JPS60224482A - 葉タバコの加工処理方法 - Google Patents
葉タバコの加工処理方法Info
- Publication number
- JPS60224482A JPS60224482A JP8084184A JP8084184A JPS60224482A JP S60224482 A JPS60224482 A JP S60224482A JP 8084184 A JP8084184 A JP 8084184A JP 8084184 A JP8084184 A JP 8084184A JP S60224482 A JPS60224482 A JP S60224482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- tobacco
- tar
- reduced pressure
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ） 産業上の利用分野
本発明は、菓タバコの加工処理するに際し、脱水及び、
タールの変質を短時間に行うことのできる莱タバコの加
工処理方法に関するものである。
タールの変質を短時間に行うことのできる莱タバコの加
工処理方法に関するものである。
（０） 従来技術
従来、菓タバコにはニコチン・タール等が含まれ、喫煙
時にはタール燃焼物が有害成分として発生し、これが喫
煙者のｇ！１ｍを害する要因となっており、最近は低タ
ールを特徴とするタバコが販売されている。しかしなが
ら莱タバコからタールを除去すべき適当な加工処理手段
がなく、低タールの秤類の菓タバコを選択し、通常の乾
燥処理、その他の加工処理を経て製造を行っている。ま
た通常の乾燥処理は乾燥器内で加熱により行われるもの
であった。
時にはタール燃焼物が有害成分として発生し、これが喫
煙者のｇ！１ｍを害する要因となっており、最近は低タ
ールを特徴とするタバコが販売されている。しかしなが
ら莱タバコからタールを除去すべき適当な加工処理手段
がなく、低タールの秤類の菓タバコを選択し、通常の乾
燥処理、その他の加工処理を経て製造を行っている。ま
た通常の乾燥処理は乾燥器内で加熱により行われるもの
であった。
（ハ） 発明が解決しようとする問題点従って、従来の
低タールの莱タバコ中にもタールが含有され、かかるタ
ールは通常の乾燥処理、その他の加工処理によっては何
ら除去、改質されるものではなく、喫煙時にタール燃焼
物が有害成分として発生する点においては変りなく、喫
煙者の健康を害さないものとしては不十分であった。
低タールの莱タバコ中にもタールが含有され、かかるタ
ールは通常の乾燥処理、その他の加工処理によっては何
ら除去、改質されるものではなく、喫煙時にタール燃焼
物が有害成分として発生する点においては変りなく、喫
煙者の健康を害さないものとしては不十分であった。
また通常の乾燥処理は乾燥器にて行うものであるため、
菓タバコの組織内の水分が除去し難く、組織の内外側の
乾燥状態が不均一で、均質な処理物が得られず、また菓
タバコの組織内の水分を充分除去するために長時間乾燥
器内で加熱せねばならず、葉タバコに含まれる味覚、香
りの成分及び色素が分解し、製品価値を低下させる原因
となっていた。
菓タバコの組織内の水分が除去し難く、組織の内外側の
乾燥状態が不均一で、均質な処理物が得られず、また菓
タバコの組織内の水分を充分除去するために長時間乾燥
器内で加熱せねばならず、葉タバコに含まれる味覚、香
りの成分及び色素が分解し、製品価値を低下させる原因
となっていた。
また通常の乾燥処理によっては、製品化されたものは湿
気を帯び易く、保管処理等が面倒であった。
気を帯び易く、保管処理等が面倒であった。
（ニ） 問題を解決するための手段
本発明では、菓タバコを、予熱した動物油、又は植物油
の加熱油中に投入して浸漬し、減圧条件下で加熱油の温
度を適宜維持しながら加熱油を熱媒体として脱水処理し
、同時に莱タバコ中のタールを加熱油にて変質せしめ、
しかも減圧条件は、初期は常圧又は少ない減圧状態で、
またその後は大きな減圧状態にて設定し、次いで加熱油
中から菓タバコを取出し、ノーマルへキサン等の脱油剤
にて油分を除去することにより、短時間にて処理が行え
、また味覚・香りの成分及び色素の分解、変質を防止し
て商品価値の低下を防ぎ、また喫煙時にタール燃焼物が
有害成分として発生せぬようにして健康を害することの
ない製品が実現でき、また湿気を帯びにクツカて保管処
理を容易としうる菓タバコの加工処理方法を提供せんと
するものである。
の加熱油中に投入して浸漬し、減圧条件下で加熱油の温
度を適宜維持しながら加熱油を熱媒体として脱水処理し
、同時に莱タバコ中のタールを加熱油にて変質せしめ、
しかも減圧条件は、初期は常圧又は少ない減圧状態で、
またその後は大きな減圧状態にて設定し、次いで加熱油
中から菓タバコを取出し、ノーマルへキサン等の脱油剤
にて油分を除去することにより、短時間にて処理が行え
、また味覚・香りの成分及び色素の分解、変質を防止し
て商品価値の低下を防ぎ、また喫煙時にタール燃焼物が
有害成分として発生せぬようにして健康を害することの
ない製品が実現でき、また湿気を帯びにクツカて保管処
理を容易としうる菓タバコの加工処理方法を提供せんと
するものである。
（ホ） 作 用
本発明によれば、加熱油を熱媒体として処理するために
、加熱油が菓タバコの組織内にまで浸透し、同組織内の
水分と置換し、同組織内外側において均一に加熱脱水処
理され、均一な処理物が得られ、また同時に莱タバコの
組織内外側に含ま゛れるタールが加熱油の接触加熱にて
均一に変質せしめられ、喫煙時にタール燃焼物が有害成
分として発生せぬよう図れるものであり、またかかる処
理は初期は少ない減圧下で、その後は大きな減圧下で行
われるため、組織中に浸透する加熱油の加熱と相俟って
組織中の水分が蒸散し易（、短時間での処理が可能とな
り、菓タバコに含まれる味覚、香りの成分及び色素の分
解、変質を防止しうるちのである。また莱タバコを加熱
油を熱媒体として処理するために処理物は湿気を帯び難
い状態となるものである。
、加熱油が菓タバコの組織内にまで浸透し、同組織内の
水分と置換し、同組織内外側において均一に加熱脱水処
理され、均一な処理物が得られ、また同時に莱タバコの
組織内外側に含ま゛れるタールが加熱油の接触加熱にて
均一に変質せしめられ、喫煙時にタール燃焼物が有害成
分として発生せぬよう図れるものであり、またかかる処
理は初期は少ない減圧下で、その後は大きな減圧下で行
われるため、組織中に浸透する加熱油の加熱と相俟って
組織中の水分が蒸散し易（、短時間での処理が可能とな
り、菓タバコに含まれる味覚、香りの成分及び色素の分
解、変質を防止しうるちのである。また莱タバコを加熱
油を熱媒体として処理するために処理物は湿気を帯び難
い状態となるものである。
（へ） 実施例
本発明の実施例を詳説すれば、次の通りである。
即ち、クツカー中に動物油・植物油の単一、又は混合し
たものを収納し、クツカーのジャケットへの蒸気圧入等
により、クツカー内の油を予熱し、これを約８０℃〜１
２０℃の加熱油としておく。
たものを収納し、クツカーのジャケットへの蒸気圧入等
により、クツカー内の油を予熱し、これを約８０℃〜１
２０℃の加熱油としておく。
かかる加熱油中に菓タバコを投入して浸漬し、クツカー
を閉蓋して密閉する。
を閉蓋して密閉する。
次に、クツカー内の加熱油の温度を約８０℃〜１２０℃
に保持しながら、クツカー内を撹拌する。
に保持しながら、クツカー内を撹拌する。
この際、菓タバコ投入後約１０〜３０分間は常圧又は少
ない減圧条件下で行い、その後約１５〜６０分間は６５
０〜７５０ｍ＋１１８（＋の減圧にて略真空条件下で行
うものであり、加熱油が菓タバコの組織内に浸透し、組
織内の水分と置換され、組織内外側から加温が行われ、
また減圧によって、組織中の水分は短時間にて速かに蒸
散し、葉タバコは組織の内外側共均−に脱水が行われる
べく構成している。またこの際、莱タバ］に含まれるニ
コチン・タールが加熱油に抽出状態で移行し、菓タバコ
の内外共均−にこれらの除去が行われるべく構成すると
共に、菓タバコ内外側に残存するタールに均−１加熱油
を接触させて、同タールを均一に改質せしめ、喫煙時に
タール燃焼物が有害成分として発生せぬよう構成してい
る。
ない減圧条件下で行い、その後約１５〜６０分間は６５
０〜７５０ｍ＋１１８（＋の減圧にて略真空条件下で行
うものであり、加熱油が菓タバコの組織内に浸透し、組
織内の水分と置換され、組織内外側から加温が行われ、
また減圧によって、組織中の水分は短時間にて速かに蒸
散し、葉タバコは組織の内外側共均−に脱水が行われる
べく構成している。またこの際、莱タバ］に含まれるニ
コチン・タールが加熱油に抽出状態で移行し、菓タバコ
の内外共均−にこれらの除去が行われるべく構成すると
共に、菓タバコ内外側に残存するタールに均−１加熱油
を接触させて、同タールを均一に改質せしめ、喫煙時に
タール燃焼物が有害成分として発生せぬよう構成してい
る。
かかる後、加熱油中から葉タバコを取出し、遠心分離機
等によって脱油を行い、更にメツシュコンベア上で ノ
ーマルヘキサン等の脱油剤を撒布して、油分及び葉タバ
コに残存するニコチン・り−ルを更に抽出除去するもの
である。
等によって脱油を行い、更にメツシュコンベア上で ノ
ーマルヘキサン等の脱油剤を撒布して、油分及び葉タバ
コに残存するニコチン・り−ルを更に抽出除去するもの
である。
従って、加熱油による加熱処理が短時間にて行われるた
め、莱タバコの有する味覚、香りの成分及び色素の分解
、変質が防止されるべく構成されていると共に、水分、
ニコチン、タール等が菓タバコの組織内外側共、均一に
除去され、また残存するタールが均一に改質せしめられ
、喫煙時にタール燃焼物が有害成分として発生せぬよう
にしているので、処理物が均一となり、また喫煙しても
健康を害することがないものである。また処理物は湿気
を帯びにくいものとなる。
め、莱タバコの有する味覚、香りの成分及び色素の分解
、変質が防止されるべく構成されていると共に、水分、
ニコチン、タール等が菓タバコの組織内外側共、均一に
除去され、また残存するタールが均一に改質せしめられ
、喫煙時にタール燃焼物が有害成分として発生せぬよう
にしているので、処理物が均一となり、また喫煙しても
健康を害することがないものである。また処理物は湿気
を帯びにくいものとなる。
（ト） 効 果
本発明によれば、菓タバコの加熱油を熱媒体とし、初期
は常圧又は少ない減圧条件下で、その後は大きな減圧条
件下で処理を行い、加熱油から取出した菓タバコをノー
マルヘキサン等の脱油剤にて油分を除去するので、短時
間にて処理が行え、また味覚、香りの成分及び色素の分
解、変質を防止でき、商品価値の低下を防ぎ、また低タ
ールであると共に、喫煙時にタール燃焼物が有害成分と
して発生せぬようにして、健康を害することのない製品
が実現でき、また製品化されたものは湿気を帯び難く、
保管が容易になるという効果を奏する。
は常圧又は少ない減圧条件下で、その後は大きな減圧条
件下で処理を行い、加熱油から取出した菓タバコをノー
マルヘキサン等の脱油剤にて油分を除去するので、短時
間にて処理が行え、また味覚、香りの成分及び色素の分
解、変質を防止でき、商品価値の低下を防ぎ、また低タ
ールであると共に、喫煙時にタール燃焼物が有害成分と
して発生せぬようにして、健康を害することのない製品
が実現でき、また製品化されたものは湿気を帯び難く、
保管が容易になるという効果を奏する。
特許出願人 中 園 修 三
代理人 松 尾 息一部
Claims (1)
- １） 莱タバコを、予熱した動物油又は植物油の加熱油
中に投入して浸漬し、減圧条件下で加熱油の温度を適宜
維持しながら、加熱油を熱媒体として脱水処理し、同時
に葉タバコ中のタールを加熱油にて変質せしめ、しかも
減圧条件は、初期は常圧又は少ない減圧状態で、またそ
の後は大きな減圧状態にて設定し、次いで、熱油中から
菓タバコを取出し、ノーマルヘキサン等の脱油剤にて脱
油することにより喫煙時にタール燃焼物が有害成分とし
て発生せぬようにすることを特徴とする菓タバコの加工
処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8084184A JPS60224482A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 葉タバコの加工処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8084184A JPS60224482A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 葉タバコの加工処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60224482A true JPS60224482A (ja) | 1985-11-08 |
| JPH0458308B2 JPH0458308B2 (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=13729584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8084184A Granted JPS60224482A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 葉タバコの加工処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60224482A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021106040A1 (ja) * | 2019-11-25 | 2021-06-03 | 日本たばこ産業株式会社 | たばこ材料の製造方法、シート、非燃焼加熱型香味吸引器具及び非燃焼加熱型香味吸引システム |
-
1984
- 1984-04-20 JP JP8084184A patent/JPS60224482A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021106040A1 (ja) * | 2019-11-25 | 2021-06-03 | 日本たばこ産業株式会社 | たばこ材料の製造方法、シート、非燃焼加熱型香味吸引器具及び非燃焼加熱型香味吸引システム |
| JPWO2021106040A1 (ja) * | 2019-11-25 | 2021-06-03 | ||
| EP4066654A4 (en) * | 2019-11-25 | 2023-10-18 | Japan Tobacco Inc. | METHOD FOR PRODUCING TOBACCO MATERIAL, SHEET, HEATING-FREE-COMBUSTION TYPE FLAVOR INHALER, AND HEATING-FREE-COMBUSTION-TYPE FLAVOR INHALATION SYSTEM |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0458308B2 (ja) | 1992-09-17 |
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