JPS6022683Y2 - 自動等化回路 - Google Patents

自動等化回路

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Publication number
JPS6022683Y2
JPS6022683Y2 JP8950078U JP8950078U JPS6022683Y2 JP S6022683 Y2 JPS6022683 Y2 JP S6022683Y2 JP 8950078 U JP8950078 U JP 8950078U JP 8950078 U JP8950078 U JP 8950078U JP S6022683 Y2 JPS6022683 Y2 JP S6022683Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
waveform
circuit
timing
output
Prior art date
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Expired
Application number
JP8950078U
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English (en)
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JPS555673U (ja
Inventor
俊彦 若原
英治 原
正治 島田
Original Assignee
日本電信電話株式会社
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Publication date
Application filed by 日本電信電話株式会社 filed Critical 日本電信電話株式会社
Priority to JP8950078U priority Critical patent/JPS6022683Y2/ja
Publication of JPS555673U publication Critical patent/JPS555673U/ja
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は、平衡ケーブルあるいは同軸ケーブル等の線路
を用いて、バイポーラ・パルス信号を伝送する通信方式
の受信回路(中継器の受信回路をも含む。
)に使用される装置で、線路損失を自動的に補償して識
別に最適な波形に等化し、さらに符号の識別に必要なタ
イミング信号を抽出して波形再生を行う自動等化回路に
関するものである。
〔従来技術の説明〕
従来知られているこの種の装置として50%デユーティ
のバイポーラ・パルス信号の伝送方式について、その一
例を第1図に示す。
1は受信信号端子、2は出力信号端子、3は可変損失回
路、4は等化増幅器、5はピーク検出器、6は差動増幅
器、7は識別器、8はタイミング抽出回路である。
同図で、伝送線路からの受信信号は可変損失回路3によ
り最大の伝送距離に相当する損失となるように損失が付
加され、等化増幅器4により損失分が補償されるととも
に、二乗余弦特性に整形される。
この整形後の波形のピーク値はピーク検出器5により検
出され、その出力が基準電圧と比較されて、その差の電
圧は差動増幅器6で増幅され、可変損失回路3に可変抵
抗の制御電圧として負帰還結合されている。
この負帰還制御ループにより、整形後のパルス波形のピ
ーク値が常に一定となるように制御される。
この負帰還制御ループの出力信号は識別器7により識別
され、’0J71ヨ、1−1ヨのいずれかであると判定
される。
この識別を行うタイミングは、従来回路ではタイミング
抽出回路8で等化後の波形から抽出されるように構成さ
れている。
すなわち、タイミング抽出回路8は等化増幅器4の出力
波形をその振幅の最大値の1/2でスライスし、そのス
ライスレベルと交差する位相からタイミング成分を抽出
するように構成されているディジタル・フェイズ・ロッ
ク・ループ(DPLL)回路である。
このタイミング回路8の入力波が、ひずみのない理想二
乗余弦波形に整形されているとすれば、等化増幅器4の
出力波形は第2図に示すように、いわゆるアイパターン
となる。
そのうち情報が10ヨーr1ヨと変化する信号波形(0
,’1)およびrlヨー111と連続する信号波形(1
,1)のパターンを比較すると、スライスレベル(LS
)と交差する位相には位相ずれが生じる。
第3図はこの状況を詳しく説明する波形図で、第3aに
示すように10.→″Lの場合のタイミング信号t1と
、第3図すに示すようにr1ヨ→1丁ヨの場合のタイミ
ングt、との間には、ジッターJが生じることになる。
このジッターJは、0.16TS (タイミング周期の
約16%)である。
従って情報パターンによりタイミング信号の位相が異な
ることになり、識別余裕が減少して識別時の誤り率が劣
化することになる。
〔考案の目的〕
本考案はこの欠点を解決するもので、入力波形の符号パ
ターンの相違によるジッターのないタイミング成分を抽
出し、タイミングジッターによる伝送品質の劣化を除去
するたとを目的とする。
〔考案の特徴〕
本考案は、自動等化のための負帰還成分ループから、波
形整形のための機能を除外し負帰還制御ループは広帯域
に線路損失を補償するように構成する。
そして、この波形整形のためのフィルタ回路は負帰還制
御ループの出力に付加するとともに、タイミング抽出用
の信号をこの波形整形のためのフィルタ回路の前から採
るように構成されたことを特徴とする。
〔実施例による説明〕 実施例図面によりさらに詳しく説明する。
第4図は本考案実施例装置の回路構成図である。
入力端子1の信号は可変損失回路網3に導かれ、この出
力は傾斜利得増幅器9の入力に結合されている。
この増幅器9は第1図従来例回路の等化増幅器4とは異
なり、線路損失を広帯域に補償するためのものであって
、波形を例えば二乗余弦特性に整形するフィルタ機能を
持たない。
この増幅器9の出力は、ピーク検出器5の入力に与えら
れ、この出力は差動増幅器6の一方の入力に結合されて
いる。
この差動増幅器6の他方の入力には基準電圧Esが接続
されていて、その両入力の差分が増幅され、可変損失回
路網3の可変制御入力に負帰還結合されている。
このように構成される負帰還制御ループにより、増幅器
9の出力に得られる信号のピーク値は常に一定になるよ
うに自動的に制御される。
この増幅器9の出力信号は分岐され、波形整形フィルタ
10を介して、識別回路7に与えられている。
この識別回路7は第1図の従来例回路と同様の回路であ
って、信号のr o 、、 r tヨまたは1−1.を
識別するものである。
この識別回路7で必要なタイミング信号は、タイミング
回路8で作られるが、その入力は識別回路7の入力から
採られるのではなく、波形整形を行う前の信号、すなわ
ち増幅器9の出力信号から分岐して採るように構成され
ている。
このような構成の装置では、負帰還制御ループ内では信
号が広帯域に増幅されるので、その出力波形は第5図に
示すように単純なものになる。
すなわち、符号がr □、−+r IJと変化する場合
には第5図0,1に示す破線のようになり、符号がr1
ヨー’1ヨと変化する場合には、第5図1゜1に示す破
線のようになる。
これは、増幅器9の出力では信号はまだフィルタリング
されておらず、伝送線路の損失を広帯域に補償しただけ
であるから、原理的には伝送線路の送信点のパルス波形
がそのまま忠実に再生されたことになる。
ところが、この増幅器9の出力をそのまま識別回路7に
与えたのでは、必要な帯域以外の雑音が多く存在して識
別誤りが増大する。
従って、その波形パルス繰返し周波数に対して識別に最
適な帯域のみを抽出する波形整形フィルタ10を通過さ
せて、不要な帯域外雑音を除去する。
フィルタ10を通過したパルス信号は、帯域制限を受け
るので当然にその波形が変化し、例えば第2図のように
なって、符号の変化内容によってスライスレベルにおけ
るタイミングが一致しなくなってしまう。
本考案実施例について、符号が101−111と変化す
る場合、および11ヨー11ヨと連続する場合について
、それぞれスライスレベルとの交点を例示すると、第6
図aおよびbのようになる。
第6図aは符号がrOJからrlJに変化する場合、同
すはrIJが連続する場合で、いずれの場合にも抽出さ
れたタイミング信号t1およびt、には時間ズレがない
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば抽出されたタイミン
グのジッターを原理的になくすることができる。
従ってタイミングのジッターによる識別余裕の減少はさ
けられ、符号誤り率の特性は向上し高品質の装置が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来例の自動等化回路の構成図。 第2図はおよび第3図は従来例回路でタイミング信号に
ジッターが生じることを説明する波形図。 第4図は本考案実施例自動等化回路の構成図。 第5図および第6図は本考案実施例回路でタイミング信
号にジッターがなくなることを説明する波形図。 1・・・・・・入力端子、2・・・・・・出力端子、3
・・・・・・可変損失回路網、4・・・・・・等化増幅
器、5・・・・・ゼーク検出器、6・・・・・・差動増
幅器、7・・・・・・識別器、8・・・・・・タイミン
グ抽出回路、9・・・・・・傾斜増幅器、10・・・・
・・波形整形フィルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ディジタル符号伝送方式に使用され、信号の線路損失を
    自動的に補償する手段と、この信号の波形を符号の識別
    に適するよう整形する手段とを備えた自動等化回路にお
    いて、上記線路損失を補償する傾斜利得増幅器を含み受
    信信号レベルを一定値に制御する負帰還制御ループと、
    この負帰還制御ループの外であって上記増幅器の出力に
    接続された波形整形フィルタと、この波形整形フィルタ
    の出力に接続され信号の符号を識別する識別器と、上記
    波形整形フィルタの入力に与えられる信号から上記識別
    器に必要なタイミング信号を抽出するタイミング回路と
    を備えたことを特徴とする自動等化回路。
JP8950078U 1978-06-29 1978-06-29 自動等化回路 Expired JPS6022683Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8950078U JPS6022683Y2 (ja) 1978-06-29 1978-06-29 自動等化回路

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JP8950078U JPS6022683Y2 (ja) 1978-06-29 1978-06-29 自動等化回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS555673U JPS555673U (ja) 1980-01-14
JPS6022683Y2 true JPS6022683Y2 (ja) 1985-07-05

Family

ID=29016952

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JP8950078U Expired JPS6022683Y2 (ja) 1978-06-29 1978-06-29 自動等化回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5615990Y2 (ja) * 1976-04-12 1981-04-14
JPS58156965U (ja) * 1982-04-15 1983-10-20 松下電工株式会社 把手

Also Published As

Publication number Publication date
JPS555673U (ja) 1980-01-14

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