JPS60223926A - 空気調和機の取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷媒や冷水または温水を用いて冷暖房を行うセ
パレート型窄気調和機において、室内ユニ、ト又は室外
ユニットを壁面に簡単に取付けられる取付構造に関する
ものである。

従来例の構成とその問題点 セハレート型室気調和機は室内ユニットのみを室内に設
置し、室外ユニットを外部に設置するためウィンド型等
の一体形のものにくらべ室内騒音が一般に低く、又、窓
がない部屋でも設置出来る等の利点がある反面、ユニッ
トヲ二箇以上に分離しているため、据付に時間を要する
ことが問題点としてあげられる。特に壁掛型においては
室内ユニットの据付に手間がかかり、需要のピーク時期
の据付工事の障害となっていた。

又、室内ユニット本体を壁面に取付ける場合には一般に
据付桟、据付板、据付金具等を要し、壁面との間に隙間
が出来るものが多く、室内の美観を損ねたり、圧迫感を
生ずる場合があった。

又、壁掛型を和室に取付ける場合、通常天井の廻り縁と
鴨居の間に設置し、鴨居の上部の壁に貫通孔をあけて、
室内ユニストと室外ユニットを接続する配管や配線、或
いはドレンホース全通しているが、廻り縁と鴨居の間隔
が狭い場合は所定の位置に貫通孔をあけられないことが
あり、或いはドレン水の排出に必要な勾配がとれないた
めユニットの配置が困難でめった。

第１図は従来の壁掛型セパレート型空気調和機の室内ユ
ニットを和室の天井付近に取付した断面図全示し、１は
突気調和機の室内ユニット本体、２は室内ユニット本体
１に設けられた引掛用ツメ、３は据付板、４は据付板取
付ネジ、５は据付桟、６は据付桟取付ネジ、７は廻り縁
、８は鴨居、９は壁、１０は壁面にあけられた貫通孔、
１１および１２は室内ユニ・、トと案外ユニットｉ接続
する接続配寡、１３は同じく前記両ユニットを接続す天
井を示す。

このような構成において、室内ユニット本体１を据付け
る場合の一例を示すと、捷ず、型紙などを使用して壁９
にあける貫通孔１０の位置をよく考慮しながら室内ユニ
ット本体１の据付位置を選定し、据付桟５の位置を決定
し、据付桟取付ネジ６で廻り縁７および鴨居８に据付桟
５を固定する。

次に据付板３を据付板取付ネジ４で据付桟５に固定する
。次に貫通孔１０をあけて保護パイプ１６を通し、その
中へ接続配管１１および１２、接続電線１３、ドレンホ
ース１４を通す。そして室内ユニット本体１の引掛ツメ
２を据付板３に掛けて保持させた後調節ネジ１５で前後
の傾きを調節し室内ユニット本体１より排出するドレン
水がスムーズに排出されるかチェックする。次に室外側
より配節穴蓋１７をかぶせ室外より雨水が侵入しない様
パテ１８をつめてシールする。

以上の例で示した様に従来のセパレート型空気調和機の
壁掛型においては据付用部品も多く、据付工事に手間が
かかるとともに、天井の低い和室の場合、前述の如く壁
貫通孔をあけるスペースがとれず据付位置に制約が出来
たり、又は据付工事が困難になるなどの難点があり、又
室内ユニ、ト本体とを面の壁との間に隙間が出来るため
に美観を損ねたり、ユーザーに圧迫感を与えたりすると
いう欠点があった。

又、据付用部品の数が多いためコスト的にも高くなるの
も問題点であった。

発明の目的 ともに美観を損はず安価に取付出来る構造を得ることを
目的とするものである。

発明の構成 この目的を達成するために本発明は、室内ユニ７）より
突出したパイプ状の突起を設けこの突起の先端部分にネ
ジを切り、仕切り壁の貫通孔に前記パイプ状突起を貫通
させ、室内ユニットと壁をはさんで前記ネジに嵌合する
ナツトで締付けることにより室内ユニットを壁面に固定
させると共に前記パイプ状突起の内側に室内ユニ、トお
よび案外ユニットを接続する配管パイプ、配線およびド
レンホース等を通す様にしたものである。

この構成によって室内ユニットの取付構造は非常に簡単
となり、部品点数も少なく、据付時間の短縮、コストダ
ウン、据付場所の制約の緩和等がはかれるものである。

実園例の説明 以下、本発明をその一実施例を示す第２図および第３図
を参考に説明する。

第２図は本発明の一実施例における断面図を示し第３図
は正面図を示す。

零ｍ＝第２図において、２０は室内ユニット本体１より
突出した中空のパイプ状突起でその周囲にはネジ２１を
設けている。２２は前記ネジ２１と嵌合するナツトで壁
９をはさんで室内ユニット本体１を締付けて固定させる
ものである。２３は緩衝材で弾力性に富み耐候性の優れ
た材質例えばウレタンゴム等を使用し、壁９とナンド２
２０間にはさんで使用する。これは室内ユニット本体１
を壁９にナツトで締付ける際の適当な締付刀全得るため
の緩衛用となり、この緩衝材２３の壁面９へ密着する面
積を適当な大きさに保つことにより壁９への適正な受圧
面積を得ることが出来、室内ユニット本体１を強固に壁
９に保持することが出来ると共に壁面の陥没など初阻止
することが出来る。又この緩衝材２３は案外（屋外）側
に設置する場合、風雨が室内側へ浸入するのを阻止する
ソール側の役目をも兼ねている。又この緩衝材２３は室
内ユニット本体１の振動が壁に伝はるのを防止する防振
用の役目をも兼ね、防振効果を高めるために壁の両側に
配置してもよい。

さらに室内ユニットへネジ締めの際の締付けることが好
ましくない場合は壁をはさんで両側からナンド締めをす
る構造もとれる事は勿論でらる。

２４は室内ユニット本体１より前記パイプ状突起２０か
ら離れた位置で突出した固定具でネジ２５により壁面や
柱等に必要に応じて室内ユニット本体１の廻り止めのた
めに固定する。

第３図における２６は吸入口％２７は吹出口である。又
、第３図においてパイプ状突起２０の位置は右下部にな
っているが、この位置は左側でも）１　中央部でも同様
な機能をもつものである。

第２図、第３図において第１図と同じ番号については同
じ物を対応させであるため説明を省略する。このような
構成において、室内ユニツト本体１を据付ける場合の一
例を示すと、まず室内ユニット本体１の据付位置を選定
し、壁９に貫通孔１０をあけ、室内ユニット本体１のパ
イプ状突起２０をその内部に通した接続配管１１および
１２、接続配線１３、ドレンホース１４と共に貫通孔１
０を通して室外側に出し、そのネジ部２１に室外側より
緩衝材２３を通しナンド２２で壁９をはさんで室内ユニ
ット本体１を固定し、必要により固定具２４とネジ２５
により壁や柱に固定し廻り止めとする。次にドレン排水
がスムーズに流出することを確認したのちパテ１８で室
外側の配管貫通部をシールする。以上で室内ユニットの
据付工事は終了するので従来例とくらべてもよくわかる
ように非常に据付工事が簡単になる。なお上記の説明は
室内ユニットの据付の場合を示したが、室外ユニットの
軽量化が進んだ現在ではこの取付構造は室外ユニットに
も充分適用し得るものである。又第２図および第３図に
おける実施例では本体後面に貫通孔を設けて固定を七で
いるが本体側面に貫通孔を設けて固定する場合にも適用
可能である。

発明の効果 本発明の空気調和機の取付構造は空気調和機本体より突
出し壁全貫通するパイプ状突起を設け、このパイプ状突
起の周囲にネジ部を設け、このネジ部に底金するナツト
を設け、前記空気調和機本体とＩＷｋはさんでナツトで
締付けて壁に固定するもので、構造が簡単で取付に使用
する部品も少なく安価で、取付工事も容易で、据付場所
の制約が少なく、壁面に密着して取付が出来るなどの優
れた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の壁掛型セパレート型空気調和機の室内ユ
ニットの取付状態金示す断面図、第２図は本発明の一実
施例における壁掛型上ノくレート型空気調和機の室内ユ
ニットの取付装置を示す断面図、第３図は同室内ユニッ
トの一部切欠正面図である。 １　・・室内ユニ、上本体、９・・・・・・壁、１０・
・・・・・四二′＆クヤ　噌　１　・・・・・・を内シ
槃西−答−１２、、・、、、朝藁参ｒ西Ｐ管、１３・・
・・接続配線、１４　・・ドレンホース、２０・　・パ
イプ状突起、２１　・・・・ネジ、２２　・パナノト、
２３・・・・・・緩衝材。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 室

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室内ユニット又は室外ユニ・７）の本体より突出し壁を
   貫通するパイプ状の突起を設け、このパイプ状突起の周
   囲にネジ部を設け、このネジＳに嵌合するナツトを設け
   、前記室内ユニット又は室外ユニットと壁をはさんで前
   記ナツトを対向させると共に前記パイプ状突起のネジ部
   に前記ナノトラ嵌合させ締付けて前記ユニットヲ壁に固
   定させると共に、前記パイプ状突起の内部に室内外ユニ
   ットを接続する配管パイプ、配線及びドレンホース等を
   通して壁を貫通させた牟吐壮！≠者空気調和機の取付装
   置。