に挿入したコード1の芯線3,3を挟着
して引き出し、補強芯5を処理具11の外面に引き出し
て巻き付は固着し、器具荷重を分散させる構造が採られ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記第4図に示す従来のコード装置は、第1図、第2図
に示すようにコード1を芯線3,3と補強芯5とは分離
しているため、器具重量は芯線3の強度で支えており、
補強芯5は補助的に器具重量を支えるに過ぎず、補強芯
5で器具重量を支えるには補強芯5側に比較的大きな強
力が加わるように補強芯5の係止手段を設けることにな
り、構造的に安定した特性を得ることが困難となる問題
がある。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、導体芯線を補
強芯とともに巻き付けて構成したコードの端末をコード
端末保持具の一面から挿入して両側面から芯線を導出し
、補強芯を他面に保持するようにし、コードにかかる器
具重量を補強芯にて分散させて器具を確実に吊り下げ支
持でき、コードの端末保持が容易で安価に得られる吊り
下げ用コード装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の吊り下げ用コード装置は、絶縁被覆した複数の
導体芯線を補強芯とともに巻き付けこの芯線と補強芯と
を介在部材とともに編組で覆ったコードと、このコード
の端末を挿入するコード端末挿入孔を一面に開口すると
ともに両側面に芯線の導出口を形成しかつ他面に補強芯
保持部を形成したコード端末保持具とからなり、このコ
ード端末保持具の補強芯保持部から外方に導出されて補
強芯の端部を圧着して該保持部の外面に係止することを
特徴とするものである。
(作 用) 本考案の吊り下げ用コード装置は、端末保持具のコード
端末挿入孔よりコードの一方の端末を挿通し、このコー
ドの芯線をそれぞれ両側の芯線導出口から導出し、補強
芯を補強芯保持部に挿通し、この補強芯保持部から外方
に導出された補強芯の端部を圧着してこの補強芯保持部
の外面に係止する。
この状態でコードの他方の端末に器具などを接続して吊
り下げると、そのコードにかかる器具重量は補強芯にて
分散させて器具を吊り下げ支持できる。
(実施例) 次に本考案の一実施例を図面について説明する。
20はコードで、ゴムまたはビニール樹脂などの絶縁被
覆21で被覆した2本の導体芯線22゜22を合成樹脂
にて成形した補強芯23とともに巻き付け、その導体芯
線22と補強芯23とを囲繞した介在部材24を編組2
5で被覆している。
次に26はコード端末保持具で、この保持具26はコー
ド収納部27が形成されポリプロピレンなどの可撓性合
成樹脂にて成形されている本体部28と、この本体部2
8の上部に肉薄ヒンジ部29を介して一体に連結された
蓋体部30とにて構成されている。
この本体部28は下面にコード収納部27に連通したコ
ード端末挿通孔31が開口され、上部両側には芯線導出
口32がコード収納部27に連通して形成されている。
またこの本体部28の両側外面には係止鉤部33が形成
され、また下端部には係止片34が突出され、この係止
片34の先端には鉤部35が形成されている。
また前記蓋体部30には上面に補強芯保持部36が開口
され、両側に前記係止鉤部33の係脱自在に係止される
係止鉤片37が突出され、下端部には先端に鉤部38を
有する係止片39が突出されている。
またこの蓋体部30と前記本体部28とには滑り止め突
起40が形成されている。
また41はシーリングローゼット器体で、中央部にコー
ド通孔42が形成され、前記端末保持具26はコード通
孔42の周縁に収納係止されるようになっている。
またこの器体41には引掛は端子43.43が設けられ
て、この端子43.43に芯線22,22が端子ねじ4
4にてそれぞれ締付は接続されようになっている。
次にこの実施例の作用について説明する。
コード20をシーリングローゼット器体41のコード通
孔42の挿通し、コード端末保持具26を本体部28と
を蓋体部30とを展開し、本体部28のコード端末挿通
孔31より挿通したコード20の端末をコード収納部2
7に収納し、芯線22.22をそれぞれ両側の芯線導出
口32から導出し、補強芯23を補強芯保持具36に挿
通ずる。
次いで蓋体部30をヒンジ部29を中心として本体部2
8を閉塞し、係止鉤部33に係止鉤片37を弾性を利用
して係合し、芯線導出口32から導出した芯線22,2
2は挟着される。
また補強芯保持部36から外方に導出された補強芯23
の端部に圧着具45を圧着してこの圧着具45を保持部
36の外面に係止する。
そしてシーリングローゼット器体41の端子43.43
にそれぞれ芯線22,22を締付は接続し、シーリング
ローゼット器体41のコード通孔42の係止片34.3
4を挿通し、鉤部35を係止する。
そしてコード20の下端には照明器具などの吊り下げ器
具を接続して吊り下げ支持すると、コード20にかかる
器具重量を補強芯23で分散させて器具を確実に吊り下
げ支持できる。
なお前記実施例ではコード端末保持具26の蓋体部30
の補強芯保持具36を形成したが、本体部28(補強芯
保持部36を形成するようにしてもよい。
またコード20の補強芯23はふっ素樹脂などの熱溶着
可能な材質を用いた場合には圧着具45を用いずにコー
ド端末保持具26に爆着するこもできる。
(考案の効果) 本考案によれば、コードは絶縁被覆した導体芯線と補強
芯とをともに巻き付け、このコードの補強芯のコード端
末保持具の補強芯保持部から外方に導出された端部を圧
着してこの補強芯保持部の外面に係止したので、このコ
ードに接続支持した吊り下げ器具の重量を補強芯にて分
散して支えることができ、芯線を接続する端子などの充
電部に器具重量が直接かからず、コードの介在部材、編
組に加わる荷重を比較的に軽減し、のびや破損のおそれ
がなく、長期使用に耐え、また介在部材、編組に大きな
荷重がかからないので端末保持具の構造を簡単にでき、
構造的に安定した特性が得られるものとなり、さらに補
強芯は芯線に巻き付いているのでコードの中央部に補強
芯を配設でき、介在部材の使用量を剥減でき、安価に得
られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコードの縦断面図、第2図は同上横断面
図、第3図は従来の吊り下げ用コード装置の縦断面図、
第4図は他の従来の吊り下げ用コード装置の斜視図、第
5図は本考案の一実施例を示すコードの縦断面図、第6
図は同上横断面図、第7図は同上吊り下げ用コード装置
の斜視図、第8図は同上展開斜視図、第9図は同上吊り
下げ状態の断面図である。 20・・・・・・コード、21・・・・・・被覆材、2
2・・・・・・導体芯線、23・・・・・・補強芯、2
4・・・・・・介在部材、25・・・・・・編組、26
・・・・・・コード端末保持具、31・・・・・・コー
ド端末挿通孔、32・・・・・・芯線導出口、36・・
・・・・補強芯保持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁被覆した複数の導体芯線を補強芯とともに巻き付け
    この芯線と補強芯とを介在部材とともに編組で覆ったコ
    ードと、このコードの端末を挿入するコード端末挿入孔
    を一面に開口するとともに両側面に芯線の導出口を形成
    しかつ他面に補強芯保持部を形成したコード端末保持具
    とからなり、このコード端末保持具の補強芯保持部から
    外方に導出されて補強芯の端部を圧着して該保持部の外
    面に係止することを特徴とし吊り下げ用コード装置。
JP2556681U 1981-02-25 1981-02-25 吊り下げ用コ−ド装置 Expired JPS6022764Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2556681U JPS6022764Y2 (ja) 1981-02-25 1981-02-25 吊り下げ用コ−ド装置

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JP2556681U JPS6022764Y2 (ja) 1981-02-25 1981-02-25 吊り下げ用コ−ド装置

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JPS57139225U JPS57139225U (ja) 1982-08-31
JPS6022764Y2 true JPS6022764Y2 (ja) 1985-07-06

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ID=29823264

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JPS60118875U (ja) * 1984-01-20 1985-08-10 松下電工株式会社 コ−ド張力止め具
JP2002367423A (ja) * 2001-06-07 2002-12-20 Molitec Steel Co Ltd 照明器具用吊り下げコード及びこれを用いた照明器具
JP5518289B2 (ja) * 2007-12-17 2014-06-11 株式会社コマデン 吊下式照明具及び導線

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