JPS60226826A - シリカ系薬用担体 - Google Patents

シリカ系薬用担体

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JPS60226826A
JPS60226826A JP8481884A JP8481884A JPS60226826A JP S60226826 A JPS60226826 A JP S60226826A JP 8481884 A JP8481884 A JP 8481884A JP 8481884 A JP8481884 A JP 8481884A JP S60226826 A JPS60226826 A JP S60226826A
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JP
Japan
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silicic acid
carrier
content
acid
aluminum oxide
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JP8481884A
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Ikuo Uno
鵜野 幾雄
Kyuzo Maeda
前田 求造
Takashi Nishiyama
孝 西山
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Shionogi and Co Ltd
Original Assignee
Shionogi and Co Ltd
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    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
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    • A61K8/25Silicon; Compounds thereof
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
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    • A61K2800/56Compounds, absorbed onto or entrapped into a solid carrier, e.g. encapsulated perfumes, inclusion compounds, sustained release forms

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシリカ系薬用担体、すなわち安定性を必要とす
る医薬、化粧料、動物薬(飼料を含む)あるいは植物薬
等の分野に適用し得る主として微粉状水和ケイ酸よりな
る薬用担体に関するものである。
近年、湿式法、乾式法を問わず合成ケイ酸は医薬、化粧
料、動物薬(飼料を含む、以下同し)、植物薬、ゴム、
製紙、塗料或いはインキ等の分野において、吸着剤(担
体)、補強充填剤および/または増粘剤等として広く利
用されており、特に湿式法により得られる水利ケイ酸(
通称シリカという)は、その有利な価格とも相まってま
すまずその量を拡大しつつある。
ところで、これらの分野に用いられる水利ケイ酸につい
ては、当該ケイ酸の諸物性が主剤、すなわち被吸着剤あ
るいは被充填剤の安定性に微妙に影響し、延いては最終
製品の製品価値にも影響を及ぼすことがある。そこで、
従来よりそれぞれの用途および使用目的により好ましく
適合するよう水利ケイ酸の吸油量、平均粒子径、粒度分
布、細孔容積およびその分布、比表面積、さらには屈折
率等の変更、改善(改質)が種々提案され、既に一部実
用化されているものもある。
ところで、前記用途のうち、特に医薬、動物薬、植物葉
および化粧料等への使用に際しては、当然のことながら
生薬あるい・は主剤に対する安定性が他の用途の場合に
も増して強く要求される。
本発明者等はこのような背景において、かかる主薬ある
いは主剤の分解を可及的抑制し得るシリカ系担体を開発
すべく鋭意研究を重ねた結果、先に水和ケイ酸の水に対
する浸漬熱と強熱減量値をそれぞれ特定の範囲とするこ
とが生薬、主剤の安定性にきわめて有効であることを見
い出し、これらの物性をその特定値または範囲に調整し
た水和ケイ酸を農薬用担体として特許出願した(特願昭
58−20825号)。
しかしながら、本発明者等のその後の研究によれば、担
体としての水利ケイ酸の主薬あるいは主剤に対する安定
性は、上記水に対する浸漬熱以外にも当該水和ケイ酸中
に含まれる酸化アルミニウム(A1203)の量にも強
く関与していることが判明し、次に、かかる生薬等の分
解を好ましい範囲に抑制し得る担体中の酸化アルミニウ
ムの最大含有量を追究した結果、その量は水分を除く乾
量基準で0.35%以下、より好ましくは0.25%以
下であることが分った。さらにその場合、前記の強熱減
量値も生薬等の安定性に対して全く無関係なものではな
く、該強熱減量値が3.5%以下であるような場合には
、その効果が一層明らかになることも確認し得た。本発
明はかかる一連の新知見に基づくものである。従って、
本発明の要旨は、(1)水分を除き乾量基準で示す酸化
アルミニウムの含量が0.35%以下である微粉状水和
ケイ酸よりなるシリカ系薬用担体、および(2)その強
熱減量が3.5%以下、より好ましくは3.0%以下で
あるような前項記載の薬用担体に存し、主薬等の分解を
可及的に抑制し得る薬用担体の提供をその目的とするも
のである。
水和ケイ酸、すなわち、水の存在下にケイ酸ソーダを酸
で分解、沈殿して得られるいわゆる湿式法シリカは、前
述のとおり既に種々の分野において汎用きれているが、
このシリカには原料としてのケイ酸ソーダ由来の微量の
酸化アルミニウムの混入を避けることができない。この
水和ケイ酸中に存在する酸化アルミニウムの量は、市販
の水利ケイ酸の場合、普通その分析データとしてはR2
O3として酸化鉄(Fe203)分との合計量で表示き
れていることが多く、酸化アルミニウム分だ()でみて
もその値が0.4%以下であることは殆どない。
本発明者等はこれまでの一連の研究から、この水利ケイ
酸中に含まれる酸化アルミニウムの量が増えるにつれて
当該ケイ酸に担持された生薬等の化学成分の分解が促進
きれることを知った。かかる水利ケイ酸中の酸化アルミ
ニウムと主薬等の分解との関係は、一応次のように考え
ることができる。
すなわち、水和ケイ酸における4価のSi原子の3次元
的網目格子間に3価のA1!子が入った場合、A1:0
の共有電子対は電気陰性度の大きいO原子の方に偏り、
Al原子は電子密度の低い状態となり、この空状態のP
軌道が電子状態となる。
これがいわゆるルイス酸(Lewis acid)であ
る力釈このとき系内に水が存在すると電子対を授受して
ブレンステッド酸(Brδn5ted acid)とな
る。ところで、水和ケイ酸のような合成ケイ酸にあって
は天然物と異なり不純物は非常に少ないが、水利ケイ酸
ではその表面が多数の極性シラノール基(三5iOH)
で覆われており、このシラノール基も前述のブレンステ
ッド酸の1つであるが、酸としては極く弱いものである
[タメル(Tamele)の理論:Dis、 Fara
day Soc、8.270 (1950) ]。
しかしながら、水和ケイ酸中に存在する酸化アルミニウ
ムは強い固体酸を形成し、これが農薬、医薬等の主薬の
安定性に悪影響を及ぼずものである。また、かかる水利
ケイ酸に担持きれる農薬、医薬等の主薬が加水分解性で
ある場合、その生薬の安定性にとっては該ケイ酸中の水
分が少ない方が有利であることはいうまでもない。この
水分は当該ケイ酸中のンラノール基数とも密接に関連し
ており、普通その強熱減量に左右される。従って、この
強熱減量が少ない程吸着水分もまた少なくなり、特に薬
用担体として好ましいものとなる。このようなことから
、本発明の場合好ましい強熱fi、量は3.5%以下、
より好ましくは3.0%以下である。強熱減量が3.5
%を越えると生薬等の安定性に悪影響を与えることは後
記実施例から明らかである。ところで、水利ケイ酸、す
なわち湿式法シリカの場合その強熱減量を少なくする最
も簡単な方法は加熱処理(焼成)である。一般に上記の
ような強熱減量値を持つ水和ケイ酸は、通常の湿式法で
得た水和ケイ酸を、凡そ700°C以上の温度で30分
以上加熱処理することで容易に得られる。しかしながら
、水和ケイ酸の過度の加熱処理は、該ケイ酸自体の焼結
による比表面積および吸油量の低減、また平均粒径、細
孔分布等への悪影響の他、燃料の浪費、炉材の耐久性の
問題など不利な点があるので好ましくない。
本発明の薬用担体に担持される主薬としては、医薬、化
粧料、動物薬または植物葉等の中から任意のものが選択
きれるが、特にその活性成分の分解の著しいものが好適
であり、これらは液状のものに限定されるものではない
以下本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1 (担体の製造) 市販の3号ケイ酸ソーダを比重1.07(55℃)に希
釈し、この希釈液512を反応タンクに入れ、攪拌しな
から92±2℃の温度下に42.5%の硫酸300 n
Qを35分間で注加する。硫酸注加後40分間熟成を行
う。熟成後は放冷しながら反応スラリーのpHを4.0
に調整し、次にヌツチェにより濾過水洗を行って反応副
生物(硫酸ナトリウム)を洗出、分離する。
この水洗ケーキを再びスラリー化してpH調整を行い、
pH調整後再び濾過、水洗を行う。次いで乾燥、粉砕に
より微粉状の水和ケイ酸を得た。
この水和ケイ酸500gをステンレス製トレイに入れ、
これを電気炉中所定温度でそれぞれ1時間の加熱処理を
行い、種々のシリカ系薬用担体を得た。これらの加熱処
理条件、酸化アルミニウム含有量および強熱減量は下表
に示すとおりであった。
表 1 (以下余白) なお、酸化アルミニウムの量と強熱減量の測定法は次の
とおりである。
酸化アルミニウム量の測定 水和ケイ酸を白金ルツボに入れ、フ/化水素酸でケイ酸
質を揮散せしめた残渣を塩酸に溶解し、キレート滴定(
EDTA)法により定量してめた。
強熱減量の測定 試料1gを磁性ルツボに精秤し、900℃のマツフル炉
中で恒量になるまで強熱し、冷後残留物を秤量し、次式
により算出する。
ただし、Wtは秤取した試料量(g) 讐rは残留物の量(g) Dは乾燥減量(105℃)である。
実施例2 (農薬製剤の製造および分解率の測定)農薬活性成分と
して1スミチオン」(登録商標)を上皿天秤により10
0dのビーカー内に20g秤取する。次に担体として実
施例1で得た試:f4A、C,Dをそれぞれ80gずつ
別の容器に秤取し、この約1/2量を予め295X39
0mm大のポリエチレン袋に入れる。残りの一部を前記
ビーカー内に加え、スパーチルでよくかき混ぜてからこ
れを前記ポリエチレン袋内に入れる。残りの担体につい
ても数次に分けて上記操作を繰り返し実施し、前記ビー
カー内の農薬活性成分を完全に担体へ移行せしめる。こ
うして全量をポリエチレン袋へ入れた後、該ポリエチレ
ン袋を脹らませ、口を閉し工振盪する。この不完全混合
物を30メ/シユ、2oメ/ンユの篩の順に通して篩過
物を再び前記ポリエチレン袋に入れ、前記と同様に振碌
混合し、さらに篩を通す操作をそれぞれ3回q′一つ繰
り返して均一な1スミチオン」粉剤を作っノこ。
また、対照として市販の水利ケイ酸試料E、 Fについ
てもそれぞれ前記と同様にしてスミチオン粉剤を作った
。これらの混合粉剤の縮分試料に対する分析結果はそれ
ぞれ分析誤差範囲内であった。
次いで、これらの混合粉剤をクラフト紙製封筒(90X
205mm)に30gずつ充填し、これを40±1°C
の空気浴恒温々型中に一定期間放置し、所定期間経過後
における活性成分(生薬)の含量分析を行い、それぞれ
の試料についての生薬の分解率を測定した。結果は下表
に示すとおりであった。
表 2 上表からも明らかなとおり本発明の担体を用いて製した
農薬製剤は、対照として酸化アルミニウムの含有量の多
い市販の水和ケイ酸担体を使用して製した農薬製剤に比
較して明らかにその生薬の分解率が低い。また、ここで
注目すべきことは、試料Aに対するFのようにたとえそ
の強熱減量が3.5%以下であっても酸化アルミニウム
の含有量が0.35%を越えると製剤中の生薬の分解率
がきわめて高いことである。因みに、前記試料に人為的
に酸化アルミニウムを加えて、その含有量を0.77%
とした試料は、それを800℃、1時間で加熱処理し、
その強熱減量値を1.9%とした場合であっても、それ
を用いたスミチオン粉剤の経時的分解率は40℃、24
日後で58.7%、同50日後では61.7%と異常に
高いものであった。
なお、これらの分解率は次のような測定法で得た。
(1)検量線の作成 含量既知のスミチオン原体(96,5%)約60.80
.100.120mBをそれぞれ251Qメスフラスコ
に精秤分取する。次に、内部標準物質として、n−オフ
タテカン(和光紬薬工業■製試薬特級)のアセトン溶液
(0,5g/100nQ )の5 nQを上記各メスフ
ラスコに加え、妨らに試薬特級のアセトンを標線まで加
えて251Qにする。充分振盪し、よく混合した後、こ
れらのメスフラスコ内の液をマイクロシリンジで約3と
Q分取し、ガスクロマトグラフ(島津製作所製4A型)
に注入する。
得られたチャートから内部標準とスミチオン原体との重
量比に対応するピーク高き比から常法により検量線を作
成した。
(2)スミチオン混合粉剤(20%)の含量測定粉剤1
種類につき0.5gずつを3個の501Qの遠心沈降管
に精秤し、次に、前記検量線の作成に使用した内部標準
液5 nQをそれぞれ加え、さらに20nQのホールピ
ペットにより試薬特級のアセトンを2QnQずつ加える
沈降管に蓋をして振盪機により15分振のしてスミチオ
ンを抽出する。この沈降管を遠心機により400rpm
の下に15分間回転させて水和ケイ酸を沈降せしめる。
この上澄液を前記検量線の作成条件と同一条件でガスク
ロマトグラフィーにより定量を行い、3個の平均値によ
り含量を定めた。なお、この検量線は粉剤の定量の都度
更新した。
0)分解率の算出 分解率の算出は次の計算式によりめた。
実施例3 農薬活性成分として「ダイアジノン、(登録商標)を選
び、以下実施例2と同様にして製剤化し、このものの所
定時間経過後おける農薬活性成分の分解率をそれぞれ測
定したところ次のような結果を得た。
(以下余白) 表 3 上表の結果からも水和ケイ酸中の酸化アルミニウムの含
有量が0.35%以下である本発明の担体を用いて作っ
た農薬製剤は、アルミニウム含有量の多い対照としての
試料E、Fを使用した場合に比してその農薬活性成分の
分解率が格段に低いことが分かる。なお、上記1ダイア
ジノン」の含量測定は、内部標準液をn−エイコサンの
0.70〜0 、75 g /100ffin アセト
ン溶液に代えたこと、およびガスクロマトグラフィのカ
ラム充填剤を一部変更した点を除いて前記rスミチオン
」の場合と同様にして行った。
実施例4 (アスコルビン酸粉剤の製造) 本発明担体および市販の各種水利ケイ酸相体をそれぞれ
4.5gずつとり、これにアスコルビン酸(ビタミンC
1純度99.5%以上:)0.5gを加え、柴田化学■
製のコーヒーミルでそれぞれ15秒間ずつ3回攪拌して
混合し、これを2回ずつ繰り返し、次いでこれを5.5
X7.2cmのプラスチック製瓶(ポリエチレン)にそ
れぞれ約5&ずつ充填し、専用のデシケータ−中に1日
放置してから下記の方法により分析を行い、そのときの
値をアスコルビン酸の初濃度含量とした。
それぞれの試料についての含量測定後は、2個のプラス
チ7り製瓶の1つは密栓して室内に放置し、他の1つは
開口したまま硝酸ソーダの飽和液を入れたデシケータ−
中に収容し、37℃下に静置し、24日間相対湿度72
%中に露出した後、再び専用のデシチー〃−(シリカゲ
ル)中に移して1日放置し、元の吸湿状態に戻してから
前記と同様の方法でアスコルビン酸の含量を測定した。
含量測定後、さらに着色度の測定も行った。それらの結
果を下表に示す。
(以下余白) 表 4 上表中試料Gは、日本シリカ特製 「ニップシールE 200AJ Hは、徳山ソーダ特製 「トクシールP」 ■は、徳山ソーダ特製 1ファインシールE−20゜ Jは、塩野義製薬特製 「カープレックス #80」 である。
(1)アスコルビン酸濃度の測定 アスコルビン酸粉剤0.25gを沈降瓶に精秤して取り
、これにメタリン酸−酢酸試液(メタリン酸15gおよ
び氷酢酸4Qnuに水を加えて溶解し、500dとした
もの) 50 mlLを加え、振盪機で20分間振盪し
て抽出した。その後、遠心機により400Orpm下2
0分間回転してシリカを沈降させる。この上澄液5m庇
をメスフラスコに移し、上記メタリン酸−酢酸試液を加
えて2QnQの標線に合わせる。この希釈液を2nQ正
確に取り、メタリン酸−酢酸試液8allおよび過酸化
水素試液(30%の過酸化水素試薬特級品1容量に水9
容量を加えたもの)2nQを加えて振り混ぜた後、滴定
用2.6−シクロルフエノールインドフエノールナトリ
ウム試薬(次酸水素ナトリウム0.042gに水50I
IQを加えて溶かし、さらに2,6−シクロルフエノー
ルインドフエノールナトリウム(試薬特級量)0.05
gを溶がし、水を加えて200dとして濾過したもの)
で滴定を行う。なお、終点は淡紅色を5秒間持続すると
ころとした。同様の方法で空試験を行い補正する。
(2)白色度の測定(東洋精機■製TS−5型ハンタ一
式比色光度計による) 1)測定試料の調整 対象試料粉末3〜4gを付属のアルミニウム製試料皿(
70X90X2mm)に入れ、スパーチルで圧縮しなが
ら表面をできるだけ平滑にし、過剰の粉末を除去する。
ii)測定 光源の遮・\い板を閉じて点灯し、検流計が中央の0点
を指示するように粗調整用ハンドル、微調整用ネジで調
整する。
次に、白色度既知の標準板(80,3%、78.4%)
をセットし、目盛板を標準板の指示値に合わせ、遮へい
板を開いて10分間光電池を平衡温度まで温める(フィ
ルターは緑色を使用する)。次いで、遮へい板を閉じ、
青色フィルターを用いて目盛板を標準板の指示値に合わ
せ、再び遮へい板を開き、比較光束調整用ネジ1+)−
イ捺、盾!↓先I’ll+へも誹ス次に標準板を取り外
し1)の試料皿を本体にセットし、目盛板を移動して検
流計が0点になるようにし、0点になった時の目盛板の
読みをその試料の白色度(%)とする。
第4表の結果からも明らかなとおりアルミニウム含有量
が低く、しかも強熱減量も低い本発明の担体を用いて製
したアスコルビン酸粉剤は、市IJl。
のどの水和ケイ酸を用いて製造した同粉剤よりも安定性
に優れていることが分かる。また、着色度に関連する試
料の白色度についてみてもほぼ同様の傾向を示し、本発
明担体の優秀性が分かる。
実施例5 実施例4と同様にして40%のアスコルビン酸粉剤を調
整し、それぞれの粉剤についてアスコルビン酸の分解率
とその白色度を調べた。結果を下表に示す。
(以下余白) 表 5 (経時条件は37°C1相対湿度72%)(以下余白) 上表の結果からも前記と同様にアルミニウム含有量が少
ない本発明の担体はアスコルビン酸の分解に対してその
影響が著しく少ないことが分かる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 水分を除き乾量基準で示す酸化アルミニウム(
    A1203)の含量が0.35%(重量%、以下同じ)
    以下である微粉状水利ケイ酸よりなるシリカ系薬用担体
  2. (2) 水分を除き乾量基準で示す酸化アルミニウムの
    含量が0.25%以下である特許請求の範囲第(1)項
    記載の薬用担体。 ■) 水分を除き乾量基準で示す酸化アルミニウムの含
    量が0.35%以下であり、かつその強熱減量が3.5
    %以下、より好ましくは3.0%以下である微粉状水和
    ケイ酸よりなるシリカ系薬用担体。
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