JPS60223706A - ブラシベルト駆動パレツトコンベヤ−のパレツト停止位置決め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、循環作動するブラシベルトで駆動する新規
なパレットコンベヤーのパレット停止位置決め装置に関
する。

コンベヤーによってラインを構成し、半加工物を載置し
たパレットを送り、一定位置でこれを停留させてパレッ
ト上の半加工物に種々の加工を施すようにしたパレット
コンベヤーは公知である。

従前公知のパレットコンベヤーは、コンベヤーフレーム
に平行する固定レールを設けると共に、この固定レール
に平行して駆動ベルトを循環作動させる一方、パレット
に走行ローラー及びガイドローラーを設け、上記駆動ベ
ルトに圧接してこのベルトの駆動力を受ける圧接ローラ
ーを設けると共に、パレットを停止させる為の停止ロー
ラーあるいは停止位置決めの為のローラー等積々の付属
物を装備させていた。

この従前公知のバレントコンベヤーにおけるパレットは
、上記の通りローラー等多くの付属物を取付ける為、パ
レット単体の重量が大きくなるだけでなく、パレット単
体のコストも高くなる。そしてこのパレット単体の重量
が大きいことは、それだけパレットの取扱いに力がいる
ことになる欠点となる。又パレットはこのパレットコン
ベヤー専用のものであり、パレットの数を多く揃えなけ
ればならない為、パレット単体のコストが高いことは、
パレットコンベヤー全体のコストも高くなる欠点となっ
ていた。

発明者らは、上記の点に鑑み、パレットには極力付属物
を装備させる必要をなくして軽量とし、その取扱いを容
易とすると共に、パレット単体のコストを低くし、パレ
ットの数が多くなってもパレットコンベヤー全体のコス
トを低くすることを目的として新規なパレットコンベヤ
ーを開発した。゛即ちこの新規なパレットコンベヤーは
、夫々のコンベヤーフレームの内側にコロ列を設けて、
このコロ列上にパレットを載置し、コンベヤーフレーム
に循環作動するブラシベルトを配し、このブラシベルト
のブラシ面により、上記パレットを挟圧保持して送るよ
うにしたものである。

この発明は、このブラシベルト駆動パレットコンベヤー
において、パレットを定位置に高精度に停止させ且つ安
定よく停止位置を保持する新規な停止位置決め装置を提
供するものである。

この為に本発明では、互いに平行するコンベヤーフレー
ムにブラシ面を内向きとし且つ対向して循環作動する一
対のブラシベルトを設け、夫々のコンベヤーフレームの
内側にコロ列を設け、このコロ列上に載置したパレット
の側面に上記ブラシベルトのブラシ面を圧接してパレッ
トを搬送するようにしたパレットコンベヤーにおいて、
上記コンベヤーフレームの内側に平行壁によって構成し
たコロ列受は溝を設け、このコロ列受は溝内に弾性体を
収め、この弾性体上に、断面略Ｕ字形状のコロ受はフレ
ームに複数のコロを軸支して構成した可動コロ列を載置
し、各コロの上面を上記平行壁の上面より上位に位置さ
せ且つ下位にまで降下可能にすると共に、先端に向けて
小径となるよう傾斜形状とした位置決め突起と、この位
置決め突起と対応する形状からなる位置決め四部の何れ
か一方をパレットに設け、他方を該一方の突起あるいは
凹部と対応する適宜定位置に設けてなることを特徴とす
るものである。

以下図面に示した好ましい実施例により本発明の詳細な
説明する。

図中１．Ｌが平行して設けたコンベヤーフレームで、そ
の内側に後に詳述する複数組のコロ列２゜２を連続して
設けである。３がパレットでコロ列２．２上に載置され
て送られる。４，４が上記パレット３を送り駆動するブ
ラシベルトで、このブラシベルトは無端体に構成してあ
り、同一方向に向けて無数の線材を植立させてブラシ状
にしである。そしてこのブラシベルト４，４は、夫々の
フレーム１．１の内側位置に互いに対向させて循環作動
するよう配置させてあり、ブラシ面がパレット３の側面
に圧接するようにしである。このブラシを構成する無数
の線材は、夫々が平行するように植立させてあり、而も
ベルトから直角に起立するように植毛するのではなく、
僅かに傾斜する程度に植毛しである。而もこれをフレー
ムｌ、１に配置させる際には、該ブラシの傾斜方向をパ
レットの送り方向とは逆の向きとなるようにしである。

このブラシベルト４の配置は、図示してないが通常の循
環ベルトと同様ベルトプーリー（図示せず）間に掛は渡
し、駆動モーター（図示せず）の駆動力によって循環作
動するようにしである。

第１図乃び第２図に示す５がコロ列受は溝で、上記コン
ベヤーフレーム１の内側に平行に形成シである。このコ
ロ列受は溝５は、該コンベヤーフレームｌと一体に平行
形成した平行壁６．６によヮて構成され、このコロ列受
は満５内にコロ列を収めである。

複数組のコロ列２ａ、２ｂ、２ｃ・・・・・・は、夫々
断面略Ｕ字形状からなるコロ受はフレーム７に、複数個
のコロ８，８を軸支して構成しである。図示した実施例
では、パレット上に載せた半加工物９に対して加工作業
を行う作業ロボットＩＯに臨む位置のコロ列２ｂ、２ｄ
を可動コロ列としてあり、その他のコロ列２ａ、２ｃを
固定コロ列としである。固定コロ列２ａ、’ｌ’ｃは、
コロ８の上部が平行壁６，６の上面６’、　６’より常
に上方に位置するようその位置を固定しである。

可動コロ列２ｂ、２ｄは、上記コロ列受は溝５内に弾性
材１２を介在させ、この弾性材１２上に載置されている
。この可動コロ列２ｂ、２ｄの通常状態においては、コ
ロ８の上部が固定コロ列のコロと同高位となるよう平行
壁６．６の上面６′。

６′より上方に位置するが（第１図示）、例えばクラン
プ装置１３によってパレット３が押下されると、弾性材
１２の弾力に抗して可動コロ列２ｂ、２ｄを押し下げ、
パレットを平行壁６，６の上面６’、　６’に圧接する
ようにしである。図示した実施例では、この弾性材１２
にチューブを使用し、このチューブ内に空気を注入した
ものを示し、必要ならばチューブ内の空気を抜くことに
よって可動コロ列を自重降下するようにしてもよい。

更に図中１４が位置決め突起で、この位置決め突起は、
図示する通り先端に向けて小径となるよう傾斜形状即ち
テーパー形状としである。２図示した実施例ではコロ列
受は溝５を構成した平行壁６の上面６′上に突出させて
設けである。又図中１５が位置決め凹部で、これは上記
位置決め突起１４と対応する形状からなっている。そし
て図示した実施例ではこの位置決め凹部１５をパレット
３の下面に形成しである。この位置決め突起１４及び凹
部１５の位置は図示した実施例に限るものではない。例
えば上記クランプ１３の下端に位置決め凹部を形成し、
これと対応するパレット３の上面に位置決め突起を突設
してもよい。

上記の通りの構成からなる本発明装置の作動につき以下
説明する。

ブラシベルト４は第４図上右方に循環作動され、コロ列
２．２上に載置されたパレットは、第５図上に示される
通り、一対のブラシベルト４．４のブラシ間に弾性挟持
される。従ってこのパレットは第４図上右方向に送られ
る。そこで何らかの力がパレットに加わりパレットが停
止されると、ブラシベルトのブラシはパレットの側面を
擦過し、パレットをそれ以上強制的に送ることはなく、
停留させる。

図面には示してないが、公知のパレットコンベヤー同様
、一定間隔毎にストッパーを設けておけばよい。

而してパレット３が可動コロ列２ｂあるいは２ｄ上に達
し、図示しないストッパーによって停止させた状態で、
図示した実施例の場合、クランプ装置１３によってパレ
ット３を押し下げると、可動コロ列２ｂあるいは２ｄが
弾性材１２の弾力に抗して押し下げられ、その下面が平
行壁６，６の上面６’、　６’上に圧接され、位置決め
突起１４と位置決め凹部１５との嵌合によって定まった
位置に固定される。従ってこの固定停留状態で半加工物
９に対し加工作業を行えばよい。而して加工を終了しク
ランプ装置１３の押下作用を解くと、可動コロ列が弾性
材１２の弾力によって押し上げられ、ブラシベルト４の
送り作用を受けて、次行程へと送られる。

畝上の如く本発明装置によれば、パレットの停止状態で
は、このパレットを平行壁５の上面に圧接させるから、
その安定性はきわめて良好で、バレント上の半加工物に
対する加工作業を安定して行うことができる。そして本
発明では、先端に向けて小径となるよう傾斜形状即ちテ
ーパー形状とした位置決め突起かこれに対応する位置決
め四部をパレットに設け、対応する位置決め凹部かある
いは突起を適宜定位置に設けた結果、上記パレットの停
止状態におけるパレットの上記平行壁上面への圧接によ
って上記位置決め突起と位置決め凹部とが嵌合し、パレ
ットの停止位置を高精度に決めることができる。即ち本
発明装置によればパレットの停止位置決めを高精度に而
も安定よくすることができた大きな利点を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明装置の好ましい実施例を示し、第１図及び
第２図はその一部切断正面図で、第１図はパレットの走
行状態を、第２図はパレットの停止状態を示す。第３図
は本発明装置を具備したブラシベルト駆動バレ７）コン
ベヤーの概略平面図、第４図はその一部切欠拡大平面図
、第５図はその一部切断正面図である。 ｌ・・・・・・コンベヤーフレーム　２・・・・・・コ
ロ列２ｂ、２ｄ・・・・・・可動コロ列 ３・・・・・・バレント　４・・・・・・ブラシベルト
５・・・・・・コロ列受は溝　６・・・・・・平行壁６
′・・・・・・土面　７・・・・・・コロ受はフレーム
８・・・・・・コロ　１１・・・・・・固定台１２・・
・・・・弾性材　１３・・・・・・クランプ装置１４・
・・・・・位置決め突起　１５・・・・・・位置決め凹
部４　１２ 手続補正書（自発） １．事件の表示 昭和５９年特許願第７９５９２号 ２６発明の名称　ブラシベルト駆動パレットコンベヤー
のパレット停止位置決め装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 愛知県額田郡幸田町大字野場字四ノ塚３の２セントラル
コンベヤー株式会社 代表者中用弘史 ４、代理人 東京都千代田区飯田橋三丁目１１番５号６、補正の内容
　別紙の通り 補正の内容 （ｌ）、明細書の第６頁第１０行目に記載された「する
ようにしである。」の後に、 「また図面に示したブラシベルトは、ベルトの片面全域
にブラシを植毛したものを示したが、ベルトに間隔をお
いてブラシを植毛し、ブラシのなむ）部分のあるブラシ
ヘルドとしてもよｌＩ）。」の記載を補充する。 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 互いに平行するコンベヤーフレームにブラシ面を内向き
   とし且つ対向して循環作動する一対のブラシベルトを設
   け、夫々のコンベヤーフレームの内側にコロ列を設け、
   このコロ列上に載置したパレットの側面に上記ブラシヘ
   ルドのブラシ面を圧接してパレットを搬送するようにし
   たパレットコンベヤーにおいて、上記コンベヤーフレー
   ムの内側に平行壁によって構成したコロ列受は溝を設け
   、このコロ列受は溝内に弾性体を収め、この弾性体上に
   、断面略Ｕ字形状のコロ受はフレームに複数のコロを軸
   支して構成した可動コロ列を載置し、各コロの上面を上
   記平行壁の上面より上位に位置させ且つ下位にまで降下
   可能にすると共に、先端に向け゛て小径となるよう傾斜
   形状とした位置決め突起と、この位置決め突起と対応す
   る形状からなる位置決め凹部の何れか一方をパレットに
   設け、他方を該一方の突起あるいは凹部と対応する適宜
   定位置に設けてなることを特徴とするブラシベルト駆動
   パレットコンベヤーのパレット停止位置決め装置