JPS60223612A

JPS60223612A - 角形鋼管製造設備における縦継溶接装置

Info

Publication number: JPS60223612A
Application number: JP8272684A
Authority: JP
Inventors: Takayasu Ikenaga; 高健池永
Original assignee: Hitachi Zosen Corp
Current assignee: Hitachi Zosen Corp
Priority date: 1984-04-23
Filing date: 1984-04-23
Publication date: 1985-11-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は角形鋼管製造設備における縦継溶接装置に関す
るものである。

従来例の構成とその問題点先ず、第１図に基づき角形鋼管製造設備のライン全体に
ついて説明する。（１）は素材コイルに）から鋼板■を
引出すと共に矯正を行うピンチロールレベラー、（２）
はピンチロールレベラー（１）を通過した鋼板（６）の
両側縁を切りそろえるトリマー装置、（３）は切りそろ
えられた鋼板の）の両側縁を所定形状に成形する側縁矯
正機、（４）は側縁矯正機（３）を通過した鋼板■を所
定長さに切断する切断機、（５）は所定長さに切断され
た鋼板■を曲げて角形鋼管近似形状に成形するプレス、
（６）は角形鋼管近似形状の先行成形品（０の後端部と
後行成形品■の先端部とを仮溶接する縦継溶接装置、（
７）は縦゛継溶接された連続成形品■を角形鋼管正規形
成にする成形ロール機、（８）は成形ロール機（７）に
よって支持されている連続成形品０の両フランジの側縁
を突合わせ溶接する高周波溶接機、（９）は上記突合わ
せ溶接部のビードを取除くビード取り機、ＱＯはビード
除去後の連続成形品を冷却する冷却装置、（ロ）は冷却
装置αＱ前方に設けられた連続成形品■の歪取り用矯正
口−ル機、（２）は矯正ロール機（ロ）前方に設けられ
た超音波探傷器、（至）は超音波探傷された連続成形品
■の仮溶接部を、連続成形品の移送に追従しながら切断
する走間分離機、α→は走間分離機（２）によって所定
寸法に切断された最終成形品即ち製品■を梱包寸法に切
断する鋸である。

上記構成において、プレス（５）により角形鋼管近似形
状に成形された成形品（Ｑの断面形状は正確には一つ一
つ相違しており、縦継溶接装置（６）で先行成形品（０
の後端部と後行成形品（Ｑの先端部とを単に突き合わせ
て縦継溶接したのでは両成形品（Ｑの継ぎ目に段ができ
て製品価値が低下するものである。

発明の目的本発明は上記従来の欠点を解消する角形鋼管製造設備に
おける縦継溶接装置を提供することを目的とする。

発明の構成上記目的を達成するため、本発明の角形鋼管製造設備に
おける縦継溶接装置は、角形鋼管の搬送方向に沿って移
動自在な台車を設け、該台車の適所に先行成形品の後端
部と後行成形品の先端部とを突合わせ状態で載置するた
めの下面合せ台を設け、上記両成形品端部の上面を下面
合せ台に向けて押圧する昇降ブロックを設け、上記両成
形品端部の両側面を成形品の中心に向けて押圧する横移
動ブロックを設け、該横移動ブロック、昇降ブロックお
よび下面合せ台により支持されている両成形品端部の突
き合わせ箇所を溶接する溶接装置を設けたものである。

実施例と作用以下、本発明の一実施例を第２図〜第４図に基づいて説
明する。０は角形鋼管の搬送方向に沿って敷設されたレ
ール（ロ）上に載置された台車、（ト）は該台車αＱの
受棚（至）上に固定された駆動モータであって、駆動ス
プロケットホイール（４）、チェ２（２）および受動ス
プロケットホイール（２）を介して台車（ト）の一方の
車軸を正逆転させ、もって台車（ロ）を矢印（６）また
は（ロ）方向へ走行させるものである。（至）は台車（
至）の上面の矢印ピ）（ロ）方向に沿って形成された溝
（財）の中央に配設された下面合せ台であって、その上
面に先行成形品（Ｑの後端部と後行成形品（Ｑの先端部
とを突き合わせ状態で載せるものである。（２）は溝（
財）内の下面合せ台に）の前後に配設された成形品支持
ローラ、に）は台車０１の上面四隅に立設されたコラム
であって、溝対向面（２ａＡ）は傾斜している。

（２）は各コラムに）の上面どうしを互いに連結する梁
、（至）は下面合せ台（２）の両側に設けた昇降ブロッ
クであって、外側縁が各コラム（２）の溝対向面（２６
Ａ）の内側角部に形成されたガイド溝（２）内に昇降自
在に挿入された一対のガイドプレート（２ａＡ）と、該
両ガイドプレート（２８Ａ）の下端に固着されたブロッ
ク本体（２８Ｂ）と゛、該ブロック本体（２８Ｂ）の上
面をガイドブレート（２ａＡ）に連結する一対のブラケ
ット（２８Ｃ）と、該両ブラケット（２８Ｃ）の上面間
に渡しかけられた横桁（２８Ｄ）とから構成されている
。上記ブロック本体（２８Ｂ）の下面には成形品’＜ｏ
のフランジＣＣ１）　（Ｃ２）が嵌入するための凹部に
）を形成してあり、またその上板部には両成形品（Ｃ）
の端部の突き合わせ箇所（２）に溶接トーチ（至）を接
近させるための切欠部曽を形成しである。■は本体が前
記梁（ロ）上のブラケット（至）にビン連結されると共
にピストンロッド先端が前記横桁（２８Ｄ）上のブラケ
ット（２）にピン連結された昇降ブロック用第１シリン
ダ、（２）は上記ブロック本体（２８Ｂ）の両側部にそ
れぞれ形成された凹部−にたつする貫通穴（至）内に矢
印（ハ）に）方向摺動自在に挿入された一対の横移動ブ
ロック、（至）は本体がブロック本体（ａａＢ）の側部
に固定されると共にピストンロッドの先端が横移動ブロ
ックに）に連結された一対の横移動ブロック用第２シリ
ンダである。

以下、上記構成における作用について説明する。

まず台車Ｑｆ）を適宜に走行させて先行成形品（Ｑの後
端部が下面合せ台に）上に載置される位置に停止させる
。次にプレス（６）で角形鋼管近似形状に成形された後
行成形品（Ｑの先端部を上記下面合せ台に）上に載置し
、両成形品（Ｑの端部どうじを突き合わせる。次に第１
シリンダ（ロ）を作動させて昇降ブロック翰を降下させ
、ブロック本体（２８Ｂ）を両成形品（Ｃ）のフランジ
（ＣＩ）　（Ｃ２）に押しあてる。そして第１シリンダ
（ロ）のシリンダ内圧が予め設定されている圧力にたつ
すると、プレッシャスイッチが作動し、昇降ブロック四
の降下が停止させられ、位置固定される。次に第２シリ
ンダ（２）を作動させて各横移動ブロック（ロ）を矢印
（ハ）方向へ移動させ、両成形品（Ｑの端部側面に押し
あてる（第２図実線状態）。

そして第２シリンダ（至）のシリンダ内圧が予め設定さ
れている圧力にたつすると、プレッシャスイッチが作動
し、各横移動ブロック（ロ）の移動が停止させられ、位
置固定される。これによって両成形品（Ｑの端部どうし
が完全に同一形状に位置決めされる。次にコラム（ホ）
間およびガイドプレート（２８Ａ）間の間隙から切欠部
（２）内に溶接トーチ（２）を挿入し、突き合゛わせ箇
所（２）を溶接する。なお溶接は、半自動、手動、完全
自動のいずれであってもよい。

上記実施例では比較的大きな成形品（０の場合を例にあ
げて説明したが、第２図に仮想線で示すような比較的小
さな成形品（０でも縦継溶接することができるものであ
る。

発明の効果以上述べたごとく本発明によれば、下面合せ台上の両成
形品端部に対し昇降ブロックと横移動ブロックとを押し
つけることによって両成形品の端部どうしを完全な同一
形状にすることができ、その両端部を縦継ぎ溶接した場
合に、その両者の継ぎ目に段ができないものであり、製
品価値を向上させることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は角形鋼管製造設備の概略工程図である。第２図〜第４図は本発明の一実施例を示し、第２図は一
部切欠き正面図、第８図は側面図、第４図は第２図のｆ
ｆ−ｆｆ矢視図である。（６）・・・縦継溶接装置、αゆ・・・台車、に）・・
・下面合せ台、（財）・・・昇降ブロック、０カ・・・
突き合わせ箇所、（２）・・・溶接トーチ、■−・・昇
降ブロック用第１シリンダ、勅・・・横移動ブロック、
■・・・横移動ブロック用第２シリンダ、（Ｑ−・・成
形品代理人　森本義弘第２図６第３図

Claims

【特許請求の範囲】

１、角形鋼管の搬送方向に沿って移動自在な台車を設け
、該台車の適所に先行成形品の後端部と後行成形品の先
端部とを突き合わせ状態で載置するための下面合せ台を
設け、上記両成形品端部の上面を下面合せ台に向けて押
圧する昇降ブロックを設け、上記両成形品端部の両側面
を成形品の中心に向けて押圧する横移動ブロックを設け
、該横移動ブロック、昇降ブロックおよび下面合せ台に
ぽより支持されている両成形品端部の突き合わせ箇所を
溶接する溶接装置を設けたことを特徴とする角形鋼管製
造設備に゛おける縦継溶接装置。