JPS60223786A - ジブクレ−ンにおけるジブ折曲装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明線、クライミングクレーンや建築物の屋上に設置
したジブクレーンなどの高所作業用のジブクレーンに関
するものである。

〔従来技術〕

上述のジブクレーンは、一般に第１図に示すよ　゛うに
、地表面又状建築物１７床面上に設置したマスト４と、
そのマスト４の頂端に旋回可能に支持したクレーン本体
１と、そのクレーン本体１に起伏可能に装着したジブ２
と、クレーン本体１に搭載したＡフレーム３２巻上ウィ
ンチ５および起伏ウィンチ６と、その巻上ウィンチ５に
一端を巻装した巻上ロープ７と、起伏ウィンチ６とジブ
２の先端との間に張設した起伏ロープ８およびペンダン
トロープ１１とを備える。前記ジブ２は、７ツト部１８
と、先端部１９と、その７ツト部１８と先端部１９との
間に適宜所要数ジヨイントした繋ジブ部加とからなル、
さらに第３図に示すように、このフット部１８．先端部
１９および繋ジブ部加のジヨイント部に繋ぎ用のブラケ
ット１５を設け、このブラケット１５にジヨイントピン
１６を挿入したシ、または引抜いたシすることによ）、
ジブ２のフット部１８と繋ジブ部加、繋ジブ部加と繋ジ
ブ部加、繋ジブ部加と先端部１９をジヨイントしたシ、
または分解したシすることができる。前記巻上ロープ７
は他端にフック（図示せず）を取付けて荷を吊上げたシ
吊下したシする。前記起伏ロープ８は一端を起伏ウィン
チ６に巻装し、他端をプライドル９とＡフレーム３の先
端にピン２１によシ回動自在に取付けたハンガー１０と
の間に巻装し、一方前記ペンダントロープ１１は一端を
プライドル９に、他端をジブ２の先端部１９にそれぞれ
連結し、ジブ２を起伏する。

かかるジブクレーンは、作業終了後には適宜構成部材に
分解し、その分解した構成部材を地上に下す。すなわち
、第４図に示すように分解するジブクレーンＡと建築物
１７の側面との間のほぼ中間に、分解するジブクレーン
Ａのクレーン能力よシ小さいクレーン能力のジブクレー
ンＢを設置し、この小能力のジブクレーンＢによシ大能
力のジブクレーンＡを適宜構成部材に分解し、その分解
した構成部材を地上に下す。この場合、大能力ジブクレ
ーンＡの内ジブ２は全長が長くかつ重量が重いため、こ
のジブ２を分解して地上に下すのが大変である。特に、
ジブ２を分解することが一番大変である。なお、ここで
クレーン能力とは、吊上荷重と作業半径との積を言う。

ところが、上述の大能力のジブクレーンＡは、ジブ２の
全長が長いため、ジブ２を伏した状態では第１図の実線
に示すように、ジブ２０重心Ｗｇがクレーン本体１の旋
回中心ＯからＸと大きく離れている。また、ジブ２を起
した状態では第１図の二点鎖線に示すように、ジブ２０
重心Ｗｇが建築物１７の屋上面からＹと高く位置する。

一方、この大能力のジブクレーンＡやこの大能力のジブ
クレーンＡを分解するジブクレーンＢは、定設置型のも
のであって移動することができない。従って、上述の大
能力のジブクレーンＡのジブ２を分解するに社、あｔｂ
小能力の分解用のジブクレーンでは能力不足１作業半径
や揚程不足となるため、ある程度の大きさの能力の分解
用のジブクレーンを設置する必要がおる。すなわち、上
述の大能力のジブクレーンＡを分解するには、能力が大
能力のジブクレーンＡよシ２段下のジブクレーンでは分
解することができず、能力が大能力のジブクレーンＡよ
９１段下のジブクレーンを設置する必要がある。このた
めに、大能力のジブクレーンＡを分解した生能力のジブ
クレーンを分解するためにさらに小能力のジブクレーン
を設置する必要があシ、ジブクレーンの分解に多大の労
力と時間とコストがかかると言う問題がある。

〔発明の目的〕

本発明は、上述の問題点を解決したジブクレーンにおけ
るジブ折曲装置を提供せんとするものである。

〔発明の構成〕

本発明のジブクレーンにおけるジブ折曲装置は、ペンダ
ントロープをガイドするガイドシーブと、そのガイドシ
ーブを先端に回動自在に取付け、基端を繋ジブ部のジヨ
イント部近傍の内ジブフット部側に設けたシーブ取付用
ブラケットと、前記繋ジブ部のジヨイント部近傍の内ジ
ブフット部側に設けた巻上ロープ繋ぎ用ブラケットとを
備えたことを特徴とする。

〔作用〕

巻上ロープを巻上ロープ繋ぎ用ブラケットに繋ぎ、繋ジ
ブ部のジヨイント部のジヨイントビンを抜き、巻上ロー
プを巻上けることによシ、ジブを折曲けることができ、
しかもペンダントテープをガイドシーブに受けさせるこ
とによシ、ジブをさらに鋭角に折曲げることができる。

〔実施例〕

以下、本発明のジブ折曲装置の一実施例を第２図乃至第
４図を参照して説明する。

図中、第１図と同符号は同一のものを示す。

しかして、この実施例における本発明のジブ折曲装置は
、ペンダントロープをガイドするガイド７−プ１２と、
シーブ取付用ブラケット１３と、巻上ロープ繋ぎ用ブラ
ケット１４とを備える。前記シーブ取付用ブラケット１
３は、Δ形影状をなし、その折曲部分（先端）にガイド
シーブ１２をビンｎによシ回動自在に取付けたものであ
る。このプラケツ）　１３の脚部分の下端（基端）を、
ジブフット部１８から１番目の繋ジブ部加と２番目の繋
ジブ部加との間のジヨイント部近傍の内ジブ７ツト部１
８側の繋ジブ部加のジヨイント部近傍に取付ける。前記
巻上ロープ繋ぎ用ブラケット１４を、同じくジブフット
部１８から１番目の繋ジブ部加と２番目の繋ジブ部旬と
の間のジヨイント部近傍の内ジブ７ツト部１８側の繋ジ
ブ部加のジヨイント部近傍上面に設ける。

この実施例における本発明のジブ折曲装置は、以上の如
き構成よシなシ、以下その操作について説明する。

大能力のジブクレーンＡの作業が終了し、この大能力の
ジブクレーンＡを分解する場合は、第４図に示すように
、大能力のジブクレーンＡと建築物１７の側面との間の
ほぼ中間に、クレーン能力が分解する大能力のジブクレ
ーンＡのクレー／能力よシ２段下の小能力のジブクレー
ンＢを設置する。

次に、シープ支持ブラケット１３や巻上ローブ繋ぎ用ブ
ラケット１４を設けたジブ７ツト部１８から１番ジヨイ
ント部の上面側のブラケット１５からジヨイントビン１
６を引き抜く。次いで、巻上ロープ７を巻上げる。する
と、ジブ２はジブフット部１８から１番目の繋ジブ部加
と２番目の繋ジブ部加との間のジヨイント部下面側にお
いて折曲がる。そして、ペンダントロープ１１をガイド
シープ１２に受けさせ、さらに巻上ロープ７を巻上げる
ことによシ、ジブ２を鋭角に折曲げることができる。と
のとき、巻上ａ−プ７は起したジブ２を支持し、一方起
伏ローズ８およびペンダントロープ１１は折曲げたジブ
２の２番目の繋ジグ部加から先端部側の部分を支持し、
ジブ２の折曲は状態を保持することができる。また、ガ
イドシープ１２はペンダントロープ１１を受けてジブ２
を鋭角に折曲けても、ペンダントロープ１１が折曲げた
ジブ２に接触するのを防ぐ仁とができる。

このように、ジブ２を折曲げることができるので、第２
図に示すように、折曲けたジブ２０２番目の繋ジブ部加
から先端部の重心Ｗｇは、従来の真直に伸して伏した状
態のものの重心Ｗｇより、クレーン本体１の旋回中心０
に近づき、かつ高さが低くなる。すなわち、クレーン本
体１の旋回中心Ｏから重心”ｇ　ｔ　”ｇまでの距離Ｘ
、Ｘが本発明の方が従来のものよル短かく、かつ建築物
１７の床面からの高さＹ、Ｙも本発明の方が従来のもの
より低い。

仁の結果、大能力のジブクレーンＡのジブ２のモーメン
ト荷重（クレーン本体１の旋回中心Ｏから重心−ｍ　Ｗ
ｇまでの距離ｘ’、　ｘと、重量との積）を小さくする
ことができ、しかも重心Ｗｇを低い位置に位置させるこ
とができ、従ってクレーン能力が大能力のジブクレーン
Ａよシ２段下のＩ」−能力のジブクレーンＢによシ、大
能力のジブクレーンＡ１特に全長が長く重量が重いジブ
２を分解することができる。

そして、小能力のジブクレーンＢによシ大能力のジブク
レーンＡを分解して地上に下した後は、三股などを設置
し、その三股で小能力のジブクレーンＢを分解して地上
に下し、その三股は人力で〔発明の効果〕 以上の実施例からも明らかなように、本発明のジブクレ
ーンにおけるジブ折曲装置は、ジブを折曲げて保持する
ことができるので、小能力のジブクレーンで大能力のジ
ブクレーンを分解することができ、中間に中能力のジブ
クレーンの設置を省略することができ、ジブクレーｙの
分解作業に時間、労力、コストを低減させることができ
る。％に、本発明においては、ジブを鋭角に折曲げて、
折曲けたジブの先端部の重心をさらに本体に近づけかつ
低くすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来一般のジブクレーンの側面図である。第２
図乃至第４図は本発明のジブクレーンにおけるジブ折曲
装置の一実施例を示し、第２図は本発明のジブ折曲装置
を備えたジブクレーンのジブを折曲げた状態の１１１面
図、第３図は要部の拡大図、第４図は大能力のジブクレ
ーンと小能力のジブクレーンの設置状態を示した平面図
である。 １・・・クレーン本＆、２・・・ジブ３９・・・Ａフレ
ームー４・・・マスト、５・・・巻上ウィンチ、６・・
・起伏ウィンチ、７・・・巻上ロープ、８・・・起伏ロ
ープ、９・・・プライドル、１０・・・Ｉ・ンガー、１
１・・・ペンダントロープ、１２・・・ガイドシープ、
１３・・・シープ取付用ブラケット、１４・・・巻上ロ
ープ繋ぎ用ブラケット、１５・・・ブラケット、１６・
・・ジヨイントピン、１７・・・建築物、１８・・・ソ
ゲフット部、１９・・・先端部、加・・・繋ノブ部。 特許出願人　日立建機株式会社 代理人　弁理士　秋　本　正　実 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. クレーン本体と、繋ジブ部を適宜所要数ジヨイントして
   クレーン本体に起伏可能に装着したジブと、クレーン本
   体に搭載した巻上ウィンチおよび起伏ウィンチと、その
   巻上ウィンチに巻装した巻上ロープと、起伏ウィンチと
   ジブ先端との間に張設した起伏ロープおよびペンダント
   ロープとを備えたジブクレーンにおいて、前記ペンダン
   トロープをガイドするガイドシープと、そのガイドシー
   プを先端に回動自在に取付け、基端を前記繋ジブ部のジ
   ヨイント部近傍の内ジブ７ツト部側に設けたシープ取付
   用ブラケットと、前記繋ジブ部のジヨイント部近傍の内
   ジブ７ツト部側に設けた巻上ロープ繋ぎ用ブラケットと
   を備えたことを特徴とするジブクレーンにおけるジブ折
   曲装置。