JPS6022534Y2 - 高圧自動開閉器におけるカツトオフリレ−の構造 - Google Patents

高圧自動開閉器におけるカツトオフリレ−の構造

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Publication number
JPS6022534Y2
JPS6022534Y2 JP6644579U JP6644579U JPS6022534Y2 JP S6022534 Y2 JPS6022534 Y2 JP S6022534Y2 JP 6644579 U JP6644579 U JP 6644579U JP 6644579 U JP6644579 U JP 6644579U JP S6022534 Y2 JPS6022534 Y2 JP S6022534Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cut
relay
microswitch
lever
side wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP6644579U
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English (en)
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JPS55166037U (ja
Inventor
文司 平里
賢司 広江
Original Assignee
株式会社高松電気製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社高松電気製作所 filed Critical 株式会社高松電気製作所
Priority to JP6644579U priority Critical patent/JPS6022534Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高圧自動開閉器におけるカットオフリレーの構
造に関する。
従来、カットオフリレーは一次導体を貫通固定するブッ
シングに取付けられ、一次導体に過大電流が流れると動
作する構造であった。
第1図はその一例を示し、一次導体23を絶縁被覆24
してブッシング25内を貫通させ、同ブッシング25の
外周にカットコア26を固着し、同カットコア26の一
端にマイクロスイッチ27を固定板28を介して固定す
る。
又、同固定板28にはL字状L/バー29の一端ヲマイ
クロスイッチ27のレバー30に係合させ、他端をカッ
トコア26の端部26aに対応するように軸着31する
従って、一次導体23に所定以上の電流が流れるとカッ
トコア26の励磁力が増し、レバー29がカットコア2
6の端部26aに吸着され、マイクロスイッチ27のレ
バー30を応動させ、回路の大切をする構造であった。
上記の構造ではブッシング25の形状によってカットコ
アの形状がまちまちとなるばかりか、大形となり、所定
の電流で吸引せしむるのにはカットコアの厚みも相当厚
くなり、この種ケース入す開閉器といった限られたスペ
ース内への装着には不具合を生じる等、種々の欠点があ
った。
そこで、この考案ではカットコアを絶縁電線に対し、直
接(支持枠を介して)設置することにより、カットコア
の厚みを薄くすると共に、はぼU字状のカットコアを嵌
合しうる筒状部(電線挿通部)と、かつその両側壁の一
側にはマイクロスイッチの固定部とを樹脂等にて一体形
成する支持枠を設け、全体の構造を簡素化して軽量小形
で製作を容易にしたカットオフリレーの構造を提供スル
ものである。
こ)で、本考案になるカットオフリレーRyの具体的構
造について第2図及び第3図に従って説明すると次の通
りである。
第2図は本考案カットオフリレーRyの絶縁電線への取
付は時における縦断面図であり、第3図は同カットオフ
リレーRyの分解斜視図である。
ほ<IJ字状のカットコア1を上方より嵌合し、かつ内
部を絶縁電線外径と略同寸法の内径とする電線挿通孔を
形成した筒状部2aと同筒状部2aの両側に突設し、そ
の下端面を連結した側壁2b、2cとを設け、さらには
その一側壁2bを延長してマイクロスイッチ3を固定す
る固定部2dとした支持枠2を樹脂等により、一体形成
すると共に、前記カットコア1の一側壁1aの下方には
、同筒を基点として、1字状のレバー4をピン5にて支
持枠2に回動可能に軸着している。
同り字状レバー4の長辺4a先端部には、リベット4C
が設けられ、前記カットコア1の他側壁1b下端部1c
に接離可能に対応すると共に短片4bはマイクロスイッ
チ3のレバー3aに係合し、前者リベット4cとカット
コア1の下端部ICとのギャップ調整は、支持枠1下面
より突出した調整ビス6にて行うと共に、後者短片4b
とレバー3aとの係合、すなわちマイクロスイッチ3の
動作整定はマイクロスイッチ3の支持枠固定部2dに透
設した長孔2eによる取付角度にて調整される。
又、カットコア1の一側面1aに設けたコ字状部1dは
、1字状レバー4との軸着部における対応面積を大とし
、カットコア1に発生する磁束を有効利用し得るように
考慮したものである。
ビス7は、カットコア1を支持枠筒状部2aに固定し、
カットコアの抜けを防止している。
ビス8は、樹脂等の絶縁材からなるカットオフリレーR
,yの絶縁電線9への固定用ビスである。
第4図は、前記構成のカットオフリレーRyを自動開閉
器に応用した一実施例を示すもので、開閉器ケース10
の両側にブッシング11.12を貫通固定し、一方のブ
ッシング12のケース内側に位置する部分には固定電極
13及び消弧室14を内装している。
前記固定電極13と接離自在に対応する可動刃15は、
リンク16.17を介してケース10を貫通操作軸18
に固定されている。
他方ブッシング11を貫通して接続される絶縁電線9の
ケース内側端部は、支持碍子19の下端に固定している
中間導体20に接続し、同中間導体20を介して導体ア
ーム21に電気的に接続されている。
本考案カットオフリレーRyは、絶縁電線9に直付けさ
れている。
22は零相変流器であり、絶縁電線9を貫通するように
ケース10の一部に取付けられている。
以下、前記構成のカットオフリレーRyの動作を説明す
ると、第4図に示す如く、負荷側のブッシング11を貫
通して外部へ導出される絶縁電線9に取付けられ、過大
電流が流れた時、それによって励磁される二次導体であ
るカットコア1に1字状レバー4が吸着され、マイクロ
スイッチ3を動作させて開閉器の開放を抑制しようとす
るもので、これは開閉器に開閉能力のある範囲ではトリ
ップさせるが所定以上の負荷開閉能力がない範囲の電流
に対しては、トリップ回路を開放して開閉器をロックし
ようとするものである。
又、図に示す如く零相変流器22を設け、地絡事故が発
生すると開閉器をトリップさせる。
いわゆる地絡保護材の場合、万一地絡事故と短絡事故が
併発して開閉器がトリップして電極部が溶着する等の大
事故に波及することを防止するため、このような場合に
は開閉器がトリップしないようにカットオフリレーR3
/を介してトリップ回路を開放するためのマイクロスイ
ッチ3を動作させるものである。
以上、詳述したように本考案はカットオフリレーを直接
絶縁電線に取付けるようにしたので、別途ケース内に固
定する必要もなく、所定以上の電流に対して動作するの
に必要な吸引力を得るために、カットコアの厚みをそれ
程厚くする必要もなく、従来のようにブッシングの外周
に取付ける構造に比べ相当薄く形成でき、全体として小
形軽量に製作し得る利点の外、ブッシングのように径の
バラツキによる調整の必要がなく、マイクロスイッチを
固定する固着部と、絶縁電線挿通用筒状部とを樹脂等に
て一体形成した支持枠を設けることにより、全体にコン
パクトにまとめられ、ケース内でのブッシングに取付け
る手間等もなくなり、組立作業の簡易化も図れる等実使
用上すぐれた効果を奏する考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカットオフリレーの取付構造を示す縦断
面図、第2図は本考案を具体化したカットオフリレーの
取付時を示す縦断面図、第3図は同カットオフリレーの
分解斜視図、第4図は本考案カットオフリレーを高圧自
動開閉器に使用した状態を示す縦断面図である。 1・・・・・・カットコア、2・・・・・・支持枠、2
a・・・・・・筒状部、2b・・・・・・固定部、2e
・・・・・・長孔、3・・・・・・マイクロスイッチ、
4・・・・・・L字状レバー 5・・・・・ゼーン、3
a・・・・・・レバー 6・・・・・・調整ビス、7・
・・・・・ビス、8・・・・・・ビス、 トオフリレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. は<U字状のカットコア1を上方より嵌合し、かつ内部
    を絶縁電線挿通孔とした筒状部2aと、円筒状部の両側
    に突設する側壁2b、2cと、同側壁の一側壁2bを延
    長してマイクロスイッチの固定部2dとを樹脂等により
    一体形成して支持枠2を形成すると共に、前記カットコ
    ア1の一側壁1aの下方には、間部を基点としてL字状
    のレバー4を回動可能に支持枠2に装着し、同レバーの
    長片4aは前記カットコア1の他側壁1bの下端部1c
    に対し、前記り字状レバーの短片4bはマイクロスイッ
    チのアクチュエーターに係合すべくしたことを特徴とす
    る高圧自動開閉器におけるカットオフリレーの構造。
JP6644579U 1979-05-17 1979-05-17 高圧自動開閉器におけるカツトオフリレ−の構造 Expired JPS6022534Y2 (ja)

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JP6644579U JPS6022534Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17 高圧自動開閉器におけるカツトオフリレ−の構造

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Publication Number Publication Date
JPS55166037U JPS55166037U (ja) 1980-11-29
JPS6022534Y2 true JPS6022534Y2 (ja) 1985-07-04

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ID=29300399

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