JPS60226477A - 植物活性剤およびその製造方法 - Google Patents
植物活性剤およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS60226477A JPS60226477A JP59080482A JP8048284A JPS60226477A JP S60226477 A JPS60226477 A JP S60226477A JP 59080482 A JP59080482 A JP 59080482A JP 8048284 A JP8048284 A JP 8048284A JP S60226477 A JPS60226477 A JP S60226477A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clay
- displacement
- adsorbed
- eluted
- washing
- Prior art date
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- Pending
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- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)産業上の利用分野
この発明は、植物活性剤およびその製造方法にItI+
→ト I L M −y= k Z(2)従来の技術 ゼオライトやモンモリロナイトなどの鉱床粘土は負の永
久荷電を持つカチオン交換体であり、カルシウム、マグ
ネシウム、カリウムなど植物に必須な元素を交換性カチ
オンの形で吸着している。
→ト I L M −y= k Z(2)従来の技術 ゼオライトやモンモリロナイトなどの鉱床粘土は負の永
久荷電を持つカチオン交換体であり、カルシウム、マグ
ネシウム、カリウムなど植物に必須な元素を交換性カチ
オンの形で吸着している。
したかって、従来、ゼオライトやモンモリロナイトの希
薄懸濁液を植物活性剤として葉面散布することか行なわ
れている。
薄懸濁液を植物活性剤として葉面散布することか行なわ
れている。
(3) 発明か解決しようとする問題点上記粘土に吸着
されている交換性カチオンは、粘土に静電気的に吸着さ
れているので、水では溶出しにくい。
されている交換性カチオンは、粘土に静電気的に吸着さ
れているので、水では溶出しにくい。
このため、ゼオライト等の希薄懸濁液は、植物活性剤と
しては効果か低いものであった。
しては効果か低いものであった。
そこで、この発明は、ゼオライトなどの粘土から抽出し
た極めて優れた植物活性剤とその製造方法を提供しよう
とするものである。
た極めて優れた植物活性剤とその製造方法を提供しよう
とするものである。
(4)問題点を解決するための手段
この発明の植物活性剤は、塩基置換容量が10°Ome
/10(1以上の鉱床粘土に吸着されている交換性カチ
オンを電解質中性塩の水溶液によって置換溶出せしめた
抽出液から成るものである。
/10(1以上の鉱床粘土に吸着されている交換性カチ
オンを電解質中性塩の水溶液によって置換溶出せしめた
抽出液から成るものである。
また、この発明の製造方法は、粒径0.8 tm以下の
細土部を予め取り除いである塩基置換容量が100me
/100y以上の鉱床粘土に電解質中性塩の水溶液を浸
透せしめて上記粘土に吸着している交換性カチオンを置
換溶出させる置換溶出工程と、この置換溶出された粘土
残渣を洗浄する洗浄工程と、上記置換溶出工程の溶出液
と上記洗浄工程の洗浄廃液とを混合する混合工程とから
なる。
細土部を予め取り除いである塩基置換容量が100me
/100y以上の鉱床粘土に電解質中性塩の水溶液を浸
透せしめて上記粘土に吸着している交換性カチオンを置
換溶出させる置換溶出工程と、この置換溶出された粘土
残渣を洗浄する洗浄工程と、上記置換溶出工程の溶出液
と上記洗浄工程の洗浄廃液とを混合する混合工程とから
なる。
なお、塩基置換容量(CEC)とは、粘土などのカチオ
ン交換体に吸着されている交換性カチオンの量をいい−
カチオン交換体100v当りのミリグラム量(me)で
示される。
ン交換体に吸着されている交換性カチオンの量をいい−
カチオン交換体100v当りのミリグラム量(me)で
示される。
(5) 作 用
粘土に吸着されている交換性カチオンは、中性の水では
簡単に溶出しないが、電解質中性塩では容易かつ速やか
に置換溶出されるので、塩基置換容量が100me/1
00yの粘土を電解質中性塩によって抽出した場合、抽
出液中にはカルシウム、マグネシウム、カリウムなど植
物に必須な養分か多量に含まれる。
簡単に溶出しないが、電解質中性塩では容易かつ速やか
に置換溶出されるので、塩基置換容量が100me/1
00yの粘土を電解質中性塩によって抽出した場合、抽
出液中にはカルシウム、マグネシウム、カリウムなど植
物に必須な養分か多量に含まれる。
また、置換溶出した粘土の内部表面に吸着された交換性
カチオンも水洗によって完全に除去されるので、置換抽
出工程のρ過液と洗浄工程と洗浄廃液を混合することに
よって、この混合液中には粘土に吸着されていた交換性
カチオンのはとんとか抽出されている。
カチオンも水洗によって完全に除去されるので、置換抽
出工程のρ過液と洗浄工程と洗浄廃液を混合することに
よって、この混合液中には粘土に吸着されていた交換性
カチオンのはとんとか抽出されている。
(6)実施例
次に、この発明の詳細な説明する。
福島県産のゼオライト(塩基置換容量か100me/1
00y以上のもの)の粉砕物(粒径0.8關〜3.4酎
)100量に対し70〜140量の電解質中性塩(例−
酢酸アンモニウム、塩化カリウム)の8〜15%水溶液
を2回以上、浸透筒(カラム)を用いて連続反応させ、
ゼオライトの外部表面および内部表面に静電気的に吸着
しているカチオンを置換溶出させる。
00y以上のもの)の粉砕物(粒径0.8關〜3.4酎
)100量に対し70〜140量の電解質中性塩(例−
酢酸アンモニウム、塩化カリウム)の8〜15%水溶液
を2回以上、浸透筒(カラム)を用いて連続反応させ、
ゼオライトの外部表面および内部表面に静電気的に吸着
しているカチオンを置換溶出させる。
次に、上記置換溶出工程によって内部表面から置換溶出
され一外部に拡散してくる交換性カチオンを、原材料1
00量に対し一60〜100量の水によって洗浄する。
され一外部に拡散してくる交換性カチオンを、原材料1
00量に対し一60〜100量の水によって洗浄する。
この洗浄を数回繰り返すことによって交換性カチオンを
ほとんど完全に抽出することができる。
ほとんど完全に抽出することができる。
上記置換溶出工程の溶出液と洗浄工程の洗浄廃液を混合
して製品とする。
して製品とする。
上記のようにして得られた植物活性剤の理化学性を下表
に示す。
に示す。
(7)発明の効果
この発明の植物活性剤は、上記のように、ゼオライトや
モンモリロナイトなどの鉱床粘土から抽出したカルシウ
ム、マグネシウム−カリウムなどの養分を遊離体の形態
で多量に含むため、葉面散布などで容易に植物に吸収さ
れるという効果がある。
モンモリロナイトなどの鉱床粘土から抽出したカルシウ
ム、マグネシウム−カリウムなどの養分を遊離体の形態
で多量に含むため、葉面散布などで容易に植物に吸収さ
れるという効果がある。
次に、この発明の製造方法は一交換性カチオンの溶出に
際し一粒径が0.8 m以下の細土を予め篩別して除去
しであるので一抽出液が分離されやすく、また洗浄も容
易であるので、大量処理か可能である。また、この発明
の製造方法は、置換溶出工程の溶出液と洗浄工程の洗浄
廃液とをすへて混合するものであるから一化学処理によ
るいわゆる廃液は一滴も出さす、廃液処理の必要かない
という効果もある。
際し一粒径が0.8 m以下の細土を予め篩別して除去
しであるので一抽出液が分離されやすく、また洗浄も容
易であるので、大量処理か可能である。また、この発明
の製造方法は、置換溶出工程の溶出液と洗浄工程の洗浄
廃液とをすへて混合するものであるから一化学処理によ
るいわゆる廃液は一滴も出さす、廃液処理の必要かない
という効果もある。
図面は、この発明の製造方法を示すフローチャートであ
る。 特許出願人 大須賀 亀丸 同 代理人 鎌 1)文 二
る。 特許出願人 大須賀 亀丸 同 代理人 鎌 1)文 二
Claims (2)
- (1) 塩基置換容量が100me/100g以上の鉱
床粘土に吸着されている交換性カチオンを電解質中性塩
の水溶液によって置換溶出せしめた抽出液から成る植物
活性剤。 - (2)粒径0.8 am以下の細土部を予め取り除いで
ある塩基置換容量が100 Ole /’ 1009以
上の鉱床粘土に電解質中性塩の水溶液を浸透せしめて上
記粘土に吸着している交換性カチオンを置換溶出させる
置換溶出工程と、この置換溶出された粘土残渣を洗浄す
る洗浄工程と、上記置換溶出工程の溶出液と上記洗浄工
程の洗浄廃液とを混合する混合工程とからなる植物活性
剤の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59080482A JPS60226477A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 植物活性剤およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59080482A JPS60226477A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 植物活性剤およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60226477A true JPS60226477A (ja) | 1985-11-11 |
Family
ID=13719493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59080482A Pending JPS60226477A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 植物活性剤およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60226477A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007003940A3 (en) * | 2005-07-05 | 2007-09-27 | United Utilities Plc | Biowaste treatment |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55147149A (en) * | 1979-05-08 | 1980-11-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Selective oxygen adsorbent |
-
1984
- 1984-04-20 JP JP59080482A patent/JPS60226477A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55147149A (en) * | 1979-05-08 | 1980-11-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Selective oxygen adsorbent |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007003940A3 (en) * | 2005-07-05 | 2007-09-27 | United Utilities Plc | Biowaste treatment |
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